時間に追われて飛ぶように過ぎる毎日。みなさんはしっかりと「癒しの時間」を持つことができていますか?遠くへ旅行へ行くのが難しい状況ならば、ゆらゆらと揺れる「ハンギングチェア」を自分にプレゼントして”プチ・ゴージャス”な日常を堪能するのもおすすめです♪
リラックス家具「ハンギングチェア」とは?
”吊り下げ式の椅子”の総称
吊り下げ式の椅子である「ハンギングチェア」。この名称を聞くと、ラタン(籐)製のまぁるい椅子を思い浮かべる方も少なくないかもしれませんね。しかし、どんなデザインであれ何らかのかたちで”吊り下がっていれば”それは立派にハンギングチェアと呼ぶことができるので、実際には「数え切れない種類の」ハンギングチェアが存在することになります。
ハンギングチェアの歴史
ハンギングチェアの起源は、かつて南国を植民地としていた欧米からの支配者たちが「南国の豪邸に滞在するあいだ使用していた」ことがはじまりと言われています。南国特有の”気温の高さ”を心地よいものに変えるため、通気性が良く、肌触りも滑らかな「ラタン」が多く使われるようになりました。現代でもラタンのハンギングチェアが多いのは、この時代の名残と言えるかもしれません。
”工事不要”になった訳
かつての「ハンギングチェア」は、天井から吊り下げることが当たり前でした。しかし、天井から椅子を吊り下げるとなると、当然工事が必要となり、時間的にも経済的にも「気軽」とは言えません。また、賃貸物件に暮らしている場合は工事をするという選択肢自体がありませんよね。そんな悩みを解消すべく後期に販売されるようになったのが、フレームから吊り下げるタイプのハンギングチェアです。
”重さ”はどの程度まで大丈夫?
多くのハンギングチェアは「大人が使用することを前提に」作られています。そのため、製品によって多少の差はあるものの、目安として~100kg程度までの重みに耐えられる仕様となっている場合が多いようです。これだけ頑丈であれば、ギターなどの”重めの楽器”を抱えた男性や、お子さんを膝に抱えたお母さんも安心して座ることができますね。
価格の目安は?
「ハンギングチェア」はデザインやメーカー、素材などにより価格の差が大きく、安価な物は4千円程度、高価な物では30万円を超える物もあります。事前に自分なりの予算を決めて、いざ素敵な「ハンギングチェア」を探しにゆきましょう!
ペット用まである♪
「ハンギングチェア」にはペット用の物もあります!ペット用の物にも布製やラタン製など、人間の物と同じようなバリエーションがありますので、あなたのペットが気に入ってくれそうな物をじっくり探してみましょう。人間用のハンギングチェアとペットの物をお揃いのテイストにするのも微笑ましいですね♪
どちらにする?”吊るし方”は2通り
1:天井から吊るす
こちらは、ハンギングチェアの基本中の基本とも言える、「天井から吊るす」デザイン。天井の工事が必要となるので、持ち家の方におすすめです。このデザインの良さは、椅子部分を支えるための”スタンド”がなく足元がスッキリしていること。その気になれば足元の空間に収納スペースをつくるなど、隙間活用だってできてしまうのがこのタイプの長所です。
2:スタンドから吊るす
こちらは最近人気の高い「スタンドから吊るす」タイプのハンギングチェア。なんと言っても、工事の必要がなく”置くだけで”すぐに使える気軽さが人気の秘訣です。また、天井から吊るすデザインと違い、そのときの状況に合わせて置き場所を変えられる利便性の高さも魅力です。スタンドがやや場所を取る場合もありますが、壁の傷の心配がないので、どんなタイプのお宅にもおすすめです。
「ハンギングチェア」のデザインは?
