ヨーロッパをはじめ、海外では定番のインテリアアイテムとなっているファブリックパネル。1つ飾るだけで、お部屋の雰囲気を簡単にイメージチェンジしてくれる優秀アイテムです。今回は、さまざまな手作りのアイデアや販売されている商品をまとめてご紹介します。
ファブリックパネルって、何?
布を張ったパネル
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ファブリックパネルは、ファブリック、つまり布を使ったパネルのことです。パネルのベース(台)になるものは、さまざまです。市販されているファブリックパネルでは、木枠で作ったパネルや、絵を描くときに使うキャンバス、板などが主に使われています。
サイズもさまざまです。フォトフレームほどの大きさから、大きなポスターのようなサイズまであります。
厚みのあるパネル
出典: hails.jp
ファブリックパネルには、厚みがあるパネルがよく使われています。厚みがあるために、平面の布が立体感を持ち、お部屋の印象を変えてくれます。
パネルのサイドもファブリックで包むことで、やわらかい印象になりますね。
絵を飾るように、布を飾る
出典: inmylifepart3.jugem.jp
ヨーロッパでは、絵を飾るように布を飾るファブリックパネルは、定番のインテリアアイテムです。テキスタイルが盛んな地域では、特に人気があります。
季節やインテリアに合わせて、手軽に取り替えられるファブリックパネルは、どこのお家にも必ずあるほどです。
2枚1組のファブリックパネル
出典: hails.jp
こちらは北欧のヴィンテージファブリックを使ったファブリックパネルです。1枚のファブリックを2枚にカットして、パネルに仕立てています。
それぞれ1枚ずつ飾っても素敵ですが、2枚セットで飾ると、リズムが生まれますね。
インテリアに合わせて
出典: www.decoist.com
ファブリックパネルと、クッションカバーの色味をそろえているリビングの一画です。赤と紺の組み合わせが、シックですね。
無地のファブリックと、白赤、白と紺のコントラストが美しいファブリックをチョイスしています。こんなふうに、インテリアに合わせたファブリックパネルは、目立ちすぎず落ち着いた雰囲気を演出してくれますね。
どんなファブリックがいいの?
基本的には、何でもOK
出典: www.hearthomemag.co.uk
ファブリックパネルに使う布は、基本的にどんなものでもOKです。ただ、ベース(台)にするものの素材によっては、あまり薄すぎるものはキレイに仕上がりにくいので、ある程度の厚みがあったほうがいいでしょう。
コットンやリネンなどの素材は、扱いやすく使いやすいですね。色の薄い布を使いたいときは、パネルに白い布や紙をあらかじめ貼っておくといいですね。
お気に入りの布を
出典: ink361.com
マリメッコのファブリックのように、存在感のあるテキスタイルをファブリックパネルに仕立てるのも楽しいですね。お気に入りの布を、もっと身近に感じることができそうです。
マリメッコのようにパワフルなパターンは、端切れでもしっかりとしたアクセントになってくれそうです。
大きな柄
出典: craftsncoffee.com
こちらもマリメッコの布を使ったファブリックパネルです。ヨコに長いパネルを、互い違いになるように飾っています。こうすることで、壁にリズムが生まれますね。
大きな柄を選ぶと、パッと目を惹くフォーカルポイントにもなります。シャープな印象のシルバーのスツールとの相性も抜群です。
人気のある北欧柄
出典: www.room0.com
北欧風インテリアの人気とともに、ファブリックパネルも北欧柄が一番人気です。テキスタイルが盛んな北欧には、美しい布が多いことも理由の1つです。
こちらはスウェーデンのJOBS HANDTRYCK(ヨブス社)のファブリックです。「Grand Father’s Garden(おじいちゃんの庭)」という名前のファブリックで、花や小鳥が明るく美しい色合いで描かれています。
IKEA(イケア)のファブリックで
出典: nlattice.exblog.jp
こちらはIKEAのファブリックを使って作ったファブリックパネルです。ベース(台)には発泡スチロールを使っています。発泡スチロールを使ったファブリックパネルの作り方は、下にまとめてあります。
こちらもIKEAです
出典: twohoursny.exblog.jp
こちらのファブリックパネルもIKEAで購入されたファブリックを使っています。オレンジ色が、お部屋をパッと明るくしてくれそうですね。
少し余ったファブリックは、フォトフレームに入れて飾っているそうです。美しいテキスタイルは、端切れもきちんと利用できますね。
シンプルなデザイン
