カポックという植物をご存知でしょうか。鮮やかな緑色をした華やかな見た目と育てやすさからインテリアに取り入れる人が増えています。カポックの育て方や種類、飾り方のポイントを一挙にご紹介していきます。観葉植物初心者さんにも取り入れやすいカポック。ぜひ参考にしてみてくださいね♪
カポックとは?
カポックについて
カポックは、正式名称はシェフレラといい、常緑性の低木で一本の茎の先に手のひらを広げたように小さな葉を8~10枚ほどつけます。
放射状に広がる葉っぱはまるでお花のようで、かわいらしく華やかな観葉植物として人気があります。
葉っぱはつややかで鮮やかな緑色をしており、インテリアとしてもお部屋に彩りを添えてくれます。
耐寒性が強く、日陰でも間延びせずに育つので、お部屋で育てるのにぴったりです。
真夏の直射日光は、徐々に慣れさせてあげれば日焼けを起こすことはありません。
カポックの品種は、温帯地域から熱帯地域にかけて、約150種ほどあるといわれています。日本で手に入る種類も豊富なので、選ぶ楽しさもあります。
カポックの花
出典: plaza.rakuten.co.jp
葉っぱが茂る枝の間に、うろこのようなつぼみが伸び始めます。
どんどん伸びていくと、さらにうろこのようなつぼみがいくつかにわかれて伸びていきます。
それが発達していくと、ちいさな花が咲きます。
金平糖のような可愛らしいお花です。
お花が咲き始めると、養分がお花の方に行ってしまうので、切り取ってしまう方もいるようです。
カポックの実
花が咲いてしばらくたつと、カポックはねばねばした液体を出し始めます。
そこがだんだんと膨らみ始め、実をつけます。
初めは黄緑色をしていますが、次第に黄色、オレンジ、赤となり、最終的には紫色になります。
とても鮮やかな実ですね。
一気に色が変わるのではなくばらつきがあるので、いろいろな色が楽しめるのも魅力のひとつです。
カポックの繊維はいろんなところに使われている
出典: www.decoist.com
枕は、天然素材としてカポック繊維が使われるものがあります。
最近だと、他の綿と一緒に織って布として使われたり、撥水性が高いという特徴から、新たな商品が生み出されています。
しかしこの「カポック」という繊維は、実は観葉植物で私たちが飾るカポック=シェフレラではなく、パンヤ科のカポックノキという木だったのです。
そのため、繊維のもととなる実の形は先ほどご紹介した赤い実ではなく、大きなヤシの実のような繊維の詰まった実なのです。
カポックの花言葉
カポックは、先ほどご紹介した通り、どんな環境でも緑を絶やさず元気に育つということから、忠実な印象の観葉植物として「とても真面目」「実直」という花言葉がつけられました。
真面目で誠実な方へのプレゼントにぴったりですね。
また、誕生日の花としては、1月11日に当てられています。
カポックを育ててみよう
カポックが元気に育つ環境
出典: doyoulovewhereyoulive.com
カポックはどんな環境にもある程度は耐えられますが、やはり好ましい環境の方が元気に育ってくれます。
カポックが元気に育つ環境は、以下の2つと言われています。
①日当たりの良い場所
②レースのカーテン越しなどの明るい日陰
せっかくなら色艶よく元気に育ってほしいもの。
植物にとっては、日光も水と同じくらい大切な栄養です。
できる限り太陽のパワーを浴びさせてあげましょう!
