テンポドロップというインテリアアイテムを知っていますか?「天気管」とも呼ばれ、内部の液体の状態から天気を予測するという不思議なオブジェです。透明な液体の内部に結晶のできる姿で天気が予測でき、刻一刻と変わっていくその美しい姿は見ているだけでうっとりしてしまいます。そんな、不思議がつまったテンポドロップの魅力をご紹介していきます。
テンポドロップとは
モチーフはストームグラス
出典: item.rakuten.co.jp
テンポドロップは、ストームグラスという「天気管」がもとになって生まれました。これは天気を予測するために生まれた気象予測器です。19世紀に航海士が使っていたもので、100年以上も前から使われていました。
イギリス海軍のフィッツロイ中将が発明したことから、「フィッツロイの天気管」とも呼ばれます。透明な液体に溶け込んだ化学物質が、天気を察知することで結晶化し、見るたびに美しくさまざまな表情が生まれます。その神秘的な美しさがオブジェとして今大人気の雑貨です。
液体の秘密
テンポドロップの液体は水だけではなく、アルコールや化学薬品が溶かされています。その液体が、天候の変化によって内部に結晶を作り出し、その結晶の量や形、様子によってこれからの天気を予測することができるという仕組みを持っています。
透明な日もあれば、ある日は濁ったような姿だったり、雪のような結晶ができていたりとなんとも不思議で神秘的な姿は見ていても飽きを感じることがありません。
結晶ができる原理
テンポドロップの液体には、樟脳や硝酸カリウムなどの化学薬品が溶けています。それらが気候によって科学変化を起こし、天候の移り変わりで起こるさまざまな結晶の形で天候を予測するというものです。
ただ、現代でもはっきりとした原理は解明されていないことも多いそうです。未だ謎の残るストームグラスはそのミステリアスで神秘的な側面も、人々が惹かれる理由のひとつかもしれません。
結晶と天気の関係で見方も変わる
少ない結晶
テンポドロップは、結晶が日々変化していきます。この先お天気を見分けるポイントとしては、少ない結晶のときは晴れの日や、気温が高くなることが多いと言われています。そして、その結晶は底の方に沈殿して静かに佇むことが多いです。
透明な部分が多いほど、つるんとした形がより引き立ちますね。ガラスのゆらめきを感じる姿もとっても絵になります。光があたるような窓辺や、ライトの近くに置くとより神秘的できれいな姿が浮かび上がるようです。
こちらも透明な液体が割合的に多いので、この先も晴れそうな予感がします。
ふわふわとした細かな結晶が底に沈んでいますね。本当に同じものが二度と現れないのがとっても不思議なテンポドロップ。毎回眺める楽しみが増えそうです。
アイアンやコンクリートなどのちょっと男前なテイストの素材にも、ガラスのシンプルなテンポドロップはしっくりと溶け込みます。どんなインテリアにも馴染んで引き立てるので、オブジェとして優秀なアイテムだといえます。
たくさんの結晶
たくさんの結晶ができている場合は、この先天気が下り坂になることを表します。しかし、その結晶の状態でも天気の具合が変わってきます。このように、透明な部分の割合よりも結晶のほうが多く、白濁したような雰囲気になったとしたら雨が近づいている予兆を表します。
なんとも不思議な現象ですが、本当にこのような姿になるので、晴れの日とのギャップにたちまち魅了されてしまうのがテンポドロップの人気の理由のひとつです。
氷のような、雪のような幻想的な姿がとっても印象的です。一般には、雨の日には細かな星のような形をした結晶が増えてくる、といわれています。また温度や他の条件によっても絶妙に変わってくるため、形が予測できないのが面白さであるといえます。
まるで雪が降り積もったような美しさがありますね。つもり方や現れ方に規則性はないので、毎回見るたびに発見があるのがつい魅了されてしまう秘密です。
雫型のガラスは水滴そのものの世界観を醸し出し、その中に雪景色や水の景色が広がるなんともロマンティックな姿です。
羽根のような結晶
出典: item.rakuten.co.jp
羽根のような、葉っぱのような模様ができるときは、嵐や台風、強風など天気が荒れることを予兆します。こんな風に結晶の形まで天気の影響ででき方が変わるとは、本当にミステリアスで魅力的な一面があります。
シャボン玉が凍ったときのような、美しい羽根の模様がインパクトのある佇まいです。
