毎日食器を洗うのに使っているキッチンスポンジは、家の中で最も汚れているといわれていて、その最近の数は何と!トイレの便座の20万倍以上の細菌がいるという研究もあります。湿ったままのキッチンスポンジは細菌が繁殖する条件が備わっています。家族の健康を保つためにも今すぐキッチンスポンジを清潔に保ちましょう!
抗菌スポンジを使っているから清潔?
答えはNOです。「抗菌」という商品の表面だけのことで内部の抗菌ではありません。スポンジは、水を吸うのでもちろん内部まで菌が繁殖してしまいます。「除菌ができる」や「抗菌」という言葉を過信しないことがまずは大切です。
スポンジの替え時はいつ?
冬場は気温が低いことから、菌だって繁殖しないと思ってませんか?気温にかかわらず、少しでもヌルヌルしているのを感じたらそれが替え時のサインです。
キッチンスポンジは月2~4回交換すると衛生的
キッチンスポンジはどれくらいの頻度で交換していますか?スポンジは月に2回~4回程度交換することをお勧めします。夏場などは細菌が繁殖しやすくなりますので、少しでもヌルヌルしたら交換しましょう。
キッチンスポンジは十分に乾燥させて。
まずはスポンジを乾燥させること。スポンジを2セット用意しておき、使ったあとは乾燥させるようにしましょう。また、すぐに交換できない場合はキッチン用の漂白剤に2分ほどつけて除菌をしてください。その後、日当たりの良いところで十分乾燥させればOKです
熱湯消毒でも清潔に保てます。
キッチン用漂白剤を使う方法のほかには、熱湯をかけて消毒する方法もあります。熱湯の温度は60度以上のもをつかいましょう。ヤカンいっぱいの熱湯をかけてもいいですし、鍋に入れて煮沸消毒をしても良いです。そのあとは、十分に乾燥させることをお忘れなく。
電子レンジでチンを習慣にしよう。
電子レンジに濡れたスポンジを入れて60秒間チンする方法も簡単でおススメです。この方法でも100%菌は死滅するそうです。これだと簡単なので、食器を洗ったあとの習慣としてとりいれるといいですね。ただ、スポンジの素材によっては、火花が散ったりスポンジが溶けてしまうこともあるようなので要注意です。
スポンジを用途別に使い分けよう。
スポンジは、お肉用や魚用、シンク専用と使い分けるのもおススメです。これは包丁やまな板をお肉用と野菜用に使い分けるのと同じです。スポンジを使いまわすことで、ちゃんと除菌がされておらず食中毒になる恐れも!!
コツ・ポイント
いかがでしたか?
清潔だと思っているキッチンスポンジも、実は菌だらけ。きれいに洗っているつもりが、まき散らしていることにもなりかねません。少しの手間で家族を菌から守れますので、スポンジの除菌を是非習慣としてとりいれてはいかがでしょうか?