土地面積や建物面積を示す単位として「坪」という単位があります。「我が家は○○坪」なんて言い方をしますが、実際の平や間取り30坪の広さはどれくらいなのでしょうか?人に聞くのはちょっと恥ずかしい!平屋30坪の住まいの様々な間取り事例、ご紹介します♪
そもそも30坪って?どのくらいの広さ?
30坪の説明
出典: www.le-pont.co.jp
土地の面積を「坪」単位で示しますが、皆さんは1坪がどれくらいの広さなのかをご存知でしょうか。若い方ならまだ、「平方メートル」などの表記のほうがイメージしやすいかもしれません。
◯坪などの単位は日本特有の単位で、国際標準単位ではありません。不動産などの広告を見てみると、必ず坪単位で書かれているため、だいたいの坪の広さを覚えておくととても便利です。一番簡単なイメージ方法は、1坪の大きさを畳何枚分かで考えることです。
出典: www.cofa.jp
たたみ1畳は、おおよそで示すと「人ひとり寝ることができる広さ」です。1坪は約、たたみ2畳分の広さ。物件を見るときに坪表記があったら、たたみでイメージすると早いでしょう。では、30坪はどのくらいの広さなのか?平屋で30坪といえば、たたみ60畳分の広さです。大人が寝転んで、60人は寝られる大きさですね。
もっと具体的に知りたいという方もいらっしゃると思います。そこで、メジャーで図ることができる単位でご紹介しましょう。
1坪は約1.8メートルです。畳60枚分といえば、計算すると約10メートル×10メートルの広さ。畳の敷き方や向きにもよりますが、正方形にすると「10m×10m」と考えてください。
出典: www.way-f.com
また、1坪は約3.3平方メートルですから、30坪は「99.17平方メートル」だいたい100平方メートルなことがわかります。
より簡単にイメージするとしたら「狭いか狭くないか」で判断してみましょう。子供さんがいる4人家族で一戸建てを建てるとしたら、30坪が狭いなんて言ったら贅沢すぎる悩みです。十二分な広さですが、次はタイプ別にどのくらいの広さなのかイメージしてみましょう。
タイプ別の間取り例
リビングが広いタイプ
出典: www.kishouraku.com
出来るだけリビングを広く取りたいという方は、キッチン、ダイニングルームも一緒に広く取ってしまいましょう。
玄関から一直線。広々とした18畳から20畳のリビングに、仕切りなくダイニングとキッチンを設けたタイプです。たとえば、玄関の呼び鈴がなった時にもLDKにいれば人が来て慌てて出ていくこともありません。トイレは洗面台の奥に、そしてドアを挟みお風呂場。
出典: rf-minato.com
リビングにはしっかりと収納スペースを取り、リビングが暮らしの中心場所となるような設計です。水回りにはしっかりと窓がほしいですね。キッチンは玄関に近いほうが良いですし、窓が広々とあると、人が来たことにもすぐに気づくことができます。ゴミ出しも楽でとても衛生的です。
ファミリーや家族が多い方は、リビングにゆとりを持ったタイプがおすすめです。広々としたリビングには太陽の光がしっかり差し込むような設計が理想でしょう。
ベッドルームとリビングがつながるタイプ
出典: juutakudesign.com
ベッドルームは、ただ寝るための場所と考える方もいれば、広々としたスペースの寝室が良いと考える方もいます。まずは、どれくらいの広さのベッドルームを確保したいかを考えましょう。
最近では、3畳の部屋がベッドルームという寝室を狭くするタイプも増えています。ベッドを置いて少しだけインテリアを楽しんだら、後は何も置くことができません。通常の寝室は8畳程度が理想でしょう。どのくらいの広さが良いかは、好み次第です。
出典: juutakudesign.com
寝室とリビングが近い際のメリットは、ゆったりくつろぐスペースとゆっくり眠るスペースが近く、移動が楽という点が挙げられます。通常はキッチンをはさみ、リビングと寝室があったほうが、水回りがどちらからも近く使い勝手が良いですが、テレビを見るスペースと寝るスペースの移動を少なくし、すぐに休みたいという方も多いでしょう。