タマゴ型
もっとも代表的なデザインは、タマゴを思わせる丸いフォルムの物です。いちばん多く製造されているのがこちらのタイプなので、お好みの色や素材の物に出会える確率も高いはず。
バスケット型(深め)
深めのバスケットを思わせるこんなタイプのハンギングチェアも、タマゴ型と並んで”代表格”と呼べるデザインのひとつです。タマゴ型が楕円形なのに対し、こちらはピンポン玉を半分に切ったような綺麗な丸さが愛らしい印象ですね。
バスケット型(浅め)
浅いバスケットに紐を付けたようなナチュラルさが素敵なこちらのタイプのハンギングチェアは、体をすっぽりと包む”壁”の部分がないので、より省スペースに設置することができます。また、壁がないことにより光が遮られないので、自然の光をぞんぶんに感じられることも大きな長所のひとつです。
ハンモック型
庭先やリゾートで使う”ハンモック”を小ぶりにしたようなデザインのハンギングチェア。そこにあるだけでビーチにいるかのような気分を味わえる椅子は、いくつもあるハンギングチェアの中でもっとも”リラックス感”の高いデザインです。
シャボン玉のような”バブル型”
モダンなデザインがお好きな方には、”バブルチェア”と呼ばれるこんなハンギングチェアがおすすめ。無駄のない丸いフォルムとクリアな素材のコンビネーションが、近未来的でエッジの効いた印象を演出します。
豆知識:そっくりでも違う”ボール型”
こちらはボールのような形から「ボールチェア」と呼ばれる椅子。上のバブルチェアもこちらのボールチェアも、フィンランド生まれの家具デザイナー”エーロ・ア―ルニオ” によって1960年代に生み出されました。そのデザイン性の高さから、「ミッドセンチュリーのアイコン」として今なお愛され続ける名品です。
一見そっくりにも思えるこのふたつの椅子ですが、「ボールチェア」はしっかりと自立する”揺れない”椅子、そして「バブルチェア」は吊り下げ式の”揺れる”椅子の名称です。
テント型
秘密基地のような「テント型」は、数あるハンギングチェアの中でももっとも「アウトドア感」が強く、ユニークな魅力を感じさせます。ナイロン製や布製、ラタン製などその素材はさまざまですが、どれも個性的な出で立ちがポイント。お家にいながら”キャンプ気分”を味わいたい方には打って付けのカジュアルさですね。
こんな個性派ハンギングチェアも!
エレガントな「鳥かご」型
人間が鳥かごの中に!?そんな新鮮な驚きに思わず目が釘付けになる「鳥かご型」のハンギングチェアは、ユニークなデザインながら個性的になりすぎず”エレガントさ”さえ感じさせるところが見事です。
芸術性あふれる「しずく」型
なんとも不思議なムードを漂わせるこちらのハンギングチェア。玉ねぎ?それとも”しずく”?見る者の感性によって何通りもの見方ができそうな芸術性は、わたしたちのインスピレーションを掻き立ててくれそうですね。秀逸なデザインのこちらの椅子は、なんと「火山岩」から作られており、素材の面でも驚かせてくれる仕掛け付きです。
気をつけて!「シャチ」型
あんぐりと口を開けた”シャチ”がすぐそこに……!!椅子にもユニークさや個性を求めるという方には、まさにこんなハンギングチェアがピッタリ!!エレガントな椅子やモダンな椅子の魅力も捨てがたいけれど、お友達が部屋に遊びに来たときにみんなから愛されるのは実はこんな”愛嬌”のある椅子だったりしますよね。
ハンギングチェアが似合う場面は?
