粗食は、傾きがちな食生活をリセットできる健康的な食事方法です。パスタやフライドチキン、ハンバーガーなど近年の日本では洋食が主流になりつつありますが、日本人の体に一番良いのは、やっぱり一汁一菜を基本とした「粗食」。最近食生活が乱れているな、という方は粗食でデトックスしてみませんか?基本的な粗食の知識とおすすめの献立をご紹介します!
日本人に欠かせない、粗食
食生活を見直すきっかけに
出典: woman.excite.co.jp
イタリアン、フレンチ、中華料理……どんどん多様化している日本人の食生活。フライドチキンやハンバーガー、パスタなど脂が多い食事へとついつい偏りがちですよね。
食べているときは「おいしい!」と思っていても、そういった食生活を続けているとカロリー過多になったり、コレステロール値が上がってしまったり。いつの間にか体が重い、と感じるようになっていませんか?そんなときは、一度、食生活を見直してみた方が良いかもしれません。
粗食で体内をリセット
出典: blog.hinami-life.com
粗食は古来から受け継がれてきた日本人の基本的な食事方法。一汁一菜から作られるシンプルな献立が特徴です。たまには旬の新鮮な野菜、おいしいご飯をゆったりと味わってみてはいかがでしょうか。洋食に偏りがちで疲れた体も、粗食を取り入れることでリセット&デトックスすることができます。
今回は、そんな粗食の魅力を徹底解説。粗食の作り方や献立、粗食レシピなど粗食に関する知識をたっぷりご紹介します。
胃が疲れたな……そんなときは粗食に切り替えて、体の中からきれいになっていきましょう!
目次
・粗食とは?
・粗食のメリット&注意点
・粗食のルール
・基本的な粗食の献立
・SNSで注目の粗食献立
・粗食レシピ:主食編
・粗食レシピ:汁物編
・粗食レシピ:副菜編
粗食とは?
一汁一菜
出典: www.nadeshiko-club.com
「粗食」というと、「粗末な食事」「貧相な食事」を思い浮かべそうですが、それは間違い。粗食とは穀物と野菜を中心とした健康的な「一汁一菜」の献立作りのことです。
近年では「粗食のすすめ」幕内秀夫(著)がベストセラーとなり、「粗食」という言葉を知った方も多いのではないでしょうか?粗食を取り入れることによって健康的な食生活を楽しめると注目されるようになりました。
精進料理
出典: dot.asahi.com
粗食をイメージするときは、精進料理を思い浮かべると良いでしょう。昔からお寺では一汁一菜の精進料理を基本とした食事を摂っており、それを何十年も食べてきたお坊さんはみんな長寿で健康的な生活を送ってきました。
普段の生活で蓄積してきた無駄なものをそぎ落とし、体の中をデトックスしていくことができる。それが粗食の醍醐味と言えるでしょう。
飽食の時代に……
出典: g.chaoo.jp
日本は経済的に豊かになるにつれてさまざまな食文化も取り入れられていくようになりました。食生活の多様化により、栄養過多・飽食が目立ってきていることも事実。1日30品目食べると健康に良いとも言われていますが、栄養の摂りすぎが逆に体の調子を崩したり、肌荒れの原因になってしまう場合もあります。
メリハリをつけて粗食を取り入れて
出典: myjitsu.jp
体がスッキリしないな、胃の調子が悪いな、というときは古来の食事方法「粗食」に立ち返って体の中をデトックスしませんか?夜ご飯だけ・朝ご飯だけ・週に数回だけ、というように回数を区切っていくと、無理なく健康的に粗食生活を始めることができます。
日々の食事のルーティンの中に粗食を組み込むだけで、体の中がきれいになった!と感じられるはず。無理なく、楽しく一汁一菜の「粗食生活」を取り入れていきませんか?