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白地に黒の線画が描かれているこちらのファブリックもIKEAで購入されたものです。シンプルなデザインのファブリックですが、パネルにするとぐっと存在感がアップしますね。
スケッチのようなタッチのデザインなので、まさに絵を飾るように布を飾ることができます。
ハンカチを使って
出典: fortyworks.soreccha.jp
こちらは鹿児島睦さんのハンカチを使ったファブリックパネルです。木製パネルは、ニトリで購入されたというファブリックパネル(約400円)。両面テープとタッカーを使ってハンドメイドで仕上げています。
ハンカチのほかに、キッチンクロスも使えそうですね。
アニマル柄で
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アニマル柄も人気のあるデザインですね。ゼブラ柄やヒョウ柄などを組み合わせて、アフリカンなコーナーを作っています。クッションカバーやキリンのオブジェも同じテイストでまとめています。
ファブリックパネルを飾る場所
リビングのソファの上
出典: indulgy.com
ファブリックパネルを飾る場所にルールはありません。サイズも色も柄も、すべてお好みです。
大きなスペースのあるリビングの壁は、定番の場所ともいえますね。ソファの色に合わせたり、クッションの色と合わせたりすると、全体の統一感が生まれます。
クッションと合わせて
出典: www.roomdecoratingideas.net
こちらはクッションの色とファブリックパネルの色味を合わせているお部屋です。季節によって、クッションカバーを替えるときに、ファブリックパネルも取り替えるといいですね。
クッションとおそろいのファブリックパネル
出典: howaboutorange.blogspot.co.nz
こちらはクッションとおそろいの布を使ったファブリックパネルのあるリビングです。白地に黒のラインがモダンな印象ですね。
ナチュラルなモチーフ
出典: atelier.woman.excite.co.jp
北欧風のインテリアにも、ファブリックパネルはぴったりです。北欧のテキスタイルを選ぶと、さらにバランスが良くなりますね。
こちらは落ち着いた色調でまとめたリビングに、明るい色使いで大胆にデザインされたファブリックパネルを飾っています。草花や鳥などのナチュラルモチーフに癒されます。
抽象的な柄
出典: www.mamawithideas.com
こちらはジオメトリックな雰囲気もある抽象的な柄の布を使ったファブリックパネルです。リズムのある布の柄を生かして、細長い形に仕上げています。
北欧インテリアに似合う、渋い色使いが魅力的ですね。
コンソールテーブルの上
出典: www.curbly.com
個性的なグリーンの壁に、黒いコンソールテーブルを合わせたオシャレなコーナーです。ちいさなサイズのファブリックパネルも、黒と白のパターンでまとめています。
廊下や玄関ホールなどを飾る、すてきなアイデアですね。
チェストの上
出典: indulgy.com
白地に黒の線画が描かれたファブリックを、いろいろなサイズにカットして作ったファブリックパネルです。水色にペイントされたチェストの上に並べて、エレガントなコーナーを作っています。
ミラーをはさんで
出典: www.timesnews.co.uk
こちらは、ダマスク柄の布を使ったファブリックパネルです。デコラティブなデザインのミラーを中央に置いて、両サイドに飾っていますね。エレガントなデコレーションになっています。
ベッドのヘッドボードとして
出典: www.revedecor.com
こちらはタテ長のファブリックパネルを、ヘッドボードのように配置しているベッドルームです。3枚のパネルは、同じパターンの色違いをチョイスしています。
厚みのあるファブリックパネルは、やわらかい印象もあるので、こうした使い方もできますね。
ベッドの上に
出典: karenhaller.co.uk
こちらはベッドの上に飾ったファブリックボードです。キャンバスに黒い布を貼り、その上からリボンを使ってデコレーションを加えています。シックでモダンな印象のパネルです。
子ども部屋に
出典: projectnursery.com
大胆な色使いのマリメッコの布を使ったファブリックパネルです。元気なパターンが、子ども部屋にぴったりですね。
手作りできるファブリックパネル
いろいろなものをベース(台)にして
出典: www.brit.co
これまでにも書いてきたように、ファブリックパネルは手作りされる方も多くいらっしゃいます。ベースにするものも、実にさまざま。ここからは、ベースの素材別に、ファブリックパネルの使い方をご紹介していきます。
特別な道具を使わない簡単な作り方から、本格的にパネルから手作りする方法までいろいろあります!
