トイレのリフォームをご検討中のみなさんは、リフォームにどれくらいの費用がかかるかご存知ですか?今回は、トイレのリフォームにかかる費用や、トイレのタイプについて詳しくご紹介していきます。ぜひリフォームの参考にしてください。
トイレを快適に
トイレのリフォームとは
出典: www.toto.co.jp
みなさん、トイレのリフォームについて、どんなイメージをお持ちですか?
和式から洋式への変更もトイレのリフォームですし、壁紙や床のタイルを取り替えるのも、確かにトイレのリフォームです。
でも、トイレのリフォームはそれだけではありません。
今お使いのトイレを最新のものに買い替えることも、トイレのリフォームのうちなんですよ。
今回は、今お使いのトイレを新しくする際に必要になる情報をご紹介してきます。
トイレの種類を知ろう
トイレの種類は豊富
出典: www.ozakou.com
トイレのリフォームをするためには、トイレの種類について知っておく必要があります。
まずは、トイレにどんな種類があるのかを確認していきましょう。
洋式トイレの大分別
トイレには、和式と洋式がありますが、今回は洋式に絞ってご紹介していきます。
洋式トイレの場合、「組み合わせ型タンクトイレ」「一体型タンク式トイレ」「一体型タンクレストイレ」の3タイプに分けられます。
では、それぞれの特徴とメリットについて見ていきましょう。
組み合わせトイレの基本情報
組み合わせ便器とは
出典: suidou.sakuraweb.com
組み合わせ型タンクトイレは、便器と便座を個々に選ぶことができます。
例えば、便器はA社のもの、便座はB社のものと、自由に組み合わせることができるのです。
また、普通のトイレから温水洗浄トイレに変えたくなったとき、一体型の場合は、業者に依頼して全て取り替えなければなりません。
しかし、この「組み合わせ便器」の場合は、便座だけ取り替えればOKですので、ご自身で取り替えを行うこともできるんです。
洗浄の仕組み
出典: www.sukemitsu.co.jp
組み合わせ型タンク式トイレは、便器本体とタンク部分がセットになっていて、洗浄レバーを引くとタンクに溜まっていた水が流れ出し、汚物を流す仕組みになっています。
組み合わせ型、一体型を問わず、タンク式は全てこの洗浄方式になっています。
タンク式は、今最も普及しているトイレですので、みなさんも1度は使ったことがあるかと思います。
一体型タンク式トイレ
一体型とは
一体型タンク式トイレをご紹介する前に、まずは、一体型トイレについてご紹介してします。
一体型トイレとは、先ほどご紹介した組み合わせ型トイレと対になるトイレです。
組み合わせ型は便器から便座を取り外すことができますが、一体型のトイレは便器と便座が一体化しており、取り外すことができないようになっています。
ですので、便座の機能を新しいものに変えたい場合、便器ごと買い替えなければなりません。
一体型タンク式トイレとは
出典: suisai.hokuou-setubi.com
さて、一体型トイレの仕組みが分かったところで、一体型タンク式トイレの仕組みについて確認しましょう。
一体型タンク式トイレの洗浄方法は、組み合わせ型と変わりありません。
組み合わせタンク式トイレとの違いは、基本、便器と便座が取り外しできるかできないかという点だけです。
便座を取り外せるのが組み合わせ型タンク式トイレ、便座を取り外せないのが一体型タンク式トイレ、と覚えておけばOKです。
タンクレストイレ
一体型タンクレストイレ
出典: www.mrbuild-kashiwa.jp
一体型タンクレストイレとは、タンクを必要としないトイレです。
タンクを必要としませんから、すっきりとした洗練されたデザインのトイレばかりです。
また、一体型ですので、便器と便座を取り外すことはできません。
洗浄の仕組み
タンクレスは、これまでのタンク式トイレと違い、給水栓から直接水を流します。
そのため、タンクに水が溜まるまで待つ必要がありませんので、連続して洗浄を行うことが可能です。
ただ、タンクがないので、手洗い場は別に設ける必要が出てきます。
こちらの写真のように、広いスペースがあればおしゃれなレイアウトができますが、狭いスペースしかない場合は、手洗い場の確保に少し手間取るかも知れません。
便座のタイプを知ろう
便座のタイプを知ろう
出典: blog.goo.ne.jp
トイレの基本タイプの次は、便座のタイプについて確認してみましょう。
まず、便座とは私たちが腰かける部位で、温水洗浄機能や暖房機能などはここに付属されています。
そして、この便座は、大まかに「普通タイプ」「暖房タイプ」「温水洗浄タイプ」の3タイプに分かれています。
では、次はこれらの個々の特徴をご紹介していきます。
普通便座
出典: item.rakuten.co.jp
何の付属機能もついていないスタンダードな便座です。
付属機能がない代わりに、お値段が安くなっています。
暖房便座
出典: item.rakuten.co.jp
暖房便座は、中にヒーターが入っており、便座を暖める機能を持っています。
寒い時期に、ヒヤッとせずにトイレを使用できるメリットがあります。
温水洗浄便座
出典: www.sukemitsu.co.jp
温水洗浄便座は、おしり洗浄・ビデ洗浄・暖房機能の3機能を備えている便座です。
ウォシュレットやシャワートイレといった商品は、この温水洗浄便座のカテゴリーに属します。
温水洗浄便座は、トイレメーカーの中で最も研究が進められている便座でもあります。
その結果、最近では、基本の3機能の他に脱臭などの付属機能をつけている企業もあり、年々使い勝手が良くなっています。
トイレリフォームの相場
相場はどれくらい?
