大きな葉に切れ込みがたくさんはいるモンステラは室内で元気に育ちます。風水では金運アップの観葉植物として人気があります。そんなモンステラの中でも、場所を取らない矮性種のヒメモンステラはモンステラのエキゾチックな魅力と強健さをそのままに、小さくしたような形を保ちます。そんなヒメモンステラの魅力をご紹介します。
ここが人気、ヒメモンステラ
出典: mirukiku.net
風水では観葉植物は「邪気」を吸収して「気」の流れをスムーズにする効果があると言われています。
一年中室内で育てることができ、非常に丈夫でありながら、成長速度があまり早くないためコンパクトに仕立てた状態が保てるヒメモンステラ。
初心者でも簡単に育てられるため、今人気が高くなっています。
ヒメモンステラとは
モンステラの種類はたくさんあり、謎に包まれた植物のひとつです。ヒメモンステラは「ヒメ」というだけあって、和名です。あまり大きくない仕立て方をしているモンステラを「ヒメモンステラ」とひとくくりにして呼んでいるようです。ヒメウツギやヒメリンゴのように、小さめのものを小さめだから「ヒメ」と呼びます。
出典: item.rakuten.co.jp
モンステラは成長すると巨大化しますが、小さい鉢に植え付けると、小さくコンパクトに仕立てられます。こうしてコンパクトに仕立てたモンステラも「ヒメモンステラ」と呼ばれています。
この場合は、もともと大きくなるタイプなので、容易に大きくなったり徒長したりします。
■モンステラ「ペルツーサ」
和名では「ヒメモンステラ」、お店で「モンステラ」として売られているもののほとんどがこれにあたります。他にも、「アダンソニー」「ボルシギアナ」「ペルツスム」「ペッサム」といろいろな名前で呼ばれています。
モンステラの王様「デリシオーサ」に比べて小さめに育ちます。
出典: a-t-g.jp
■ モンステラ「アダンソニー(まどかずら)」
葉っぱが切れたようになるのではなく、まるい穴が開いています。虫食いではありません。これもモンステラです。耐陰性が強く、強健種です。モンステラとはいえ、成長速度は極めて遅いです。
出典: kinarinosumomo
このモンステラは5年ほど前に寄せ植えから救出したものです。鉢全体にアリがたかり、「アリノ巣コロリ」を掛けてビニール袋に密閉して一週間。
これだけは死滅せず生き残っていたので救出しました。これでも倍くらいに増えました。強健種なのは間違いないですね。
■モンステラ「デリシオサ コンパクタ」
マドカズラのような穴と、葉の切れ込みの両方が入ります。株が大きくなりません。品種改良によって登場しました。とても育てやすいタイプです。
出典: www.tree-tree.jp
■ラフィドホラ・テトラスペルマ
デリシオサよりもはるかに小さな、手の平サイズの葉でとてもかわいらしいこの植物。インテリア雑誌などでもよく見られ、園芸店などでは「ヒメモンステラ」や「モンステラミニマ」という名前で売られています。
デリシオサなどに比べて寒さに弱く、横に広がるように生長します。
出典: a-t-g.jp
普通のモンステラとの違い
普通のモンステラは葉っぱも大きく、成長速度も早く、生育条件によっては巨大化します。ある程度のスペースが必要です。
2年ほどで鉢が一杯になることもあるので、そうなると一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けする必要があります。ヒメモンステラは大きくなったとしても、もともと小さいので、場所を考えることはさけられます。
モンステラは「ポトス」と同じフィロデンドロン属サトイモ科の植物で、モンステラ(ホウライショウ)属に属し、原産地はメキシコ~中央アメリカ(アメリカ熱帯雨林気候区)で、約30種類が生息しています。
気根を伸ばしてどんどん大きくなるツル性の植物です。原産地では8m以上にもなります。
■モンステラ「デリシオーサ」
モンステラの王様です。葉が最も大きくて、長さ1mくらいにまで成長します。葉の切れ込みがやや浅くほぼ左右対称です。株が大きくなると大小さまざまな穴が葉に空いてきます。食べられる実もなります。
大きくなりすぎて困ることが多いのですが、大きくするだけでなく、剪定も兼ねて切って花瓶にいけるたのしみもあります。