読書
お気に入りの椅子で読書を楽しむひととき。何気ないけれど贅沢なひとときをこんな”ゆらゆらと揺れる”椅子で過ごすことができれば、さらに特別な気分を味わうことができますね。「ふつうの毎日」をちょっと特別に演出するには、こんなハンギングチェアが欠かせません。
映画鑑賞
ハンギングチェアにはこの写真のようにほんの少し”壁”があるデザインも多く、その壁が作り出す「適度な個室感」はまさに映画鑑賞にぴったり。隣のハンギングチェアに誰かが座っていてもしっかりと映画に集中できる環境を整えることができます。また、逆に楽しいシーンではお互いに顔を見合わせて笑うこともできる”ちょうど良さ”も魅力のうちです。
お昼寝
心地よい座り心地の椅子を手に入れたら、お昼寝をしない手はありませんよね。ポカポカとした陽気を感じながら、「自分だけの特等席」で心ゆくまでグッスリと眠りましょう。
赤ちゃんの寝かしつけに
赤ちゃんや小さなお子さんは、優しく揺らすと不思議と安心してぐっすり眠ってくれることも多いもの。ゆったりと揺れるハンギングチェアなら、赤ちゃんもお母さんも自然とリラックスでき、心穏やかなひとときを過ごすことができそうですね。
ハンギングチェア、どこで買えるの?
ハンギングチェアはインテリアショップ、家具店、オンラインショップで購入することができます。また、”ハンモック型”などアウトドアシーンでの使用が想定されるハンギングチェアに関してはアウトドア用品店で販売されている場合もあります。
ハンギングチェアの人気商品をご紹介
インテリア店&家具店の人気商品
ラタン専門店カルチェラタン「ラタンのハンギングチェア」
籐バスケットのサイズ:W77×D63×H114(座面高さ46)cm
フレーム全体のサイズ:W101×D97×H194(スチール銀色)
※受注生産となり納期は最長約3ヶ月となります。
生産国:インドネシア(自社工場)
¥148,000 (税込)
服部家具センター「ハンモックチェアーVellozia(オリジナル商品)」
サイズ:W1000mm×D1000mm×H1930mm
耐荷重:100kg
本体カラー:ホワイトのみ
¥35,000 (税込)
服部家具センター「ハンモックチェアーTorenia(オリジナル商品)」
サイズ:w1000×D1000×H1930mm
耐荷重:100kg
カラー:ブラウンのみ
¥25,000 (税込)
オンラインの人気商品
Pleasure楽天市場店「エーロ・アールニオデザイン バブルチェア」
デザイナー:エーロ・アールニオ
サイズ:本体:全体幅128cm、全体高さ162cm
バブル奥行67cm、バブル高105cm、
地面からバブルの下まで47cm、台座直径67cm
内側:ファブリック(ウール)
外側カラー:透明
内側カラー:ブラック、レッドの2色展開
¥118,800 (税込)
エクシーズ楽天市場店「ハンギングチェア」
サイズ:W2050×H2050×D1250mm
重量:39.0kg
本体材質:人工ラタン
ポール・ベース材質:アイアン
クッション材質:コットン・ポリエステル
組立:組立式
生産国:インドネシア
本体カラー:ダークブラウン
ポール・ベースカラー:黒
¥134,676 (税込)
インテリア北欧楽天市場店「クッション付きハンギングチェア」
フレーム:w102×H198cm
カゴw86×H120cm
カラー:ピンク、ホワイト
¥53,784 (税込)
アメリカンスーパー楽天市場店「LA SIESTAハンモックチェアベーシック」
(サイズ)
座面長さ:140cm
座面の幅:105cm
全高:155cm
耐久度:130kg
カラー:カラフルな全15色展開
¥16,800 (税込)
山渓楽天市場店「Byer of Maineブラジルハンギングチェア」
サイズ:(本体)W106cm/H101cm
許容重量:105kg
素材 :コットン100%
カラー:レインボー、モカ、シャーベット
¥12,960 (税込)
ANT10 Amazon店「cacoonテントのようなハンモック子供のひみつ基地・大人のいやし基地」
サイズ:高2.1×直径1.5m
