忘年会にクリスマス……そしてお正月と、これから年末年始にかけてイベントシーズンに入ります。オンオフ問わず、会食する機会が増えますよね。そんなとき心配なのがテーブルマナー。中でも日本人が一番使うのが箸ですが、意外と正しい使い方を知らない人って多いようです。あなたの箸の使い方は大丈夫ですか?
正しく箸を使っていますか?
日本の食事に欠かせない箸
出典: inhabitat.com
日本の食事に欠かせない箸。箸の美しい持ち方や所作は、日本人なら身に着けておきたいものですよね。あなたは正しく箸を使えてますか?
「毎日使うものだから、大丈夫!ちゃんと使えてる。」
そう思っている人は多いはず。でも、本当に大丈夫?
知らずにやっちゃう「嫌い箸」
出典: umetarin
間違った箸使いのことを「嫌い箸」や「忌み箸」と言いますが、実は箸のマナーというのはかなり細かいところまでタブーがあるんです。
意外な使い方が間違っていたりして、知らず知らずのうちにやってしまっていたなんてこともあるようです。
イベントシーズン前に再確認!
出典: www.staggeron.org
忘年会にクリスマスやお正月と、これからイベントシーズンを迎えます。宴会やパーティーなど、いろんな人と会食する機会が増えますよね。
そんなときに間違ったテーブルマナーをしてしまうと、恥ずかしいばかりか目上の方相手の会食なら失礼になってしまうことも。
和食は日本の文化です。和食に欠かせない箸のマナーを再確認しておきましょう♪
意外と知らないタブー
寄せ箸
出典: umetarin
食器の縁に箸をかけて、手前に引き寄せること。これは中の料理がこぼれてしまう危険もあり、何より行儀が悪いことは言わずもがなです。
しかし自宅や一人で食事をしているときについついやってしまっている人が多いようです。クセになっていると、外でも自然と出てしまいます。気を付けましょう。
迷い箸
「どれにしようかな……。」とお皿の上で箸をウロウロさせることで、別名なまじ箸とも言います。これも意外とやってしまう嫌い箸です。
おいしそうな料理がたくさん並んでいるときは、どうしても目と一緒に箸も泳いでしまうのでしょう。しかしこれはマナー違反です。料理は食べたいものを決めてから箸を伸ばしましょう。
空箸・移り箸
出典: food.ndtv.com
一度食べようと取った料理を、「やっぱりやめた。」と皿に戻すことを空箸と言います。これは料理を出した側へ不信感を抱かせてしまう行為です。一度取ったらきちんといただきましょう。
また、いったん料理を取りかけたのにやめて、隣のお皿へ箸を伸ばすことは移り箸と言います。こちらも嫌い箸になるのでやめましょう。
撥ね箸
出典: www.savoryjapan.com
ピーマンにグリーンピース。苦手だから端によけよう。と、お皿の中で箸を使って端によけることってありますよね。あれも実はマナー違反です。
かといって無理に食べられないものを食べることはありませんが、どうしても残したい場合は懐紙などに包んで持って帰りましょう。
刺し箸
出典: shizuoka-life.blogspot.jp
小さいものやつかみにくい料理のときに、ついついやってしまうのが刺し箸です。やってしまいながらも、行儀が悪いことを自認している人も多いのでは?
しかし小さい子どもなら仕方ないにせよ、大人が刺し箸で食事しているのは見るに耐えません。気をつけましょう。
こじ箸
料理を上から順番にではなく、好きなものを探し出しながら食べることをこじ箸と言います。具がたくさん入っている料理ではついついやってしまいますよね。
しかし箸でお皿の中をかき回してはせっかくの盛り付けが台無しです。上から順にいただきましょう。
また汁物の中で同じように、かき混ぜながら好きな具を探して食べることを探り箸と言います。こちらも嫌い箸ですので気を付けましょう。
かき箸
出典: www.ebarafoods.com
わしわし食べたい丼やサラサラといただきたいお茶漬けなど、椀の縁に口を付けて箸でかき込む食べ方も実はNGです。
ご飯ものはどうしてもかき込みたいものだけれど、大勢で食事を楽しむ会食のときはそこをグッと我慢して一口ずつじっくりと味わいましょう。
振り箸・なみだ箸
出典: www.haconiwa-mag.com
汁物はむずかしい嫌い箸が多いようです。思わぬ所作がマナー違反なこともあるので確認が必要です。
よくやってしまう振り箸。箸に付いた汁を振って落とすことですが、日常的にやっている人が多いのですよね。これもだめなの?と思ってしまう使い方ですが、嫌い箸になるのでやめましょう。
振り落とさずとも、箸先からポタポタと汁を垂らすこともなみだ箸という嫌い箸です。
横箸
出典: nagaoka-yasai.jugem.jp
箸を2本そろえて料理や汁の中の具を、スプーンのようにすくい取ること。これは横箸と言います。つかみにくい具のときにやってしまいがちですが、こちらもマナー違反なのでやめましょう。
渡し箸
出典: corporate.shufunotomo.co.jp