丈夫なので、このままで長く楽しめます。より長持ちさせるコツは一日1回以上水を交換することです。
ヒメモンステラではないモンステラはもともと大きな葉をしていますが、成長していくとさらに大きくなってしまいます。ヒメモンステラは大きくなっても葉っぱのサイズはここまで大きくなりません。
花言葉は……
モンステラの名前はラテン語で「monstrum(怪物、驚異)」という意味があるそうです。そんなモンステラの花言葉は、「壮大な計画」「嬉しい便り」「深い関係」。
強い生命力と、大きな葉の切れ込みから先が見通せることから、目標に向かってつき進むようすを連想させるため、「壮大な計画」という言葉がついたのかもしれません。
「嬉しい便り」は葉の切れ込みから光が差し込みジャングルの大地に光が届く様子が、待ちわびたうれしい頼りが届くようすに重なって名付けられたようです。
出典: www.for-denpo.com
モンステラはうっそうと茂った深い緑の中に育ち、深い緑色をしているため、「深い関係」という言葉が生まれたようです。
これから新しいことをはじめる人へ、お世話になった人に吉報を知らせるために、これからも関係を深めていきたい人に送りたい植物です。
育て方・剪定・仕立て方について
一年中室内で育てることができて丈夫なヒメモンステラですが、長く楽しく育てていくにはどうするとよいのか、ここでしっかり覚えておきましょう。
植え付けは5月~7月に
寒い時期はあまり成長しないので、植え付けは春~秋に行いましょう。
葉の付け根のところから根が出てくるので、節の部分を残して伸びた茎を切り取り、水に挿しておきます。
間延びしたなと思ったときに、いつでも剪定して構いません。水に挿して置くと、しばらくすると根が伸びてきます。この場合の水は一日最低1回は取り替えてあげましょう。
そうしておいたものを、5~7月の期間にまとめて植え付けてあげると、新しい鉢を仕立てる事ができます。
土は、観葉植物用のものを使うと間違いがありません。
また、ハイドロカルチャーに植え付けると管理がしやすく、水やりも楽です。
出典: kinarinosumomo
水位計を置いて水を管理するのも一つの方法ですが、私は上から水をどっとあげて、手でハイドロカルチャーの茶色の粒が流れないよう抑えながら水切りする水やり方法を行っています。
アリにも負けず5年以上生きているので、このやり方でもあながち間違いではないと思っています。汚れてきたり元気がなくなったらタライなどに中身を出して、根を手入れ・点検しますが、ハイドロカルチャーはこの作業が楽です。
水・肥料のやり方
モンステラは5~9月が生育期です。この期間には表面の土が乾いたらたっぷりと水やりします。乾き気味に保つようにしましょう。水のやり過ぎは根腐れのもとです。
目安としては、夏は毎日・春と秋は一日置き・冬は週一回以下にしましょう。
また、高温多湿を好むので、霧吹きで葉にたっぷりと水を吹きかけてあげましょう。
肥料は、生育期に2カ月に1度、観葉植物用の液体肥料を薄めたものや、緩効性配合肥料を与えます。固形肥料は効果が1カ月続くので手間が省けておすすめですが、肥料をやり過ぎても根腐れの原因になるので、注意が必要です。
管理・越冬の仕方
直射日光が大嫌いなので、炎天下に外に出したりしないようにしましょう。日の当たる明るい壁際に置くと元気に育ちます。
肥料をあげるとどんどん成長して形が乱れてくるので、肥料は控えめに与えましょう。
カイガラムシやハダニがつくことがあるので葉っぱや茎はときどき確認しておきましょう。
モンステラの耐寒温度は「5℃程度」です。冬はなるべく暖かい場所に置いてあげましょう。
冬は肥料をあげてはいけません。
剪定は大雑把でOK
出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
茎から茶色く太い「気根」が伸びてきます。あまり好きではないなら、切り取って構いません。
どんどん成長してきて間延びしたようになったら、葉の付け根の節のところから根が出てくるので、節と節の間で切り取って挿し木します。
画像のような場合は、4つに切り分けたものを植え付けてもう一鉢作ることもできます。
