キッチンの床材の選び方のコツを説明します。キッチンの床はフローリングになっていることが多いでしょう。でもじつはフローリングの床材にもいろいろな種類があって、それぞれに特徴が違っているのをご存じでしたか?ここでは、キッチンのフローリングの床材の選び方についての情報をいくつかまとめてご紹介します。
おすすめなのはどれ?キッチンの床材を選ぶコツ
どういうキッチンにしたいのかによってチョイス
まずは、どういうキッチンなのかによってそのテイストに合わせてフローリングの床材を選ぶ方法。モノトーンでシャープな印象のキッチンなのか、アースカラーを中心としたほっこりしたテイストなのか、あるいはナチュラルカラーのテイストがいいのかなど。自分のキッチンのテイストに合うものを選ぶようにしましょう。
水や油汚れのクリーニングのかんたんさでチョイス
出典: profile.ne.jp
キッチンでは水や油をよく使いますので、水汚れや油汚れ、食べこぼしなどによって汚れてしまったフローリングでもカンタンにお掃除のできる床材がおすすめ。水分や油分が浸透しにくく、ケチャップなどがこぼれても色うつりしにくいものなどが人気です。
スリッパなどによる摩耗のしにくさでチョイス
出典: home375.exblog.jp
キッチンのフローリングでは、スリッパなどをはいて歩き回ることがしばしば。そのため、フローリングの光沢が次第に薄れてきてしまったり、塗装が剥がれてしまったりといったこともあります。そこで、こういった表面の摩耗しにくいタイプの床材も用意されています。
椅子やスツールによる傷のつきにくさでチョイス
出典: www.o-uccino.jp
キッチンで調理作業をするときに使うスツールや椅子などを引きずってしまうことによって、フローリングが傷つくことがあります。ほかにも、掃除機をかけるときに掃除機が移動することによってダメージを受けることも。そういう重さや移動に強いタイプの床材もありますよ。
キッチンスペースの用途を思い浮かべることが大切
このように、キッチンで想定されるさまざまな活動を思い浮かべることで、自分のキッチンのフローリングではどういったタイプの床材を優先的に使用したいのかを決めておくことが大切。長く使うものなので、後悔しないようにしたいですね。
柔らかく温かみのあるコルク
裸足で歩くと気持ちいい
人と環境にやさしい天然素材のコルク。コルクのメリットは断熱性、保温性、遮音性、衝撃音吸収、耐火、耐水といった面に優れていることです。こういったことから、お子さまがうっかりおもちゃを落としてしまった時や、ペットの爪あと、傷なども目立ちにくいといったことにも適した床材ですよね。ゴロ寝や歩くたび、気持ちいい肌触りを体感できるのではないでしょうか。
柔らかいからペットには対策が必要
- 小豆最中 @ADUKICOPEPEN
- キッチン床のコルクマット剥がし防止にフェンス、困惑するフレブル姉妹。 http://t.co/P4W36AhV
- twitter出典:
- twitter.com
コルクマットをつなぎ合わせた床材には注意が必要です。ペットは爪でついつい剥がしてしまうこともしばしばあるのではないでしょうか。また、コルクが剥がれかかっているときに、私たちもそれによって転倒など事故を起こすことがあるかもしれません。写真のように、フェンスを重しに設置したりと対策が必要になってくるようです。
耐水性に優れたタイル
長持ちで手入れも楽ちん 夏はひんやり
タイルは耐水性のみならず、耐久性にも優れていますし、カラーバリエーションやデザインも豊富です。ご自宅のキッチンの雰囲気に合わせて選べるメリットがあります。夏場はひんやり、冬場は床暖房に対応したタイルもあります。また、タイル特性の滑りやすさなど注意が必要な点もありますが、お手入れ方法も簡単なので人気の材質です。
清潔感があって綺麗
タイル素材のメリットはなんといっても片付け、掃除が楽に出来るということではないでしょうか。耐水性なので汚れが染み込んでいく心配もありませんし、見た目にも洗練されたデザインは、清潔感が漂うキッチン空間になるでしょう。またシンプルな一色でのカラーも素敵ですが、種類の異なるタイルを使ってオシャレに仕上げるともっとキッチンでの作業が楽しくなりそうですよね。
タイルはタイルでもテラコッタタイルって?
