キッチンガーデンってご存知ですか？家庭菜園とガーデニングを組み合わせたようなもので、野菜だけでなく、エディブルフラワー(食用花)、ハーブ、果樹等を組み合わせ、美しい庭作りと収穫の両方が楽める、すてきガーデンです。ここでは、海外の美しいキッチンガーデンを紹介します。
キッチンガーデンについて
キッチンガーデンには、野菜、果実、ハーブ、エディブルフラワー(食用花)といった、食べられる植物を植えます。ただ単に植えて収穫するのではなく、彩りや配置に気を配り、美しい庭にするものが、キッチンガーデンです。
キッチンガーデンの野菜
出典: www.agardenforthehouse.com
キッチンガーデンでは、こんな風に、花壇に野菜を植えてしまいます。野菜だって、花壇にきれいに並べると、こんなにおしゃれになるのです。キッチンガーデンと言うぐらいですので、場所はやっぱりキッチンから近い方が良いみたいです。
きれいなお庭で手作りした野菜を、さっと採って作ったサラダは、きっと絶品に違いありません。
色々なキッチンガーデン
ポタジェに咲いたバラのようなキャベツ
出典: willowbeeinspired.blogspot.jp
フランスのキッチンガーデン、ポタジエです。フレンチガーデンらしい、素朴でやさしい雰囲気がすてきですね。ご覧のように、野菜を植える際には、高さや色を考えて、きれいに見えるような配置にしています。キャベツが、まるで大輪のグリーンのバラの花のように見えますね。野菜って観賞用になるのだなと、再認識させられました。
レンガの花壇で
出典: www.southernliving.com
こちらもフランスのポタジェです。野菜やハーブが、きれいなレンガの花壇に植えられています。中央手前の、丸いおしゃれなガラス容器が見えますか。これは、キッチンガーデン向きに作られた、虫除け兼ビニルハウスなのです。虫がつきやすい時期や、まだ野菜作りに慣れていない人に向けて作られたものだそうです。さすが観賞用ですね。
野菜のカーペット
出典: willowbeeinspired.blogspot.jp
色とりどりの葉野菜を美しく敷き詰めた、キッチンガーデンです。もはや花壇と呼んでも差し支えない美しさに、感動すら覚えます。野菜には野菜の美しさがあるとはいえ、華やかさに欠けるイメージがありましたが、ガーデニングを意識した植え方をするだけで、ここまですてきになるのですね。堂々と、お庭の主役を張っています。
ウッドデッキのテーブルで食事も
出典: www.motherearthnews.com
ウッドデッキの先に広がるキッチンガーデンです。採りたてのフレッシュな野菜を調理して、ガーデンパーティをするのでしょうか。その日の気分にあわせて、思い思いに採った野菜で、サラダパーティーをするのかもしれません。収穫の楽しみは、キッチンガーデンならではです。ナチュラルでおしゃれなライフスタイルを感じます。
ワイヤメッシュを利用して
出典: www.bloomtown.net
キッチンガーデンには、小さなプライベートガーデンいうニュアンスもあります。こちらのキッチンガーデンは、広々としたお庭ではありませんが、花壇の高さを変えたり、ワイヤメッシュでつるの植物に光が当たりやすくするといった、植物が育成しやすい工夫を凝らしながら、おしゃれなキッチンガーデンにしています。
プランター利用のベランダガーデンに応用できそうなアイディアですね。
キャベツとハーブ
出典: www.finegardening.com
きれいなキャベツにびっくりです。こちらは、野菜の美しさを前面に押し出したキッチンガーデンと言っていいのではないでしょうか。周りを取り囲むエディブルフラワーや、ハーブが脇役で、キャベツが主役となっています。野菜というのは、栄養豊富だからなのか、食欲を刺激するせいなのか、力強い美しさを持っているのですね。
果樹
出典: sharonsantoni.com