丈夫なのでいつでも剪定でき、簡単に増やすことができます。
お手本にしたい仕立て方
グリーンのアイテムに囲まれていても、ヒメモンステラの印象的な葉形と濃いグリーンの色合いは落ち着いた雰囲気にもかかわらず、ぱっと目を引きます。
乾燥に非常に強く、どちらかと言えば毎日せっせと水やりしない方がいいヒメモンステラなので、高いところに置いておいても、管理がそれほど面倒ではありません。
植え替え・増やし方
植替えは5月~9月に
モンステラの植え替えは、ヒメモンステラであっても生育期の5月~9月の間に行います。それ以外の時期にはあまり向きませんが、育てているモンステラが明らかに弱ってきたときなどはこの時期でなくても鉢から一度出して根の点検をしてあげるほうがいいでしょう。
傷んだ根を取り除き、新しい清潔な用土に入れ替えてあげると元気になります。元来丈夫なので、多少時期が外れていてもがんばってくれます。
挿し木で増やす
出典: www.tetra-blue.net
間延びしたようになってきたら、葉の付け根の節の部分がついた状態のパーツに切り取ります。
剪定の時期はありませんが、挿し木は生育期に行ったほうがいいので、それまで水を入れた容器に挿しておきます。
この水は一日最低1回は交換します。しばらくすると根が伸びてきます。生育期になって数も増えたら観葉植物用土かハイドロカルチャーに植え付けます。
出典: blog.kochan.com
上級者が挿し木される場合、小さなパーツからになりますが、まずは間延びした枝からはじめてみましょう。
株分けで増やす
出典: blogs.yahoo.co.jp
なんだか鉢の中が根っこでいっぱいになっているような気がする……、そんなときが株分けどきです。せっかちに、ハサミでジョキジョキ3つに割ったりしてはいけません。
ある程度土を落としたら、水の中でやさしく根っこをほぐしていきます。大きく分かれてきたら、多少は引っ張っても構いませんが、なるべくやさしくほぐしてあげてください。
出典: blogs.yahoo.co.jp
こちらは大きく4つに分かれています。細い2つは一株にしてもいいかもしれません。それぞれを好きな鉢に植え付けてあげましょう。用土は観葉植物用のものかハイドロカルチャーを用いましょう。
普通の土に植えられたものをハイドロカルチャーに植え付ける場合は、根に残った土をできるだけ洗い流してからにします。
出典: kinarinosumomo
ハイドロカルチャーは素焼きの石のような粒です。茶色のものがよく売られていますが、最近は他の色もでてきました。土ではないので、虫がつきにくく衛生的に管理がしやすいのが特徴です。
ハイドロカルチャー用 カラー用土 カラフルカルチャー リサイクルコーン(170ml) キャラメル
¥562 (税込)
風水効果
風水では、観葉植物は、邪気を吸収して気の流れをスムーズにする効果があると言われています。どのお部屋にヒメモンステラを置くと、どんな効果があるのか見ていきましょう。
南側に置く
モンステラは金運UP の観葉植物として有名です。
丈夫で水やりを少しぐらい忘れても平気で、日差しがあまりないところでも元気に育ちます。生命力が強いということは、それだけパワーを宿しています。
ハワイでもモンステラは神聖な植物とされ、魔除け効果があるそうです。ハワイ語で「湧き出る水」という意味があります。南の方角にヒメモンステラを置くと金運UPにつながります。
玄関に置く
風水では玄関は「幸運の気」が入る場所といわれ、運気をアップさせる気は玄関からしか入らないとされています。その玄関にパワーのあるヒメモンステラを置くことは、その家の主人の運気を発展させることにつながります。
重要な場所である玄関ですが、日当たりが悪かったり温度が低かったりする場所です。そんな場所には生命力が強いヒメモンステラが最適です。
リビングに置く
リビングは家庭運全般を司る場所と言われています。そんなリビングには風水的にはマイナスの電磁波を発する家電が多く、悪い気が充満していると考えられています。
モンステラ葉には魔除けの働きがあるので、人が集まるリビングにヒメモンステラを置くと最適です。
部屋の隅に気が停滞しやすいので、置き場所は部屋の隅が最適です。
