”片口(かたくち)”は、とても魅力的な器です。独特のフォルムがテーブルにすてきなアクセントを生み出してくれます。肌寒くなる秋には、あたたかみを感じさせる陶器の器がぴったりですね。今回は、陶器で作られた作家ものの片口をまとめてご紹介します。
”片口(かたくち)”とは
一方にだけ注ぎ口が
出典: www.utuwa-wagokoro.com
片口というのは、一方にだけ注ぎ口のある器のことです。和の器に使われる呼び名ですが、形としてはミルクピッチャーも片口です。ほかに、浅い小鉢や、少し深みのあるボウル、背の高いピッチャーと、さまざまなサイズで作られています。
独特のフォルムが、テーブルに楽しいリズムを生み出します。こちらは、野口淳さんの片口豆小鉢です。やさしいラインに、粉引のあたたかみがプラスされています。
あたたかみのある陶器が、秋気分
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秋に使う片口は、あたたかみのある陶器製がオススメです。やさしい色合いや素朴な模様が、肌寒くなる季節にぴったりです。
こちらは、宇田令奈さんのミルクピッチャーです。てびねりで作られたシンプルなフォルムと、素朴なステッチ模様にほっこりと和みます。
片口の使い方
つるんと
出典: www.katakuchi.jp
こちらは黒木泰等さんの、「織部ひさご片口小鉢」です。浅い形をしているので、つるんとしたお豆腐などにもぴったりです。織部の深い緑とお豆腐の白が美しい組み合わせですね。
こんもりと
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こちらは上から写した画像です。少し深さのある小鉢に、ちいさなおかずをこんもりと盛り付けて。白い片口には、鮮やかな色のおかずが似合います。
野田敬子さんの「白化粧 楕円かたくち」です。
イタリアンにも
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こちらの片口には、イタリアンなボンゴレが盛られています。素朴な風合いに、小さな注ぎ口がかわいいフォルムは、和洋を問わずに使うことができますね。モスグリーンの釉薬も、オリーブを思わせる色味です。
「灰釉片口鉢」という名前で、田代倫章さんの作品です。
秋のおかずを盛り込んで
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こちらは平たいお皿のようなフォルムの片口です。とてもちいさな注ぎ口がついています。あたたかみのある器には、木のおさじも似合いますね。お野菜をたっぷり使った秋のおかずを盛り込んで使いたくなります。
こちらは日比野寿美子さんの作品です。「ひび粉引き片口鉢」という名前が付けられています。
酒器として
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こちらは、深みのある形の片口です。作られたのは、打田翠さん。「ねりこみかたくち」という名前が付けられています。
何層にも重なったやさしいグレーが、お酒をまろやかに味わわせてくれそうです。おそろいの盃とセットでそろえてもすてきですね。
豆皿と組み合わせて
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こちらも酒器として片口を使っているアイデアです。豆皿に肴を盛り付けて、葉っぱの形の木皿にコーディネート。家飲みタイムを、オシャレに演出してくれます。
こちらの片口は、鶴見宗次さんの「片口(くろ)1」です。
個性あふれる「作家もの」の片口たち
余宮隆さんの灰釉掛け分け縞片口
出典: www.toumon.com
作家ものの器は、どれも個性が表れていますね。こちらは、鎬(しのぎ)模様が美しい余宮隆さんの「灰釉掛け分け縞片口」です。高さがある器なので、酒器としても使うことができます。開口部がすぼまったフォルムが、かわいらしいですね。
サイズ:幅10cm×高さ8cm
容量:200cc(9分目)
3,675円(税込)
黒木泰等さんの飴釉縞片口
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こちらは、黒木泰等さんの「飴釉縞片口」です。「飴釉」のつるつるした光沢が、どこか懐かしさも感じさせてくれる器です。はじめに黒釉をかけてから、飴釉をかけているため、外側は黒がかっています。