ベッドルームとリビングを敷居1枚でつなげるタイプでは、トイレの場所に注意が必要です。わざわざリビングを通らなければトイレに行けないという間取りより、どちらからでもトイレが近いという間取りを考えましょう。
寝室とリビングを分けるタイプ
出典: www.re-port.net
寝室はなるべく広く取り、収納を充実させ、リビングとはしっかり分けたいという方には、LDKと寝室の間にお風呂・トイレを。どちらからでも使いやすいタイプで、ベッドルームのプライベート感をアップさせます。
寝室から反対側に玄関があるとより良いですね。玄関からお部屋が見えないので、開放感ある空間が出来上がります。玄関を入って広々としたLDKがあればなお理想。
出典: fevecasa.com
お友達をたくさん招かれるという方にはカウンターのあるオープン対面キッチンがおすすめ。部屋の中心にキッチンがあると、お料理でお友達をもてなすときに使い勝手が良いですよ。洗面室には寝室と洗面室の両方から使えるクローゼットを置くとより使い勝手がよさそう。洗面室に行くために寝室からでなければいけないというのは、しっかりリビングと分けたことにはなりませんからね。
団らんスペース重視タイプ
出典: www.refonavi.or.jp
家族のだんらんを意識される方にも、対面式のキッチンをおすすめします。北側には広い窓があり、目の前にはキッチン。キッチンからのぞくと18畳の広いリビングダイニングがあり、テレビを見るソファ、そして食事をとるダイニングテーブルがあります。
出典: www.motherth.com
西側には寝室を、そして東側には畳の和室を。和室のとなりに玄関があるとより良いですね。和室を合わせると約25畳程度の広々としたスペースに。
家族が多い方や、親戚が集まるときがあるという場合には、きっとたくさんおもてなしできる団らん重視の間取りです。リビングは開放的な太陽の光が差し込む窓。ウッドデッキなどがあると楽しみ方も増えます。
暮らし方で決める間取り例
カップル向け
出典: www.beniya-fudosan.co.jp
カップルならちょっと贅沢に2LDKくらいの部屋に住みたいところ。洗面台にもしっかり収納スペースを取って、片付けに関してケンカが起こらないようにしたいですね。
対面式キッチンには使いやすいようバルコニーを。玄関のすぐとなりにトイレを設置して、反対側にはドアが2つある洗面室とお風呂場を。ベッドルームにも広い収納スペースを取り、プライベートな空間を楽しみましょう。
出典: www.tj-matsuyama.com
カップルで住んでいてもちょっと一人になりたい時も、ありますよね。絶対に余裕を持って書斎を作っておきましょう。若い方はフローリングの方が良いという方もいますので、6畳でちょっと狭い書斎をトイレの横に設置すると、バルコニーに出られるベランダ付きで楽しめます。
お風呂場には浴室乾燥をつけたり。楽しみ方はいろいろあります。リビングはしっかり10畳以上設けて、多忙なカップルの優雅なひとときを楽しめる空間を作りましょう。
おしゃれ女子向け
出典: tgroom.able.co.jp
おしゃれな女子意識があるのなら、やっぱりたくさんの収納場所がほしいところ。お友達が来るのに片付けるスペースがない、ぐちゃぐちゃの部屋なんて嫌ですよね。
洋服や小物集め大好き!なおしゃれ女子には、たっぷりのウォークインクローゼットスペースを設けた間取りをおすすめします。ウォークインクローゼットは洗面室のとなりに、室内物干しがついていると更に便利です。
出典: fxr.jp
ベッドルームは狭くスペースととり、ゆったり可愛いインテリアに囲まれたリビングを広く取りましょう。家族が少ない場合は、コンパクトな家が便利です。和室をリビングに接して作り、くつろげるスペースを。和室があると、来客時にも便利ですし、書斎としても使えますよね。
平屋の間取りは天井に制限がありません。玄関から広い天井を意識すると、開放感あふれる間取りが完成します。仕事から疲れて帰り、ゆったりくつろぎたいオシャレ女子にはとてもおすすめです。
ファミリー向け
出典: sanyo-fu.jp