トイレに置く
出典: www.ip-natura.com
トイレはその家の家庭運を左右し、トイレの風水が良くないと女性や婦人科系、男性は内臓系に影響すると言われています。ここには小さめのヒメモンステラが最適です。
植物の持つ生気とトイレの空気が混ざって、気が調和されます。白い陶器ポットに入れてあると更にいいようです。
寝室に置く
風水では、寝室は一日の活動で失った運やエネルギーを補充する場所・パワーを吸収する場所と考えられています。ヒメモンステラは金運UPの観葉植物であり、さらに、出会い運UPの観葉植物でもあります。小さい葉がハート形をしていることがその由来のようです。良縁が訪れるかもしれません。
キッチンに置く
キッチンは家に住む人の金運と健康運に強い影響を与えると言われ、キッチンに植物を置くことによって良い気はやってきます。
キッチンは「火」属の気をもつものを置くと良いと言われていて、モンステラは火の気を持ちながら、流し台や冷蔵庫と言った「水」属の気を持つものとの間も取り持ちます。
ヒメモンステラは場所も取らないのでキッチンに置く観葉植物としては最適です。
プロ仕立て!通販サイト
自分だけのヒメモンステラを手に入れるにはお花屋さんに足を運んで、相性ぴったりのものを探すのも1つの方法ですが、通販サイトでもプロ仕立てのヒメモンステラが手に入れられます。プロの手による梱包で届くので、運送途中については心配がいりません。
彩植健美
出典: item.rakuten.co.jp
創業100年の観葉植物の専門店です。
高さ50~60cmのコンパクト仕立てのヒメモンステラにおしゃれな籐鉢カバーがついています。鉢はプラスチック製6号鉢です。
税込・送料込み 4380円
出典: item.rakuten.co.jp
鉢カバーにはブラウン・ホワイト・ツートーン・ミックスの4種類があります。画像はブラウン。
e-花屋さん
出典: item.rakuten.co.jp
創業明治14年の観葉植物と植木鉢の専門店、e-花屋さん。
出典: item.rakuten.co.jp
三河の生産者鈴木さんのヒメモンステラを税込1501円(送料別)のお値打価格で販売されています。
鉢下より高さ35~45cm、幅30~40cmです。
フルール*バザール
出典: store.shopping.yahoo.co.jp
花とインテリア雑貨のお店フル-ル*バザール。
初心者でも育てやすい4号鉢のおすすめ観葉植物6種類の中にヒメモンステラがランアップされています。
出典: item.rakuten.co.jp
育て方や管理方法がわかる説明書がついています。
2160円送料込はとってもリーズナブルです。
LAND PLANTS
出典: item.rakuten.co.jp
西宮市甲子園口にあるお花屋さん。
葉を含めて 幅:約30cm 高さ:約35cm
白いプラスチック鉢に入っています。
お値段驚きの税込980円(送料別)。
4号鉢です。
出典: item.rakuten.co.jp
葉を含めた全体の大きさが 幅:約30cm 高さ:約35cm のコンパクトな仕立てです丸くて白い陶器がとてもかわいくて印象的です。
税込2380円(送料別)
日比谷花壇
出典: item.rakuten.co.jp
お花を好きな人なら知らない人がいない日比谷花壇。
観葉植物のランナップもさすがの品揃えです。
出典: www.hibiyakadan.com
水位計もついたハイドロカルチャーです。
高さ:約22cm 幅:約22cm 、陶器製容器です。
お手入れのしおりもついています。
税込2700円(送料648円)
出典: www.hibiyakadan.com
こちらも水位計のついたハイドロカルチャーです。
鉢が違うとガラリ表情が変わります。おしゃれなハイセンスなし縦になっています。
高さ:約22cm 幅:約22cm
税込2700円(送料648円)
出典: www.hibiyakadan.com
バスケットに入ったヒメモンステラ5号鉢。
高さ約30cm。
税込4320円(送料648円)
出典: mirukiku.net
風水では観葉植物は「邪気」を吸収して「気」の流れをスムーズにする効果があると言われています。
