白山陶器(はくさんとうき)はご存知ですか?北欧インテリアが好きな人たちの間で、とても人気の高い陶磁器ブランドです。その中でも特におすすめなのが平茶碗(たいらちゃわん)です。いつものお茶碗とは少し違うフォルムと美しさ。その魅力を余すことなく紹介します!
白山陶器について
平茶碗をはじめ、醤油差しなど数々の名作を生み出している白山陶器。その食器は見たことがあっても、白山陶器というブランドについてはよく知らない人も多いのではないでしょうか。まずはその歴史と魅力に触れてみましょう。
白山陶器とは
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白山陶器は、長崎県波佐見町で生まれた波佐見焼の陶磁器ブランドです。創業は1779年、白山陶器株式会社となったのは1958年になります。設立以来、歴史と伝統ある波佐見焼のブランドとして愛されてきました。
戦後の時代に合った、現代風でありながら飽きのこないインテリアと、使う人のことをよく考えたデザインで、長きに渡って人気を博しています。
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平茶碗の他にも代表作として「G型しょうゆさし」、「ブルーム」シリーズ、「重ね縞」シリーズ、「ねじり梅」シリーズ、「丸紋つなぎ」シリーズなどが有名です。白山陶器の名前は知らなくても、これらの食器はレストランやカフェなどで見たことがる人も多いかもしれませんね。
長崎県の波佐見焼
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白山陶器の原点である長崎県の波佐見町で発祥した「波佐見焼き」は、400年のもの歴史があります。
馴染み深いのは紺と白の水玉が印象的な茶器セット。昔から旅館などでよく見かけてことがありませんか?これも波佐見焼の作品の1つです。
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磁器というと佐賀県の有田焼や伊万里焼が有名ですが、どちらも高価な和食器とのイメージが強く、なかなか庶民には手が出ない存在でした。一方で波佐見焼は、誰でも気軽に楽しめるようにとリーズナブルなものを大量に生産しました。これが波佐見焼きのはじまりです。
そして1690年代、波佐見焼最大のヒット作である「くらわんか茶わん」が誕生、日本中の人々に知られるブランドとなり、多くの人に親しまれるようになりました。
デザインの特徴
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白山陶器のデザインはとても現代のインテリアに似合います。しかしそれは決して流行に左右されてはいません。長く使える、飽きのこないデザインを追求しています。
白山陶器は生活になじむものを意識して作っています。華美でもなく、平凡でもない絶妙なデザインが、大きな魅力の1つです。
そのポリシーは、華美ではない温かみのあるデザインを特徴とする北欧のスタイルと相通じるものがあります。北欧インテリアとの相性が抜群だといわれる所以ではないでしょうか。
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もう1つの魅力は、使う人にとって使いやすいものであること。生活をより豊かに、高めていく器でなければならないという視点で作られています。使い勝手がよく、信頼できる品質の高さがあります。
手の届く価格であるのに満足度が高いのは、波佐見焼きの特徴でもあります。
グッドデザイン賞を多数受賞
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通商産業省によって1957年に設立された「グッドデザイン賞」はインテリア好きの間では毎年注目されています。白山陶器は1961年に「G型しょうゆさし」で受賞しました。
その後も「ファンシーカップ」「WAHOU」などが、グッドデザイン賞やロングライフデザイン賞を多数受賞しています。
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この有名なG型しょうゆさし、そして今回ご紹介する平茶碗のどちらも、デザイナー森正洋さんの作品です。白山陶器を語る上で、森正洋さんは欠かせない存在です。
デザイナー、森正洋とは
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森 正洋(もり まさひろ)さんは日本を代表する陶磁器デザイナーです。1956年に白山陶器に入社して以降、社員として約20年間を過ごし、その後も白山陶器の顧問デザイナーとして携わっていました。
「日常の生活で使う器を考え、形を創り工場で生産することにより、多くの人々とともに共有し生活することに、デザインの喜びを感じる」というのが森正洋さんのデザインポリシーです。
生涯で110を超えるGマーク選定作品を生み出しました。その多くは今もなおロングセラー商品として世界中で愛されています。
ギフトにも最適
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白山陶器は日常使いはもちろんのこと、贈りものとしてもおすすめです。ギフトというと近年は洋食器を選ぶ場合が多くなっていますが、自分ではなかなか買う機会のない和食器こそ、貰ってうれしいギフトかもしれません。白山陶器は和食器でありながら、和食以外にも対応できるデザイン性が魅力です。
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シンプルモダンな佇まいは、どんなスタイルのインテリアともマッチします。とりわけ北欧インテリアや北欧ブランドの食器との組み合わせは素晴らしいコンビネーションとなります。
アイテムの中にはバターケースなど、洋食を意識したものが多数あり、今では白山陶器はオールジャンルに対応する食器ブランドとなっています。使う人を選ばないので、年配の世代から若い世代まで、幅広い相手へのギフトとして重宝します。
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結婚祝いとして最適な食器を一例としてご紹介します。真っ白な陶器に描かれた赤い糸のラインがとても印象的で、無駄のないシンプルなデザインです。
使い勝手のいいサイズのどんぶりは、まさに白山陶器の「華美でもなく平凡でもない、日常に使える飽きのこないもの」というポリシーに合致したアイテムです。結婚祝いにこれほど相応しい器はありません。普段使いはもちろん、お正月やお祝いの行事にも活躍すること間違いなしです。
平茶碗を徹底解剖!