耐荷重:200kg
カラー:リーフグリーン・マンゴーオレンジのみ現在販売中
(※画像色とは一部異なります。)
¥52,790 (税込)
ラタンチェア ふわふわクッション付 人気の ペット用 ハンギングチェアー
サイズ:W55xD55xH82cm
カラー:ブラック、ベージュ
¥37,000 (税込)
ハンギングチェアの実例~屋内編~
ピュアな白が眩しいハンギングチェア
大人っぽい紫系ボーダーのカーテンがポイントの部屋には、ピュアな印象の「真っ白」なハンギングチェアを合わせて。部屋の中に”白い部分”を多く取ることでカーテンの色柄が鮮やかに引き立っていますね。ハンギングチェアにさりげなく置かれた淡い紫とグレーと白のクッションが、カーテンの色彩とマッチしてさらなる統一感を演出しています。
丸い電飾をあしらってキュートに
ラタン製のハンギングチェアがナチュラルな印象を醸し出す部屋。天井部分からぐるりと無造作にかけられた丸い電飾がアクセントになり、まるで「おとぎの国」のような空間を演出しています。大きな窓から差し込むやわらかな光までもまるでコーディネートの一部のようですね。
タイトな”スッポリ感”がやみつきに♪
元気なカラーであふれたキッズルームには、布で作られたハンギングチェアを合わせてカジュアルに。ラタンや樹脂などから作られた一般的なハンギングチェアと違い、こういった布製の製品は「タイトなデザイン」が多いのがポイント。体に沿うようにピッタリとフィットする座り心地は、いちど経験すると手放せなくなってしまいそうです。
クリアな「バブル型」でモダンに
壁に描かれた青空とやわらかなパステル調の家具のトーンが明るく清潔感ある印象の部屋。優しく可愛らしい印象の空間に、モダンなフォルムの「バブル型」ハンギングチェアをコーディネートして洗練された印象に仕上げています。あどけない表情の部屋を、椅子の存在感で「大人っぽく」味付けした素敵な実例です。
”懐かしさ”を演出するチェア
窓際に取り付けられたタマゴ型のハンギングチェアが穏やかな印象を感じさせる部屋。淡いピンクや紫をちりばめた部屋は、いつまでもくつろいでいたくなる”癒しの空間”ですね。壁に飾られたモダンなタッチのアートも優しい色味で自然に馴染んでいます。
「こども心」を呼び起こすブランコ型
体を包み込むような”ブランコ型”のデザインが懐かしくもあり、新しくもあるハンギングチェア。こどもの頃、兄弟や友達と取り合ったあのブランコが、こんなかたちで”自分だけの物”になるなんて、なんだか嬉しくなってしまいますね。「こどもの心を忘れない」大人にこそ使って欲しいキュートな椅子です。
暖炉前の優美な憩いスペース
ダークな色調の暖炉の前に、ブラックのラタン製ハンギングチェアを合わせて。暖炉とハンギングチェアを落ち着いた色で統一することで、シックで高級感ある印象に仕上がっています。暖炉の暖かな炎が、夏のイメージのあるラタンのチェアを「冬の顔」に見せていますね。
厳選アイテムで「レトロアメリカン」に
50年代や60年代といったレトロなアメリカンテイストのインテリアというと、ポップなアイテムが”部屋中にあふれている”イメージが強いもの。そんなイメージとは違い、こちらの実例では「最小限のアイテムで」素敵にレトロテイストを実現しています。天井のブルーとライトの赤。そして、アンディ・ウォーホルのポップアートとクリアなバブル型のハンギングチェア。厳選されたアイテムにセンスが光ります。
爽やかなインテリアにラタンがマッチ
壁やライト、クッションに至るまでのほとんどを淡いグリーンのグラデーションで仕上げた部屋は、夏の香りが感じられそうな爽やかで愛らしい空間です。パステル調で統一された色調に、ラタンの優しい風合いがマッチしていますね。窓辺に合わせた真っ白なカーテンがさらにやわらかな印象を際立たせています。
たった1アイテムで「ボヘミアン」に
白が基調のシンプルな部屋。そこに浅いバスケット型のハンギングチェアをたったひとつ投入するだけで、たちまち「ボヘミアンな空間」に。シンプルながら効果的なテクニックは、ぜひ見習いたいものですね。
これも”ハンギングチェア”です!