テラコッタとは「素焼き」のこと
テラコッタタイルの魅力は、自然な風合いと色むらを楽しめる味わいあるタイルということです。通常のタイルとは違い土で出来ているので、空気孔がたくさんあります。ですので吸水性があり、ざらつきなどもあります。しかし、テラコッタタイルのメリットは、風合いを楽しめるだけでなく、冬は冷たくなりすぎず、夏はさらりとした感触でいられるというところです。
テラコッタタイルとテラコッタタイル風に分かれる
実は日本で多く使用されているのはテラコッタタイルではなく、テラコッタタイル風のタイルなのです。テラコッタタイルの特徴である自然な風合い、あたたかみあるタイルに近づけたセラミック製のものとなります。ただ、テラコッタ風タイルにもメリットはしっかりあります。いちばんは、お手入れ・掃除をしやすいということです。汚れた時を考え施工業者さんもテラコッタ風タイルをおすすめしていることも少なくはないようです。
種類が豊富なクッションフロア
扱いやすく水回りに適した素材
クッションフロアには素材、デザインが豊富にあることがメリットです。水回りの環境に対して適した素材とは違うものを希望していたとしても、クッションフロアで希望通りに叶えることも可能になるでしょう。ベーシックなものから、デザイン性のある柄などもクッションフロアで自分好みのおしゃれな雰囲気に仕上げることが出来ます。
ビニールだから熱には弱い
出典: item.rakuten.co.jp
クッションフロアはビニール性なので、接着剤の劣化などにより剥がれやすく、定期的な張り替えも必要になってきたり、また熱いお湯、タバコなどの火など熱に弱いため、溶けてしまうことがあります。温風ヒーターなどもクッションフロアで使う際は、吹き出し口にマットを置くなど注意点が必要になってきます。そして、直射日光に当たると色落ちなども起こすこともあります。
自然素材で身体に優しい無垢
木材本来のぬくもりに癒される
無垢の木と接していると、心身ともにリラックス効果が期待できるそうなんだとか。床材として使用した無垢の木は使用された後も生きているので、使っている私たちに癒す効果を与えてくれるのかもしれませんね。無垢のメリットは調湿効果、健康効果、香り効果、音響効果、視覚効果、接触効果など私たちにたくさんの良い効果をもたらしてくれます。
汚れや傷がつきやすく日々のお手入れが大事
まず、第一に無垢の木のお手入れには、乾いた雑巾と掃除機が基本になってきます。水は大敵となりますので、水をこぼしたり、汚したらすぐにふき取ってあげましょう。気になる汚れには、水を固く絞った雑巾でふき取ってあげましょう。それでも落ちにくい汚れであれば、中性洗剤を薄くつけ取り除きましょう。最後は必ず乾いた雑巾、鉄則です。
床材を買ってDIYするにはどんな床材がおすすめ?
カッターでも加工できるクッションフロア
DIYで床材を仕上げる。しっかりと寸法を測って丁寧に仕上げていくことが大切です。床材を切る際に、失敗しない専用のカッターも販売しています。お気に入りのクッションフロアを手に入れて、時間をかけて加工して出来上がった床材にはきっと、愛着が沸くことでしょう。お部屋の雰囲気を変えたいと思った時に手軽に出来るのがDIYの良いところですね。
両面テープでクッションフロアを貼る方法
クッションフロアの施工を始める前に、両面テープの粘着を弱めないためにも掃除をしっかりと仕上げてから始めましょう。まず、クッションフロアを仮敷します。それから壁の凸凹に合わせシートを切ります。壁よりはみ出る余ったシートを切りましょう。2枚目のシートが必要な時は、両面テープで接続する部分に目印となるラインを引きましょう。そして床に両面テープを貼っていき、シートを貼っていきます。2枚重なったシート部分はゆっくり切り離し、接合させましょう。
どういうキッチンにしたいのかによってチョイス
まずは、どういうキッチンなのかによってそのテイストに合わせてフローリングの床材を選ぶ方法。モノトーンでシャープな印象のキッチンなのか、アースカラーを中心としたほっこりしたテイストなのか、あるいはナチュラルカラーのテイストがいいのかなど。自分のキッチンのテイストに合うものを選ぶようにしましょう。
水や油汚れのクリーニングのかんたんさでチョイス
出典: profile.ne.jp
キッチンでは水や油をよく使いますので、水汚れや油汚れ、食べこぼしなどによって汚れてしまったフローリングでもカンタンにお掃除のできる床材がおすすめ。水分や油分が浸透しにくく、ケチャップなどがこぼれても色うつりしにくいものなどが人気です。
スリッパなどによる摩耗のしにくさでチョイス
出典: home375.exblog.jp
キッチンのフローリングでは、スリッパなどをはいて歩き回ることがしばしば。そのため、フローリングの光沢が次第に薄れてきてしまったり、塗装が剥がれてしまったりといったこともあります。そこで、こういった表面の摩耗しにくいタイプの床材も用意されています。
椅子やスツールによる傷のつきにくさでチョイス
出典: www.o-uccino.jp
キッチンで調理作業をするときに使うスツールや椅子などを引きずってしまうことによって、フローリングが傷つくことがあります。ほかにも、掃除機をかけるときに掃除機が移動することによってダメージを受けることも。そういう重さや移動に強いタイプの床材もありますよ。
キッチンスペースの用途を思い浮かべることが大切
このように、キッチンで想定されるさまざまな活動を思い浮かべることで、自分のキッチンのフローリングではどういったタイプの床材を優先的に使用したいのかを決めておくことが大切。長く使うものなので、後悔しないようにしたいですね。
出典: item.rakuten.co.jp
コツ・ポイント
キッチンの床材選びは、それぞれの家の雰囲気や、機能性を備えたものか、ペットを優先に考えた床材か、またはデザインを優先に考えるのかなど、どこに重きをおくのかがポイントになってきます。床材を変えるとこれまでとは全く違った空間が生まれます。また、DIYで仕上げた床材は一味も二味も愛着が沸くのではないでしょうか。ぜひ、お気に入りの床材を見つけて素敵なキッチンルームにしてくださいね。