出典: 01.gatag.net
リフォームの相場は、工事の内容によってかなりの開きがあります。
今回は、壁や床に手をつけず、便座・便器のみの交換にかかる相場をご紹介します。
便座・便器代を含め、トイレの交換にかかる費用は、だいたい30,000~400,000円ぐらいが相場になります。
同じ工事なのに開きが大きいのは、購入する便器や便座に関係しています。
しかし、これでは具体性に欠けますので、どのタイプがどれくらいの金額になるのか、もう少し詳しく確認してみましょう。
組み合わせトイレの場合
出典: lowch.com
組み合わせトイレですと、暖房機能や温水洗浄機能が欲しい場合は便座の交換を行うだけですので、業者に依頼しても100,000円以上かかるケースはまずありません。
値段の高い温水洗浄便座代込みでも、だいたい30,000~80,000円でリフォームが可能です。
また、かかる費用の30,000~80,000円のうち、工事費は10,000~20,000円前後が相場です。
ですので、ご自身で取り付け作業を行えば、もう少しコストを抑えてリフォームを行うことも可能です。
一体型タンク式トイレの場合
一体型の場合は、便座のみの交換ができませんので、組み合わせタイプよりもトイレ代や工事費が増します。
ただ、タンク式トイレは、タンクレストイレよりも価格が低め。
温水洗浄便座タイプでも、100,000円前後の商品が用意されています。
また、普通便座タイプは50,000円前後の商品もありますので、費用も膨大とはならず、60,000~250,000円程度がリフォームの相場になります。
一体型タンクレストイレの場合
出典: www.toto.co.jp
トイレのリフォームで、1番コスト高なのが、こちらの一体型タンクレストイレ。
タンクレストイレの場合は、便器自体の価格が高いこと、手洗い場を別に設ける必要があること、これら2つの理由で、どうしても金額が跳ね上がってしまいます。
費用はだいたい150,000~400,000円。
便器を安いものにし、手洗い場も簡素なものにすると、150,000円前後に値段を抑えることが可能です。
人気のトイレメーカー
TOTO株式会社
出典: www.toto.co.jp
TOTOは、温水洗浄便座の代名詞であるウォシュレットを手掛ける会社です。
日本国内で最も有名なトイレメーカーと言っても過言ではないでしょう。
技術も非常に高く、国内のトイレメーカーを引っ張っていくリーダー的存在です。
ただ、最先端技術を搭載しているトイレがほとんどのため、値段は若干高め。
しかし、値段に遜色ない優れた性能を有していますので、顧客満足度の高いメーカーです。
株式会社LIXIL(リクシル)
出典: www.lixil.co.jp
リクシルは、TOTOに並ぶトイレメーカーです。
しかし、リクシルと聞いてもピンとこない方もいるかも知れません。
そんな方は、INAX(イナックス)という会社名ならご存知ではないでしょうか?