試作から10年をかけて完成したといわれている、白山陶器の平茶碗。すべての面に置いて追求されてた、完璧ともいえるお茶碗の魅力をご紹介します。
平茶碗の魅力とは
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平茶碗は一般的なお茶碗のイメージとは異なります。少し大きめで浅め、広がるようなゆったりとしたフォルムが特徴的です。このお茶碗の魅力は持ってみると一目瞭然。想像以上に軽く、また手のひらに沿うようにフィットし持ちやすいのです。
日本人にとってお茶碗は毎日使う大切な存在。持ちやすい、使いやすいというのは大前提として大切なポイントです。
内側にも絵柄のある楽しさ
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それぞれのお茶碗の絵柄には個性があり、眺めているだけでも素敵なアートを見ている気分になります。また内側にもデザインがあるのが特徴的です。この器のデザイナーである森正洋さんは、内側が広く見えて楽しめるようにと、この器を作ったそうです。
ご飯を食べている最中も、上から器の柄を楽しめるのが嬉しいですね。
大きすぎない?
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手の小さい女性の方は、大きすぎないか心配になるかもしれません。平茶碗の直径は15cmと、確かに一般的なお茶碗より少し大きな作りになります。しかし平茶碗は横幅が広い分、高さがありません。女性の小さな手でも、問題なく持てるので大丈夫です。
ご飯を少し盛ってもたくさん盛っても、見栄えよく様になるのも魅力の1つです。子どもから大盛りの男性まで快適に使えます。
裏側
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白山陶器の多くのアイテムは、裏に白山陶器のロゴが印字されています。しかしデザイナー森正洋さんの作品の多くは「も」のサインが描かれています。
平茶碗にも「も」のマークがあります。
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何色の「も」が描かれているかは、白山陶器ファンにとって楽しみの1つです。新しい食器を買ってはじめて裏を見る瞬間まで、わくわくする瞬間です。
何を盛っても美味しさがアップする!
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平茶碗はもちろん毎日の食事で美味しくご飯を食べていただきたい器ですが、使い方はご飯を盛るだけではありません。
あまりに素敵でたくさん絵柄をコレクションしたくなりますから、ご飯を盛るだけでは勿体ないと感じることでしょう。
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少し大きめである特徴を生かし、煮物や副菜を盛り付けたり、鍋の取り鉢にしても似合います。また意外に思われるかもしれませんが、フルーツやスイーツを盛るのもありです!それぞれ自由なアイデアで、平茶碗を思う存分使いましょう。
ご飯と副菜、主菜、デザート。すべてを平茶碗だけで揃えてもおしゃれな印象で素敵です。
重ねても場所を取らない
平茶碗は大きいので収納に場所を取る……そんな心配は無用です。広さがある分、高さがないのでスタッキングがしやすいのです。写真はなんと9つも重ねています。さすがにこれは重すぎですが、一般的なお茶碗より安定感があるのは確かです。
大切なお茶碗ですのであまり高く積むのは推奨はできませんが、家族分くらいは安心して重ねられます。
豊富な柄とカラー
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平茶碗の魅力を語る上で外せないのは、その柄のバリエーションの多さとカラーの豊富さです。廃盤になったものも含めると、今までに300種類以上あったとか。
シックなワントーンなものから、ポップなパステル調のものまで揃っています。組み合わせ次第で雰囲気が大きく異なりますので、どれにしようかと選ぶのも楽しいひとときですね。
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このあたりが定番としてよく見かける、人気の柄になります。定番であっても人気がゆえ、売り切れとなっている場合もよくあります。
平茶碗の人気柄
はじめての平茶碗なら、まずは定番人気の中から購入すると使いやすくておすすめです。ぜひ柄選びの参考にしてください。
どんな柄が人気なの?