粗食のメリット&注意点
生活習慣病の予防に
出典: favim.com
近年の日本では、糖尿病をはじめとした生活習慣病にかかる人が急増しています。これはひとえに飽食・栄養過多の生活を送っているからとも言われています。
粗食は穀物や野菜、海藻類を中心とした消化に良い食事を中心としているので内臓や血管に負担がかかりにくく、生活習慣病の改善・予防に役立ってくれます。いつまでも元気で若々しい生活を送るために、普段の食事と粗食のバランスを取っていくのがとても重要です。
食生活の見直しに
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粗食を作るときは普段の食生活と見比べてみるのがおすすめ。一汁一菜を基本とした粗食を作っていると、普段の生活で食べている食事がいかに偏っているか、栄養過多になっているかということに気づくことができます。
今週は肉を食べ過ぎたな、お酒を飲み過ぎたな、など普段の食事を見直し改善していくことも粗食を取り入れる重要なポイントになります。週に数回の粗食を取り入れることによって普段の食生活を振り返り、改善していこうという気持ちを作るきっかけにしてみてはいかがですか?
旬の食材をたっぷり味わう
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粗食の基本には、旬の食材を新鮮なままにいただくことを楽しみとするという点があります。近年は農業技術の向上によって一年を通してさまざまな野菜・果実が手に入るような環境にありますが、その時期に最もおいしくなる旬の食材を使うことによって、季節を感じる食卓を楽しめるようになります。
また、旬の食材は他の季節に採れるよりも栄養成分が高くなっているのが重要なポイント。昔の人は栄養がたっぷり含まれた旬の食材を食べることによって風邪や伝染病の予防を行ってきました。体の調子を整える、という意味でも旬の食材を食べていくというのはとても重要なことになっていくのです。
注意点
出典: aoaf.hatenablog.com
粗食を取り入れるときの注意点、それは「粗食に偏りすぎないようにする」ということです。普段の食生活を見直し、ヘルシーな食事を楽しめる粗食ですが、偏りすぎることで逆に栄養が足りなくなってしまう場合があるのです。
いくら健康に良いからと言っても、やり過ぎは何事も体の負担になってしまいます。粗食に関しても同じことで、普段の食事とのバランスを取りながら粗食を取り入れていくことが重要になってきます。
粗食を食べるときは「偏りがちな食生活をリセットする」」という気持ちを持っていきましょう。週に数回、「体の中をデトックスし、きれいにする」という目的で粗食を取り入れるのが一番のおすすめ。普段は洋食も楽しみつつ、食べ過ぎたな、飲み過ぎたな、という翌日には粗食で老廃物を排出する。そうしたメリハリのある食生活を送っていくことで、健康的な体を手に入れていきましょう。
粗食のルール
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それでは、粗食を作るときにはどんなことに気をつけていけば良いのでしょうか?粗食に関する基本的なルールをご紹介します。
主食はしっかり食べる
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主食をしっかり食べることは粗食生活のキーポイントになってきます。一汁一菜の食事は、やはりお腹が空いてしまうもの。主食を食べることによってお腹を満たし、満足感のある食事を楽しむようになれます。
粗食における主食とは、お米のこと。お米の種類は白米よりも玄米や五穀米が推奨されています。玄米や五穀米には、食物線やビタミン、ミネラルが白米よりも数倍多く含まれているので栄養たっぷり。また、血糖値の上昇も白米と比べて緩やかになるので太りにくく、健康的に食事を摂ることができるようになります。
旬の野菜を食べる
出典: www.tend.jp
一年のうちで最も栄養を蓄えている旬の野菜を食べるのも、粗食においては重要なポイントです。新鮮でおいしい野菜を食べられるだけでなく、その栄養素もしっかり摂ることができるようになります。
粗食を作るときは、いつもよりちょっと贅沢して高級スーパーやマルシェなどで売られている新鮮で珍しい旬野菜を買ってみてはいかがですか?普段は食べない野菜を取り入れることによって食の喜びが加わり「こんなおいしい野菜があるんだ!」という気づきにもつながります。
タンパク質は肉以外の食材で