難しい場合は2~3日ごとに日に当ててあげると良いでしょう。
水やりのポイント
カポックの水やりで気を付けるポイントは3つです。
①土が乾いたらたっぷり水を与える。
②土が乾くまで水を与えない。
③受け皿に水を溜めない。
たっぷりというのは、底鉢から水が流れるくらいが目安です。これは、根の隅々まで水をいきわたらせてあげることと、水を通して根が呼吸するための空気を循環させるためです。
また、土が乾ききる前に水を与えてしまうと、根が酸素不足に陥り、根腐れを起こす原因となってしまいます。しっかりと乾いているのを確認してから水やりをしましょう。
水やりをする際には、根に水をあげることに加え、葉に霧吹きで全体的に湿らせてあげると元気に育ちますよ。
温度のポイント
耐寒性に優れているカポックですが、もともとは熱帯性の植物です。
四季のはっきりしている日本での育成ポイントをご紹介します。
温度によって水やりのタイミングを変えるのが基本となります。
・春~夏の10℃以上の季節には、土が乾いたときに水やりを行いましょう。
・秋ごろ、土が乾いているのを確認して2、3日空けて水やりをしましょう。
・冬季は温度が下がるとカポックは水を必要としなくなります。土が乾いてから4、5日空けて水やりをするとよいでしょう。
トラブルの対処法
出典: www.gettyimages.com
カポックを長い間育てていると、だんだん元気がなくなってきたり、葉の色が悪くなってきたり、大きくなりすぎて、形が崩れてきたりとトラブルに見舞われることがあります。
そんな時に備えて、対処法を学んでおきましょう。
■植え替え
以下のポイントをチェックして当てはまるようであれば、植え替えを行うタイミングです。
・鉢に対して株が大きくバランスが悪くなっている
・購入して2年以上経過している
・鉢底の穴から根が出てきている
・水を与えても水がしみ込んでいかない
今の鉢だと根がいっぱいになってしまい、窮屈な状態になっているので、植え替えをしてあげましょう。
植え替えを行う際に注意するポイントは3つあります。
①植え替えを行う時期:4月中旬~10月中旬
②観葉植物に適した土を使用する
③鉢を一回り大きめのものを使用する
<植え替え方法>
1、根を鉢から出す
2、土をほぐしながら落とす(全体の1/3程度)
3、一回り大きな鉢の底に鉢底用ネットを敷き、軽石や鉢底石を2~3センチほど敷き詰める
4、観葉植物用の土を2~3センチ入れ、先ほど根を整理した植木を入れる
5、植木の傾きがないよう土を敷き詰めていく
6、鉢の高さから少し低いくらいまで土を入れたら水をたっぷりあげる
(水しろを残しておく点がポイント)
7、全体にまんべんなく水やりをします。
8、土のかさが減ったらたしてあげる
9、植え替えをしてしばらくは肥料はあげないようにすること、明るい日陰に置き、場所を変えずになじませてあげる
■切り戻し
古く元気のない葉を残しておくことで養分が他のところに行き届かなくなってしまうので、元気のないところは思い切ってカットしてしまいましょう。
良く切れる「剪定ばさみ」を用意し、芽を出させたい場所(枝や幹)をカットします。
カット後は、日当たりの良い場所に置いて管理します。しばらくすると、切り口のすぐ下の部分から新芽が出てきます。
カポックの増やし方
挿し木
カポックを増やすには、挿し木の方法で増やしていきます。
元気がなくなった時に枝を斜めにカットし、土に刺しておくと根が付き、株が次第に大きく元気になっていきます。
ポイントは、斜めにカットするということです。
切り口が斜めになっていることで、土に当たる面積が広くなり、土に根がつきやすくなります。
切る長さは、下から10~15センチほどのところをカットします。
カットした茎は、1/3ほどのところまで土にさしてあげましょう。
根が付いたら、大きな鉢に移してあげると元気に育ちます♪
水に差しておいてもだんだんと根をのばしていくところをみることができます。
根が伸びてきたら土に移してあげましょう。
茎伏せ
茎伏せは、葉の付いていない茎を使って苗を増やす方法です。
3~5センチほどのカットした土の上に茎を横にして寝かせます。土が乾かないように2ヶ月ほど様子を見ていると根がついてきます。
十分に苗が育ったら鉢に移してあげます。
茎伏せに適した季節は5~6月です。
少し管理に手間がかかるので、初心者の方には挿し木をおすすめします。
カポックをインテリアに取り入れてみよう
風水からみたカポックのパワー