発泡スチロールを使ったファブリックパネルの作り方
必要なもの
出典: atelier.woman.excite.co.jp
・発泡スチロール
・布
・カッター
・定規
・布用ハサミ
・作業マット
Step1
出典: atelier.woman.excite.co.jp
発泡スチロールを必要なサイズにカットします。こちらは、厚さが3cmのものです。大きさはタテ30cm×ヨコ30cmの大きさです。発泡スチロールは、ホームセンターなどで購入できます。厚みやサイズはお好みで選んでOKです。
必要なサイズにカットした発泡スチロールに、カッターで切込みを入れていきます。はしから1.5cmほどの位置に、深さ1cmから2cmほどでぐるりと入れていきます。
Step2
出典: atelier.woman.excite.co.jp
布は、パネルになる発泡スチロールよりも3cmから5cmほど大き目のサイズにカットします。パネルにする前にアイロンをかけてシワを伸ばしておくと、できあがりが美しくなります。
布を裏返しにしてテーブルなどに置き、その上に発泡スチロールを重ねます。そして、布を発泡スチロールの切れ込みに挟み込んでいきます。プラスチックのカードなどを使うと、ぎゅっと中に押し込めることができます。
Step3
出典: atelier.woman.excite.co.jp
はみ出した余分な布をハサミでカットします。そして、最終的にぎゅーっと、切り込みの奥深くまで布を挟み込ませます。
出典: atelier.woman.excite.co.jp
できあがり!
出典: atelier.woman.excite.co.jp
ベースが発泡スチロールなので、かなり軽いファブリックパネルができあがります!とっても簡単に作ることができますね。接着剤などを使っていないので、布を取り替えていろいろな雰囲気のパネルを楽しむことができます。
飾る場合も、壁にマスキングテープを貼って、その上に両面テープ式のフックを貼ればOKです。パネルが軽いので、簡単なフックでも大丈夫。取り外しも簡単で、壁も傷めません。
端の処理その2
出典: kankuu.blog.so-net.ne.jp
発泡スチロールをベースにしたファブリックパネルでは、端の始末の方法がいくつかあります。
こちらの画像のように、長辺の最後の部分を斜めに引っ張って、短辺の切り込みにイン!すこし強めに引っ張って、ピンとさせるようにします。
裏側なので、見えません
出典: kankuu.blog.so-net.ne.jp
この方法だと、ご覧のようにすこしすき間が開きますが、裏側なので目につきません。コーナー部分の厚みが少なくなるので、すっきりとした印象に。
いくつも組み合わせて
出典: www.decoist.com
こちらは大小さまざまなサイズのファブリックパネルを組み合わせているアイデアです。発泡スチロールは軽いので、組み合わせても、それほど重くならず、壁に負担をかけません。
布の組み合わせ方で、いろいろな表情が生まれそうですね。
断熱材を使ったファブリックパネルの作り方
必要なもの
出典: blogs.yahoo.co.jp
・布
・断熱材
・カッター
・布用ハサミ
・タッカー(セリアで購入されたそうです!)
Step1
出典: blogs.yahoo.co.jp
断熱材を必要な大きさにカットします。断熱材は、ホームセンターなどで購入できます。厚みやサイズがいろいろあるので、作りたいファブリックパネルのイメージに近いものを選ぶようにしましょう。
Step2
出典: blogs.yahoo.co.jp
パネルにする布には、アイロンをしっかりとかけてシワを伸ばしておきます。こちらは、IKEA(イケア)で購入されたファブリックを使っています。1,000円ほどで購入されたそうです。
白地に大胆なモノクロ画が描かれています。これは、カブでしょうか?
Step3
出典: blogs.yahoo.co.jp
裏返しにした布のうえに断熱材を重ねます。ふちを布でくるむようにして、タッカーで留めていきます。
ほつれが気になる場合は、ふちを三つ折にしておくと安心ですね。厚みがあって硬い布地の場合は、アイロンで癖をつけておくときれいに折ることができます。
コーナーはしっかりと
出典: blogs.yahoo.co.jp
布が重なり合う四隅のコーナーは、しっかりと留めるようにしましょう。タッカーは、100均でも購入できます。1つあると便利なので、DIYやクラフトがお好きな方は、ぜひご確認を!
また、断熱材も上でご紹介した発泡スチロールのようにカッターで切れ目を入れて使うことができます。タッカーが無い場合や、簡単に布を取り替えたいときは、挟み込み式が便利です。
できあがり!
出典: blogs.yahoo.co.jp
布のふちをぐるりと一周留めたら完成です。断熱材は厚みがあるので、見栄えもいいですね。大きさのわりには、重さが無いので、壁に飾っても安心です。
木製パネルと両面テープで作るファブリックパネル
必要なものはコレだけ!