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粗食では、基本的に肉は食べません。タンパク質は豆腐や納豆などの大豆製品や魚から摂取するようにしましょう。植物性のタンパク質が含まれた大豆製品は、整腸作用を始めとしたデトックス効果も期待できるので特におすすめです。
最近は大豆を主原料としたベジタリアン用のお肉代用品「ソイミート(大豆ミート)」も人気を集めています。粗食でもお肉っぽいものを食べたいな……というときは、ソイミートを使ってみるのも良いかもしれません。
加工食品、乳製品は控えよう
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ソーセージやハム、カニカマなどの塩分の強い加工食品や乳製品は控えるのがベスト。粗食は体のデトックスを行うことが一番の目的ですから、内臓に負担をかけやすい加工食品・乳製品は避けておくのが一番なのです。
カルシウムなど乳製品で摂ることができる栄養素は、小魚を始めとした他の食材で代用することができるので安心。基本的には日本古来から食べられてきた食材を使う、という心持ちで食材を選んでいくのがおすすめです。
腹八分目
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満腹になるまで食べてしまうと、食べ物を消化するための内臓器官に負担がかかってしまいます。腹八分目にすることによって内臓の負担を減らし、消化に使われていたエネルギーを他の器官へ送ることができるので基礎代謝のアップにもつながります。
よく噛んで、ゆっくりと食事をすれば腹八分目だとしてもしっかり満腹感を得られます。早食いせずに20分以上の時間をかけて食事を味わっていきましょう。素材の味を楽しむ、というのも粗食の醍醐味。いつもよりもゆっくり、楽しく食事時間を過ごしてみてください。
基本的な粗食の献立
具体的に粗食の献立とはどんなものになっていくのでしょうか?基本的な献立をご紹介します!
1、ご飯
出典: www.nadeshiko-club.com
まずは、ご飯。先ほどのご紹介した通り白米よりも玄米や五穀米などがおすすめです。最近話題になった玄米を発酵させて作る「酵素玄米」も粗食にはぴったり!玄米の栄養素を最大限に高めてくれるだけでなく、食べ応えもアップします。酵素玄米の作り方は「粗食レシピ:主食編」でご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
【分量の目安】
量は1食につき2膳分以下が目安です。食べ過ぎないためにはゆっくりよく噛んで食べることが重要。満腹中枢が刺激されて食べ過ぎの予防になるとともに、消化もしやすくなります。
2、汁物
出典: weheartit.com
続いては、味噌汁をはじめとした汁物です。「健康に良いから具沢山にしよう!」と思いがちですが、粗食においては具沢山にする必要はありません。旬の野菜や海藻などを少量使い、シンプルな具材で仕上げていくのがポイントです。
3、副菜
出典: item.rakuten.co.jp
粗食の副菜として代表的なのが、漬物。ご飯との相性もぴったりです。タクアンやナス、キュウリなどお好みの漬物を3切れほど用意しましょう。
出典: www.1183.co.jp
さすがに漬物だけでは足りない!という方はもう1、2品副菜をプラスしましょう。プラスする場合も豆皿に少量、といったように多すぎない量に抑えておくのがポイントです。
豆腐のタンパク質と野菜の栄養が両方摂れる白和えや、大豆のひじきの煮物など、タンパク質と野菜のバランスが取れた副菜レシピを選んでいくのも重要!後述の「粗食レシピ:副菜編」でおすすめの副菜をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
SNSで注目の粗食献立
基本的な粗食の献立はバッチリ!でも、粗食を続けていくには幾つかのレパートリーが欲しいですよね。そんなときに参考にしてみたい、SNSで注目の粗食献立をご紹介します。みんなの粗食献立を見て、自分なりの献立を組み立てていきましょう!
基本的な粗食献立
玄米に納豆・卵焼き・鯖の塩焼き・玉ねぎの味噌汁を組み合わせた粗食献立。ご飯と相性ぴったりで、タンパク質をしっかり摂れるメニューが揃っていますね。
こちらは冷奴と味噌汁、五穀米の組み合わせ。冷奴に添えてある豆苗は栄養価がとても高い注目の食材。根っこを水につけておけば再び栽培することができるので、一つ買っておくととても便利です。デザートとして、イチゴなどの旬の果実を添えるのもおすすめです!