このように、針葉樹やシダ植物のような模様ができたときも、お天気は荒れ模様が近いようです。お天気としてはあまり喜ばしいことではないですが、結晶の姿はとっても美しくてきれいですね。
降りたての雪の結晶のようなキラキラとした姿と、柔らかそうな見た目は一度触ってみたくなるほどです。
晴れた日はあんなに透明感があった液体も、お天気が荒れ模様になるにつれてこんなにみるみる成長していきます。向こう側が透けて見えなくなるほどの成長具合は、これからのお天気も心配になるかもしれませんね。
もし透明からちょっと濁ってきたような印象があれば、傘を持ってお出かけするのもいいかもしれません。
温度が下がると……
気温が下がると、全体的に細かなサイズの結晶が散りばめられたような姿になります。連なって成長したよう結晶とはまた違う姿ですね。
本物の雪のような繊細で可愛らしい結晶がたくさんできます。もうすぐ寒くなるのかな……と予感がしてきたら、お出かけも温かい格好を心がけてくださいね。
このようにテンポドロップはオブジェとしても、実用的にもいいアイテムといえます。
いろいろな形のテンポドロップ
雫型(横置きも可能)
出典: www.amazon.co.jp
テンポドロップとして、いちばん見かけることが多いのはこの雫型かもしれません。はじめて登場し、インテリアアイテムとして提供されるようになってからはそのシンプルで透明感のあるきれいな姿がたちまちおしゃれな人たちの間で話題になりました。
木の台座がついた、ナチュラルでみずみずしく落ち着いた佇まいは、テイストを問わず家のどんな場所にもしっくりと馴染みます。
出典: www.amazon.co.jp
またこの雫型タイプは、全体が丸みをおびている形なので、自由に角度を変えて置くことも可能です。たまにはこうして横置きにしてみても、またモダンで落ち着いた雰囲気ができて素敵です。
丸い部分に発生する結晶も、先細った部分にできる結晶も、この形の中でどんな風に成長していくのかとっても楽しみになります。ひとつは欲しい形ですね。
ミニサイズ
出典: www.amazon.co.jp
雫型のノーマルサイズよりも一回り小さく、手のひらにのるくらいのサイズです。こちらのタイプもころんとして可愛らしい姿をしていますね。
小さくてもしっかりと結晶の変化を楽しむことができ、移り変わりを眺めることに飽きを感じることがありません。はじめてのテンポドロップに、またふたつ目のサブにしてもぴったりの大きさです。インテリアの邪魔をしないので、ギフトにもおすすめのサイズです。
瓶詰め
出典: www.creema.jp
瓶に入ったタイプのテンポドロップは、雑貨として飾ることもできる姿が魅力的です。自分好みの瓶に移し替えてもいいですし、他のコレクションしている瓶と並べて置いても面白いですね。
馴染みやすい瓶の形はナチュラルなインテリアにとてもよく馴染み、ふとしたときに見られる結晶の変化にはっとすることも多いはず。どこに置いても絵になる形です。
出典: www.creema.jp
色付きの瓶に入っているテンポドロップもとってもきれいで素敵ですね。いくつか並べて、結晶の違いを比較するのも楽しいかもしれません。
ドーム
出典: www.e-khp.com
結晶の形や様子が観察しやすい、ドーム型のテンポドロップ。シンプルで落ち着いた佇まいは静かに天気を予測しながら結晶を作り上げていきます。より見やすく結晶を観察したい方におすすめです。
地球儀
出典: www.amazon.co.jp
19世紀の航海士が使っていたという、ロマンを感じるストーリーを持つストームグラスが地球儀の形をしています。航海での冒険がどんなものだったのか、思わず想いを馳せてしまいそうですね。
地球儀の形そのものがインテリア性も高く、なおかつテンポドロップの神秘性や美しさも兼ね備えている機能的な商品です。ギフトにもぴったりですね。
富士山型
日本の象徴とも言える、富士山型のテンポドロップも販売されています。ユニークで他には見ない形なので、必ず見る人にインパクトを与えること、間違いありません。
購入するなら
東急ハンズで
出典: blog.goo.ne.jp
なんでも手に入ることでお馴染みの東急ハンズ。もちろんテンポドロップも取り扱いがあります。生活雑貨からインテリア、ハンドメイドアイテムまで魅力的なものが何でも揃う東急ハンズ。
テンポドロップの既成品はもちろん、自分で手作りするためのアイテムも手に入れることができるので、お気に入りのものがきっと見つかりますよ。