一年中室内で育てることができ、非常に丈夫でありながら、成長速度があまり早くないためコンパクトに仕立てた状態が保てるヒメモンステラ。
初心者でも簡単に育てられるため、今人気が高くなっています。
モンステラの種類はたくさんあり、謎に包まれた植物のひとつです。ヒメモンステラは「ヒメ」というだけあって、和名です。あまり大きくない仕立て方をしているモンステラを「ヒメモンステラ」とひとくくりにして呼んでいるようです。ヒメウツギやヒメリンゴのように、小さめのものを小さめだから「ヒメ」と呼びます。
出典: item.rakuten.co.jp
モンステラは成長すると巨大化しますが、小さい鉢に植え付けると、小さくコンパクトに仕立てられます。こうしてコンパクトに仕立てたモンステラも「ヒメモンステラ」と呼ばれています。
この場合は、もともと大きくなるタイプなので、容易に大きくなったり徒長したりします。
■モンステラ「ペルツーサ」
和名では「ヒメモンステラ」、お店で「モンステラ」として売られているもののほとんどがこれにあたります。他にも、「アダンソニー」「ボルシギアナ」「ペルツスム」「ペッサム」といろいろな名前で呼ばれています。
モンステラの王様「デリシオーサ」に比べて小さめに育ちます。
出典: a-t-g.jp
■ モンステラ「アダンソニー(まどかずら)」
葉っぱが切れたようになるのではなく、まるい穴が開いています。虫食いではありません。これもモンステラです。耐陰性が強く、強健種です。モンステラとはいえ、成長速度は極めて遅いです。
出典: kinarinosumomo
このモンステラは5年ほど前に寄せ植えから救出したものです。鉢全体にアリがたかり、「アリノ巣コロリ」を掛けてビニール袋に密閉して一週間。
これだけは死滅せず生き残っていたので救出しました。これでも倍くらいに増えました。強健種なのは間違いないですね。
■モンステラ「デリシオサ コンパクタ」
マドカズラのような穴と、葉の切れ込みの両方が入ります。株が大きくなりません。品種改良によって登場しました。とても育てやすいタイプです。
出典: www.tree-tree.jp
■ラフィドホラ・テトラスペルマ
デリシオサよりもはるかに小さな、手の平サイズの葉でとてもかわいらしいこの植物。インテリア雑誌などでもよく見られ、園芸店などでは「ヒメモンステラ」や「モンステラミニマ」という名前で売られています。
デリシオサなどに比べて寒さに弱く、横に広がるように生長します。
出典: a-t-g.jp
普通のモンステラは葉っぱも大きく、成長速度も早く、生育条件によっては巨大化します。ある程度のスペースが必要です。
2年ほどで鉢が一杯になることもあるので、そうなると一回り大きな鉢に植え替えるか、株分けする必要があります。ヒメモンステラは大きくなったとしても、もともと小さいので、場所を考えることはさけられます。
モンステラは「ポトス」と同じフィロデンドロン属サトイモ科の植物で、モンステラ(ホウライショウ)属に属し、原産地はメキシコ~中央アメリカ(アメリカ熱帯雨林気候区)で、約30種類が生息しています。
気根を伸ばしてどんどん大きくなるツル性の植物です。原産地では8m以上にもなります。
■モンステラ「デリシオーサ」
モンステラの王様です。葉が最も大きくて、長さ1mくらいにまで成長します。葉の切れ込みがやや浅くほぼ左右対称です。株が大きくなると大小さまざまな穴が葉に空いてきます。食べられる実もなります。
大きくなりすぎて困ることが多いのですが、大きくするだけでなく、剪定も兼ねて切って花瓶にいけるたのしみもあります。
丈夫なので、このままで長く楽しめます。より長持ちさせるコツは一日1回以上水を交換することです。
ヒメモンステラではないモンステラはもともと大きな葉をしていますが、成長していくとさらに大きくなってしまいます。ヒメモンステラは大きくなっても葉っぱのサイズはここまで大きくなりません。
モンステラの名前はラテン語で「monstrum(怪物、驚異)」という意味があるそうです。そんなモンステラの花言葉は、「壮大な計画」「嬉しい便り」「深い関係」。
強い生命力と、大きな葉の切れ込みから先が見通せることから、目標に向かってつき進むようすを連想させるため、「壮大な計画」という言葉がついたのかもしれません。