出典: websta.me
わさび菜とじゃこの混ぜご飯に、レンコンのきんぴらやネギの甘酢漬けなど少量のおかずを何品か集めた粗食献立。汁物には鳴門金時のポタージュを添えています。このように汁物を味噌汁でしばるのではなく、ポタージュやスープに変えるのもおすすめです。
鮭の塩焼きをメインにした献立。きのこのマリネと高菜を添えて、栄養バランスも取れたメニューに仕上がっています。
炊き込みご飯と岩のり&豆腐の味噌汁に、蓮根と蕪とツナのカレー炒めの3品。このように副菜をちょっとボリュームのあるものにすることで満足感もアップします。野菜を中心にして使っているので体の負担にならず、ご飯との相性もぴったりです。
おにぎりの献立
主食をおにぎりにして、ワンプレートに盛り付けるのも素敵ですね。きんぴらや煮物、野菜のスープを添えておしゃれな粗食献立の出来上がりです♪
イワシの梅生姜煮、かぼちゃの煮付け、とろろ昆布とキャベツの和え物、きんぴらゴボウと、多種多様な副菜をバランス良く少量ずつ盛り付けた粗食献立。おにぎりは玄米で、ヘルシーに。
コロコロとかわいらしい三色おにぎりの献立。同じ分量のご飯でも、このように味を変えたおにぎりにすることで食べ応えもアップするのでおすすめです。切り干し大根や漬物、大根とわかめの味噌汁を添えて。
かぼちゃのコロッケ、漬物、ひじきの煮物、レンコンの磯辺焼きと少量ずつでバランスのとれたおかずが揃っています。おにぎりには玄米を使い、イワシを混ぜ込んであるのがポイント。
器にもこだわって
粗食を作るときは、器にもこだわってみましょう。質素な食事だとしても器が素敵だとそれだけで気分が上がります♪
それぞれの料理をのせる器の大きさ、色のバランスを考えながらコーディネイトしていくとおしゃれな粗食の食卓が完成します。
こんな風に豆皿をそろえて、少量ずつのおかずをのせていくのも良いですね。たくさんお皿があると、それだけで豪華な食事、という雰囲気も出ます。お気に入りの器を使って、粗食ライフを楽しんでみてください!
粗食レシピ:主食編
ここからは、粗食を作るときに使えるおすすめレシピをご紹介!好きなレシピを組み合わせて、オリジナルの粗食献立を作ってみてください♪
酵素玄米
出典: www.elle.co.jp
「酵素玄米」とは玄米を発酵させ、酵素を活性化させたご飯のこと。玄米の栄養素をさらに高め、整腸作用や美肌効果などを引き出してくれる調理法です。また、酵素玄米はモチモチとした食感なので「玄米のボソボソとした食感が苦手」という方にもおすすめです。出来上がるのに時間はかかりますが、一度に多めに炊いて冷凍保存しておけば食べたいときにすぐ食べることができます。
【必要な材料】
・玄米……4合
・小豆……大さじ4
・塩……5g
【作り方】
1、小豆と玄米を水で洗う。
2、炊飯器に表示されている通りの水と玄米&小豆を炊飯器に入れる。
3、塩を加え、菜箸などでクルクルと混ぜる。
3、玄米モードで炊飯をスタートし、炊き上がったらシャモジでほぐす。
4、保温モードに変えて玄米を寝かせる。(1日1回シャモジで混ぜ、3日目頃から食べ頃になります。)
グリーンピースご飯
出典: cookpad.com
昆布茶で味付けをした、旨味たっぷりなグリーンピースご飯です。グリーンピースにはさまざまな栄養素が含まれているので、とても健康的。グリーンピースを入れることによってご飯の総量を減らすこともできるので、とてもヘルシーです。
【必要な材料(2人分)】
・米……1合
・昆布茶……小さじ1
・グリーンピース……30g
【作り方】
1、炊飯器に米を水を入れる。
2、昆布茶とグリーンピースを加えて混ぜる。
3、炊飯をスタートさせ、炊き上がったら完成!