家族が多いと困ることが1つありますよね。それは、収納です。子供が多いご家庭なら、ママさんがいつも片付けに追われていることでしょう。洋服箪笥は人数分、おもちゃを片付けるスペース、いらないものを収納するスペース。収納がないだけでもう部屋はぐっちゃぐちゃに。
収納がたっぷりある間取りにしたいという方は、思い切って4畳のウォークインクローゼットと各部屋に収納スペースを設けましょう。和室には1畳の押し入れ。玄関にも1畳のシューズ収納スペースを。寝室にはクローゼットを2畳。洋室や洗面室にも各収納スペースを設けたら、ママのストレスもなくなります。
出典: renoman-shinjuku.com
思い切って作った4畳のウォークインクローゼットはドアを2つ用意し、詰め込んでも探しやすい設計にするととても便利です。洗面室の物置は、小さな棚をいくつも用意するとかなり便利です。
リビングは対面式キッチンで、キッチンからの洗面脱衣が近いほうが良いでしょう。家事導線がまとまるような流れにすると、ファミリーならよくある「家の中で人とぶつかる!」なんてこともありません。
ファミリー向けといえば、忘れてはいけないのが車庫。ママとパパ用に車庫は最低でも2つほしいですね。そこで、平屋全体は長方形に、玄関のすぐとなりに駐車スペースが2台分あるととても便利です。玄関から一番遠い洋室にはちょっとしたバルコニーを設けると、ガーデニングなどママの趣味も楽しめますね。
間取り、レイアウトを上手にするコツ、ポイント
ポイント1: 外へなるべく見せない工夫
出典: www.msys-inc.jp
平屋の場合、生活がすべて1階に来てしまうことになります。人が歩く目線の先、1階ですべて生活しなければいけないわけですから、なるべく外からは生活感が見えない工夫が必要です。
家の外壁を敷地内全部囲ってしまうと、外から生活感は見えません。ですが、周りに建物が多い場合はせっかくの太陽の光が差し込まない、あまりにも囲いすぎて隠れて住んでいるみたい、という不満が出てきます。
出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
寝室やリビングには人目を気にする配慮が必要です。でも、庭先やキッチン、玄関前などは開放感もほしいですよね。外壁をどうするのか?工夫方法を考えてみましょう。
たとえば、ブロックやコンクリートなどを使わずに、木の外壁を作ればガーデニングを並べると自然な色合いで開放感が生まれます。防犯の観点から、低い外壁はやはり危険です。植木のみ、という方法もありますがそれなら高い木々を植え、なるべく生活感が外から見えないよう、工夫しましょう。
ポイント2: 収納スペース
出典: chugoku.hituji.jp
収納スペースにこだわりすぎると、家族や住まう人数が少ない場合にリビングやキッチンまで狭く考えがちです。収納ばかり意識して、せっかくのくつろげるスペースが狭ければ意味がありません。
出典: www.yume-h.com
住まう人数が少ない場合は、リビングや寝室などを優先に考えましょう。その際に、廊下やちょっとしたスペースは狭くても良いのです。収納スペースといっても、押し入れやクローゼットだけではなく、ロフトという方法もあります。
平屋の間取りを考えるときは、余計な廊下もはぶき、必要な空間以外取らなくなりがちです。だからこそ収納スペースが重要なのですが、ちょっとしたロフトスペースや、吹き抜け、小さな物置などのスペースを設けておくと、生活にメリハリをつけやすくなります。
ポイント3: 開放感を出す
出典: yassy518.seesaa.net
たとえば、寝室を狭く取った時。「ベッドルームは狭くても良いや」と思ってもあまりにも開放感がなく、窮屈だと感じてしまうケースがあります。そんな時には、寝室の西側に大きな窓を設けておくと、窓をあけ開放感が大きくなり、狭い寝室でも気にならなくなります。
リビングばかり意識して玄関がせまくなったというケースもあり、玄関部分にはちょっとした天窓を作ったり、暗くなりがちな玄関を明るくすると、開放感が生まれます。
出典: www.a-c-t.jp
お風呂はできるだけ天井を高く。脱衣所と洗面室は長方形に取り、太陽のひかりがしっかり入るようにしましょう。カーテンやすりガラスでただでさえ暗くなってしまう浴室は、こういった工夫も必要です。