人気のアイテムはどれもご飯を最大限美味しくみせる絵柄で、他の食器とも組み合わせしやすい万能選手です。
まずは定番の柄を2つ程度決め、後はそれに合わせてカラーを足していくのがセンスのよい組み合わせを作るポイントです。パステルカラーを足して可愛らしさを出したり、紺の無地のものを組み合わせてよりシックな雰囲気にするなど、思い思いの組み合わせを楽しんでください。
定番の紺と白を”入れない”組み合わせのイメージです。これはこれで優しい色合いで統一していて素敵です。しかし料理に合わせた使いやすさ、他の食器との組み合わせやすさを考えると、やはりはじめの1つは定番の紺を使った柄がおすすめです。
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定番の組み合わせは、同じものを2つ選ぶより違った柄を選ぶのがおすすめです。素敵な柄がたくさんあるので、同じものを2つ買うのはもったいないと感じるはずです。
違う柄でも色を青と白で合わせる、同じ柄の色違いにするなど、微妙な変化に留めると統一感もでて使いやすいです。
人気の組み合わせ例
人気の柄3つを組み合わせています。この白×青の柄、紺の無地、茶の菊模様の組み合わせを保有している人はとても多いです。誰もが認める完璧な組み合わせですので、迷ったら参考にしてください。
より明るく爽やかな印象にしたい場合は、茶色ではなく淡いパステルカラーを足すのもおすすめです。ターコイズブルーならとても清々しくまとまります。黄色やピンクも定番色としてありますが、ブルー系で揃えるとテーブルコーディネートがしやすいです。
これを買えば間違いない!定番の人気柄5選
平茶わん ST-15
¥2,700 (税込)
ST-15は、白色の茶わんに、青色の線が放射線状に円を描いています。何となく玉ねぎを彷彿とさせるデザインが、とてもキュートだと人気です。シンプルながら他にはない、大胆なデザインです。
平茶わん P-4
¥2,700 (税込)
ST-15が青色なのに対し、こちらは深みのある紺色の柄が大人っぽくシックな印象です。菊が咲いたようなデザインが美しく、内側の淵のぎりぎりまでデザインがあるので、盛り付けても柄がよく見える点も人気です。
平茶わん ST-17
¥2,700 (税込)
ST-17は、草木のような絵柄が可愛らしいお茶碗です。白い部分が多く、優しい雰囲気が女性に特に人気があります。北欧ブランドの食器との相性も抜群です。
平茶わん AB-10
¥2,700 (税込)
AB-10は、カラフルな水玉模様がポップな印象のお茶碗です。艶のある白山陶器の上質な白がベースになっているので、決して子どもっぽくはなりません。白と紺が多い中で、若い女性に可愛いと人気です。
また夫婦はシックなトーンのものを選んで、子ども用にこちらを選んでアクセントにする使い方もおすすめです。
平茶わん U-23
¥2,700 (税込)
U-23は、濃い紺色の茶わんに稲穂をアレンジしたような柄が入った、重厚感のあるデザインが人気です。白がベースのお茶碗の中に1つこれがあるだけで、全体がシックにまとまり大人の印象を与えます。
ご飯の盛り付け例
とにかくごはんが美味しく見えると評判の白山陶器の平茶碗。それは白米に留まらず、さまざまなご飯ものに当てはまります。「実際に○○を盛ったらこんな雰囲気になる」という例をインスタグラムで発見しました。ぜひイメージの参考にしてください。どれも本当に美味しそうですよ!