近所の公園で見かける、おなじみの「ブランコ」。そのブランコだって、こうして”ハンギングチェア”としてインテリアに取り入れてみると、まるでデザイナーズ家具のようなインパクトを放ち、即「主役」になってしまうから不思議です。目線を変えると使える物が、まだまだ身近に眠っていそうですね。
大きなスペースがなくても大丈夫!
海外のインテリア実例を見ていると、「素敵だけれど、我が家はここまで広くないなぁ……」と真似することをためらってしまうこと、ありませんか?でも、大丈夫です!ハンギングチェアは、こんなふうに部屋の”ちょっとした”角のデッドスペースを利用すれば小さなお部屋でもじゅうぶんに活用できますよ♪
景色を独り占めする「指定席」
大きな窓から見渡すことのできる、美しい街並み。そんな景色を一望できる場所に取り付けられた、深いバスケット型のハンギングチェアは、自分のためだけに用意された「指定席」のようなものですね。こんな素敵なハンギングチェアに揺られながら窓の外を見ていると、「なんてことのない日常」が愛おしく感じられそうです。
あえて”主張しない”チェアで粋に
壁に飾られたアートや多色づかいのラグなど、とにかく「明るく賑やかな」印象のポップなインテリア。ひとつひとつのアイテムの主張が強い部屋では、あえてベーシックで大人しいデザインのハンギングチェアを合わせてバランスを取って。”デキる脇役”に徹したチェアが粋な実例です。
ハンギングチェアから楽しむ眺望
ピアノを思わせるような「黒」が美しい壁の前に作った、特別な自分だけの空間。優美な曲線を描くラタンのハンギングチェアに揺られながら眺める景色は、とても豊かな気持ちにさせてくれそうです。この場所で、ピンク色の朝陽が昇るのを眺めて、オレンジ色の夕陽が沈むのを見守るという”贅沢な一日”が過ごせたら、明日からまた頑張れる気がしますね。
ナチュラルな椅子も小物でゴージャスに
小ぶりなタマゴ型が可愛らしいラタン製のハンギングチェアは、素朴な印象。そんなハンギングチェアに、「小物」で一工夫加えてゴージャスで芸術的な印象を演出した実例がこちらです。椅子と足元に効果的に使われたファー素材やエスニック調のクッション、ゴールドのスツールなどの”暖色系”の色味が秋冬シーズンにピッタリな暖かみを漂わせています。
優しいぬくもりを演出する「白」
個性的な柄のクッションとラグがソフトなエスニックテイストを漂わせる部屋は、どこかノスタルジックさを感じさせる甘く懐かしい空間です。部屋を彩るピンクに、真っ白なハンギングチェアと窓辺のカーテンの醸し出す”透明感”がマッチして、シンプルながら「忘れられないぬくもり」を感じさせる仕上がりになっています。
ハンギングチェアの実例~屋外編~
玄関ポーチには「美しいレース調」を
少し赤みがかった茶色の塗り壁が美しい、サンタフェ風の住宅の玄関ポーチ。穏やかな色合いの壁に、鮮やかな赤やブルーの花の色が映えますね。庇の下でゆらゆらと優しく揺れる真っ白なハンギングチェアが明るさと清潔感をプラスしています。ハンギングチェアというと、”吊り紐”の部分がベージュ色の物が多い中、こちらの吊り紐は珍しい”赤”。赤い花との統一感がとてもきれいです。
静かな湖を見下ろす”贅沢シート”