平屋は2階がない分、上から光を取り入れやすいというメリットがあります。天窓、とても良いですよ。
ポイント4: LDはワンセット
出典: www.brunchone.com
平屋の良いところは、横に長く広くスペースを取ることができる点です。和室、寝室、洋室に囲まれたLDKは、外からの騒音も入ってこず、南向きの大きな窓に照らされ、とても開放的な空間を演出できます。
たとえば、結婚して一戸建てを建てるとして、ご両親と同居をしない場合でも、ご両親が食事に来られることもありますよね。
出典: www.e-roomplus.jp
実家のご両親と一緒に食事がしたいと思っても、狭いダイニングはみんなで食事ができません。ダイニングの広さに合わせて、テーブルを購入されると思いますが、家族4人分と決めつけてインテリアを選ぶと、更に親戚を含めた団らんができなくなってしまいます。
だからこそ、リビングとダイニングはいつもセットで考えるべきなのです。食事が済んだら、すぐ横のリビングで子供たちがテレビを見ている、そんな光景がキッチンから一気に眺めることができたら・・・。ファミリーの平屋としては理想の光景ですよね。
ポイント5: 5年後を考えた間取り
出典: www.minnanokaigo.com
今から建てる平屋一戸建て、5年後もきっと住んでいると仮定して建てるのですよね?5年後には結婚しているかもしれない、5年後には小さな娘も小学生になっているかもしれない。
そんな、「5年後のこと」を考え、間取りを考慮してみてください。もし3歳の娘さんがいたら、5年後、「一人部屋がほしい」と言っているでしょう。結婚したら、「ゆっくり仕事ができる書斎がほしい」と夫が言っているかもしれません。
今ほしい家、ではなく、5年後に住んでてよかったと思えるような間取りを考えるべきです。
出典: acty-okayama.co.jp
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主に、寝室と浴室、LDK、そして書斎という考え方をしますが、書斎が子供部屋になるとして、もしLDKを通らなければ浴室へ行けない、そんな間取りを娘さんは気に入るでしょうか。お風呂くらい、誰の目にも触れずに行きたがるものです。将来のことを考えた間取りを作ってみて下さいね。
出典: www.le-pont.co.jp
土地の面積を「坪」単位で示しますが、皆さんは1坪がどれくらいの広さなのかをご存知でしょうか。若い方ならまだ、「平方メートル」などの表記のほうがイメージしやすいかもしれません。
◯坪などの単位は日本特有の単位で、国際標準単位ではありません。不動産などの広告を見てみると、必ず坪単位で書かれているため、だいたいの坪の広さを覚えておくととても便利です。一番簡単なイメージ方法は、1坪の大きさを畳何枚分かで考えることです。
出典: www.cofa.jp
たたみ1畳は、おおよそで示すと「人ひとり寝ることができる広さ」です。1坪は約、たたみ2畳分の広さ。物件を見るときに坪表記があったら、たたみでイメージすると早いでしょう。では、30坪はどのくらいの広さなのか?平屋で30坪といえば、たたみ60畳分の広さです。大人が寝転んで、60人は寝られる大きさですね。
もっと具体的に知りたいという方もいらっしゃると思います。そこで、メジャーで図ることができる単位でご紹介しましょう。
1坪は約1.8メートルです。畳60枚分といえば、計算すると約10メートル×10メートルの広さ。畳の敷き方や向きにもよりますが、正方形にすると「10m×10m」と考えてください。
出典: www.way-f.com
また、1坪は約3.3平方メートルですから、30坪は「99.17平方メートル」だいたい100平方メートルなことがわかります。
より簡単にイメージするとしたら「狭いか狭くないか」で判断してみましょう。子供さんがいる4人家族で一戸建てを建てるとしたら、30坪が狭いなんて言ったら贅沢すぎる悩みです。十二分な広さですが、次はタイプ別にどのくらいの広さなのかイメージしてみましょう。
出典: www.kishouraku.com
