家づくりに欠かせないのが「階段」です。
一言で階段と言っても、さまざまな種類の階段があり、見た目が全く異なります。
オシャレな階段を作りたい!でも機能的にはどうなの?寸法はどうすればいいの?という疑問にお答えします!
階段の寸法は法律で決められている!建築基準法とは?
階段ってオシャレであればどんなデザインでもいい!とついつい思ってしまいがちですが、実は階段というのは建築基準法で横幅や踏板の幅が定められています。
学校や公共の建物の階段も全て寸法が定められており、その法律に則りデザインをする必要があります。
では、一般の住宅の階段の寸法はどのよに定められているのでしょうか?
建築基準法で定められている階段の階段の寸法
出典: hi.txt-nifty.com
・幅:75cm以上
・蹴上げ:23cm以下
・踏み面:15cm以上
建築基準法では、「人が昇り降りしやすい高さ」というものが決まっています。
デザインを重視し、昇りづらい階段にすることは禁止されています。
また、手すりをつけることも義務付けられています。手すりがあると景観を損ねるからいらない!と思っても、取り付けなければいけないんですね。
住みやすい階段の寸法とは?
一般的に昇りやすい階段の寸法は以下と言われています。
・蹴上げ:18cm~20cm
・踏み面:20cm~22cm
参考までに、駅の階段の蹴上げは17cmに設定してあるそうです。足に負担がかかることを心配している方は、蹴上げが18cm程度でちょうどいいという意見も。
踏み面はあまりにも細いと登りづらいので、20cm以上がいいようです。
階段にはどんな種類があるの?さまざまな階段の種類をご紹介
出典: www.lixil.co.jp
階段にはさまざまな種類のものがあります。
・直階段
・かね折れ階段
・折返し階段
・らせん階段
等、さまざまな種類があり、部屋の雰囲気に合わせて設計されます。
直階段、かね折れ階段、折返し階段は一般家庭では非常に多く目にする種類です。
また、らせん階段は海外発祥の階段で、カフェや公共の場所で使われることが多いです。
素敵な階段の実例をご紹介!
それぞれの階段の施行例をご紹介します。真似したくなるようなオシャレな階段ばかりです!
直階段
折返しがなく、真っ直ぐとした階段が直階段です。
最近は蹴込板という、踏板と踏板の間の縦の板がないものが多くデザインされています。
非常に洗練されたオシャレな空間を作りだす階段です。
蹴込板がないタイプの階段。非常にスタイリッシュで、階段も一つのインテリアのような感覚になります。
出典: www.nattoku.jp / 納得住宅工房株式会社
階段の下に間接照明があり、階段を照らし出しています。また、階段の横の黒い手すりがアクセントになっていてオシャレです。
かね折れ階段
縦から横に90度の角度に曲がっているL字型の階段がかね折れ階段です。比較的緩やかなカーブの階段です。
踊り場のようなスペースはないものの、かね折れ階段では、万が一足を踏み外しても下まで一気に落ちてしまう心配がありません。
手すりが壁側にあるタイプのかね折れ階段です。手すりが壁側にあることで、非常に解放感が感じられますね。
折返し階段
横から見ると、まるでくの字のように曲がっている階段が折返し階段です。
途中で踊り場もあり、休憩もできるので非常に安全性が高い階段です。
長さを必要とせず、コンパクトな階段となります。
解放感のある大きな窓の前にある階段です。木のぬくもりが優しく感じられる階段です。
出典: www.kurosakisatoshi.com
全てスチールで出来ている折返し階段です。階段の黒が部屋のアクセントになっていて、非常にオシャレです。
サーキュラー階段
輸入住宅に多いのがこのサーキュラー階段です。緩やかなカーブが非常に高級感があり、お城やホテルを連想させます。
出典: www.bfh.co.jp
まるでお姫様になったかのような階段です。色合いもシンプルで高級感がありますね。
こんな素敵な階段が家にあったら驚かれること間違いありません。
これは面白い!アイディア満載の一味違う階段のご紹介
遊び心満載の階段は、日常の生活に笑顔を与えてくれます。
これは面白い!というアイディアが詰まった階段をご紹介します。
黒板階段
階段の蹴込板が黒板になっている階段です。
子供たちが一段一段絵を描くと素敵なキャンバスに早変わりです!