静かな湖を見渡せる場所に作られた、とても贅沢なテラス。そこに設けられた真っ白なダイニングスペースがナチュラルでとても素敵です。天井の”梁”から一脚のハンギングチェアを吊り下げて、”先着1名様限定で”高い場所から湖の景色を見下ろすことができる仕組みになっています。屋根のついたテラスだから、雨の日でもハンギングチェアからの景色をゆっくりと楽しむことができますね。
「オレンジ」は意外に落ち着いた印象
元気でポップな印象のあるオレンジ。そんなオレンジがベースのハンギングチェアも、穏やかな色味のオレンジとワイン色がミックスされた物を選べば、ほどよく落ち着きのある印象に。こだわりの色選びで”こどもっぽさ”を回避した素敵なお手本です。
ざっくりとした質感が愛らしい椅子
軒先に設けられた、お気に入りの「ガーデニングスペース」。手をかけて育てた花たちの様子をいつでも見守ることのできる場所に設置されたハンモック型の小さなハンギングチェアは、ニットのようにざっくりと編まれた質感がナチュラルで愛らしい印象ですね。
絵になる「鳥かご」
くすんだグリーンがおしゃれな”鳥かご型”のハンギングチェアは、そこにあるだけで絵になる佇まいが魅力です。”鳥かご”の中に置かれたグリーンのクッションがまわりの観葉植物の色味や木製のスツールの質感とマッチして、フレッシュな雰囲気を醸し出しています。
シンプルなチェアで色柄を主役に
ボヘミアン調の鮮やかなピンクが眩しい、玄関まわりのスペース。ハンギングチェアには浅めの真っ白なバスケット型を選んだことで、ファブリックの美しい色彩がこの上なく映える仕上がりになっています。
ハンモック型で「極上のひととき」を
庭先の木に吊り下げられた”ハンモック型”のハンギングチェアは、リラックス感たっぷり。気持ちよく晴れた日には、こんな場所でお昼寝をしたり、本を読んだりしながら気ままに過ごしたいものですよね。自宅でガーデンパーティーを開くときにも、こんなハンギングチェアならばきっとみんなの”人気者”になるはず!
カラフルな「ブランコ」に目が釘付け!
小ぶりなブランコは、明るいけれど強すぎない独特の色味が目を引きます。優しいフォルムは、見ているだけで思わず笑顔になってしまいそうな愛らしさ。浅めのデザインは、お子さん用のハンギングチェアとしての使用はもちろん、室内や庭先で”ちょっとした物”の置き場所として使うのにもピッタリですね。
「狭いベランダ」を”最高の場所”に
賃貸でも、一軒家でも”意外に狭い”日本のベランダ事情。幅を取るようなテーブルセットはとても置けないし、かと言ってあまりにも貧相な椅子ではなんだか雰囲気が台無し……。そんなときには、思い切ってベランダに一脚の「ハンギングチェア」を設置してみましょう!あれこれ飾り立てるのが難しい”狭いベランダ”も、たった一脚のハンギングチェアのパワーで一気に垢抜けます♪
タイムカプセル!?未来から来た椅子
メタリックな質感のハンギングチェアは、色も形もとても”近未来的”。布やラタンなど、優しく素朴なイメージのハンギングチェアが多い中で、「タイムカプセル」を思わせるこんなスタイリッシュなデザインは異彩を放つ存在です。もしかすると、このパグちゃんも、未来からの使者でしょうか……!?