出来るだけリビングを広く取りたいという方は、キッチン、ダイニングルームも一緒に広く取ってしまいましょう。
玄関から一直線。広々とした18畳から20畳のリビングに、仕切りなくダイニングとキッチンを設けたタイプです。たとえば、玄関の呼び鈴がなった時にもLDKにいれば人が来て慌てて出ていくこともありません。トイレは洗面台の奥に、そしてドアを挟みお風呂場。
出典: rf-minato.com
リビングにはしっかりと収納スペースを取り、リビングが暮らしの中心場所となるような設計です。水回りにはしっかりと窓がほしいですね。キッチンは玄関に近いほうが良いですし、窓が広々とあると、人が来たことにもすぐに気づくことができます。ゴミ出しも楽でとても衛生的です。
ファミリーや家族が多い方は、リビングにゆとりを持ったタイプがおすすめです。広々としたリビングには太陽の光がしっかり差し込むような設計が理想でしょう。
出典: juutakudesign.com
ベッドルームは、ただ寝るための場所と考える方もいれば、広々としたスペースの寝室が良いと考える方もいます。まずは、どれくらいの広さのベッドルームを確保したいかを考えましょう。
最近では、3畳の部屋がベッドルームという寝室を狭くするタイプも増えています。ベッドを置いて少しだけインテリアを楽しんだら、後は何も置くことができません。通常の寝室は8畳程度が理想でしょう。どのくらいの広さが良いかは、好み次第です。
出典: juutakudesign.com
寝室とリビングが近い際のメリットは、ゆったりくつろぐスペースとゆっくり眠るスペースが近く、移動が楽という点が挙げられます。通常はキッチンをはさみ、リビングと寝室があったほうが、水回りがどちらからも近く使い勝手が良いですが、テレビを見るスペースと寝るスペースの移動を少なくし、すぐに休みたいという方も多いでしょう。
ベッドルームとリビングを敷居1枚でつなげるタイプでは、トイレの場所に注意が必要です。わざわざリビングを通らなければトイレに行けないという間取りより、どちらからでもトイレが近いという間取りを考えましょう。
出典: www.re-port.net
寝室はなるべく広く取り、収納を充実させ、リビングとはしっかり分けたいという方には、LDKと寝室の間にお風呂・トイレを。どちらからでも使いやすいタイプで、ベッドルームのプライベート感をアップさせます。
寝室から反対側に玄関があるとより良いですね。玄関からお部屋が見えないので、開放感ある空間が出来上がります。玄関を入って広々としたLDKがあればなお理想。
出典: fevecasa.com
お友達をたくさん招かれるという方にはカウンターのあるオープン対面キッチンがおすすめ。部屋の中心にキッチンがあると、お料理でお友達をもてなすときに使い勝手が良いですよ。洗面室には寝室と洗面室の両方から使えるクローゼットを置くとより使い勝手がよさそう。洗面室に行くために寝室からでなければいけないというのは、しっかりリビングと分けたことにはなりませんからね。
出典: www.refonavi.or.jp
家族のだんらんを意識される方にも、対面式のキッチンをおすすめします。北側には広い窓があり、目の前にはキッチン。キッチンからのぞくと18畳の広いリビングダイニングがあり、テレビを見るソファ、そして食事をとるダイニングテーブルがあります。
出典: www.motherth.com
西側には寝室を、そして東側には畳の和室を。和室のとなりに玄関があるとより良いですね。和室を合わせると約25畳程度の広々としたスペースに。
家族が多い方や、親戚が集まるときがあるという場合には、きっとたくさんおもてなしできる団らん重視の間取りです。リビングは開放的な太陽の光が差し込む窓。ウッドデッキなどがあると楽しみ方も増えます。
出典: www.beniya-fudosan.co.jp
カップルならちょっと贅沢に2LDKくらいの部屋に住みたいところ。洗面台にもしっかり収納スペースを取って、片付けに関してケンカが起こらないようにしたいですね。