長芋と納豆ごはん
出典: www.elle.co.jp
消化酵素がたっぷり含まれた長芋と納豆を組み合わせた、ヘルシーなご飯レシピ。ネバネバとした食感は満腹感も得られやすく、大満足の主食に仕上がります。
【必要な材料(5人分)】
・玄米ご飯……お茶碗5杯分
・長芋(細かいさいの目切りにする)……大さじ2
・納豆……100g
・大根おろし……1/3 カップ
・青ネギ(小口切り)……大さじ2
・切干大根(乾燥)……大さじ2
・ひじき(乾燥)……5g
・白ゴマ……大さじ1
・酢……大さじ1
・醤油……小さじ2
【作り方】
1、切り干し大根は水で戻して細かく切る。
2、切り干し大根を戻した汁と酢・醤油を混ぜ合わせ、切り干し大根を漬ける。
3、大根おろし・長芋・青ネギ・ひじき・白ごまと2を混ぜ合わせる。
4、お茶碗にもりつけた玄米ご飯に3をかけたら完成!
玄米とタクアンのおにぎり
出典: www.maisen.co.jp
玄米にタクアンを混ぜ込んだおにぎりレシピ。タクアンのカリカリとした食感がおいしく、噛みごたえもあるので早食いの防止にもなります。
【必要な材料(2個分)】
・タクアン……適量
・玄米ご飯……お茶碗……2杯分
・白ゴマ……適量
・塩……少々
【作り方】
1、玄米ご飯と塩を軽く混ぜ合わせる。
2、細かく切ったタクアンと白ゴマも加えて混ぜる。
3、好みの形に握ったら完成!
しょうゆ麹の焼きおにぎり
出典: www.elle.co.jp
カリカリとした表面と香ばしいかおりが食欲を刺激するおにぎりレシピ。レシピではしょうゆ麹を使っていますが、もちろん普通の醤油でも代用できます。
【必要な材料(1人分)】
・玄米ご飯……25g
・白米ご飯……25g
・しょうゆ麹……小さじ1
【作り方】
1、玄米ご飯と白米ご飯を一口サイズのおにぎりにする。
2、温めたフライパンでおにぎりの両面をこんがり焼く。
3、おにぎりの片面にしょうゆ麹を塗り、その面を軽く焼いたら完成!
粗食レシピ:汁物編
キャベツと油揚げのみそ汁
出典: www.orangepage.net
キャベツの甘みがしみこんだ味噌汁レシピ。油揚げが味のアクセントになってくれます。春になったら春キャベツを使って、季節を感じる味噌汁に仕上げてみてください。
【必要な材料(2人分)】
・キャベツの葉……大1枚
・油揚げ……1/2枚
・だし汁……1と1/2カップ
・味噌……大さじ1と1/2
・七味唐辛子……お好みで適量
【作り方】
1、キャベツの芯を取り除き、3cm四方に切る。
2、油揚げを横半分に切り、縦の細切りにする。
3、だし汁を煮立てたらキャベツと油揚げを加える。
4、再び煮立ったら弱火にして、味噌を溶き入れる。
5、器に盛って、お好みで七味唐辛子をかけたら完成!
オクラのトロトロ味噌汁
出典: cookpad.com
夏になったら食べたい、オクラの味噌汁レシピです。オクラは煮込むことでトロトロとした食感になり、豆腐との相性もぴったり。最後に鰹節を入れることで風味をプラスしています。
【必要な材料(3人分)】
・オクラ……6本〜
・豆腐……1/2丁
・鰹節パック……1袋
・本だし顆粒……小さじ1
・水……3カップ
・味噌……大さじ2
【作り方】
1、薄切りにしたオクラ・豆腐・本だしを沸騰したお湯に入れる。
2、一煮立ちしたら火を止め、味噌を溶き入れる。
3、味噌汁を器によそり、鰹節を入れたら完成!
きのこのゴマ味噌汁
出典: cookpad.com
秋になったら、きのこをたっぷり入れた味噌汁を作ってみましょう!ゴマも入って栄養満点の味噌汁に仕上がっています。
【必要な材料(2人分)】
・きのこ(椎茸・舞茸・えのき・エリンギなど数種類)……120g
・豆腐……1/4丁
・だし汁……400cc
・味噌……適量
・すりゴマ……大さじ1~
【作り方】
1、きのこを食べやすい大きさに切る。
2、だし汁を火にかけて煮立ったらきのこ類と豆腐を入れる。
3、具材に火が通ったら火を止め、味噌を溶き入れる。
4、すりゴマを加えたら完成!