「嬉しい便り」は葉の切れ込みから光が差し込みジャングルの大地に光が届く様子が、待ちわびたうれしい頼りが届くようすに重なって名付けられたようです。
出典: www.for-denpo.com
モンステラはうっそうと茂った深い緑の中に育ち、深い緑色をしているため、「深い関係」という言葉が生まれたようです。
これから新しいことをはじめる人へ、お世話になった人に吉報を知らせるために、これからも関係を深めていきたい人に送りたい植物です。
一年中室内で育てることができて丈夫なヒメモンステラですが、長く楽しく育てていくにはどうするとよいのか、ここでしっかり覚えておきましょう。
寒い時期はあまり成長しないので、植え付けは春~秋に行いましょう。
葉の付け根のところから根が出てくるので、節の部分を残して伸びた茎を切り取り、水に挿しておきます。
間延びしたなと思ったときに、いつでも剪定して構いません。水に挿して置くと、しばらくすると根が伸びてきます。この場合の水は一日最低1回は取り替えてあげましょう。
そうしておいたものを、5~7月の期間にまとめて植え付けてあげると、新しい鉢を仕立てる事ができます。
土は、観葉植物用のものを使うと間違いがありません。
また、ハイドロカルチャーに植え付けると管理がしやすく、水やりも楽です。
出典: kinarinosumomo
水位計を置いて水を管理するのも一つの方法ですが、私は上から水をどっとあげて、手でハイドロカルチャーの茶色の粒が流れないよう抑えながら水切りする水やり方法を行っています。
アリにも負けず5年以上生きているので、このやり方でもあながち間違いではないと思っています。汚れてきたり元気がなくなったらタライなどに中身を出して、根を手入れ・点検しますが、ハイドロカルチャーはこの作業が楽です。
モンステラは5~9月が生育期です。この期間には表面の土が乾いたらたっぷりと水やりします。乾き気味に保つようにしましょう。水のやり過ぎは根腐れのもとです。
目安としては、夏は毎日・春と秋は一日置き・冬は週一回以下にしましょう。
また、高温多湿を好むので、霧吹きで葉にたっぷりと水を吹きかけてあげましょう。
肥料は、生育期に2カ月に1度、観葉植物用の液体肥料を薄めたものや、緩効性配合肥料を与えます。固形肥料は効果が1カ月続くので手間が省けておすすめですが、肥料をやり過ぎても根腐れの原因になるので、注意が必要です。
直射日光が大嫌いなので、炎天下に外に出したりしないようにしましょう。日の当たる明るい壁際に置くと元気に育ちます。
肥料をあげるとどんどん成長して形が乱れてくるので、肥料は控えめに与えましょう。
カイガラムシやハダニがつくことがあるので葉っぱや茎はときどき確認しておきましょう。
モンステラの耐寒温度は「5℃程度」です。冬はなるべく暖かい場所に置いてあげましょう。
冬は肥料をあげてはいけません。
出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
茎から茶色く太い「気根」が伸びてきます。あまり好きではないなら、切り取って構いません。
どんどん成長してきて間延びしたようになったら、葉の付け根の節のところから根が出てくるので、節と節の間で切り取って挿し木します。
画像のような場合は、4つに切り分けたものを植え付けてもう一鉢作ることもできます。
丈夫なのでいつでも剪定でき、簡単に増やすことができます。
グリーンのアイテムに囲まれていても、ヒメモンステラの印象的な葉形と濃いグリーンの色合いは落ち着いた雰囲気にもかかわらず、ぱっと目を引きます。
乾燥に非常に強く、どちらかと言えば毎日せっせと水やりしない方がいいヒメモンステラなので、高いところに置いておいても、管理がそれほど面倒ではありません。
モンステラの植え替えは、ヒメモンステラであっても生育期の5月~9月の間に行います。それ以外の時期にはあまり向きませんが、育てているモンステラが明らかに弱ってきたときなどはこの時期でなくても鉢から一度出して根の点検をしてあげるほうがいいでしょう。
傷んだ根を取り除き、新しい清潔な用土に入れ替えてあげると元気になります。元来丈夫なので、多少時期が外れていてもがんばってくれます。
