この時期、エコのために設置したゴーヤーのグリーンカーテンがどこも収穫時期を迎え、毎日ゴーヤーを食べているご家庭も多いのでは?また、ご近所さんからたくさんお裾分けを頂いたゴーヤーを、チャンプルーにしてばかりではちょっと飽きてしまいますね。今回はお料理以外にゴーヤーを活用する術をご紹介します。
二度おいしいゴーヤーの緑のカーテン
植物の葉から水分が蒸散されることを利用して、室温の上昇を抑える効果のある緑のカーテン。ゴーヤーやヘチマ、朝顔などがありますが、中でも収穫して食べられるゴーヤーは人気ですね。採れすぎたゴーヤー、今年はこんな活用方法はいかがですか?
ゴーヤー茶をつくる
ゴーヤーに含まれる共役リノール酸やビタミンCの力で、ゴーヤー茶には糖尿病予防、整腸作用、ダイエット、美肌、夏バテ防止などうれしい効果が満載!!ちょい手間で手作りしてみませんか?
ゴーヤを半分に切って、ワタを取り出し、半月切りにします。取り出したワタから種を取って、種もお茶に使います。
キッチンペーパーの上に、ゴーヤと種を重ならないように並べます。
1~2日、日当たり、風通しのよいところでカラカラになるまで天日干したら、ゴーヤーと種をフライパンで薄茶色になるまで乾煎りします。
ゴーヤーを急須に入れて熱湯を注いで5分置き、成分をしっかり抽出してから飲みます。煮出すなら2~3分でOKだそう。
ゴーヤーローションをつくる
用意するもの:ゴーヤ30~35g、ホワイトリカー(35度)200ml、精製水200ml、密閉容器。
ゴーヤはよく水洗いし、厚さ1cmに切り、よく洗った密閉容器に、種とわたがついたままのを入れて、ホワイトリカーを注ぎます。ふたをして冷蔵庫に3~5日間置き、ホワイトリカーが緑色になってきたら、ゴーヤを取り出します。ゴーヤの成分を抽出した原液20mlを、スプレー付遮光瓶に移したら、精製水を注いで、蓋をし混ぜます。
ローションも、密閉容器の中の原液も冷蔵庫で保存します。
特にローションは、3日以内で使い切るようにします。原液は冷蔵庫で2ヶ月持ちます。
コツ・ポイント
ゴーヤーって、美肌やダイエットの効果もあるんですね。緑のカーテンで電機料金を節約して、お料理はもちろん、お茶やローションを収穫したゴーヤーで手作りしたら、経済的にも健康的にも助かって、一石二鳥ですね。