丸ごとカブの味噌汁
冬は、カブの味噌汁でほっこりと温まりませんか?煮込んでトロトロになったカブの旨味が口の中に広がります。
【必要な材料(2人分)】
・カブ……2株
・油揚げ……50g
・いりこ出汁……2カップ
・味噌……30g
【作り方】
1、カブの葉はざく切りに、実の部分はくし切りに、油揚げは食べやすい大きさに切る。
2、だし汁とカブの実、油揚げ入れてカブが柔らかくなるまで煮る。
3、葉も加えて煮立てたら火を止めて味噌を溶き入れる。
4、再び火にかけて、煮立つ直前で火からあげ、器に盛ったら完成!
粗食レシピ:副菜編
ほうれん草の白和え
出典: cookpad.com
白和えというと下ごしらえが大変、というイメージがありますがこのレシピだったらすぐにできると評判!時間がないときでも気軽に作ることができます。
【必要な材料(3人分)】
・木綿豆腐……1/2丁
・ほうれん草……1/2把
・人参、しめじ……各30g
*砂糖……大さじ1
*薄口醤油……大さじ1
*すりゴマ……大さじ1と1/2
【作り方】
1、豆腐をしっかり水切りする。
2、ほうれん草を茹でてから水にさらし、水気を絞ったら3cm幅に切る。
3、しめじはほぐし、人参は拍子切りにしてから電子レンジで加熱する。
4、豆腐を粗く潰してから*を混ぜ合わせる。
5、野菜を加え、混ぜ合わせたら完成!
ヒジキとニラの炒め物
出典: cookpad.com
ニラには、ビタミンC・E・Bなどの栄養素がたっぷり入っており、免疫力を高めたり、美肌効果を期待できたり、といろいろと良い作用が満載です。ヒジキと組み合わせて、彩りもきれいな副菜の完成です♪
【必要な材料(2人分)】
・ひじき……乾物なら30g、生なら200g
・ベーコン……50g
・ニラ……半束
・オリーブオイル……小さじ2
・塩……小さじ1/4~
【作り方】
1、ニラを2cm幅に切り、ベーコンは細切りにする。
2、オリーブオイル小さじ1を熱したフライパンにベーコンを入れて炒める。
3、ひじきを加えて塩をふりかけたら蓋をして蒸し煮にする。
4、ニラと残りのオリーブオイルを加え、全体を炒め合わせたら完成!
黄金比率のかぼちゃの煮物
出典: cookpad.com
黄金比率で作る、ホクホク&甘みたっぷりのかぼちゃの煮物レシピです。煮物が苦手でも簡単にできる!と人気を集めています。
【必要な材料】
・かぼちゃ……大1/4個
■煮汁
・水……200cc
・醤油、酒、砂糖、みりん……各大さじ2
ゴボウのサラダ
出典: cookpad.com
噛みごたえのあるゴボウは、ゆっくり噛みしめることによって満腹中枢を刺激してお腹を満たしてくれます。食物繊維が豊富なので、整腸作用があるのも嬉しいポイント。定番のきんぴらではなく、サラダ風に仕上げることでいつもとは違った味わいを楽しめます。
【必要な材料(3〜4人分)】
・ゴボウ……1本
・人参……小1本
・白ゴマ……大さじ2~3
*酒……大さじ3
*醤油……大さじ2
*みりん……大さじ1
・マヨネーズ……大さじ3
・ごま油……大さじ2
【作り方】
1、ゴボウと人参を5cm幅に千切りにする。
2、ごま油を熱したフライパンにゴボウを入れて炒める。
3、ゴボウに油がまわったら人参を加えて炒める。
4、*の調味料を入れ、水気がなくなるまで炒め煮にする。
5、4をボウルに移し、マヨネーズと白ごまを混ぜ合わせたら完成!