対面式キッチンには使いやすいようバルコニーを。玄関のすぐとなりにトイレを設置して、反対側にはドアが2つある洗面室とお風呂場を。ベッドルームにも広い収納スペースを取り、プライベートな空間を楽しみましょう。
出典: www.tj-matsuyama.com
カップルで住んでいてもちょっと一人になりたい時も、ありますよね。絶対に余裕を持って書斎を作っておきましょう。若い方はフローリングの方が良いという方もいますので、6畳でちょっと狭い書斎をトイレの横に設置すると、バルコニーに出られるベランダ付きで楽しめます。
お風呂場には浴室乾燥をつけたり。楽しみ方はいろいろあります。リビングはしっかり10畳以上設けて、多忙なカップルの優雅なひとときを楽しめる空間を作りましょう。
出典: tgroom.able.co.jp
おしゃれな女子意識があるのなら、やっぱりたくさんの収納場所がほしいところ。お友達が来るのに片付けるスペースがない、ぐちゃぐちゃの部屋なんて嫌ですよね。
洋服や小物集め大好き!なおしゃれ女子には、たっぷりのウォークインクローゼットスペースを設けた間取りをおすすめします。ウォークインクローゼットは洗面室のとなりに、室内物干しがついていると更に便利です。
出典: fxr.jp
ベッドルームは狭くスペースととり、ゆったり可愛いインテリアに囲まれたリビングを広く取りましょう。家族が少ない場合は、コンパクトな家が便利です。和室をリビングに接して作り、くつろげるスペースを。和室があると、来客時にも便利ですし、書斎としても使えますよね。
平屋の間取りは天井に制限がありません。玄関から広い天井を意識すると、開放感あふれる間取りが完成します。仕事から疲れて帰り、ゆったりくつろぎたいオシャレ女子にはとてもおすすめです。
出典: sanyo-fu.jp
家族が多いと困ることが1つありますよね。それは、収納です。子供が多いご家庭なら、ママさんがいつも片付けに追われていることでしょう。洋服箪笥は人数分、おもちゃを片付けるスペース、いらないものを収納するスペース。収納がないだけでもう部屋はぐっちゃぐちゃに。
収納がたっぷりある間取りにしたいという方は、思い切って4畳のウォークインクローゼットと各部屋に収納スペースを設けましょう。和室には1畳の押し入れ。玄関にも1畳のシューズ収納スペースを。寝室にはクローゼットを2畳。洋室や洗面室にも各収納スペースを設けたら、ママのストレスもなくなります。
出典: renoman-shinjuku.com
思い切って作った4畳のウォークインクローゼットはドアを2つ用意し、詰め込んでも探しやすい設計にするととても便利です。洗面室の物置は、小さな棚をいくつも用意するとかなり便利です。
リビングは対面式キッチンで、キッチンからの洗面脱衣が近いほうが良いでしょう。家事導線がまとまるような流れにすると、ファミリーならよくある「家の中で人とぶつかる!」なんてこともありません。
ファミリー向けといえば、忘れてはいけないのが車庫。ママとパパ用に車庫は最低でも2つほしいですね。そこで、平屋全体は長方形に、玄関のすぐとなりに駐車スペースが2台分あるととても便利です。玄関から一番遠い洋室にはちょっとしたバルコニーを設けると、ガーデニングなどママの趣味も楽しめますね。
出典: www.msys-inc.jp
平屋の場合、生活がすべて1階に来てしまうことになります。人が歩く目線の先、1階ですべて生活しなければいけないわけですから、なるべく外からは生活感が見えない工夫が必要です。
家の外壁を敷地内全部囲ってしまうと、外から生活感は見えません。ですが、周りに建物が多い場合はせっかくの太陽の光が差し込まない、あまりにも囲いすぎて隠れて住んでいるみたい、という不満が出てきます。
出典: detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
寝室やリビングには人目を気にする配慮が必要です。でも、庭先やキッチン、玄関前などは開放感もほしいですよね。外壁をどうするのか?工夫方法を考えてみましょう。
たとえば、ブロックやコンクリートなどを使わずに、木の外壁を作ればガーデニングを並べると自然な色合いで開放感が生まれます。防犯の観点から、低い外壁はやはり危険です。植木のみ、という方法もありますがそれなら高い木々を植え、なるべく生活感が外から見えないよう、工夫しましょう。