アーチ状に植えたりんごです。まるで絵画のような美しさですね。古い大きなキッチンガーデンには、大きな果樹が植えられていたりもします。果樹のような大掛かりなものは無理でも、つるを伸ばすウリ科の植物のアーチで、ぶら下がる野菜を楽しんだり、ハーブのアーチで香りを楽しんだりと、キッチンガーデンならではの、アーチの楽しみ方もいろいろありそうです。
巨大なトマト
出典: knightmovesblog.blogspot.jp
カリフォルニア州セントヘレナの邸宅のキッチンガーデンです。この巨大なトマトは、代々受け継がれている家宝なのだそうです。実は、トマトは1年草だと思っていたのですが、適切な環境で育てると、ずっと実を付け続けるのだそうです。このトマトも、代々受け継がれてきた育成法でここまでの立派なものになったのでしょうね。
カラフルキッチンガーデン
とてもカラフルなキッチンガーデンです。周囲を囲むハーブやエディブルフラワーの細長い花壇も美しいですが、中央のかぼちゃのイエローが、なんと言ってもすてきです。
丸々としてきれいに色付いたこのかぼちゃを、食べ頃を狙って収穫する…考えるだけでわくわくしますね。手前の、スクエアの花壇に並べて植えられたキャベツも、大きなグリーンの花のように見えてくるから不思議です。
造形にこだわったキッチンガーデン
出典: www.grit.com
花壇(野菜壇?)の配置や造形にこだわった、キッチンガーデンです。ここまできっちりデザインされていると、庭園と言ってもいいくらいです。キッチンガーデンも庭作りなので、丁寧に計画を立てることで、より美しいキッチンガーデンになります。花壇のデザインや、配色はもちろん、植えた野菜の収穫時期まで考慮した、こだわりのキッチンガーデンも少なくありません。
ハーブのキッチンガーデン
ハーブをたくさん植えたキッチンガーデンです。ラベンダーの濃い紫と、キャットミントのやさしい紫が、お庭に彩を添えています。ガーデニングでもおなじみのハーブは、食用になるものがたくさんあります。
香りを楽しむラベンダーやミント、イタリア料理に欠かせないバジルをはじめ、ハーブには花ばかりでなく、味も香りも楽しめるものが多く、大抵のキッチンガーデンで取り入れられています。
ポタジェについて
今キッチンガーデンと呼ばれている、鑑賞と収穫の両方を兼ねた菜園は、フランスに古くからあった家庭菜園、ポタジェが元になっています。現在では、どちらもほぼ同じ意味と考えて差し支えなさそうです。ポタジェの名前は、スープ(ポタージュ)に入れる野菜を作る菜園、というところから来ているのだそうです。
ポタジェのガーデンアクセサリー
出典: willowbeeinspired.blogspot.jp
こちらが、温室兼虫除けのガラスケースです。おしゃれなデザインにびっくりします。ポタジェの歴史は古く、それだけにガーデンアクセサリーも豊富なのです。
出典: willowbeeinspired.blogspot.jp
こちらは自然木で作った、つるを巻きつける為の支柱です。ポタジュでは、このような丸いテント状になった支柱をよく見かけました。家庭菜園然とさせない為には、こういった小物へのこだわりがポイントになりそうです。
出典: sharonsantoni.com
テント型の支柱と、鳥かごのような形の覆いです。どちらも、自然素材で作ったものになっています。このタイプの囲いを使うと、ポタジェっぽさがアップしそうですね。
出典: willowbeeinspired.blogspot.jp
とてもおしゃれな虫除けネットですね。フランスのホームセンターには、こんなのが売られていたりするのでしょうか。
ハーブとコンパニオンプランツについて
出典: www.kigusuri.com
コンパニオンプランツとは、一緒に植える事で、よい影響を与え合う植物のことです。せっかく野菜を手作りするのならば、できるだけ自然に育てて、安全でおいしい野菜にしたいですよね。
キッチンガーデンでハーブを作る事が多いのは、食用や美しさばかりでなく、ハーブと野菜を一緒に植える事で、コンパニオンプランツとしての効果も期待されるからなのです。