もちろんインターネットのオンラインショップでも取り扱いがあるので、お近くに店舗がない場合はこちらを利用してくださいね。
楽天市場 シルクロ
出典: item.rakuten.co.jp
こちらでは、電球型やビンに入ったタイプのテンポドロップの取り扱いがあります。丸みを帯びた電球の形は、置いておくだけで目を引くこと間違いありません。
通常のテンポドロップよりも個性が欲しいという場合におすすめです。
TAK-lifestyle
出典: roomclip.jp
こちらでは、富士山型や浮き球を模したものなどユニークなテンポドロップの取り扱いがあります。ちょっと目を引くものが欲しいときに。
自宅用なら自作してみよう
用意するもの
テンポドロップを自分で作ってみませんか?必要な材料は以下のとおりです。
・樟脳:衣類の虫よけに使用されているものです。ドラッグストアなどで購入可能。
・硝酸カリウム:火薬の原料にもなるもので販売自体が難しく、薬局やネットで購入する場合は、氏名・住所・使用目的などの記入が必要です。
・塩化アンモニウム:薬局・ドラッグストア・インターネットなどで購入可能。
・アルコール:「無水エタノール」ならば消毒や掃除にも使えるのでおすすめです。ドラッグストアなどで購入可能。
・精製水(蒸留水):こちらもドラッグストアなどで購入可能です。
・蓋付のビン(薬品を混ぜる用)2個
・蓋付ビン(ストームグラスを作る用)欲しい数分
作り方
まず、硝酸カリウムと塩化アンモニウムを各5gずつ計量し、ひとつのビンに入れた蒸留水約70mlに溶かし込む。これをビンAと呼びます。
次に樟脳を約20g計量し、もうひとつのビンに入れた無水エタノールに溶かし込みます。これをビンBと呼びます。
そしてビンA・Bそれぞれを中身がしっかり無色透明になるまで溶かします。それから完全に溶け切ったらA・Bを混ぜます。これをビンCと呼びます。(どちらか片方のビンに入れて混ぜれば大丈夫です)
先ほど作ったビンCを、あまり温度が高くないお湯で湯煎にかけ、中身を溶かしていきます。
ここで注意したいのは、危ないので蓋はきつく締めずに緩めにしめておくことです。密閉したまま湯煎にかけると、内部で空気が膨張し破裂してしまうので、空気が逃げられるようにしておきましょう。
ビンCの中の液体を飾り用のビンに入れ、完全に冷めるまで待ちます。冷めると白濁していた液体が徐々に透明になり、結晶が見えるようになります。
結晶の量が多いと思ったときは「無水エタノール」を数滴垂らします。結晶量が少ないときは「蒸留水」を数滴入れます。バランスが崩れやすいので、1滴ずつ入れて様子を見ながら調整してください。
調整が完了したら、できあがりです!
作り方(動画)
文字だけではわかりにくいかな、という方向けに作り方を動画で説明しているものがあります。ぜひ魅力的なテンポドロップを自分のオリジナルで作ってみてくださいね。自分で作ったものは愛着もひとしお。ずっと眺めていたくなるかもしれません。
出典: item.rakuten.co.jp
テンポドロップは、ストームグラスという「天気管」がもとになって生まれました。これは天気を予測するために生まれた気象予測器です。19世紀に航海士が使っていたもので、100年以上も前から使われていました。
イギリス海軍のフィッツロイ中将が発明したことから、「フィッツロイの天気管」とも呼ばれます。透明な液体に溶け込んだ化学物質が、天気を察知することで結晶化し、見るたびに美しくさまざまな表情が生まれます。その神秘的な美しさがオブジェとして今大人気の雑貨です。
テンポドロップの液体は水だけではなく、アルコールや化学薬品が溶かされています。その液体が、天候の変化によって内部に結晶を作り出し、その結晶の量や形、様子によってこれからの天気を予測することができるという仕組みを持っています。
透明な日もあれば、ある日は濁ったような姿だったり、雪のような結晶ができていたりとなんとも不思議で神秘的な姿は見ていても飽きを感じることがありません。
テンポドロップの液体には、樟脳や硝酸カリウムなどの化学薬品が溶けています。それらが気候によって科学変化を起こし、天候の移り変わりで起こるさまざまな結晶の形で天候を予測するというものです。
ただ、現代でもはっきりとした原理は解明されていないことも多いそうです。未だ謎の残るストームグラスはそのミステリアスで神秘的な側面も、人々が惹かれる理由のひとつかもしれません。
