水回りをリフォーム。費用など基礎知識や実例をご紹介！

古くなった家で、改築をしたり新しく家を建て直したりするという方もいると思いますが、まだそこまで古くないので建て直すのはもったいないと感じることもあるでしょう。そんなときにオススメなのが、リフォームです。家の状態はそのまま残しつつ、一部を変えるというリフォームをすることによって、費用をそこまで掛けずに新築に近い状態まで持っていくことも可能です。そんなリフォームは、リビングや部屋、キッチンなどで行うことも少なくありませんが、浴室や洗面所、シンク周りといった水回りのみをリフォームすることもあります。

築数十年経っているような家の場合、お風呂場の汚れが目立ってくるものでしょう。そうした場合にも、水回りのリフォームを依頼することで新品のようにぴかぴかにすることもできます。古い型なのでデザインを少し変えたいという時にも、リフォームをするのが良いでしょう。最近では、床や壁部分に水はけの良いタイルを使用して、より長持ちする浴室づくりを心掛けているようなところも多くあります。こうした素材を使用することによって、ただ見た目がきれいになるだけでなく、長く使える浴室へと生まれ変わるのです。

水を使うことでサビやカビなどが目立ちやすい水回りだからこそ、きちんとリフォームのことも考えてあげるようにしましょう。

水回りの箇所は下記の通りです。

・トイレ
水回りの定番とも言えるのがトイレです。トイレは、どうしても汚れが目立ちやすい場所です。常に掃除をしていても、少しずつ汚れていってしまうことでしょう。また、匂いが気になるという方もいるかもしれません。長年使っているトイレで、掃除をしても取れないような汚れが出てきたら、トイレのリフォームをするのがおすすめです。最近では機能性やデザイン性も高いトイレが続々と登場していますので、自分の好みに合ったものを選ぶと良いでしょう。

・浴室
一日の疲れを癒す場所でもある浴室は、できるだけキレイな状態で使い続けたいもの。しかし、お湯を溜めればそのアカが付いてしまいますし、金属部分もどうしてもサビなどがついてしまうものです。長く使っていれば、床や壁のタイルが割れてしまうといったこともあるでしょう。浴室は、ちょっとした傷や汚れでも気になるものです。ストレスを解消するリラックスルームとしてより快適に過ごすためにも、気になる点をリフォームで改善していきましょう。

・キッチン
キッチンは主婦にとって大切な場所。だからこそ、使いやすくて清潔な場所であった方が良いでしょう。最近ではシステムキッチンなどが普及して起きており、使いやすくて機能性の高くなってきています。水道部分が広々としていて洗いものや料理がしやすかったり、IHクッキングヒーターを取り入れて安全に調理ができるようになったりと、さまざまな工夫が凝らされています。キッチンをリフォームすることで、毎日の家事も楽しくなるかもしれません。

・洗面所
浴室がキレイになっていても、洗面所が汚かったら嫌ですよね。せっかくであれば、浴室と洗面所をセットでキレイにしておきたいもの。両方を一緒にリフォームするのも良いかもしれません。

トイレリフォームの価格相場は、20万円～60万円となっています。その中でも最も多いのが20～60万円です。トイレは、どこまで機能性を高くするのかによっても値段が大きく変わってきます。脱臭機能や暖房、温水洗浄機能などは、最近のトイレであれば付いていますので、これらの機能が付いているからといってそこまで費用が高くなることはありません。

たとえば、和式トイレから洋式に切り替えた場合には、解体などの手間もかかってしまうために50万円以上の費用が掛かってしまうこともあるでしょう。また、タンクレスのトイレに切り替えるための工事をした際にも、50万円以上の費用がかかることがあります。

反対に、トイレのリフォームといっても、便座の交換をするだけであったり、上述したような温水洗浄機能などを取り付けるだけであったりと、簡単な工事であれば、10万円以内におさめることも可能です。

キッチンリフォームの場合には、安くても30万円以上の費用は掛かると見ておいた方が良いでしょう。大掛かりにリフォームする場合には、150万円以上の費用がかかります。一番一般的なのは、30～100万円程度のようです。

低料金でもできるのは、ガスコンロの取替えといった簡単な工事で済むもの。これであれば、安ければ20万円以内におさめることができます。最近多くの家庭で取り入れられるようになったIHコンロも、30万円あれば取り入れることができます。

反対に費用が掛かってしまうのは、システムキッチンの導入です。かなり大掛かりな工事になりますので、100万円以上は掛かってしまいます。ただし、シンプルなタイプを選べば50万円程度で済むこともあるようです。

一番高額となるのは、アイランド型システムキッチンへの切り替え工事です。この場合、機器代金と工事費用をすべて合わせて400万円程かかってしまうこともあります。

どこまでこだわりを持ってリフォームをするのかについては、自分の中のラインを決めて行うと良いでしょう。家族と相談して決めることも大切です。

浴室のリフォームは、50～100万円程度が相場のようです。簡単なものであれば、50万円以下に抑えることもできますし、反対にこだわりを持ってリフォームしようとすれば100万円以上の費用がかかります。

浴室のリフォームで簡単にできるのは、シャワーヘッドの取替えなどです。これであれば大がかりな工事が必要ありませんので、場合によってはなんと5万円以下という非常にリーズナブルな価格で済んでしまうケースもあります。これくらい安ければ、リフォームも取り入れやすいですね。

反対に費用が掛かるのは、ユニットバスの交換です。浴室の解体工事から新たなユニットバスの導入、それにかかる工事など、手間も費用も掛かるため、高額となります。それでも、そこまで凝ったデザインなどを選ばなければ、100～150万円程度で抑えられるでしょう。