イナックスは、ウォシュレットに迫る人気商品、シャワートイレを有する会社でした。
そしてリクシルは、元イナックス。
2011年に株式会社イナックスが、トステム株式会社・新日軽株式会社・サンウエーブ工業株式会社・東洋エクステリア株式会社と結合してできた会社なんです。
まだまだ新しい会社ですが、イナックスのノウハウがそのまま受け継がれているため、製品の性能は高いまま。
安心してご利用いただけます。
パナソニック株式会社
出典: prtimes.jp
知名度では、TOTOやリクシルに劣りますが、技術力なら負けてはいないのが、パナソニックのトイレです。
また、技術だけではなくデザインも優れた商品が多く、あのディズニーとコラボしているシリーズもあるくらいです。
ジャニス工業株式会社
出典: www.suisuimart.com
安価な商品も製造していて手が出しやすいトイレメーカーといえば、ジャニス工業株式会社です。
愛知県に本社を置いており、驚くことに創業は1935年と長い歴史を持つ会社です。
全国的な知名度はやや劣りますが、デザイン・機能・値段と全て申し分ないメーカーですので、ジャニス工業の名をご存知なかった方は、ぜひこの機会にご確認ください。
ナスラック株式会社
出典: lifeamuse.com
ナスラックは、トイレだけに留まらず、キッチン・洗面台・システムバス・住宅設備・ユニット家具など、さまざまな事業を展開している会社です。
値段も低めの設定で、ジャニス工業同様、手を出しやすい手頃な価格の商品を扱っています。
トイレのリフォーム実例
リフォームの実例をチェック
出典: www.web-zino.net
最後は、トイレのリフォームの実例をご紹介していきます。
どれも素敵なリフォーム例ですので、ぜひ参考にしてください。
リフォーム例:タンク式トイレ版
タンク式トイレ:実例1
出典: www.ktn-works.com
こちらは、タンク式トイレの実例です。
トイレが1畳程の小さなスペースであれば、やはり、手洗い場がセットになっているタンク式がおすすめです。
狭いスペースでは、ものが多いとゴチャゴチャとした印象になってしまいますよね。
ですから、なるべくものを置かずにすむよう、手洗い場がセットになっているタンク式をチョイスするのがおすすめです。
タンク式トイレ:実例2
出典: suidou.sakuraweb.com
こちらは、タンク式でも、手洗い場がセットになっていないトイレでリフォームされています。
最近は、タンク式トイレでも、手洗い場がセットになっていないタイプの人気が上昇しています。
好みの手洗い桶や棚などを自由に選択でき、トイレをおしゃれにレイアウトできるところが人気の理由になっています。
広いスペースを確保できるのであれば、手洗い場を別にしてみるのも良さそうですね。
タンク式トイレ:実例3
出典: okematsu.com
横の広さがなくとも、縦の広ささえあれば、トイレと手洗い場を別々に設置することが可能です。
こちらの写真が、そのいい例ですね。
空間を上手に利用すれば、お好みの手洗い桶を設置することが可能です。
リフォーム例:タンクレストイレ版
タンクレストイレ:実例1
出典: www3.hp-ez.com
こちらは、タンクレストイレの実例です。
背面に棚を設置することで、上手く手洗い桶の設置スペースを確保しています。
このレイアウト方法なら、タンクレストイレを狭いスペースに設置してもゴチャゴチャせず、すっきりした印象にまとめられますね。
とても素晴らしいレイアウトです。
タンクレストイレ:実例2
出典: www3.hp-ez.com
続いてご紹介するのも、狭いスペースを有効に活用したリフォーム例です。
手洗い桶の棚部分がごく薄くなっているため、圧迫感やゴチャゴチャ感がなく、すっきりとまとまっていますね。
手洗い桶はさまざまなタイプが販売されていますので、よくよく探せば、狭いスペースにタンクレストイレを設置するのも夢ではないかもしれません。
タンクレストイレ:実例3
出典: www.urban-pro.net
こちらは、上2つのリフォーム例と異なり、広いスペースを悠々と使った例です。
上2つのリフォーム例も素敵でしたが、やはりタンクレストイレは、広い空間の方が魅力的に映りますね。
タンクレストイレ:実例4
出典: www.yokosou.com
お次は、トイレの内装にまでこだわったリフォームです。
きれいな壁紙と大きな鏡が特徴的な、素敵なトイレ。
トイレを買い替えるのであれば、思い切って内装もセットでリフォームしてみるのも良さそうです。
タンクレストイレ:実例5
出典: www3.hp-ez.com
こちらも内装にこだわった素敵なリフォームです。
まるで旅館のトイレのような素敵な内装ですね。
タンクレストイレは洗練されたデザインですので、おしゃれな内装にもしっくり溶け込みます。
内装にこだわりたい方は、タンクレストイレがおすすめですよ。
タンクレストイレ:実例6
出典: suzukihidefusa.jp
こちらは、まるでホテルのトイレのようです。
タンクレストイレはどっしりしたフォルムをしていますので、安っぽさがなく、高級感のある内装にしてもまったく違和感を与えません。
もし、トイレをこちらのような内装にしたいのであれば、タンクレストイレがおすすめです。
タンクレストイレ:実例7
出典: manika-toire.com
高級感のある空間に馴染むタンクレストイレですが、可愛い壁紙にも自然に溶け込む一面も持っています。
どっしりしていますが、角のない丸いフォルムですので、柔らかい印象の内装にもしっかりと溶け込むんですね。
トイレのリフォームとは
出典: www.toto.co.jp
みなさん、トイレのリフォームについて、どんなイメージをお持ちですか?
