日本のほとんどの住宅では、リビングの窓はバルコニーへつながる掃き出し窓となっています。どんな広さのリビングでも、ソファー・テレビ・センターテーブルの3点は必ず置きたいものです。掃き出し窓とバルコニーを生かす配置の方法と家具の選び方をご紹介します。
バルコニーを生かした◎なレイアウト
大きな窓を最大限に生かす
出典: www.netinfoweb.com
窓をさえぎるものがないレイアウトです。大きなバルコニー、そして空まで広がりを感じさせます。
ソファーはL字ですが、ボリューム感の少ないデザインを選んでいます。
デザイン的には、どっしり感のあるセンターテーブルがソファーの少々華奢なラインをカバーし、落ち着いた印象に仕上げています。
パーソナルチェアーが追加になると
出典: www.e-hotel-chiangmai.com
こちらリビングの広さは先ほどと同じくらいです。パーソナルチェアーを置いただけで印象が変わります。
本当は、パーソナルチェアーがない方がすっきりしますが、家族構成やお好みなどで置きたい場合はありますね。
その場合の工夫は、センターテーブルを小さめにして導線をなるべく大きくあけるようにします。また、床面の広がりを強調するために、センターラグを使わないこともいいアイデアです。
窓辺にテーブル
出典: alwaysintrend.com
窓辺を必ず空けなくても、コーヒーテーブルとイスのセットなら重たくなりません。
窓辺にピアノ
出典: toutiao.com
ピアノを窓ぎわに置いた事例です。窓が3枚以上で通り抜けられる余裕がある場合におすすめです。
窓に向けたソファーの配置
出典: toutiao.com
少しリビングの幅にゆとりがある場合は、バルコニーの正面にソファーを置くととても明るいリビングになります。窓の方には脚元が軽いパーソナルチェーを置くことで、通気性も確保されます。
既成概念にとらわれない配置
出典: annesdailyfinds.blogspot.jp
先ほどと同じように、ソファーの配置は窓に正面になっていますが、今度はテレビがその正面に配置。アーチ形になっている窓辺のスペースは大切に空けてあります。
ソファーからのテレビの見やすさは、先ほどよりよさそうです。
テレビを右手の壁につけることも可能ですが、そうするとひとつ前のレイアウトのようにテレビ用にパーソナルチェアーが欲しくなりそうです。
家具の選び方が◎な事例
バルコニーへの広がりを邪魔しない
出典: www.ooyoe.com
ごく一般的な家具の配置ですが、バルコニーが美しく生かされたインテリアです。
特筆すべきは2点です、ひとつはセンターテーブルが小ぶりなものを配置していること。もうひとつはセンターラグを使用していないことです。
陽の光がふんだんに入り通気もよさそうな気持ちのよいリビングです。
重たいソファーがない
出典: roomclip.jp
ソファーのないリビングです。イスとテーブルが配置されているだけです。外の緑豊かな環境を十分に楽しめるインテリアです。
左手が和室になっているので、ごろ寝したい場合は畳の上でできそうです。
ソファーを置かないという選択肢もあるということです。
普通のレイアウト
出典: houzroomdesign.com
ごく普通のリビングに見えますが、あるサイトでは2015年のベストソファーレイアウトの部屋として紹介されています。
ポイントは、L字ソファーなどのかさ張るソファーでなく普通のソファでサイドにテーブルランプというオーソドックスさ。そして、パーソナルチェアは、窓を背に置かれていますが、いつでも移動できる軽めのものであることです。
こんなシンプルなことが意外にも難しいものなのです。
ボリュームのあるソファー
出典: yacineaziz.com
部屋の中央にソファーがドシンと構えていますが、脚部が空いている軽快なデザインです。これなら床面をさえぎらないので床の延びが妨げられず、通気のよい気持ちの良い配置になります。
残念なレイアウト
窓側にソファー
出典: www.stayatmyplace.co.il
よくしてしまいそうなレイアウトです。バルコニーへの出入りができる窓が残っているのでいいかなと思いがちですが、せっかくの外の景色がさえぎられてしまっています。
出典: www.cnbhomes.com
こちらも同じく窓辺をさえぎる大きなソファーが気になります。
一見ゴージャス
出典: www.beazleyhome.com
立派なソファーが目に入るので、ゴージャスなインテリアに見えますが、通気という面では窓の3分の1がソファーでさえぎられ息苦しい印象です。
テレビとソファーが逆
出典: www.e-hotel-samui.com
一見普通の特に問題のない配置に見えますが、ソファーが窓方向に配置されているので、せっかくの光と風の入り口が閉ざされています。
テレビの位置は最悪です。窓に向かって正面を向いているので、お昼はグレア(太陽光の反射)で見えづらい状況となります。
残念な家具
シェーズの使い方を間違えて
出典: www.home-designing.com
バルコニーにウッドが敷かれて眺望もいいお部屋です。窓際にボリュームあるソファーが陣取っていて残念です。
窓の多くをさえぎっているわけではありませんが、必要のないソファーの使い方です。
出典: www.mezagrill.com
こんなに広いのに窓の前まで置きたい理由が不明です。窓際のソファーパーツは「シューズ」といい、ゆったりくつろぐL字のソファを置くにはスペースが十分でない場合に活躍するものです。
使い方を間違えるとこのように意味のないものになるので気をつけましょう。
部屋にあわない家具
出典: believendreams.blogspot.jp
窓をさえぎっているわけではありませんが、邪魔な置き方です。壁に背中をつけて真っ直ぐにするか軽い家具に替えた方がよさそうです。