テンポドロップは、結晶が日々変化していきます。この先お天気を見分けるポイントとしては、少ない結晶のときは晴れの日や、気温が高くなることが多いと言われています。そして、その結晶は底の方に沈殿して静かに佇むことが多いです。
透明な部分が多いほど、つるんとした形がより引き立ちますね。ガラスのゆらめきを感じる姿もとっても絵になります。光があたるような窓辺や、ライトの近くに置くとより神秘的できれいな姿が浮かび上がるようです。
こちらも透明な液体が割合的に多いので、この先も晴れそうな予感がします。
ふわふわとした細かな結晶が底に沈んでいますね。本当に同じものが二度と現れないのがとっても不思議なテンポドロップ。毎回眺める楽しみが増えそうです。
アイアンやコンクリートなどのちょっと男前なテイストの素材にも、ガラスのシンプルなテンポドロップはしっくりと溶け込みます。どんなインテリアにも馴染んで引き立てるので、オブジェとして優秀なアイテムだといえます。
たくさんの結晶ができている場合は、この先天気が下り坂になることを表します。しかし、その結晶の状態でも天気の具合が変わってきます。このように、透明な部分の割合よりも結晶のほうが多く、白濁したような雰囲気になったとしたら雨が近づいている予兆を表します。
なんとも不思議な現象ですが、本当にこのような姿になるので、晴れの日とのギャップにたちまち魅了されてしまうのがテンポドロップの人気の理由のひとつです。
氷のような、雪のような幻想的な姿がとっても印象的です。一般には、雨の日には細かな星のような形をした結晶が増えてくる、といわれています。また温度や他の条件によっても絶妙に変わってくるため、形が予測できないのが面白さであるといえます。
まるで雪が降り積もったような美しさがありますね。つもり方や現れ方に規則性はないので、毎回見るたびに発見があるのがつい魅了されてしまう秘密です。
雫型のガラスは水滴そのものの世界観を醸し出し、その中に雪景色や水の景色が広がるなんともロマンティックな姿です。
出典: item.rakuten.co.jp
羽根のような、葉っぱのような模様ができるときは、嵐や台風、強風など天気が荒れることを予兆します。こんな風に結晶の形まで天気の影響ででき方が変わるとは、本当にミステリアスで魅力的な一面があります。
シャボン玉が凍ったときのような、美しい羽根の模様がインパクトのある佇まいです。
このように、針葉樹やシダ植物のような模様ができたときも、お天気は荒れ模様が近いようです。お天気としてはあまり喜ばしいことではないですが、結晶の姿はとっても美しくてきれいですね。
降りたての雪の結晶のようなキラキラとした姿と、柔らかそうな見た目は一度触ってみたくなるほどです。
晴れた日はあんなに透明感があった液体も、お天気が荒れ模様になるにつれてこんなにみるみる成長していきます。向こう側が透けて見えなくなるほどの成長具合は、これからのお天気も心配になるかもしれませんね。
もし透明からちょっと濁ってきたような印象があれば、傘を持ってお出かけするのもいいかもしれません。
気温が下がると、全体的に細かなサイズの結晶が散りばめられたような姿になります。連なって成長したよう結晶とはまた違う姿ですね。
本物の雪のような繊細で可愛らしい結晶がたくさんできます。もうすぐ寒くなるのかな……と予感がしてきたら、お出かけも温かい格好を心がけてくださいね。
このようにテンポドロップはオブジェとしても、実用的にもいいアイテムといえます。
出典: www.amazon.co.jp
テンポドロップとして、いちばん見かけることが多いのはこの雫型かもしれません。はじめて登場し、インテリアアイテムとして提供されるようになってからはそのシンプルで透明感のあるきれいな姿がたちまちおしゃれな人たちの間で話題になりました。
木の台座がついた、ナチュラルでみずみずしく落ち着いた佇まいは、テイストを問わず家のどんな場所にもしっくりと馴染みます。
出典: www.amazon.co.jp
またこの雫型タイプは、全体が丸みをおびている形なので、自由に角度を変えて置くことも可能です。たまにはこうして横置きにしてみても、またモダンで落ち着いた雰囲気ができて素敵です。
丸い部分に発生する結晶も、先細った部分にできる結晶も、この形の中でどんな風に成長していくのかとっても楽しみになります。ひとつは欲しい形ですね。
出典: www.amazon.co.jp