もやしとワカメの中華風
出典: cookpad.com
もやしとワカメを鶏がらスープの素やニンニクで味付けした、中華風の和え物です。野菜と海藻をたっぷり摂ることができて、低カロリー&リーズナブルなのが嬉しいポイント。
【必要な材料】
・もやし……1袋
・カットわかめ……適量
*ごま油……大さじ2
*鶏がらスープの素……小さじ1
*塩……小さじ1
*ニンニク……チューブ2cm
・すりゴマ……大さじ3
・ネギ……適量
【作り方】
1、熱湯でもやしを茹で、ワカメは戻して水気を切っておく。
2、*の調味料を混ぜ合わせ、もやしとワカメを和える。
3、すりゴマと細かく切ったネギを加え、混ぜ合わせたら完成!
ナスのごま油炒め
出典: cookpad.com
ナスは油との相性抜群!とろっとした食感になったナスを甘辛に味付けして、ご飯のお供になる副菜の出来上がりです。
【必要な材料(2〜3人分)】
・ナス……3本
・塩……小さじ1
・砂糖……大さじ1強
・醤油……大さじ1
・ごま油……大さじ1〜2
・七味唐辛子……適量
【作り方】
1、食べやすい大きさに切ったナスに塩をまぶし、10分置く。
2、塩を水で流し、絞るようにして水気をとる。
3、ごま油を熱したフライパンにナスを入れ、焦げ目がつくまで炒める。
4、焦げ目がついたら火を止めて、醤油・砂糖を入れて混ぜる。
5、器に盛り、七味唐辛子をふりかけたら完成!
食生活を見直すきっかけに
出典: woman.excite.co.jp
イタリアン、フレンチ、中華料理……どんどん多様化している日本人の食生活。フライドチキンやハンバーガー、パスタなど脂が多い食事へとついつい偏りがちですよね。
食べているときは「おいしい!」と思っていても、そういった食生活を続けているとカロリー過多になったり、コレステロール値が上がってしまったり。いつの間にか体が重い、と感じるようになっていませんか?そんなときは、一度、食生活を見直してみた方が良いかもしれません。
粗食で体内をリセット
出典: blog.hinami-life.com
粗食は古来から受け継がれてきた日本人の基本的な食事方法。一汁一菜から作られるシンプルな献立が特徴です。たまには旬の新鮮な野菜、おいしいご飯をゆったりと味わってみてはいかがでしょうか。洋食に偏りがちで疲れた体も、粗食を取り入れることでリセット&デトックスすることができます。
今回は、そんな粗食の魅力を徹底解説。粗食の作り方や献立、粗食レシピなど粗食に関する知識をたっぷりご紹介します。
胃が疲れたな……そんなときは粗食に切り替えて、体の中からきれいになっていきましょう!
・粗食とは?
・粗食のメリット&注意点
・粗食のルール
・基本的な粗食の献立
・SNSで注目の粗食献立
・粗食レシピ:主食編
・粗食レシピ:汁物編
・粗食レシピ:副菜編
一汁一菜
出典: www.nadeshiko-club.com
「粗食」というと、「粗末な食事」「貧相な食事」を思い浮かべそうですが、それは間違い。粗食とは穀物と野菜を中心とした健康的な「一汁一菜」の献立作りのことです。
近年では「粗食のすすめ」幕内秀夫(著)がベストセラーとなり、「粗食」という言葉を知った方も多いのではないでしょうか?粗食を取り入れることによって健康的な食生活を楽しめると注目されるようになりました。
精進料理
出典: dot.asahi.com
粗食をイメージするときは、精進料理を思い浮かべると良いでしょう。昔からお寺では一汁一菜の精進料理を基本とした食事を摂っており、それを何十年も食べてきたお坊さんはみんな長寿で健康的な生活を送ってきました。
普段の生活で蓄積してきた無駄なものをそぎ落とし、体の中をデトックスしていくことができる。それが粗食の醍醐味と言えるでしょう。
飽食の時代に……
出典: g.chaoo.jp
日本は経済的に豊かになるにつれてさまざまな食文化も取り入れられていくようになりました。食生活の多様化により、栄養過多・飽食が目立ってきていることも事実。1日30品目食べると健康に良いとも言われていますが、栄養の摂りすぎが逆に体の調子を崩したり、肌荒れの原因になってしまう場合も