木々に囲まれた”安らぎの場所”
森に囲まれたテラスに、ざっくりとした質感が素敵な白いハンギングチェアを合わせた実例。見渡す限り自然から生まれた茶色と緑しかないこんな空間には、ナチュラルな白がピッタリですね。森の息吹が伝わって来るようなハンギングチェアのコーディネートは、自然派の方にこそおすすめです。
元気がもらえる「ブルー」
外壁まわりのデッドスペースを”リラックススペース”に変身させた実例。ハンギングチェアのくっきりとしたブルーと、その横に置かれたキャスターワゴンの色がリンクして明るくフレッシュな印象ですね。ハンギングチェアをL字の角部分のそばに取り付けたことで、”直射日光”を避ける効果も生まれています。
自然が美しい場所にはこんな椅子を
湖や海、森、山……。もしそんな景色がすぐそばにあるラッキーな場所に住んでいるのであれば、その景観を思いっきり楽しめる場所にハンギングチェアを設置してみましょう。お気に入りの本を片手に、自然の音を聞きながらゆったりと過ごす時間は、日々の疲れでかたくなった心をそっと解きほぐしてくれるはず。
スリムな”テント型”で日光をガード
庭のデッキ部分に取り付けられたテント型のハンギングチェアは、大人が読書をするときなどのリラックススペースとしてはもちろん、庭遊び中のお子さんの休憩場所としても最適です。後ろ側にぐるりと”壁”のあるデザインは、夏の直射日光からさりげなく体を守ってくれる頼もしい味方。
シックにキメるならダークな色調で
真っ白な壁にダークブラウンの窓枠が美しく映えるプールサイドのデッキは、気品の漂う上質な空間です。そんなプールサイドに選ばれたのは、タマゴ型の黒いハンギングチェア。明るめの色を選ばずにダークな色調の椅子で引き締めたことで、プールサイド特有のカジュアルな空気が消えてラグジュアリーな印象に仕上がっています。
”孔雀の羽”のように鮮やかに
孔雀の羽のようなオリエンタルなデザインが美しいハンギングチェアは、ネイビーのフレームとグリーンのコントラストが鮮やかな印象を与えます。椅子に置かれたクッションやそのまわりにコーディネートした小物のすべてを”ブルー系”で統一し、色の濃淡でグラデーションを作っています。アジア色の強いオリエンタルデザインのハンギングチェアにほどよく”洋”のテイストを加え、素敵にカジュアルダウンしたお手本です。
深呼吸したくなるハンギングチェア
深い森の奥に建つ一軒屋。広々としたテラスに吊り下げられた”ハンモック型”のハンギングチェアは、布素材とグレーとベージュの中間のような”グレージュ”の優しい色味が自然の風景にすんなりと溶け込んでリラックス感を演出しています。深呼吸すると森の木々の深い香りが感じられそうなこんな素敵な場所にあるハンギングチェアから、四季の移り変わりを眺めていられたらとても幸せですよね。
ハンギングチェアで日常が輝きだす
たまのバカンスも良いものですが、やはり、日常で大切なのは「自分への小さなご褒美」。お気に入りのドリンクとブランケットを用意して、ハンギングチェアにゆったりと腰掛ける。ただそれだけで毎日自分に小さな”癒し”のご褒美をプレゼントすることができます。たった一脚のハンギングチェアで、毎日が素敵に輝き始めます♪
”吊り下げ式の椅子”の総称
吊り下げ式の椅子である「ハンギングチェア」。この名称を聞くと、ラタン(籐)製のまぁるい椅子を思い浮かべる方も少なくないかもしれませんね。しかし、どんなデザインであれ何らかのかたちで”吊り下がっていれば”それは立派にハンギングチェアと呼ぶことができるので、実際には「数え切れない種類の」ハンギングチェアが存在することになります。
ハンギングチェアの歴史
ハンギングチェアの起源は、かつて南国を植民地としていた欧米からの支配者たちが「南国の豪邸に滞在するあいだ使用していた」ことがはじまりと言われています。南国特有の”気温の高さ”を心地よいものに変えるため、通気性が良く、肌触りも滑らかな「ラタン」が多く使われるようになりました。現代でもラタンのハンギングチェアが多いのは、この時代の名残と言えるかもしれません。
”工事不要”になった訳
かつての「ハンギングチェア」は、天井から吊り下げることが当たり前でした。しかし、天井から椅子を吊り下げるとなると、当然工事が必要となり、時間的にも経済的にも「気軽」とは言えません。また、賃貸物件に暮らしている場合は工事をするという選択肢自体がありませんよね。そんな悩みを解消すべく後期に販売されるようになったのが、フレームから吊り下げるタイプのハンギングチェアです。
”重さ”はどの程度まで大丈夫?
多くのハンギングチェアは「大人が使用することを前提に」作られています。そのため、製品によって多少の差はあるものの、目安として~100kg程度までの重みに耐えられる仕様となっている場合が多いようです。これだけ頑丈であれば、ギターなどの”重めの楽器”を抱えた男性や、お子さんを膝に抱えたお母さんも安心して座ることができますね。
価格の目安は?