出典: chugoku.hituji.jp
収納スペースにこだわりすぎると、家族や住まう人数が少ない場合にリビングやキッチンまで狭く考えがちです。収納ばかり意識して、せっかくのくつろげるスペースが狭ければ意味がありません。
出典: www.yume-h.com
住まう人数が少ない場合は、リビングや寝室などを優先に考えましょう。その際に、廊下やちょっとしたスペースは狭くても良いのです。収納スペースといっても、押し入れやクローゼットだけではなく、ロフトという方法もあります。
平屋の間取りを考えるときは、余計な廊下もはぶき、必要な空間以外取らなくなりがちです。だからこそ収納スペースが重要なのですが、ちょっとしたロフトスペースや、吹き抜け、小さな物置などのスペースを設けておくと、生活にメリハリをつけやすくなります。
出典: yassy518.seesaa.net
たとえば、寝室を狭く取った時。「ベッドルームは狭くても良いや」と思ってもあまりにも開放感がなく、窮屈だと感じてしまうケースがあります。そんな時には、寝室の西側に大きな窓を設けておくと、窓をあけ開放感が大きくなり、狭い寝室でも気にならなくなります。
リビングばかり意識して玄関がせまくなったというケースもあり、玄関部分にはちょっとした天窓を作ったり、暗くなりがちな玄関を明るくすると、開放感が生まれます。
出典: www.a-c-t.jp
お風呂はできるだけ天井を高く。脱衣所と洗面室は長方形に取り、太陽のひかりがしっかり入るようにしましょう。カーテンやすりガラスでただでさえ暗くなってしまう浴室は、こういった工夫も必要です。
平屋は2階がない分、上から光を取り入れやすいというメリットがあります。天窓、とても良いですよ。
出典: www.brunchone.com
平屋の良いところは、横に長く広くスペースを取ることができる点です。和室、寝室、洋室に囲まれたLDKは、外からの騒音も入ってこず、南向きの大きな窓に照らされ、とても開放的な空間を演出できます。
たとえば、結婚して一戸建てを建てるとして、ご両親と同居をしない場合でも、ご両親が食事に来られることもありますよね。
出典: www.e-roomplus.jp
実家のご両親と一緒に食事がしたいと思っても、狭いダイニングはみんなで食事ができません。ダイニングの広さに合わせて、テーブルを購入されると思いますが、家族4人分と決めつけてインテリアを選ぶと、更に親戚を含めた団らんができなくなってしまいます。
だからこそ、リビングとダイニングはいつもセットで考えるべきなのです。食事が済んだら、すぐ横のリビングで子供たちがテレビを見ている、そんな光景がキッチンから一気に眺めることができたら・・・。ファミリーの平屋としては理想の光景ですよね。
出典: www.minnanokaigo.com
今から建てる平屋一戸建て、5年後もきっと住んでいると仮定して建てるのですよね?5年後には結婚しているかもしれない、5年後には小さな娘も小学生になっているかもしれない。
そんな、「5年後のこと」を考え、間取りを考慮してみてください。もし3歳の娘さんがいたら、5年後、「一人部屋がほしい」と言っているでしょう。結婚したら、「ゆっくり仕事ができる書斎がほしい」と夫が言っているかもしれません。
今ほしい家、ではなく、5年後に住んでてよかったと思えるような間取りを考えるべきです。
出典: acty-okayama.co.jp
出典: acty-okayama.co.jp
主に、寝室と浴室、LDK、そして書斎という考え方をしますが、書斎が子供部屋になるとして、もしLDKを通らなければ浴室へ行けない、そんな間取りを娘さんは気に入るでしょうか。お風呂くらい、誰の目にも触れずに行きたがるものです。将来のことを考えた間取りを作ってみて下さいね。
コツ・ポイント
平屋の間取り、30坪の住まいについてご紹介しました。平屋は二階建ての家とは違い、様々な特徴があります。また、将来は2階建てや3階建てにも応用できる、とても良い間取りが作れます。あなたのライフスタイルに合わせたステキな間取りを作ってくださいね。