洗面所のリフォームは、20～30万円前後あれば充分可能です。ほとんどの場合は、20万円以下で済んでしまうようです。

大掛かりなように見える洗面台の丸々交換であっても、凝ったデザインのものなどを選ばなければ、10万円以下と非常に低価格で抑えることができます。少し凝った物を選んだ場合でも、20～30万円程度に抑えることができるでしょう。

洗面台に付随する周り部分を自由にカスタマイズできるといったタイプを選んだ場合には、その選んだものによって50～80万円程度の費用が掛かってくるかもしれません。それでも、大掛かりな工事の割には安く済ませることができますので、リフォームを取り入れやすい場所と言えるかもしれません。

給湯器の交換をする場合には、一般的な給湯器であればおよそ5～20万円が相場となっています。また、電気式の場合には大きく費用が異なり、10万円程度で済むものもあれば、100万円以上掛かってしまうこともあります。

「リフォームメーカーのナカヤマ」は、一級建築士事務所なので安心して工事を任せられるリフォームメーカーです。水回りのリフォームも幅広いメニューを取りそろえて提供しています。
メニューの内容は、システムキッチン、ユニットバス、洗面化粧台、システムトイレ、キッチン収納など。とくに、システムキッチンは高い機能性を誇る仕様でありながらリーズナブルな価格で提供できるというのが大きな魅力です。
高品質な基本装備のライトキッチンが、15万円から可能となっており、大変お得です。高機能システムキッチンも、工事費込みで40万円から可能なプランもあります。ぜひチェックしてみましょう。

「水まわりDo!」は、不動産業者の「HOUSE DO」が提供する、水回り工事やリフォーム専門のサービスです。年間実績約2,000件を誇り、多くの方の水回りに関する悩みを解決しています。保証期間が5年間付いており、表示価格が工事費用込みの価格で表示されているというのも安心できる点でしょう。
LIXILやTOTO、クリナップといった大手メーカーとも提携して商品の提供をしています。信頼性の高さで選ぶなら、こちらのメーカーがオススメと言えるでしょう。

キッチンの大手メーカー、クリナップでも、「水まわり工房」として水回りのリフォームのサービスを提供しています。
キッチンの専門メーカーになりますので、キッチン周りのリフォームをしたいという場合にはクリナップに依頼するのが良いでしょう。また、キッチンだけではなく、浴室や洗面所などのリフォームにも対応しています。

LIXILでは、「水まわりマイスター」として、暮らしを大きく変化させる水まわりのリフォームを提供しています。
単なる劣化によるリフォームだけではなく、生活をより快適にするために、便利に暮らしていくためのリフォームを提案しており、笑顔の溢れる家庭を作るということを目的に、お客様に寄り添ったサービスを提供しています。
もっと暮らしやすい家にしたいけど、どんなリフォームにすれば良いのかわからないと悩んでいる方は、LIXILに相談してみてはいかがでしょうか？

不動産会社のMISAWAでも、リフォームの商品を提供しています。単なるリフォームだけではなく、より快適に暮らすためのリフォームを提案するMISAWAでは、ウォーターリビングという商品も提供しています。
これは、浴室やトイレ、屋外の庭まで、すべてを一つの空間と捉えるという考え方で、仕切りをガラスにすることで開放感溢れる住宅になります。こうしたリフォームを施すことで、家にいながらリゾート気分を味わうことができます。

古い家だったので和式のトイレだったのですが、腰の調子があまり良くない高齢者の方がいるということで、洋式のトイレに切り替えました。和式から洋式にする場合にはそれなりの工事費用が掛かってしまいますが、洋式に切り替えたことで、その方も腰を痛めることなく快適にトイレへ行けるようになったようです。
和式トイレは古くからあるタイプのものですが、体に負担を掛けるもの。ずっと和式タイプだったという方も、リフォームで洋式に切り替えてみてはいかがでしょうか？

古くなってきたトイレを、さらに良いトイレに切り替えようという方も多くなっています。実際に切り替えた方の事例を見てみると、最適な素材を使用することで便座内をいつでもキレイに保つための工夫がされた商品を選ぶことで、より快適に使用できるようになりました。

子どもがいるということで、安全に使用できるIHクッキングヒーターへ交換。コンロの取替えだけだったので、費用もほとんどかからずに済みました。

家の中を一気にリフォームしたいということで、アイランドシステムキッチンへの切り替え工事を行いました。費用は250万円程掛かりましたが、使いやすく、より料理が楽しめるような空間が実現。
アイランドキッチンは、スペースも広くとれるようになるので、料理をする際により快適になります。

水をずっと使っているとサビなども目立つようになってくるもの。そのシンク部分のみを交換するという方もいます。水道のみの工事となるため数十万程度で済みました。

シャワーの部分が錆びてしまったということなので取替え工事をしました。この部分の取替えだけだったため、工事費用は5万円程度で済みました。
浴室リフォームというと高額なイメージがあるかもしれませんが、この程度のリフォームであれば非常に低料金で済ませることができます。

古い浴室だったため、浴室ごと解体し、新たにユニットバスを導入。ユニットバス自体はスタンダードタイプのものです。この際に掛かった費用は約100万円でした。

高齢者がいるということで、手すりを付けたり段差をなくしたりと、バリアフリー仕様の浴室に変えました。浴槽自体はそのまま残していたので、費用は約50万円と安く済んでいます。

洗面所の汚れが目立ってきたのでそのまま洗面台ごと取り替えました。スタンダードなタイプのものだったため、費用はそこまで掛からず、工事費用と合わせて20万円程度でした。

洗面所回りに小物類などが多く、置く場所がなくて困っていたためにリフォームして収納スペースを作ることに。メイク用品やスキンケア用品などもスッキリと収まり、キレイに収納できるようになりました。