雫型のノーマルサイズよりも一回り小さく、手のひらにのるくらいのサイズです。こちらのタイプもころんとして可愛らしい姿をしていますね。
小さくてもしっかりと結晶の変化を楽しむことができ、移り変わりを眺めることに飽きを感じることがありません。はじめてのテンポドロップに、またふたつ目のサブにしてもぴったりの大きさです。インテリアの邪魔をしないので、ギフトにもおすすめのサイズです。
出典: www.creema.jp
瓶に入ったタイプのテンポドロップは、雑貨として飾ることもできる姿が魅力的です。自分好みの瓶に移し替えてもいいですし、他のコレクションしている瓶と並べて置いても面白いですね。
馴染みやすい瓶の形はナチュラルなインテリアにとてもよく馴染み、ふとしたときに見られる結晶の変化にはっとすることも多いはず。どこに置いても絵になる形です。
出典: www.creema.jp
色付きの瓶に入っているテンポドロップもとってもきれいで素敵ですね。いくつか並べて、結晶の違いを比較するのも楽しいかもしれません。
出典: www.e-khp.com
結晶の形や様子が観察しやすい、ドーム型のテンポドロップ。シンプルで落ち着いた佇まいは静かに天気を予測しながら結晶を作り上げていきます。より見やすく結晶を観察したい方におすすめです。
出典: www.amazon.co.jp
19世紀の航海士が使っていたという、ロマンを感じるストーリーを持つストームグラスが地球儀の形をしています。航海での冒険がどんなものだったのか、思わず想いを馳せてしまいそうですね。
地球儀の形そのものがインテリア性も高く、なおかつテンポドロップの神秘性や美しさも兼ね備えている機能的な商品です。ギフトにもぴったりですね。
日本の象徴とも言える、富士山型のテンポドロップも販売されています。ユニークで他には見ない形なので、必ず見る人にインパクトを与えること、間違いありません。
出典: blog.goo.ne.jp
なんでも手に入ることでお馴染みの東急ハンズ。もちろんテンポドロップも取り扱いがあります。生活雑貨からインテリア、ハンドメイドアイテムまで魅力的なものが何でも揃う東急ハンズ。
テンポドロップの既成品はもちろん、自分で手作りするためのアイテムも手に入れることができるので、お気に入りのものがきっと見つかりますよ。
もちろんインターネットのオンラインショップでも取り扱いがあるので、お近くに店舗がない場合はこちらを利用してくださいね。
出典: item.rakuten.co.jp
こちらでは、電球型やビンに入ったタイプのテンポドロップの取り扱いがあります。丸みを帯びた電球の形は、置いておくだけで目を引くこと間違いありません。
通常のテンポドロップよりも個性が欲しいという場合におすすめです。
出典: roomclip.jp
こちらでは、富士山型や浮き球を模したものなどユニークなテンポドロップの取り扱いがあります。ちょっと目を引くものが欲しいときに。
テンポドロップを自分で作ってみませんか?必要な材料は以下のとおりです。
・樟脳:衣類の虫よけに使用されているものです。ドラッグストアなどで購入可能。
・硝酸カリウム:火薬の原料にもなるもので販売自体が難しく、薬局やネットで購入する場合は、氏名・住所・使用目的などの記入が必要です。
・塩化アンモニウム:薬局・ドラッグストア・インターネットなどで購入可能。
・アルコール:「無水エタノール」ならば消毒や掃除にも使えるのでおすすめです。ドラッグストアなどで購入可能。
・精製水(蒸留水):こちらもドラッグストアなどで購入可能です。
・蓋付のビン(薬品を混ぜる用)2個
・蓋付ビン(ストームグラスを作る用)欲しい数分
まず、硝酸カリウムと塩化アンモニウムを各5gずつ計量し、ひとつのビンに入れた蒸留水約70mlに溶かし込む。これをビンAと呼びます。
次に樟脳を約20g計量し、もうひとつのビンに入れた無水エタノールに溶かし込みます。これをビンBと呼びます。
そしてビンA・Bそれぞれを中身がしっかり無色透明になるまで溶かします。それから完全に溶け切ったらA・Bを混ぜます。これをビンCと呼びます。(どちらか片方のビンに入れて混ぜれば大丈夫です)
先ほど作ったビンCを、あまり温度が高くないお湯で湯煎にかけ、中身を溶かしていきます。
ここで注意したいのは、危ないので蓋はきつく締めずに緩めにしめておくことです。密閉したまま湯煎にかけると、内部で空気が膨張し破裂してしまうので、空気が逃げられるようにしておきましょう。