家に遊びに来たお客様と一緒に描くのも面白いですし、パーティーのときに楽しいイラストや文字を書けば、パーティーが盛り上がりますね!
ひな壇のような階段収納
出典: hidamariom.exblog.jp
階段と収納が一緒になっている面白いデザインです。パッと目を引くこの階段は、非常にオシャレでいて、収納もたっぷり入ってしまうという一石二鳥な階段です!
階段滑り台
出典: www.o-uccino.jp
子どもの頃憧れた、階段滑り台が最近では増えてきているようです。
階段の横に滑り台を作るだけで、子供の遊び場が1つ増えます!大人もたまには一緒に滑ってみたいですね!
階段は家のどこに作ればいいの?最近はリビング階段が増えている!
出典: designmag.fr
最近の家では、リビングに階段を作る家が非常に多いです
我が家もリビングに階段があるのですが、正直失敗したなと思っています。
リビング階段のメリット・デメリットをご紹介します。
リビング階段のメリット
・家族の団らんがとりやすい
・階段をデザインの一つとして見せることができる
・2階にいる家族が近く感じる
リビング階段のデメリット
・寒い空気が2階から下りてくる
・リビングの音が2階に響く
・2階の部屋への来客があったときに、リビングが綺麗じゃないと恥ずかしい
リビング階段についてまとめ
リビング階段は、リビングの空間デザインの一つとして設計されるので、リビングをオシャレに見せてくれます。また、2階との距離も近く、家族がいつも一つの輪の中にいるような感覚になります。
デメリットとしては、寒い空気が2階から下りてきてしまうことが挙げられます。リビングを暖かくしようとしても、冷たい空気のせいで暖まりづらいです。
また非常に音が響くため、2階で寝ている人がいる場合などはリビングで音を出さないように気を使う必要があります。
メリット、デメリットをよく考え、リビング階段にするか決めましょう。
階段ってオシャレであればどんなデザインでもいい!とついつい思ってしまいがちですが、実は階段というのは建築基準法で横幅や踏板の幅が定められています。
学校や公共の建物の階段も全て寸法が定められており、その法律に則りデザインをする必要があります。
では、一般の住宅の階段の寸法はどのよに定められているのでしょうか?
出典: hi.txt-nifty.com
・幅:75cm以上
・蹴上げ:23cm以下
・踏み面:15cm以上
建築基準法では、「人が昇り降りしやすい高さ」というものが決まっています。
デザインを重視し、昇りづらい階段にすることは禁止されています。
また、手すりをつけることも義務付けられています。手すりがあると景観を損ねるからいらない!と思っても、取り付けなければいけないんですね。
一般的に昇りやすい階段の寸法は以下と言われています。
・蹴上げ:18cm~20cm
・踏み面:20cm~22cm
参考までに、駅の階段の蹴上げは17cmに設定してあるそうです。足に負担がかかることを心配している方は、蹴上げが18cm程度でちょうどいいという意見も。
踏み面はあまりにも細いと登りづらいので、20cm以上がいいようです。
出典: www.lixil.co.jp
階段にはさまざまな種類のものがあります。
・直階段
・かね折れ階段
・折返し階段
・らせん階段
等、さまざまな種類があり、部屋の雰囲気に合わせて設計されます。
直階段、かね折れ階段、折返し階段は一般家庭では非常に多く目にする種類です。
また、らせん階段は海外発祥の階段で、カフェや公共の場所で使われることが多いです。
それぞれの階段の施行例をご紹介します。真似したくなるようなオシャレな階段ばかりです!