和式から洋式への変更もトイレのリフォームですし、壁紙や床のタイルを取り替えるのも、確かにトイレのリフォームです。
でも、トイレのリフォームはそれだけではありません。
今お使いのトイレを最新のものに買い替えることも、トイレのリフォームのうちなんですよ。
トイレの種類は豊富
出典: www.ozakou.com
トイレのリフォームをするためには、トイレの種類について知っておく必要があります。
まずは、トイレにどんな種類があるのかを確認していきましょう。
洋式トイレの大分別
トイレには、和式と洋式がありますが、今回は洋式に絞ってご紹介していきます。
洋式トイレの場合、「組み合わせ型タンクトイレ」「一体型タンク式トイレ」「一体型タンクレストイレ」の3タイプに分けられます。
では、それぞれの特徴とメリットについて見ていきましょう。
組み合わせ便器とは
出典: suidou.sakuraweb.com
組み合わせ型タンクトイレは、便器と便座を個々に選ぶことができます。
例えば、便器はA社のもの、便座はB社のものと、自由に組み合わせることができるのです。
また、普通のトイレから温水洗浄トイレに変えたくなったとき、一体型の場合は、業者に依頼して全て取り替えなければなりません。
しかし、この「組み合わせ便器」の場合は、便座だけ取り替えればOKですので、ご自身で取り替えを行うこともできるんです。
洗浄の仕組み
出典: www.sukemitsu.co.jp
組み合わせ型タンク式トイレは、便器本体とタンク部分がセットになっていて、洗浄レバーを引くとタンクに溜まっていた水が流れ出し、汚物を流す仕組みになっています。
組み合わせ型、一体型を問わず、タンク式は全てこの洗浄方式になっています。
タンク式は、今最も普及しているトイレですので、みなさんも1度は使ったことがあるかと思います。
一体型とは
一体型タンク式トイレをご紹介する前に、まずは、一体型トイレについてご紹介してします。
一体型トイレとは、先ほどご紹介した組み合わせ型トイレと対になるトイレです。
組み合わせ型は便器から便座を取り外すことができますが、一体型のトイレは便器と便座が一体化しており、取り外すことができないようになっています。
ですので、便座の機能を新しいものに変えたい場合、便器ごと買い替えなければなりません。
一体型タンク式トイレとは
出典: suisai.hokuou-setubi.com
さて、一体型トイレの仕組みが分かったところで、一体型タンク式トイレの仕組みについて確認しましょう。
一体型タンク式トイレの洗浄方法は、組み合わせ型と変わりありません。
組み合わせタンク式トイレとの違いは、基本、便器と便座が取り外しできるかできないかという点だけです。
便座を取り外せるのが組み合わせ型タンク式トイレ、便座を取り外せないのが一体型タンク式トイレ、と覚えておけばOKです。
一体型タンクレストイレ
出典: www.mrbuild-kashiwa.jp
一体型タンクレストイレとは、タンクを必要としないトイレです。
タンクを必要としませんから、すっきりとした洗練されたデザインのトイレばかりです。
また、一体型ですので、便器と便座を取り外すことはできません。
洗浄の仕組み
タンクレスは、これまでのタンク式トイレと違い、給水栓から直接水を流します。
そのため、タンクに水が溜まるまで待つ必要がありませんので、連続して洗浄を行うことが可能です。
ただ、タンクがないので、手洗い場は別に設ける必要が出てきます。
こちらの写真のように、広いスペースがあればおしゃれなレイアウトができますが、狭いスペースしかない場合は、手洗い場の確保に少し手間取るかも知れません。
便座のタイプを知ろう
出典: blog.goo.ne.jp
トイレの基本タイプの次は、便座のタイプについて確認してみましょう。
まず、便座とは私たちが腰かける部位で、温水洗浄機能や暖房機能などはここに付属されています。
そして、この便座は、大まかに「普通タイプ」「暖房タイプ」「温水洗浄タイプ」の3タイプに分かれています。
では、次はこれらの個々の特徴をご紹介していきます。
普通便座
出典: item.rakuten.co.jp
何の付属機能もついていないスタンダードな便座です。
付属機能がない代わりに、お値段が安くなっています。
暖房便座
出典: item.rakuten.co.jp
暖房便座は、中にヒーターが入っており、便座を暖める機能を持っています。
寒い時期に、ヒヤッとせずにトイレを使用できるメリットがあります。
温水洗浄便座
出典: www.sukemitsu.co.jp
温水洗浄便座は、おしり洗浄・ビデ洗浄・暖房機能の3機能を備えている便座です。
ウォシュレットやシャワートイレといった商品は、この温水洗浄便座のカテゴリーに属します。
温水洗浄便座は、トイレメーカーの中で最も研究が進められている便座でもあります。
その結果、最近では、基本の3機能の他に脱臭などの付属機能をつけている企業もあり、年々使い勝手が良くなっています。
相場はどれくらい?