鎬(しのぎ)の溝の陰影が美しいですね。注ぎ口は小さく作られているので、シャープな雰囲気もあります。
サイズ:幅11.5cm×長さ11cm×高さ8cm
3,000円(税抜)
岡崎勉さんの化粧&黒釉片口豆鉢
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信楽焼きの片口です。ちいさいサイズですが、存在感のある器です。「化粧」は手前の白の器のことです。マットな白で、ところどころグレーがかっていたり、水色っぽいところがあります。
ほっこり気分になる器です。信楽焼きの名手、岡崎勉さんの「片口豆鉢」です。
サイズ:幅10cm×長さ8.5cm×高さ5cm(注ぎ口は含みません)
各1,000円(税別)
馬場勝文さんの黒釉片口小鉢
出典: www.utuwa-wagokoro.com
こちらは、馬場勝文さんの「黒釉片口小鉢」です。漆黒のモダンな片口です。マットな黒釉が、テーブルをきりっと引き締めてくれそうです。縁はこんもりとした玉縁になっているので、温かみも感じられます。
サイズ:幅10cm×奥行13.5cm×高さ6cm
1,944円
奥田章さんのミニピッチャ
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てのひらにのる、ちいさなサイズの片口は「ミニピッチャ」と名付けられています。ころんとしたフォルムと、マットな釉薬のバランスが、何とも言えずにほっこりしますね。
カラーは、白、黒、ベージュに金彩の4種類です。奥田章さんの器です。
サイズ:直径5cm×高さ4.5cm
重量:50g
※手作りの作品のため、サイズおよび重量はおよその数字です。
各1,080円
野村絵梨花さんの白鉄ミニ片口
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こちらの片口も、ちいさいサイズです。野村絵梨花さんの「白鉄ミニ片口」です。
手のひらサイズで深さのある形なので、ドレッシングやタレを入れてテーブルに置くのもよさそうです。ジャムを入れて朝ごはんのテーブルに出してもすてきです。
白い釉薬が、グレーがかった部分も作りだし、やわらかな印象に。あたたかみのあるかわいい片口です。
サイズ:内径4cm×高さ3.5cm
1,836円
一方にだけ注ぎ口が
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片口というのは、一方にだけ注ぎ口のある器のことです。和の器に使われる呼び名ですが、形としてはミルクピッチャーも片口です。ほかに、浅い小鉢や、少し深みのあるボウル、背の高いピッチャーと、さまざまなサイズで作られています。
独特のフォルムが、テーブルに楽しいリズムを生み出します。こちらは、野口淳さんの片口豆小鉢です。やさしいラインに、粉引のあたたかみがプラスされています。
あたたかみのある陶器が、秋気分
出典: www.utuwa-wagokoro.com
秋に使う片口は、あたたかみのある陶器製がオススメです。やさしい色合いや素朴な模様が、肌寒くなる季節にぴったりです。
こちらは、宇田令奈さんのミルクピッチャーです。てびねりで作られたシンプルなフォルムと、素朴なステッチ模様にほっこりと和みます。
つるんと
出典: www.katakuchi.jp
こちらは黒木泰等さんの、「織部ひさご片口小鉢」です。浅い形をしているので、つるんとしたお豆腐などにもぴったりです。織部の深い緑とお豆腐の白が美しい組み合わせですね。
こんもりと
出典: www.katakuchi.jp
こちらは上から写した画像です。少し深さのある小鉢に、ちいさなおかずをこんもりと盛り付けて。白い片口には、鮮やかな色のおかずが似合います。
野田敬子さんの「白化粧 楕円かたくち」です。
イタリアンにも
出典: www.katakuchi.jp
こちらの片口には、イタリアンなボンゴレが盛られています。素朴な風合いに、小さな注ぎ口がかわいいフォルムは、和洋を問わずに使うことができますね。モスグリーンの釉薬も、オリーブを思わせる色味です。
「灰釉片口鉢」という名前で、田代倫章さんの作品です。
秋のおかずを盛り込んで
出典: www.katakuchi.jp