キッチンガーデンには、野菜、果実、ハーブ、エディブルフラワー(食用花)といった、食べられる植物を植えます。ただ単に植えて収穫するのではなく、彩りや配置に気を配り、美しい庭にするものが、キッチンガーデンです。
キッチンガーデンの野菜
出典: www.agardenforthehouse.com
キッチンガーデンでは、こんな風に、花壇に野菜を植えてしまいます。野菜だって、花壇にきれいに並べると、こんなにおしゃれになるのです。キッチンガーデンと言うぐらいですので、場所はやっぱりキッチンから近い方が良いみたいです。
きれいなお庭で手作りした野菜を、さっと採って作ったサラダは、きっと絶品に違いありません。
ポタジェに咲いたバラのようなキャベツ
出典: willowbeeinspired.blogspot.jp
フランスのキッチンガーデン、ポタジエです。フレンチガーデンらしい、素朴でやさしい雰囲気がすてきですね。ご覧のように、野菜を植える際には、高さや色を考えて、きれいに見えるような配置にしています。キャベツが、まるで大輪のグリーンのバラの花のように見えますね。野菜って観賞用になるのだなと、再認識させられました。
レンガの花壇で
出典: www.southernliving.com
こちらもフランスのポタジェです。野菜やハーブが、きれいなレンガの花壇に植えられています。中央手前の、丸いおしゃれなガラス容器が見えますか。これは、キッチンガーデン向きに作られた、虫除け兼ビニルハウスなのです。虫がつきやすい時期や、まだ野菜作りに慣れていない人に向けて作られたものだそうです。さすが観賞用ですね。
野菜のカーペット
出典: willowbeeinspired.blogspot.jp
色とりどりの葉野菜を美しく敷き詰めた、キッチンガーデンです。もはや花壇と呼んでも差し支えない美しさに、感動すら覚えます。野菜には野菜の美しさがあるとはいえ、華やかさに欠けるイメージがありましたが、ガーデニングを意識した植え方をするだけで、ここまですてきになるのですね。堂々と、お庭の主役を張っています。
ウッドデッキのテーブルで食事も
出典: www.motherearthnews.com
ウッドデッキの先に広がるキッチンガーデンです。採りたてのフレッシュな野菜を調理して、ガーデンパーティをするのでしょうか。その日の気分にあわせて、思い思いに採った野菜で、サラダパーティーをするのかもしれません。収穫の楽しみは、キッチンガーデンならではです。ナチュラルでおしゃれなライフスタイルを感じます。
ワイヤメッシュを利用して
出典: www.bloomtown.net
キッチンガーデンには、小さなプライベートガーデンいうニュアンスもあります。こちらのキッチンガーデンは、広々としたお庭ではありませんが、花壇の高さを変えたり、ワイヤメッシュでつるの植物に光が当たりやすくするといった、植物が育成しやすい工夫を凝らしながら、おしゃれなキッチンガーデンにしています。
プランター利用のベランダガーデンに応用できそうなアイディアですね。
キャベツとハーブ
出典: www.finegardening.com
きれいなキャベツにびっくりです。こちらは、野菜の美しさを前面に押し出したキッチンガーデンと言っていいのではないでしょうか。周りを取り囲むエディブルフラワーや、ハーブが脇役で、キャベツが主役となっています。野菜というのは、栄養豊富だからなのか、食欲を刺激するせいなのか、力強い美しさを持っているのですね。
果樹
出典: sharonsantoni.com
アーチ状に植えたりんごです。まるで絵画のような美しさですね。古い大きなキッチンガーデンには、大きな果樹が植えられていたりもします。果樹のような大掛かりなものは無理でも、つるを伸ばすウリ科の植物のアーチで、ぶら下がる野菜を楽しんだり、ハーブのアーチで香りを楽しんだりと、キッチンガーデンならではの、アーチの楽しみ方もいろいろありそうです。