出典: 01.gatag.net
リフォームの相場は、工事の内容によってかなりの開きがあります。
今回は、壁や床に手をつけず、便座・便器のみの交換にかかる相場をご紹介します。
便座・便器代を含め、トイレの交換にかかる費用は、だいたい30,000~400,000円ぐらいが相場になります。
同じ工事なのに開きが大きいのは、購入する便器や便座に関係しています。
組み合わせトイレの場合
出典: lowch.com
組み合わせトイレですと、暖房機能や温水洗浄機能が欲しい場合は便座の交換を行うだけですので、業者に依頼しても100,000円以上かかるケースはまずありません。
値段の高い温水洗浄便座代込みでも、だいたい30,000~80,000円でリフォームが可能です。
また、かかる費用の30,000~80,000円のうち、工事費は10,000~20,000円前後が相場です。
一体型タンク式トイレの場合
一体型の場合は、便座のみの交換ができませんので、組み合わせタイプよりもトイレ代や工事費が増します。
ただ、タンク式トイレは、タンクレストイレよりも価格が低め。
温水洗浄便座タイプでも、100,000円前後の商品が用意されています。
また、普通便座タイプは50,000円前後の商品もありますので、費用も膨大とはならず、60,000~250,000円程度がリフォームの相場になります。
一体型タンクレストイレの場合
出典: www.toto.co.jp
トイレのリフォームで、1番コスト高なのが、こちらの一体型タンクレストイレ。
タンクレストイレの場合は、便器自体の価格が高いこと、手洗い場を別に設ける必要があること、これら2つの理由で、どうしても金額が跳ね上がってしまいます。
費用はだいたい150,000~400,000円。
便器を安いものにし、手洗い場も簡素なものにすると、150,000円前後に値段を抑えることが可能です。
TOTO株式会社
出典: www.toto.co.jp
TOTOは、温水洗浄便座の代名詞であるウォシュレットを手掛ける会社です。
日本国内で最も有名なトイレメーカーと言っても過言ではないでしょう。
技術も非常に高く、国内のトイレメーカーを引っ張っていくリーダー的存在です。
ただ、最先端技術を搭載しているトイレがほとんどのため、値段は若干高め。
しかし、値段に遜色ない優れた性能を有していますので、顧客満足度の高いメーカーです。
株式会社LIXIL(リクシル)
出典: www.lixil.co.jp
リクシルは、TOTOに並ぶトイレメーカーです。
しかし、リクシルと聞いてもピンとこない方もいるかも知れません。
そんな方は、INAX(イナックス)という会社名ならご存知ではないでしょうか?