カポックは風水において、「理解力を促進する」という意味があるそう。人間関係や交友関係で悩んでいる人には、おすすめの観葉植物と言えるでしょう。
また、丸い葉の植物には、人の気持ちを落ち着かせる作用が、上向きの葉は、活発な「陽」の気を発しているため、玄関やキッチンに置くと家全体の気の流れがよくなるといわれています。
上向きに丸い葉をつけるカポックは、全体的に運気を挙げてくれるアイテムなのです。
枯れている植物をそのまま置いておくのは、運気が吸い取られてしまうのでNGとされています。
カポックの枯れにくいという特徴も、風水的には良い方向に働いてくれます。
生命力の強い植物は、人にもパワーを与えてくれるのかもしれません。
小さいカポックの飾り方
小さいカポックならば、テーブルの上や出窓に置いたりと、高い位置に持ってくると目に入りやすく、インテリアには良いでしょう。
お気に入りの鉢にしたり、土に石を敷き詰めれば、よりおしゃれな演出ができます。
花のように広がっている葉が華やかなので、少しさみしいなと思う空間に置くと、それだけで彩がくわわります。
鉢を和風にするだけで、和室にもしっくり合います。
和室に観葉植物を置きたいけれど躊躇している方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
大きいカポックの飾り方
まるで柱のような大きなカポックです。
天井まで伸びた大きなカポックは、お部屋の隅に配置するのがおすすめです。
こちらのカポックは、枝を直角に伸びるように剪定し、バランスをとりながら整えたようですね。
立派なカポックに育てるのは技術が必要ですが、これだけ存在感を出せればやりがいも大きいでしょう。
窓際に置けば、お庭の緑と調和して自然をお部屋の中に取り込んだような空間を演出することができます。光がカポックの葉に反射して、お部屋が明るくなりますね。
シンボルツリーとしてお部屋に飾るのもおすすめです。
大きな木は、人をリラックスさせてくれる効果もあるようです。
カポックは、インテリア性の高い観葉植物なので、どんな空間にもしっくりきます。
大き目のカポックは、寝室やリビングなどのリラックス空間にもおすすめです。こだわりのインテリアアイテムにカポックを添えると、雰囲気に深みが増します。
風水的にも玄関に飾ると運気アップに繋がるので、エントランスに置くのもおすすめです。元気なカポックでお客様をお迎えしましょう。
こんなにあるの?カポックの種類
ヤドリフカノキ
こちらが一般的に「カポック」と言われる代表的な品種です。
濃い緑色の肉厚の艶のある葉が非常にきれいです。
みずみずしさが目に優しく、人気があります。
斑入りホンコンカポック
葉に模様が入ったカポックで、模様のことを斑(ふ)といいます。
この斑は、白いものと黄色いものがあり、鮮やかなコントラストが人気です。
ホンコンという品種は、より耐寒性に強く、0℃まで耐えることができます。ヤドリフカノキよりも葉が丸くなっているのが特徴です。
ハッピーイエロー
斑入りの品種のひとつで、不規則な黄色い斑が特徴的なカポックです。比較的小型の品種です。
名前も可愛らしく、幸せを運んできてくれそうなネーミングが人気です。
トライアンギュラリス
出典: www.edoplants.com
葉がハート型になっている、可愛らしいカポックのひとつです。
あまり流通していない珍しい品種なので、見つけたらぜひ手に入れたいですね。
存在感もあるので、お部屋のアクセントにおすすめです。
コンパクタ・クイーン
出典: item.rakuten.co.jp
ホンコンカポックをそのまま小さくしたような小型の品種です。丸い葉が特徴です。
コンパクタには、クイーンとキングがありますが、キングは四方にぐんぐんと伸びます。一方クイーンは枝の伸び具合がキングよりも控えめなので手入れが比較的カンタンです。何もしなくてもコンパクトにまとまってくれるので、初心者さん向きと言えるでしょう。
カポックは、正式名称はシェフレラといい、常緑性の低木で一本の茎の先に手のひらを広げたように小さな葉を8~10枚ほどつけます。
放射状に広がる葉っぱはまるでお花のようで、かわいらしく華やかな観葉植物として人気があります。
葉っぱはつややかで鮮やかな緑色をしており、インテリアとしてもお部屋に彩りを添えてくれます。
耐寒性が強く、日陰でも間延びせずに育つので、お部屋で育てるのにぴったりです。
真夏の直射日光は、徐々に慣れさせてあげれば日焼けを起こすことはありません。
カポックの品種は、温帯地域から熱帯地域にかけて、約150種ほどあるといわれています。日本で手に入る種類も豊富なので、選ぶ楽しさもあります。