■必要なもの
ベニヤパネル(手芸屋さんで180円くらいからあります)
布
両面テープ
布用ハサミ
Step1
ベニヤパネルの表面に両面テープを貼っていきます。画像のように、かなり細い間隔でびっしりと貼るようにすることが、ポイントです。
Step2
パネルのサイドにも両面テープを貼り付けます。
Step3
パネル表面に貼った両面テープの上紙をはがして、裏返しに置いた布の上に重ねます。このとき、布にシワが寄ったり、斜めにずれたりしないように気をつけて!慎重にゆっくりと置いていきましょう。
Step4
パネルのサイドの両面テープも上紙をはがして布をくっつけていきます。画像のように、四隅はつまむような形にします。
表側はこうなっています!
この時点で表にひっくり返すと、こんな風になっています。布がピン!と張られた状態ですね。
Step5
サイドの余分な布をカットします。四隅に残っている三角形の”耳”は残しておきます。
Step6
残しておいた”耳”の部分に両面テープを貼りつけ、サイドに寝かすようにして貼り付けます。
三角に折りたたまれました!
きゅっと力を入れて、しっかりと貼り付けるようにします。
できあがり!
両面テープを使って、あっというまにかわいいファブリックパネルができあがりました!はがせるタイプの両面テープを使えば、壁を傷つけずにファブリックボードを飾ることができます。
パネルの裏側
出典: hails.jp
こちらは、パネルの裏側の様子です。幅色のビニールテープや、製本テープなどを使って布をしっかりと貼り付けるアイデアです。
ファブリックパネルの裏側は、人目につかないのでテープなどを使っても大丈夫です。
ダンボールを使うファブリックパネルの作り方その1
必要なもの
出典: atelier.woman.excite.co.jp
・ダンボール箱
・布
・木工用ボンド
・画鋲
・スプレーのり
・スティックのり
・タッカー
・色画用紙
Step1
出典: atelier.woman.excite.co.jp
こちらは、ダンボールをベースにしたファブリックパネルです。作りたい大きさのダンボールを2枚用意します。片方の表面にスプレーのりをふきつけ、2枚のダンボールを貼り合わせます。
Step2
出典: atelier.woman.excite.co.jp
色画用紙にはスティックのりを全体に塗って、ダンボールに貼り付けます。四隅やふちは、布がカバーしてくれるので、ダンボールの中央部分を隠すためです。
こちらでは黒い画用紙を使っていますが、布の色や柄に合わせて選んでもいいですね。
Step3
出典: atelier.woman.excite.co.jp
ダンボールに布を留めていきます。画鋲を使って、ふちを留めます。布を引っ張りながら、ピン!と張るようにします。これは、仮留めになります。
Step4
出典: atelier.woman.excite.co.jp
ふちをくるりとカバーした布を、裏側に留めます。このとき、タッカーを使います。Step3で使った画鋲をはずしながらタッカーでしっかりと留めていきましょう。
Step5
出典: atelier.woman.excite.co.jp
タッカーでぐるりと布を留めたら、表に返してスプレーのりを全体にふきつけます。その後アイロンをかけて、布にハリを出します。
できあがり!
出典: atelier.woman.excite.co.jp
ダンボールを2枚重ねにしているので、ふっくらとした厚みを感じるファブリックパネルができあがります。軽いので、持ち運びもしやすいですね。
ダンボールを使うファブリックパネルの作り方その2
必要なもの
出典: www.vivatveritas.com
・ダンボール
・布
・ダクトテープ(ガムテープでも)
・ホチキスまたは両面テープ
・カッター
Step1
出典: www.vivatveritas.com
ダンボールをカッターでカットします。画像のように、箱のフタのような形にするため、四隅を切り落とします。
定規でラインを引き、そのラインにカッターで軽く溝をつけるようにすると、折りやすくなります。
Step2
出典: www.vivatveritas.com
ダンボールの裏側をダクトテープまたはガムテープで留め、形を作ります。
表面とサイドを包むように布を貼ります。こちらはホチキスで留めていますが、厚みのある布の場合は、両面テープで貼り付けてもいいですね。
できあがり!