巨大なトマト
出典: knightmovesblog.blogspot.jp
カリフォルニア州セントヘレナの邸宅のキッチンガーデンです。この巨大なトマトは、代々受け継がれている家宝なのだそうです。実は、トマトは1年草だと思っていたのですが、適切な環境で育てると、ずっと実を付け続けるのだそうです。このトマトも、代々受け継がれてきた育成法でここまでの立派なものになったのでしょうね。
カラフルキッチンガーデン
とてもカラフルなキッチンガーデンです。周囲を囲むハーブやエディブルフラワーの細長い花壇も美しいですが、中央のかぼちゃのイエローが、なんと言ってもすてきです。
丸々としてきれいに色付いたこのかぼちゃを、食べ頃を狙って収穫する…考えるだけでわくわくしますね。手前の、スクエアの花壇に並べて植えられたキャベツも、大きなグリーンの花のように見えてくるから不思議です。
造形にこだわったキッチンガーデン
出典: www.grit.com
花壇(野菜壇?)の配置や造形にこだわった、キッチンガーデンです。ここまできっちりデザインされていると、庭園と言ってもいいくらいです。キッチンガーデンも庭作りなので、丁寧に計画を立てることで、より美しいキッチンガーデンになります。花壇のデザインや、配色はもちろん、植えた野菜の収穫時期まで考慮した、こだわりのキッチンガーデンも少なくありません。
ハーブのキッチンガーデン
ハーブをたくさん植えたキッチンガーデンです。ラベンダーの濃い紫と、キャットミントのやさしい紫が、お庭に彩を添えています。ガーデニングでもおなじみのハーブは、食用になるものがたくさんあります。
香りを楽しむラベンダーやミント、イタリア料理に欠かせないバジルをはじめ、ハーブには花ばかりでなく、味も香りも楽しめるものが多く、大抵のキッチンガーデンで取り入れられています。
今キッチンガーデンと呼ばれている、鑑賞と収穫の両方を兼ねた菜園は、フランスに古くからあった家庭菜園、ポタジェが元になっています。現在では、どちらもほぼ同じ意味と考えて差し支えなさそうです。ポタジェの名前は、スープ(ポタージュ)に入れる野菜を作る菜園、というところから来ているのだそうです。
ポタジェのガーデンアクセサリー
出典: willowbeeinspired.blogspot.jp
こちらが、温室兼虫除けのガラスケースです。おしゃれなデザインにびっくりします。ポタジェの歴史は古く、それだけにガーデンアクセサリーも豊富なのです。
出典: willowbeeinspired.blogspot.jp
こちらは自然木で作った、つるを巻きつける為の支柱です。ポタジュでは、このような丸いテント状になった支柱をよく見かけました。家庭菜園然とさせない為には、こういった小物へのこだわりがポイントになりそうです。
出典: sharonsantoni.com
テント型の支柱と、鳥かごのような形の覆いです。どちらも、自然素材で作ったものになっています。このタイプの囲いを使うと、ポタジェっぽさがアップしそうですね。
出典: willowbeeinspired.blogspot.jp
とてもおしゃれな虫除けネットですね。フランスのホームセンターには、こんなのが売られていたりするのでしょうか。
出典: www.kigusuri.com
コンパニオンプランツとは、一緒に植える事で、よい影響を与え合う植物のことです。せっかく野菜を手作りするのならば、できるだけ自然に育てて、安全でおいしい野菜にしたいですよね。
キッチンガーデンでハーブを作る事が多いのは、食用や美しさばかりでなく、ハーブと野菜を一緒に植える事で、コンパニオンプランツとしての効果も期待されるからなのです。
コツ・ポイント
いかがでしたか？キッチンガーデンの流行は、食や庭や自然に対する関心の高まりと無関係ではありません。安全でおいしいものを求める気持ちと、快適で居心地のよい空間を求める気持ちが高まっている現在のニーズの、ひとつの着地点が、キッチンガーデンなのではないでしょうか。