出典: plaza.rakuten.co.jp
葉っぱが茂る枝の間に、うろこのようなつぼみが伸び始めます。
どんどん伸びていくと、さらにうろこのようなつぼみがいくつかにわかれて伸びていきます。
それが発達していくと、ちいさな花が咲きます。
金平糖のような可愛らしいお花です。
お花が咲き始めると、養分がお花の方に行ってしまうので、切り取ってしまう方もいるようです。
花が咲いてしばらくたつと、カポックはねばねばした液体を出し始めます。
そこがだんだんと膨らみ始め、実をつけます。
初めは黄緑色をしていますが、次第に黄色、オレンジ、赤となり、最終的には紫色になります。
とても鮮やかな実ですね。
一気に色が変わるのではなくばらつきがあるので、いろいろな色が楽しめるのも魅力のひとつです。
出典: www.decoist.com
枕は、天然素材としてカポック繊維が使われるものがあります。
最近だと、他の綿と一緒に織って布として使われたり、撥水性が高いという特徴から、新たな商品が生み出されています。
しかしこの「カポック」という繊維は、実は観葉植物で私たちが飾るカポック=シェフレラではなく、パンヤ科のカポックノキという木だったのです。
そのため、繊維のもととなる実の形は先ほどご紹介した赤い実ではなく、大きなヤシの実のような繊維の詰まった実なのです。
カポックは、先ほどご紹介した通り、どんな環境でも緑を絶やさず元気に育つということから、忠実な印象の観葉植物として「とても真面目」「実直」という花言葉がつけられました。
真面目で誠実な方へのプレゼントにぴったりですね。
また、誕生日の花としては、1月11日に当てられています。
出典: doyoulovewhereyoulive.com
カポックはどんな環境にもある程度は耐えられますが、やはり好ましい環境の方が元気に育ってくれます。
カポックが元気に育つ環境は、以下の2つと言われています。
①日当たりの良い場所
②レースのカーテン越しなどの明るい日陰
せっかくなら色艶よく元気に育ってほしいもの。
植物にとっては、日光も水と同じくらい大切な栄養です。
できる限り太陽のパワーを浴びさせてあげましょう!
難しい場合は2~3日ごとに日に当ててあげると良いでしょう。
カポックの水やりで気を付けるポイントは3つです。
①土が乾いたらたっぷり水を与える。
②土が乾くまで水を与えない。
③受け皿に水を溜めない。
たっぷりというのは、底鉢から水が流れるくらいが目安です。これは、根の隅々まで水をいきわたらせてあげることと、水を通して根が呼吸するための空気を循環させるためです。
また、土が乾ききる前に水を与えてしまうと、根が酸素不足に陥り、根腐れを起こす原因となってしまいます。しっかりと乾いているのを確認してから水やりをしましょう。
水やりをする際には、根に水をあげることに加え、葉に霧吹きで全体的に湿らせてあげると元気に育ちますよ。
耐寒性に優れているカポックですが、もともとは熱帯性の植物です。
四季のはっきりしている日本での育成ポイントをご紹介します。
温度によって水やりのタイミングを変えるのが基本となります。
・春~夏の10℃以上の季節には、土が乾いたときに水やりを行いましょう。
・秋ごろ、土が乾いているのを確認して2、3日空けて水やりをしましょう。
・冬季は温度が下がるとカポックは水を必要としなくなります。土が乾いてから4、5日空けて水やりをするとよいでしょう。
出典: www.gettyimages.com
カポックを長い間育てていると、だんだん元気がなくなってきたり、葉の色が悪くなってきたり、大きくなりすぎて、形が崩れてきたりとトラブルに見舞われることがあります。
そんな時に備えて、対処法を学んでおきましょう。
■植え替え
以下のポイントをチェックして当てはまるようであれば、植え替えを行うタイミングです。
・鉢に対して株が大きくバランスが悪くなっている
・購入して2年以上経過している
・鉢底の穴から根が出てきている
・水を与えても水がしみ込んでいかない
今の鉢だと根がいっぱいになってしまい、窮屈な状態になっているので、植え替えをしてあげましょう。
植え替えを行う際に注意するポイントは3つあります。
①植え替えを行う時期:4月中旬~10月中旬
②観葉植物に適した土を使用する
③鉢を一回り大きめのものを使用する
<植え替え方法>
1、根を鉢から出す
2、土をほぐしながら落とす(全体の1/3程度)
3、一回り大きな鉢の底に鉢底用ネットを敷き、軽石や鉢底石を2~3センチほど敷き詰める