基本の白米
白と細い紺のラインが芸術的に美しい一杯です。ご飯を盛る量で柄の出る分量が変わってくるのも楽しいです。
小豆色の五穀米
ほんのりとした小豆色の五穀米と、菊の花が咲いたような柄のコントラストが素晴らしいですね。絶対に真似したくなる組み合わせです。
ふっくら卵かけごはん
卵の黄色と平茶碗の青。北欧インテリアの基本ともいえるこの組み合わせは、絶対に外せませんね。
ボリュームたっぷり、牛丼の卵乗せ
平茶碗は山盛りにも充分に適応します!ガッツリ食べたいときに、丼ぶりを用意しなくてもお茶椀で済むのが便利です。男性、女性のどちらにも適応するユニセックスサイズなのも平茶碗の魅力です。
コーンご飯とのキュートな組合わせ
玉ねぎのようなデザインのお茶碗の中に、粒つぶのコーンが咲いているかのようです。とても可愛らしい組み合わせで、子どもが喜こびそうな組み合わせです。
納豆ご飯に緑を添えて
もちろん納豆ご飯だけでもOKですが、上に乗せた小口ネギがさらに美味しそうに見せています。平茶碗の青と小口ネギの緑の組み合わせが、納豆ご飯を爽やかな印象にしています。
お茶漬けにも合います
浅いのでお茶漬けはどうかと思われるかもしれませんが、もちろん美味しくいただけます。持ち上げたり配ったりするときは少し注意した方がいいですが、お茶を別に添えて食べる直前に注いで熱々をいただきましょう。
郷土料理”冷や汁”も美しく
宮崎県の郷土料理、冷や汁です。鯵のほぐし身と出汁、豆腐、味噌が入った冷たいごはんです。全体的に茶色くなりそうな料理ですが、白山陶器の青と、上に乗せたきゅうりとみょうがアクセントになっています。
もしこれが内側が真っ白な器だったら……と想像すると、やはり内側の青い菊のような柄の果たす役割は大きいです。
豪華!いくら丼
贅沢ないくらをたっぷり乗せた”いくら丼”を食べる特別な日は、シックで大人っぽい柄の平茶碗がピッタリ。いくらに負けない高級感があります。
うなぎ丼をより美味しく
この柄、うなぎ丼にピッタリだと思いませんか?絶妙な柄の出具合が素敵です。
丼ものは大きな器り上品に小さく盛るより、丼ものには少し小さめかな?と感じる平茶碗にがっつり盛るのがおすすめです。ボリュームたっぷりに見えて美味しそうです。
定番の混ぜご飯
混ぜご飯は野菜も入って栄養バランスもよく、おかずを少し手軽な感じで済ませられるのも嬉しいポイントです。忙しい主婦には人気のメニューですね。
お醤油味を入れた炊き込みご飯は、茶色く地味な色味になりがちです。しかし艶のある青と白が美しい白山陶器の器なら、地味な色が反対にちょうどいいアクセントとなるから不思議です。
そぼろご飯にいんげんを添えて
白や黒の普通のお茶碗に盛ったところを想像してください。やはりこの青と白のコントラストが美しい、平茶碗で食べたほうが格段に美味しそうに見えませんか?
七草粥と梅干し
1月7日に食べる七草粥は、1年の健康を祈る大切な慣習です。おかずをあまり食べない日はご飯の量が増えますが、大きめの平茶碗なら充分な量を盛ることができます。
ご飯以外に何を盛る?