折返しがなく、真っ直ぐとした階段が直階段です。
最近は蹴込板という、踏板と踏板の間の縦の板がないものが多くデザインされています。
非常に洗練されたオシャレな空間を作りだす階段です。
蹴込板がないタイプの階段。非常にスタイリッシュで、階段も一つのインテリアのような感覚になります。
出典: www.nattoku.jp / 納得住宅工房株式会社
階段の下に間接照明があり、階段を照らし出しています。また、階段の横の黒い手すりがアクセントになっていてオシャレです。
縦から横に90度の角度に曲がっているL字型の階段がかね折れ階段です。比較的緩やかなカーブの階段です。
踊り場のようなスペースはないものの、かね折れ階段では、万が一足を踏み外しても下まで一気に落ちてしまう心配がありません。
手すりが壁側にあるタイプのかね折れ階段です。手すりが壁側にあることで、非常に解放感が感じられますね。
横から見ると、まるでくの字のように曲がっている階段が折返し階段です。
途中で踊り場もあり、休憩もできるので非常に安全性が高い階段です。
長さを必要とせず、コンパクトな階段となります。
解放感のある大きな窓の前にある階段です。木のぬくもりが優しく感じられる階段です。
出典: www.kurosakisatoshi.com
全てスチールで出来ている折返し階段です。階段の黒が部屋のアクセントになっていて、非常にオシャレです。
輸入住宅に多いのがこのサーキュラー階段です。緩やかなカーブが非常に高級感があり、お城やホテルを連想させます。
出典: www.bfh.co.jp
まるでお姫様になったかのような階段です。色合いもシンプルで高級感がありますね。
こんな素敵な階段が家にあったら驚かれること間違いありません。
遊び心満載の階段は、日常の生活に笑顔を与えてくれます。
これは面白い!というアイディアが詰まった階段をご紹介します。
黒板階段
階段の蹴込板が黒板になっている階段です。
子供たちが一段一段絵を描くと素敵なキャンバスに早変わりです!
家に遊びに来たお客様と一緒に描くのも面白いですし、パーティーのときに楽しいイラストや文字を書けば、パーティーが盛り上がりますね!
ひな壇のような階段収納
出典: hidamariom.exblog.jp
階段と収納が一緒になっている面白いデザインです。パッと目を引くこの階段は、非常にオシャレでいて、収納もたっぷり入ってしまうという一石二鳥な階段です!
階段滑り台
出典: www.o-uccino.jp
子どもの頃憧れた、階段滑り台が最近では増えてきているようです。
階段の横に滑り台を作るだけで、子供の遊び場が1つ増えます!大人もたまには一緒に滑ってみたいですね!
出典: designmag.fr
最近の家では、リビングに階段を作る家が非常に多いです
我が家もリビングに階段があるのですが、正直失敗したなと思っています。
リビング階段のメリット・デメリットをご紹介します。
・家族の団らんがとりやすい
・階段をデザインの一つとして見せることができる
・2階にいる家族が近く感じる
・寒い空気が2階から下りてくる
・リビングの音が2階に響く
・2階の部屋への来客があったときに、リビングが綺麗じゃないと恥ずかしい
リビング階段は、リビングの空間デザインの一つとして設計されるので、リビングをオシャレに見せてくれます。また、2階との距離も近く、家族がいつも一つの輪の中にいるような感覚になります。
デメリットとしては、寒い空気が2階から下りてきてしまうことが挙げられます。リビングを暖かくしようとしても、冷たい空気のせいで暖まりづらいです。
また非常に音が響くため、2階で寝ている人がいる場合などはリビングで音を出さないように気を使う必要があります。
メリット、デメリットをよく考え、リビング階段にするか決めましょう。
コツ・ポイント
階段といっても種類がたくさんあり、遊び心溢れるデザインにもすることが可能です。
建築法の範囲内であれば、自由に階段をデザインすることができるので、面白いアイディアがあれば実践してみたいですね。
階段のデザインは、いろいろなモデルルームに行って写真を保存しておくと参考になると思います。
一生に一度の大きな買い物です!後悔のないように階段のデザインにも気を配りましょう!