食事の途中なのに椀や皿の上に箸をそろえて置くこと。これは渡し箸です。こちらは「もう要りません。」という食事の終わりの合図です。洋食でナイフとフォークをそろえて置くことと同じ意味です。
食事中に箸置きがない場合によくやってしまう行為ですよね。箸置きがないときは、箸袋や懐紙を折って簡易箸置きを作りましょう。
かみ箸・ねぶり箸
箸は料理を口に運ぶもの。決して箸だけなめたり口にふくんだりしてはいけません。
かみ箸は箸をかむこと。箸が折れてしまいます。
ソースや汁などがベットリ付いてしまうとなめて取るという人も多いのでは?これはねぶり箸と言って嫌い箸になるのでやめましょう。気になる場合は懐紙や紙ナプキンで拭き取りましょう。
箸渡し
出典: www.ne.senshu-u.ac.jp
「そのおかずちょうだい。」「いいよ、どうぞ。」とおかずを箸で渡すこと、これは縁起が悪いとされているのでNGです。
食堂や自宅などカジュアルな場では意外とやってしまっている人も多いようですが、見ている人が不快感を覚える行為なのでやめましょう。
二人箸
出典: umetarin
食器の中で二人同時に箸を入れて料理を取ることを二人箸と言います。家族で食事をしているとよくある光景に思えますが、嫌い箸です。
大皿料理が並ぶ会食時は、必ず前の人が取り終わった後に、箸を伸ばしましょう。
拝み箸
出典: umetarin
食事の前に手を合わせていただきます。これの何がいけないの!?と思ってしまいますよね。実はこれ、いけないのは箸を持って手を合わせることなのです。
これは拝み箸と言う嫌い箸です。いただきますをするときは、必ず箸を持たずに手を合わせましょう。
指し箸
出典: umetarin
「だから、あなたはさ~」と話を楽しんでいるうちに、ヒートアップして箸を持つ手で人を指してまうこと。これももちろん嫌い箸です。
しかし、これは嫌い箸以前のマナー違反ですよね。気持ちよくみんなで食事する場なのでやめましょう!
正しい箸使いで気持ちよく食事
出典: blog.goo.ne.jp
正しい箸使いをはじめ、テーブルマナーは自分も一緒にいる人も気持ちよく食事をするためのコミュニケーションの一つです。楽しいひとときを過ごせるように、正しい箸使いを再確認しておきましょう♪
日本の食事に欠かせない箸
出典: inhabitat.com
日本の食事に欠かせない箸。箸の美しい持ち方や所作は、日本人なら身に着けておきたいものですよね。あなたは正しく箸を使えてますか?
「毎日使うものだから、大丈夫!ちゃんと使えてる。」
そう思っている人は多いはず。でも、本当に大丈夫?
知らずにやっちゃう「嫌い箸」
出典: umetarin
間違った箸使いのことを「嫌い箸」や「忌み箸」と言いますが、実は箸のマナーというのはかなり細かいところまでタブーがあるんです。
意外な使い方が間違っていたりして、知らず知らずのうちにやってしまっていたなんてこともあるようです。
イベントシーズン前に再確認!
出典: www.staggeron.org
忘年会にクリスマスやお正月と、これからイベントシーズンを迎えます。宴会やパーティーなど、いろんな人と会食する機会が増えますよね。
そんなときに間違ったテーブルマナーをしてしまうと、恥ずかしいばかりか目上の方相手の会食なら失礼になってしまうことも。
和食は日本の文化です。和食に欠かせない箸のマナーを再確認しておきましょう♪
寄せ箸
出典: umetarin
食器の縁に箸をかけて、手前に引き寄せること。これは中の料理がこぼれてしまう危険もあり、何より行儀が悪いことは言わずもがなです。
しかし自宅や一人で食事をしているときについついやってしまっている人が多いようです。クセになっていると、外でも自然と出てしまいます。気を付けましょう。
迷い箸
「どれにしようかな……。」とお皿の上で箸をウロウロさせることで、別名なまじ箸とも言います。これも意外とやってしまう嫌い箸です。
おいしそうな料理がたくさん並んでいるときは、どうしても目と一緒に箸も泳いでしまうのでしょう。しかしこれはマナー違反です。料理は食べたいものを決めてから箸を伸ばしましょう。
空箸・移り箸
出典: food.ndtv.com
一度食べようと取った料理を、「やっぱりやめた。」と皿に戻すことを空箸と言います。これは料理を出した側へ不信感を抱かせてしまう行為です。一度取ったらきちんといただきましょう。
また、いったん料理を取りかけたのにやめて、隣のお皿へ箸を伸ばすことは移り箸と言います。こちらも嫌い箸になるのでやめましょう。
撥ね箸
出典: www.savoryjapan.com
ピーマンにグリーンピース。苦手だから端によけよう。と、お皿の中で箸を使って端によけることってありますよね。あれも実はマナー違反です。
かといって無理に食べられないものを食べることはありませんが、どうしても残したい場合は懐紙などに包んで持って帰りましょう。
刺し箸
出典: shizuoka-life.blogspot.jp
小さいものやつかみにくい料理のときに、ついついやってしまうのが刺し箸です。やってしまいながらも、行儀が悪いことを自認している人も多いのでは?