出典: www.vivatveritas.com
ちいさなサイズのファブリックパネルが、あっという間にできあがりました。軽いので、飾るときはピンにひっかけるだけでOKです。
キャンバスを使ったファブリックパネルの作り方
必要なもの
出典: www.brit.co
キャンバス
布
布用ハサミ
タッカー
ゴールドチェーン(デコレーション用)
ホットグルーガン
Step1
出典: www.brit.co
布の上にキャンバスを置き、必要な大きさにカットします。キャンバスの厚みを考えて、それぞれの辺から数cmほど大きめにカットします。
キャンバスを包むように布を折り、タッカーで留めていきます。ぐるりと一周留めたら完成です。
あっという間に
出典: www.brit.co
布地がずれないように、キャンバスの表面に両面テープを貼ってから布をのせてもいいですね。あっという間にファブリックボードができちゃいます。
無地の布にチェーンをつけて
出典: www.brit.co
画像の中央にあるファブリックパネルは、無地の布とゴールドのチェーンを合わせています。ホットグルーガンなどを使って、デコレーションすると簡単にできます。
細長いキャンバスでも
出典: poppyparade.wordpress.com
こちらのように、細長い形のキャンバスでも、すてきなファブリックパネルを作ることができます。手順は上記の通りです。
布は大きめにカット
出典: poppyparade.wordpress.com
ベース(台)にするキャンバスよりも大きめに布をカットします。特に、厚みのあるキャンバスの場合は、サイドの厚み分もプラスして布をカットするようにしましょう。
引っ張りながら包む
出典: poppyparade.wordpress.com
布は引っ張りながらキャンバスを包むようにします。そうすることで、ファブリックパネルの表面がピン!と張り、キレイに仕上がります。
こちらの作り方の場合は、タッカーをつかわずに布用接着剤を使って布を留めています。
パネルから手作りするファブリックパネルの作り方
必要なもの
出典: iheartprettystuffs.blogspot.co.nz
・角材(1.5cm角程度のサイズ)
・布
・タッカー
・布用ハサミ
・細い釘とかなづち、または木工用ボンド
Step1
出典: iheartprettystuffs.blogspot.co.nz
作りたいサイズのパネルに合わせて、角材をカットします。自宅でできない場合は、角材を購入するホームセンターでカットをお願いできるところもあります。また、100均でも角材を購入することができます。
布は、パネルのサイズよりも3cmから5cmほど大きめのサイズを用意します。どんな布でもファブリックパネルを作るにくないので仕上がりがきれいです。
Step2
出典: iheartprettystuffs.blogspot.co.nz
カットした角材を組み合わせて木枠を作ります。細い釘を使ってもいいですし、ちいさいサイズなら木工用ボンドで接着してもOKです。
大きめのサイズに挑戦する場合は、画像のように枠だけでなく中にも横木をつけたほうが安心です。布のたるみを防ぐためです。
用意した布も、木枠のサイズに合わせてカットします。
Step3
出典: iheartprettystuffs.blogspot.co.nz
木枠に布を張っていきます。こちらは、タッカーを使って、ふちをバチンバチンと留めています。角の部分は、細かくひだを寄せていくと美しく仕上がります。
最初から布をピン!と張った状態にするのが難しいときは、木枠に木工用ボンドを塗って布を張り、仕上げにタッカーをつかうようにするとうまくいきます。
できあがり!
出典: iheartprettystuffs.blogspot.co.nz
ポイントは、布を張った状態で作ること。シワが寄ったり斜めに曲がったりしないように気をつけましょう。木枠のサイドもしっかりと布を引っ張りながら留めていくといいですね。
ラウンド型のファブリックパネルの作り方
必要なもの
出典: www.purlsoho.com
・正方形の布
・布用の接着剤
・木製の刺繍枠
・布用のはさみ
Step1
出典: www.purlsoho.com
正方形の布を広げ、使用する木製の刺繍枠を重ねておきます。上下左右、すべての布が刺繍枠よりも大きいサイズを用意するようにしましょう。
こちらは、ロンドンのリバティのコレクション「タナローン」という布を使っています
Step2
出典: www.purlsoho.com
刺繍枠に、布用の接着剤を塗ります。そこに布を広げて枠にくっつくように指でしっかりと押さえます。
Step3
出典: www.purlsoho.com
接着剤が乾くまで待ちます。
Step4
出典: www.purlsoho.com
接着剤がしっかりと乾燥してから、刺繍枠からはみ出した部分をカットして整えます。
できあがり!
出典: www.purlsoho.com
刺繍枠のフープをきりりっとしめて、布の表面をピン!と張るようにしてできあがりです。
厚紙を使ったラウンド型ファブリックパネルの作り方
必要なもの
出典: www.simplyrealstyle.com
・厚紙(直径10cmのケーキ用の下敷きを利用されていますが、厚紙を好みのサイズにカットしてもOK)
・布
・針
・糸
・布用ハサミ
・ブルータックまたは両面テープ
Step1
出典: www.simplyrealstyle.com
丸くカットした厚紙を布