「ハンギングチェア」はデザインやメーカー、素材などにより価格の差が大きく、安価な物は4千円程度、高価な物では30万円を超える物もあります。事前に自分なりの予算を決めて、いざ素敵な「ハンギングチェア」を探しにゆきましょう!
ペット用まである♪
「ハンギングチェア」にはペット用の物もあります!ペット用の物にも布製やラタン製など、人間の物と同じようなバリエーションがありますので、あなたのペットが気に入ってくれそうな物をじっくり探してみましょう。人間用のハンギングチェアとペットの物をお揃いのテイストにするのも微笑ましいですね♪
1:天井から吊るす
こちらは、ハンギングチェアの基本中の基本とも言える、「天井から吊るす」デザイン。天井の工事が必要となるので、持ち家の方におすすめです。このデザインの良さは、椅子部分を支えるための”スタンド”がなく足元がスッキリしていること。その気になれば足元の空間に収納スペースをつくるなど、隙間活用だってできてしまうのがこのタイプの長所です。
2:スタンドから吊るす
こちらは最近人気の高い「スタンドから吊るす」タイプのハンギングチェア。なんと言っても、工事の必要がなく”置くだけで”すぐに使える気軽さが人気の秘訣です。また、天井から吊るすデザインと違い、そのときの状況に合わせて置き場所を変えられる利便性の高さも魅力です。スタンドがやや場所を取る場合もありますが、壁の傷の心配がないので、どんなタイプのお宅にもおすすめです。
タマゴ型
もっとも代表的なデザインは、タマゴを思わせる丸いフォルムの物です。いちばん多く製造されているのがこちらのタイプなので、お好みの色や素材の物に出会える確率も高いはず。
バスケット型(深め)
深めのバスケットを思わせるこんなタイプのハンギングチェアも、タマゴ型と並んで”代表格”と呼べるデザインのひとつです。タマゴ型が楕円形なのに対し、こちらはピンポン玉を半分に切ったような綺麗な丸さが愛らしい印象ですね。
バスケット型(浅め)
浅いバスケットに紐を付けたようなナチュラルさが素敵なこちらのタイプのハンギングチェアは、体をすっぽりと包む”壁”の部分がないので、より省スペースに設置することができます。また、壁がないことにより光が遮られないので、自然の光をぞんぶんに感じられることも大きな長所のひとつです。
ハンモック型
庭先やリゾートで使う”ハンモック”を小ぶりにしたようなデザインのハンギングチェア。そこにあるだけでビーチにいるかのような気分を味わえる椅子は、いくつもあるハンギングチェアの中でもっとも”リラックス感”の高いデザインです。
シャボン玉のような”バブル型”
モダンなデザインがお好きな方には、”バブルチェア”と呼ばれるこんなハンギングチェアがおすすめ。無駄のない丸いフォルムとクリアな素材のコンビネーションが、近未来的でエッジの効いた印象を演出します。
豆知識:そっくりでも違う”ボール型”
こちらはボールのような形から「ボールチェア」と呼ばれる椅子。上のバブルチェアもこちらのボールチェアも、フィンランド生まれの家具デザイナー”エーロ・ア―ルニオ” によって1960年代に生み出されました。そのデザイン性の高さから、「ミッドセンチュリーのアイコン」として今なお愛され続ける名品です。
一見そっくりにも思えるこのふたつの椅子ですが、「ボールチェア」はしっかりと自立する”揺れない”椅子、そして「バブルチェア」は吊り下げ式の”揺れる”椅子の名称です。
テント型
秘密基地のような「テント型」は、数あるハンギングチェアの中でももっとも「アウトドア感」が強く、ユニークな魅力を感じさせます。ナイロン製や布製、ラタン製などその素材はさまざまですが、どれも個性的な出で立ちがポ