しかし小さい子どもなら仕方ないにせよ、大人が刺し箸で食事しているのは見るに耐えません。気をつけましょう。
こじ箸
料理を上から順番にではなく、好きなものを探し出しながら食べることをこじ箸と言います。具がたくさん入っている料理ではついついやってしまいますよね。
しかし箸でお皿の中をかき回してはせっかくの盛り付けが台無しです。上から順にいただきましょう。
また汁物の中で同じように、かき混ぜながら好きな具を探して食べることを探り箸と言います。こちらも嫌い箸ですので気を付けましょう。
かき箸
出典: www.ebarafoods.com
わしわし食べたい丼やサラサラといただきたいお茶漬けなど、椀の縁に口を付けて箸でかき込む食べ方も実はNGです。
ご飯ものはどうしてもかき込みたいものだけれど、大勢で食事を楽しむ会食のときはそこをグッと我慢して一口ずつじっくりと味わいましょう。
振り箸・なみだ箸
出典: www.haconiwa-mag.com
汁物はむずかしい嫌い箸が多いようです。思わぬ所作がマナー違反なこともあるので確認が必要です。
よくやってしまう振り箸。箸に付いた汁を振って落とすことですが、日常的にやっている人が多いのですよね。これもだめなの?と思ってしまう使い方ですが、嫌い箸になるのでやめましょう。
振り落とさずとも、箸先からポタポタと汁を垂らすこともなみだ箸という嫌い箸です。
横箸
出典: nagaoka-yasai.jugem.jp
箸を2本そろえて料理や汁の中の具を、スプーンのようにすくい取ること。これは横箸と言います。つかみにくい具のときにやってしまいがちですが、こちらもマナー違反なのでやめましょう。
渡し箸
出典: corporate.shufunotomo.co.jp
食事の途中なのに椀や皿の上に箸をそろえて置くこと。これは渡し箸です。こちらは「もう要りません。」という食事の終わりの合図です。洋食でナイフとフォークをそろえて置くことと同じ意味です。
食事中に箸置きがない場合によくやってしまう行為ですよね。箸置きがないときは、箸袋や懐紙を折って簡易箸置きを作りましょう。
かみ箸・ねぶり箸
箸は料理を口に運ぶもの。決して箸だけなめたり口にふくんだりしてはいけません。
かみ箸は箸をかむこと。箸が折れてしまいます。
ソースや汁などがベットリ付いてしまうとなめて取るという人も多いのでは?これはねぶり箸と言って嫌い箸になるのでやめましょう。気になる場合は懐紙や紙ナプキンで拭き取りましょう。
箸渡し
出典: www.ne.senshu-u.ac.jp
「そのおかずちょうだい。」「いいよ、どうぞ。」とおかずを箸で渡すこと、これは縁起が悪いとされているのでNGです。
食堂や自宅などカジュアルな場では意外とやってしまっている人も多いようですが、見ている人が不快感を覚える行為なのでやめましょう。
二人箸
出典: umetarin
食器の中で二人同時に箸を入れて料理を取ることを二人箸と言います。家族で食事をしているとよくある光景に思えますが、嫌い箸です。
大皿料理が並ぶ会食時は、必ず前の人が取り終わった後に、箸を伸ばしましょう。
拝み箸
出典: umetarin
食事の前に手を合わせていただきます。これの何がいけないの!?と思ってしまいますよね。実はこれ、いけないのは箸を持って手を合わせることなのです。
これは拝み箸と言う嫌い箸です。いただきますをするときは、必ず箸を持たずに手を合わせましょう。
指し箸
出典: umetarin
「だから、あなたはさ~」と話を楽しんでいるうちに、ヒートアップして箸を持つ手で人を指してまうこと。これももちろん嫌い箸です。
しかし、これは嫌い箸以前のマナー違反ですよね。気持ちよくみんなで食事する場なのでやめましょう!
出典: blog.goo.ne.jp
正しい箸使いをはじめ、テーブルマナーは自分も一緒にいる人も気持ちよく食事をするためのコミュニケーションの一つです。楽しいひとときを過ごせるように、正しい箸使いを再確認しておきましょう♪
コツ・ポイント
いかがでしたか?嫌い箸は使い方の見た目の悪さや、縁起の悪さに理由があるものが多いようです。箸のマナーの基本は、人に不快感を与えないことです。年上や目上の方と食事する機会が多い方は、失礼にならないようによく確認しておきましょう!