こちらは平たいお皿のようなフォルムの片口です。とてもちいさな注ぎ口がついています。あたたかみのある器には、木のおさじも似合いますね。お野菜をたっぷり使った秋のおかずを盛り込んで使いたくなります。
こちらは日比野寿美子さんの作品です。「ひび粉引き片口鉢」という名前が付けられています。
酒器として
出典: www.katakuchi.jp
こちらは、深みのある形の片口です。作られたのは、打田翠さん。「ねりこみかたくち」という名前が付けられています。
何層にも重なったやさしいグレーが、お酒をまろやかに味わわせてくれそうです。おそろいの盃とセットでそろえてもすてきですね。
豆皿と組み合わせて
出典: www.katakuchi.jp
こちらも酒器として片口を使っているアイデアです。豆皿に肴を盛り付けて、葉っぱの形の木皿にコーディネート。家飲みタイムを、オシャレに演出してくれます。
こちらの片口は、鶴見宗次さんの「片口(くろ)1」です。
余宮隆さんの灰釉掛け分け縞片口
出典: www.toumon.com
作家ものの器は、どれも個性が表れていますね。こちらは、鎬(しのぎ)模様が美しい余宮隆さんの「灰釉掛け分け縞片口」です。高さがある器なので、酒器としても使うことができます。開口部がすぼまったフォルムが、かわいらしいですね。
サイズ:幅10cm×高さ8cm
容量:200cc(9分目)
3,675円(税込)
黒木泰等さんの飴釉縞片口
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こちらは、黒木泰等さんの「飴釉縞片口」です。「飴釉」のつるつるした光沢が、どこか懐かしさも感じさせてくれる器です。はじめに黒釉をかけてから、飴釉をかけているため、外側は黒がかっています。
鎬(しのぎ)の溝の陰影が美しいですね。注ぎ口は小さく作られているので、シャープな雰囲気もあります。
サイズ:幅11.5cm×長さ11cm×高さ8cm
3,000円(税抜)
岡崎勉さんの化粧&黒釉片口豆鉢
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信楽焼きの片口です。ちいさいサイズですが、存在感のある器です。「化粧」は手前の白の器のことです。マットな白で、ところどころグレーがかっていたり、水色っぽいところがあります。
ほっこり気分になる器です。信楽焼きの名手、岡崎勉さんの「片口豆鉢」です。
サイズ:幅10cm×長さ8.5cm×高さ5cm(注ぎ口は含みません)
各1,000円(税別)
馬場勝文さんの黒釉片口小鉢
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こちらは、馬場勝文さんの「黒釉片口小鉢」です。漆黒のモダンな片口です。マットな黒釉が、テーブルをきりっと引き締めてくれそうです。縁はこんもりとした玉縁になっているので、温かみも感じられます。
サイズ:幅10cm×奥行13.5cm×高さ6cm
1,944円
奥田章さんのミニピッチャ
出典: www.utuwa-wagokoro.com
てのひらにのる、ちいさなサイズの片口は「ミニピッチャ」と名付けられています。ころんとしたフォルムと、マットな釉薬のバランスが、何とも言えずにほっこりしますね。
カラーは、白、黒、ベージュに金彩の4種類です。奥田章さんの器です。
サイズ:直径5cm×高さ4.5cm
重量:50g
※手作りの作品のため、サイズおよび重量はおよその数字です。
各1,080円
野村絵梨花さんの白鉄ミニ片口
出典: www.utuwa-wagokoro.com
こちらの片口も、ちいさいサイズです。野村絵梨花さんの「白鉄ミニ片口」です。
手のひらサイズで深さのある形なので、ドレッシングやタレを入れてテーブルに置くのもよさそうです。ジャムを入れて朝ごはんのテーブルに出してもすてきです。
白い釉薬が、グレーがかった部分も作りだし、やわらかな印象に。あたたかみのあるかわいい片口です。
サイズ:内径4cm×高さ3.5cm
1,836円
コツ・ポイント
いかがでしたでしょうか。
秋のテーブルに似合う、陶器でできた片口をご紹介しました。ぽってりとした厚みがあったり、やわらかい釉薬が使われていたりと、どれもあたたかみを感じさせてくれる器ばかり。これからの季節にオススメしたい片口です。