4、観葉植物用の土を2~3センチ入れ、先ほど根を整理した植木を入れる
5、植木の傾きがないよう土を敷き詰めていく
6、鉢の高さから少し低いくらいまで土を入れたら水をたっぷりあげる
(水しろを残しておく点がポイント)
7、全体にまんべんなく水やりをします。
8、土のかさが減ったらたしてあげる
9、植え替えをしてしばらくは肥料はあげないようにすること、明るい日陰に置き、場所を変えずになじませてあげる
■切り戻し
古く元気のない葉を残しておくことで養分が他のところに行き届かなくなってしまうので、元気のないところは思い切ってカットしてしまいましょう。
良く切れる「剪定ばさみ」を用意し、芽を出させたい場所(枝や幹)をカットします。
カット後は、日当たりの良い場所に置いて管理します。しばらくすると、切り口のすぐ下の部分から新芽が出てきます。
カポックを増やすには、挿し木の方法で増やしていきます。
元気がなくなった時に枝を斜めにカットし、土に刺しておくと根が付き、株が次第に大きく元気になっていきます。
ポイントは、斜めにカットするということです。
切り口が斜めになっていることで、土に当たる面積が広くなり、土に根がつきやすくなります。
切る長さは、下から10~15センチほどのところをカットします。
カットした茎は、1/3ほどのところまで土にさしてあげましょう。
根が付いたら、大きな鉢に移してあげると元気に育ちます♪
水に差しておいてもだんだんと根をのばしていくところをみることができます。
根が伸びてきたら土に移してあげましょう。
茎伏せは、葉の付いていない茎を使って苗を増やす方法です。
3~5センチほどのカットした土の上に茎を横にして寝かせます。土が乾かないように2ヶ月ほど様子を見ていると根がついてきます。
十分に苗が育ったら鉢に移してあげます。
茎伏せに適した季節は5~6月です。
少し管理に手間がかかるので、初心者の方には挿し木をおすすめします。
カポックは風水において、「理解力を促進する」という意味があるそう。人間関係や交友関係で悩んでいる人には、おすすめの観葉植物と言えるでしょう。
また、丸い葉の植物には、人の気持ちを落ち着かせる作用が、上向きの葉は、活発な「陽」の気を発しているため、玄関やキッチンに置くと家全体の気の流れがよくなるといわれています。
上向きに丸い葉をつけるカポックは、全体的に運気を挙げてくれるアイテムなのです。
枯れている植物をそのまま置いておくのは、運気が吸い取られてしまうのでNGとされています。
カポックの枯れにくいという特徴も、風水的には良い方向に働いてくれます。
生命力の強い植物は、人にもパワーを与えてくれるのかもしれません。
小さいカポックならば、テーブルの上や出窓に置いたりと、高い位置に持ってくると目に入りやすく、インテリアには良いでしょう。
お気に入りの鉢にしたり、土に石を敷き詰めれば、よりおしゃれな演出ができます。
花のように広がっている葉が華やかなので、少しさみしいなと思う空間に置くと、それだけで彩がくわわります。
鉢を和風にするだけで、和室にもしっくり合います。
和室に観葉植物を置きたいけれど躊躇している方は、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
まるで柱のような大きなカポックです。
天井まで伸びた大きなカポックは、お部屋の隅に配置するのがおすすめです。
こちらのカポックは、枝を直角に伸びるように剪定し、バランスをとりながら整えたようですね。
立派なカポックに育てるのは技術が必要ですが、これだけ存在感を出せればやりがいも大きいでしょう。
窓際に置けば、お庭の緑と調和して自然をお部屋の中に取り込んだような空間を演出することができます。光がカポックの葉に反射して、お部屋が明るくなりますね。
シンボルツリーとしてお部屋に飾るのもおすすめです。
大きな木は、人をリラックスさせてくれる効果もあるようです。
カポックは、インテリア性の高い観葉植物なので、どんな空間にもしっくりきます。
大き目のカポックは、寝室やリビングなどのリラックス空間にもおすすめです。こだわりのインテリアアイテムにカポックを添えると、雰囲気に深みが増します。
風水的にも玄関に飾ると運気アップに繋がるので、エントランスに置くのもおすすめです。元気なカポックでお客様をお迎えしましょう。
こちらが一般的に「カポック」と言われる代表的な品種です。
濃い緑色の肉厚の艶のある葉が非常にきれいです。
みずみずしさが目に優しく、人気があります。