イナックスは、ウォシュレットに迫る人気商品、シャワートイレを有する会社でした。
パナソニック株式会社
出典: prtimes.jp
知名度では、TOTOやリクシルに劣りますが、技術力なら負けてはいないのが、パナソニックのトイレです。
また、技術だけではなくデザインも優れた商品が多く、あのディズニーとコラボしているシリーズもあるくらいです。
ジャニス工業株式会社
出典: www.suisuimart.com
安価な商品も製造していて手が出しやすいトイレメーカーといえば、ジャニス工業株式会社です。
愛知県に本社を置いており、驚くことに創業は1935年と長い歴史を持つ会社です。
全国的な知名度はやや劣りますが、デザイン・機能・値段と全て申し分ないメーカーですので、ジャニス工業の名をご存知なかった方は、ぜひこの機会にご確認ください。
ナスラック株式会社
出典: lifeamuse.com
ナスラックは、トイレだけに留まらず、キッチン・洗面台・システムバス・住宅設備・ユニット家具など、さまざまな事業を展開している会社です。
値段も低めの設定で、ジャニス工業同様、手を出しやすい手頃な価格の商品を扱っています。
リフォームの実例をチェック
出典: www.web-zino.net
最後は、トイレのリフォームの実例をご紹介していきます。
どれも素敵なリフォーム例ですので、ぜひ参考にしてください。
タンク式トイレ:実例1
出典: www.ktn-works.com
こちらは、タンク式トイレの実例です。
トイレが1畳程の小さなスペースであれば、やはり、手洗い場がセットになっているタンク式がおすすめです。
狭いスペースでは、ものが多いとゴチャゴチャとした印象になってしまいますよね。
ですから、なるべくものを置かずにすむよう、手洗い場がセットになっているタンク式をチョイスするのがおすすめです。
タンク式トイレ:実例2
出典: suidou.sakuraweb.com
こちらは、タンク式でも、手洗い場がセットになっていないトイレでリフォームされています。
最近は、タンク式トイレでも、手洗い場がセットになっていないタイプの人気が上昇しています。
好みの手洗い桶や棚などを自由に選択でき、トイレをおしゃれにレイアウトできるところが人気の理由になっています。
広いスペースを確保できるのであれば、手洗い場を別にしてみるのも良さそうですね。
タンク式トイレ:実例3
出典: okematsu.com
横の広さがなくとも、縦の広ささえあれば、トイレと手洗い場を別々に設置することが可能です。
こちらの写真が、そのいい例ですね。
空間を上手に利用すれば、お好みの手洗い桶を設置することが可能です。
タンクレストイレ:実例1
出典: www3.hp-ez.com
こちらは、タンクレストイレの実例です。
背面に棚を設置することで、上手く手洗い桶の設置スペースを確保しています。
このレイアウト方法なら、タンクレストイレを狭いスペースに設置してもゴチャゴチャせず、すっきりした印象にまとめられますね。
とても素晴らしいレイアウトです。
タンクレストイレ:実例2
出典: www3.hp-ez.com
続いてご紹介するのも、狭いスペースを有効に活用したリフォーム例です。
手洗い桶の棚部分がごく薄くなっているため、圧迫感やゴチャゴチャ感がなく、すっきりとまとまっていますね。
手洗い桶はさまざまなタイプが販売されていますので、よくよく探せば、狭いスペースにタンクレストイレを設置するのも夢ではないかもしれません。
タンクレストイレ:実例3
出典: www.urban-pro.net
こちらは、上2つのリフォーム例と異なり、広いスペースを悠々と使った例です。
上2つのリフォーム例も素敵でしたが、やはりタンクレストイレは、広い空間の方が魅力的に映りますね。
タンクレストイレ:実例4
出典: www.yokosou.com
お次は、トイレの内装にまでこだわったリフォームです。
きれいな壁紙と大きな鏡が特徴的な、素敵なトイレ。
トイレを買い替えるのであれば、思い切って内装もセットでリフォームしてみるのも良さそうです。
タンクレストイレ:実例5
出典: www3.hp-ez.com
こちらも内装にこだわった素敵なリフォームです。
まるで旅館のトイレのような素敵な内装ですね。
タンクレストイレは洗練されたデザインですので、おしゃれな内装にもしっくり溶け込みます。
内装にこだわりたい方は、タンクレストイレがおすすめですよ。
タンクレストイレ:実例6
出典: suzukihidefusa.jp
こちらは、まるでホテルのトイレのようです。
タンクレストイレはどっしりしたフォルムをしていますので、安っぽさがなく、高級感のある内装にしてもまったく違和感を与えません。
もし、トイレをこちらのような内装にしたいのであれば、タンクレストイレがおすすめです。
タンクレストイレ:実例7
出典: manika-toire.com
高級感のある空間に馴染むタンクレストイレですが、可愛い壁紙にも自然に溶け込む一面も持っています。
どっしりしていますが、角のない丸いフォルムですので、柔らかい印象の内装にもしっかりと溶け込むんですね。
コツ・ポイント
以上、トイレ特集でした。お役に立てる情報はあったでしょうか?トイレは、デザインで選ぶならば一体型がおしゃれでおすすめです。しかし今後のことを考えると、自由に便座を取り替えられる組み合わせ型が、コスト的におすすめになります。リフォームを検討されている方は、よく吟味してご自宅に合ったタイプを選択ください。