出典: www.tetra-blue.net
間延びしたようになってきたら、葉の付け根の節の部分がついた状態のパーツに切り取ります。
剪定の時期はありませんが、挿し木は生育期に行ったほうがいいので、それまで水を入れた容器に挿しておきます。
この水は一日最低1回は交換します。しばらくすると根が伸びてきます。生育期になって数も増えたら観葉植物用土かハイドロカルチャーに植え付けます。
出典: blog.kochan.com
上級者が挿し木される場合、小さなパーツからになりますが、まずは間延びした枝からはじめてみましょう。
出典: blogs.yahoo.co.jp
なんだか鉢の中が根っこでいっぱいになっているような気がする……、そんなときが株分けどきです。せっかちに、ハサミでジョキジョキ3つに割ったりしてはいけません。
ある程度土を落としたら、水の中でやさしく根っこをほぐしていきます。大きく分かれてきたら、多少は引っ張っても構いませんが、なるべくやさしくほぐしてあげてください。
出典: blogs.yahoo.co.jp
こちらは大きく4つに分かれています。細い2つは一株にしてもいいかもしれません。それぞれを好きな鉢に植え付けてあげましょう。用土は観葉植物用のものかハイドロカルチャーを用いましょう。
普通の土に植えられたものをハイドロカルチャーに植え付ける場合は、根に残った土をできるだけ洗い流してからにします。
出典: kinarinosumomo
ハイドロカルチャーは素焼きの石のような粒です。茶色のものがよく売られていますが、最近は他の色もでてきました。土ではないので、虫がつきにくく衛生的に管理がしやすいのが特徴です。
ハイドロカルチャー用 カラー用土 カラフルカルチャー リサイクルコーン(170ml) キャラメル
¥562 (税込)
風水では、観葉植物は、邪気を吸収して気の流れをスムーズにする効果があると言われています。どのお部屋にヒメモンステラを置くと、どんな効果があるのか見ていきましょう。
モンステラは金運UP の観葉植物として有名です。
丈夫で水やりを少しぐらい忘れても平気で、日差しがあまりないところでも元気に育ちます。生命力が強いということは、それだけパワーを宿しています。
ハワイでもモンステラは神聖な植物とされ、魔除け効果があるそうです。ハワイ語で「湧き出る水」という意味があります。南の方角にヒメモンステラを置くと金運UPにつながります。
風水では玄関は「幸運の気」が入る場所といわれ、運気をアップさせる気は玄関からしか入らないとされています。その玄関にパワーのあるヒメモンステラを置くことは、その家の主人の運気を発展させることにつながります。
重要な場所である玄関ですが、日当たりが悪かったり温度が低かったりする場所です。そんな場所には生命力が強いヒメモンステラが最適です。
リビングは家庭運全般を司る場所と言われています。そんなリビングには風水的にはマイナスの電磁波を発する家電が多く、悪い気が充満していると考えられています。
モンステラ葉には魔除けの働きがあるので、人が集まるリビングにヒメモンステラを置くと最適です。
部屋の隅に気が停滞しやすいので、置き場所は部屋の隅が最適です。
出典: www.ip-natura.com
トイレはその家の家庭運を左右し、トイレの風水が良くないと女性や婦人科系、男性は内臓系に影響すると言われています。ここには小さめのヒメモンステラが最適です。
植物の持つ生気とトイレの空気が混ざって、気が調和されます。白い陶器ポットに入れてあると更にいいようです。
風水では、寝室は一日の活動で失った運やエネルギーを補充する場所・パワーを吸収する場所と考えられています。ヒメモンステラは金運UPの観葉植物であり、さらに、出会い運UPの観葉植物でもあります。小さい葉がハート形をしていることがその由来のようです。良縁が訪れるかもしれません。
キッチンは家に住む人の金運と健康運に強い影響を与えると言われ、キッチンに植物を置くことによって良い気はやってきます。
キッチンは「火」属の気をもつものを置くと良いと言われていて、モンステラは火の気を持ちながら、流し台や冷蔵庫と言った「水」属の気を持つものとの間も取り持ちます。