大きな窓を最大限に生かす
出典: www.netinfoweb.com
窓をさえぎるものがないレイアウトです。大きなバルコニー、そして空まで広がりを感じさせます。
ソファーはL字ですが、ボリューム感の少ないデザインを選んでいます。
デザイン的には、どっしり感のあるセンターテーブルがソファーの少々華奢なラインをカバーし、落ち着いた印象に仕上げています。
パーソナルチェアーが追加になると
出典: www.e-hotel-chiangmai.com
こちらリビングの広さは先ほどと同じくらいです。パーソナルチェアーを置いただけで印象が変わります。
本当は、パーソナルチェアーがない方がすっきりしますが、家族構成やお好みなどで置きたい場合はありますね。
その場合の工夫は、センターテーブルを小さめにして導線をなるべく大きくあけるようにします。また、床面の広がりを強調するために、センターラグを使わないこともいいアイデアです。
窓辺にテーブル
出典: alwaysintrend.com
窓辺を必ず空けなくても、コーヒーテーブルとイスのセットなら重たくなりません。
窓辺にピアノ
出典: toutiao.com
ピアノを窓ぎわに置いた事例です。窓が3枚以上で通り抜けられる余裕がある場合におすすめです。
窓に向けたソファーの配置
出典: toutiao.com
少しリビングの幅にゆとりがある場合は、バルコニーの正面にソファーを置くととても明るいリビングになります。窓の方には脚元が軽いパーソナルチェーを置くことで、通気性も確保されます。
既成概念にとらわれない配置
出典: annesdailyfinds.blogspot.jp
先ほどと同じように、ソファーの配置は窓に正面になっていますが、今度はテレビがその正面に配置。アーチ形になっている窓辺のスペースは大切に空けてあります。
ソファーからのテレビの見やすさは、先ほどよりよさそうです。
テレビを右手の壁につけることも可能ですが、そうするとひとつ前のレイアウトのようにテレビ用にパーソナルチェアーが欲しくなりそうです。
バルコニーへの広がりを邪魔しない
出典: www.ooyoe.com
ごく一般的な家具の配置ですが、バルコニーが美しく生かされたインテリアです。
特筆すべきは2点です、ひとつはセンターテーブルが小ぶりなものを配置していること。もうひとつはセンターラグを使用していないことです。
陽の光がふんだんに入り通気もよさそうな気持ちのよいリビングです。
重たいソファーがない
出典: roomclip.jp
ソファーのないリビングです。イスとテーブルが配置されているだけです。外の緑豊かな環境を十分に楽しめるインテリアです。
左手が和室になっているので、ごろ寝したい場合は畳の上でできそうです。
ソファーを置かないという選択肢もあるということです。
普通のレイアウト
出典: houzroomdesign.com
ごく普通のリビングに見えますが、あるサイトでは2015年のベストソファーレイアウトの部屋として紹介されています。
ポイントは、L字ソファーなどのかさ張るソファーでなく普通のソファでサイドにテーブルランプというオーソドックスさ。そして、パーソナルチェアは、窓を背に置かれていますが、いつでも移動できる軽めのものであることです。
こんなシンプルなことが意外にも難しいものなのです。
ボリュームのあるソファー
出典: yacineaziz.com
部屋の中央にソファーがドシンと構えていますが、脚部が空いている軽快なデザインです。これなら床面をさえぎらないので床の延びが妨げられず、通気のよい気持ちの良い配置になります。
窓側にソファー
出典: www.stayatmyplace.co.il
よくしてしまいそうなレイアウトです。バルコニーへの出入りができる窓が残っているのでいいかなと思いがちですが、せっかくの外の景色がさえぎられてしまっています。
出典: www.cnbhomes.com
こちらも同じく窓辺をさえぎる大きなソファーが気になります。
一見ゴージャス
出典: www.beazleyhome.com
立派なソファーが目に入るので、ゴージャスなインテリアに見えますが、通気という面では窓の3分の1がソファーでさえぎられ息苦しい印象です。
テレビとソファーが逆
出典: www.e-hotel-samui.com
一見普通の特に問題のない配置に見えますが、ソファーが窓方向に配置されているので、せっかくの光と風の入り口が閉ざされています。
テレビの位置は最悪です。窓に向かって正面を向いているので、お昼はグレア(太陽光の反射)で見えづらい状況となります。
シェーズの使い方を間違えて
出典: www.home-designing.com
バルコニーにウッドが敷かれて眺望もいいお部屋です。窓際にボリュームあるソファーが陣取っていて残念です。
窓の多くをさえぎっているわけではありませんが、必要のないソファーの使い方です。
出典: www.mezagrill.com
こんなに広いのに窓の前まで置きたい理由が不明です。窓際のソファーパーツは「シューズ」といい、ゆったりくつろぐL字のソファを置くにはスペースが十分でない場合に活躍するものです。
使い方を間違えるとこのように意味のないものになるので気をつけましょう。
部屋にあわない家具
出典: believendreams.blogspot.jp
窓をさえぎっているわけではありませんが、邪魔な置き方です。壁に背中をつけて真っ直ぐにするか軽い家具に替えた方がよさそうです。
コツ・ポイント
みなさんのリビングのソファーの位置は、いかがでしょうか。窓側にソファーの背を向けて置くと、冬に結露した窓との間に湿気がたまり不衛生でもあります。見た目も大切ですが、太陽の光と風を取り込むような気持ちのよいリビングをつくりましょう。