ご飯以外のものを盛っても様になる。それは平茶碗と一般的なお茶碗の大きな違いでもあります。では実際に、皆はどんなものを盛っているのか見てみましょう。
ふろふき大根を上品に
平茶碗は煮物類を1人分ずつ出すときにとても重宝します。上品でありながら、食べやすいのも魅力です。
たまにしか煮物を作らない家庭は煮物に似合う小鉢を持っていないことも。そんなときにも有難い存在です。
お正月のお雑煮に
年に1度しか作らないお雑煮のために、専用のお椀を用意する気にはなれない人も。しかし普段の味噌汁用のお椀では少し味気ない……そんなときにも平茶碗は活躍します。
美味しい料理の食べ過ぎ予防に
モツ煮込みは大皿で出すとついつい食べ過ぎてしまう美味しい料理ですよね。しかしコレストロールが気になることも。1人分ずつ上品に盛ると、食べ過ぎ予防にもなります。
日本料理の椀物として
伝統的な日本料理をコースで食べると必ず出てくる椀物。平茶碗ならその繊細で小さな蒸し料理も上品に盛り付けることができます。紺と白で統一したさまざまな柄が場に動きを出してくれています。
漬物用の小鉢にも
写真はらっきょうですが、他にもぬか漬けや浅漬け、キムチなどどんな漬物も美味しく見せてくれます。小さな小鉢では食卓で存在感がないこともある漬物も、平茶碗の大胆な柄で存在感を見せつけます。
おしるこの可愛い盛り付け
上にちょこんと乗せたお餅とポップな平茶碗との組み合わせが何ともキュートです。
これでお正月は、お雑煮、おしるこ、七草粥と平茶碗だけで対応できることになりますね。
フルーツとの相性
フルーツだってこんなに素敵に盛り付けることができるんです!フルーツを可愛らしい印象にしたいときは、平茶碗の柄選びも少し慎重になりましょう。和テイストが強いものを避けると安心です。
ついにはイタリアンまで!
カッペニーリを盛り付けています。パスタを単品ではなく、コースの締めとして食べるときなどは、平茶碗は取り皿感覚でちょうどいいサイズです。
こちらも柄選びは、できるだけ和テイストのものを避けるとよりマッチしやすいです。
その他の食器との組み合わせ実例
柄のインパクトが強いので、手持ちの食器との組み合わせが心配……そんな声も聞こえてきそうですが全然心配ありません!実際の組み合わせ実例をご覧ください。
ストウブとの組み合わせ
ストウブのピコ・ココットでご飯を炊いたり、シチューを作ったり。そんなときにも平茶碗はとても素敵にマッチします。どんなカラーのココットでも紺×白の平茶碗には合いますが、ブラックやネイビーのココットなら、より大人っぽくシックに決まります。
マリメッコのカステヘルミと
北欧食器を平茶碗の組み合わせても素敵です。夏場の朝食には、涼しい雰囲気を出したいものです。納豆をあえてクリアなマリメッコのカステヘルミのボウルに入れることで、より夏らしい印象になっています。
マリメッコのラシィマット
マリメッコの人気デザイン、ラシイマットのカップとの組み合わせです。白山陶器とマリメッコは柄同士の個性がぶつかり合いそうでいて、実はとても相性がいいです。どちらも華美ではない、使いやすい温かみのある雰囲気を大切にしているからです。
北欧の名釜ロールストランドと
北欧スウェーデンの人気老舗ブランド、ロールストランドの「モナミ」のボウルとの組みわせです。
柄同士でもごちゃごちゃとした印象にならないのは、どちらもカラーを紺×白で統一しているから。平茶碗の菊のような柄とモナミの蝶の柄の組み合わせも相性がいいです。
白山陶器でまとめて
もちろん白山陶器のアイテム同士の組み合わせなら、完璧なテーブルコーディネートとなります。相性がいいからこそ、いつもより少しチャレンジしてイエローの平茶碗を合わせるのも明るい雰囲気になって素敵ですね。
合わせているのは白山陶器の「重ね縞」のプレート、「ブルーム」のボウルになります。
合わせて買いたい!白山陶器の名作たち
数ある白山陶器の名作の中から、これだけは押さえておきたい名作を紹介します。平茶碗とも相性がいいものをセレクトしましたので、ぜひ白山陶器でのトータルコーディネートを楽しんでください。
G型しょうゆさし(G-type soy sauce bottle)
出典: stylestore.jp
1958年から製造されている、白山陶器を代表する醤油差しです。安定感の良い底の形状や握りやすいくびれなど、使いやすさを追求した形が特徴的です。カラーバリエーションが豊富なのも嬉しいポイント。黄色・白磁・天目・ルリ・グリーン・茶の6種類からお好みのものを選びましょう。
平茶碗との相性も抜群ですので、ぜひ和食のときは横に添えて使いたいものです。1960年グッドデザイン賞、1977年ロングライフ賞受賞作品。
白山陶器 G型しょうゆさし 大 黄
¥1,404 (税込)