卒業や入学を目前に控えたこのシーズン、お子さんの成長を改めて感じている方も多いのではないでしょうか。今回は写真を使って、ユニークな形で子どもの「今」を作品として残す方法をご紹介します。簡単にできるアイデアもありますので、ぜひチャレンジしてみてください。
子どもの写真をよりスペシャルに
やっぱり写真は良い!
出典: blog.posterjack.ca
子どもの現在の姿を残すのに、飾ったり送ったりすることができる写真は魅力的なツールです。今や、わざわざカメラを用意しなくてもスマートフォンで気軽に撮影もできるので、何気ない日常を切り取ることも容易になってきました。
動きや音声などを残せるムービーも良いですが、写真は静止画ゆえにその当時の風景や出来事、音や匂いまでもを思い起こさせてくれるなど、他にはない格別な良さがあります。
ポーズだけ決めれば良し
出典: www.pexels.com
写真の作品として代表的なものといえば寝相アート。とっても可愛いのですが子どものポーズから設定を考えるのも難しそうですし、周りの小道具などを準備するのもちょっと大変そうです。
でもフォトアートは撮影段階ではポーズさえ決めれば良し、特に用意するものも無いので撮影しながらバタバタすることもありません。気に入った写真があれば、新たに撮影せずにそのまま使ってもOKです。
写真に手を加える
出典: www.unevieenrouge.com
一番簡単なフォトアートは、写真にペンで絵を描き加えるものです。黒ペンで落書きっぽく描くのと、色ペンでカラフルに仕上げるのとでは印象が大きく変わります。他には写真を切り抜いて貼り付けたり、ラミネートやシールなどの加工を施す方法もあります。
また子どもが今ハマっているものや考えていること、将来の夢などを書き加えるアイデアは、子どもにとっては自身を見つめな直す良いきっかけになりますし、家族にとっては子どもをより深く知る機会にもなり、大切な記念になること間違いなしです。
写真をキャンバスに
アートなモチーフをプラス
出典: www.alivelyhope.com
モノクロでプリントアウトした写真に、波や水滴、丸や直線を繰り返すアートなモチーフを描いたアイデアです。黒ペンを中心に、ほんの少しだけ色味を加えているのもセンスを感じさせますよね。
このアイデアを実践する場合、明るいトーンの壁やあまりゴチャゴチャしていない景色を背景にすると後から描くモチーフが生きてきます。できあがったものをフレームに入れて飾ると、より作品らしく楽しむことができます。
寝ている姿をパシャリ
出典: www.wherecoolthingshappen.com
はじめに寝相アートについて少し触れましたが、フォトアートでは寝ている子どもの写真を撮るだけで良いんです。「この格好なんだか面白いな」「これ◯◯してるみたい」と思ったらとにかく撮影してみてください。
その後、写真をプリントして寝姿から連想されるシチュエーションをペンで描いていくと、こんな面白い作品を作ることもできます。赤ちゃんがDJになるというありえないシチュエーションがまた可愛いですよね。絵を描くママやパパのイマジネーションも重要です!
ストーリーを感じさせる
出典: www.whatsyourtalenightingale.com
女の子のスカートからヒラヒラと星が舞い散る、おとぎ話のワンシーンになりそうな作品は、とてもシンプルなんですが心を掴むインパクトがありますよね。このように細かいモチーフを描く場合も、やはり背景が無地かなるべくシンプルな方が良いでしょう。
子どもが笑っている写真、何かを真剣にしたり見つめたりしている写真、ちょっとした表情や仕草からインスピレーションを得てイラストを加え、数枚をつなぎ合わせて物語を作るのも楽しそうです。
変身願望を叶える
出典: www.milkmagazine.net
子どもがなりたいものや変身したい動物などがあれば、写真にイラストを加えて叶えてあげることもできます。インディアンや戦隊ヒーロー、天使や鳥など何にでもなれるので想像力をフル回転させてお子さんと楽しんでみてください。
またお化粧をしたり髪の毛の色を変えたりネイルをして、ちょっとオトナになるというアイデアも。ママやパパと一緒に写っている写真を使って、家族ごと変身してしまうのも面白そうです。
フォトショップを使って
出典: elementaryartfun.blogspot.kr
こちらはパソコンの画像加工ソフト、フォトショップを使ってモノクロ写真の空に虹を架けるというアイデア。女の子がイスに登って一生懸命に虹を描いている姿が何ともキュートですよね。
画像加工ソフトを使えばまるで本物の虹のようにも描けますが、あえて手描き風にすることで子どものピュアさが伝わる作品に仕上がります。画像加工ソフトが使えないという方は、最近はスマートフォンの画像加工アプリも充実していますのでぜひ試してみてください。
切って貼ってコラージュする
格言を人文字で
出典: markanddebbiefamily.blogspot.kr
子ども自身がモットーとしている言葉や、ママやパパが子どもに贈りたい格言などはありませんか?もしあれば写真を切り抜いた人文字で表現し、ポスターのようにフレームに入れて飾るとインテリアのポイントにもなります。
アルファベットなら直線で作れますが、ひらがなの場合は曲線が多いのであらかじめどんな形が必要か確認しておきましょう。モノクロの写真を使ったり洋服の色を意識することで、よりアート感を出すこともできます。
ミクストメディアコラージュ
出典: feelingarty.wordpress.com
違う素材や技法を混ぜ合わせてひとつの作品を作ることを「ミクストメディアコラージュ(mixed media collage)」というそうですが、海外ではこの方法で写真を可愛くアレンジしたアイデアも多数見かけました。
子どもの顔は写真、体や洋服はイラスト、そして花は雑誌などから切り抜いてコラージュした賑やかな作品は、子どもの願望や理想を形に表現する良い練習になりそうです。この方法で絵本を作っても楽しいかも。
思い出の景色と一緒に
とてもインパクトのあるコラージュ作品は、幻想的ながら少年も景色も写真のせいか妙にリアルに感じますよね。学校まで毎日通った通学路や部活を頑張ったグラウンドなど、思い入れのある場所と子どもの写真をコラージュすると、見る度にさまざまな思い出が蘇りそうです。
新学期を前に引っ越す予定があれば、今のうちに見慣れた場所や建物、家の中も写真を撮っておいてこういった作品を作るのも良い思い出になりそうです。
アンティーク雑貨のように
出典: storify.com
こちらはメルヘン映画のワンシーンを切り取ったような、海外のアンティークショップにある雑貨のようなロマンチックなアイデアです。写真を主役ではなく作品の一部として取り入れているのが、他とは大きく違いますよね。
それぞれのパーツが小さく細かい作業が多そうなので、手芸やもの作りがすきな方にオススメです。ボタンなど小さなアイテムまでこだわって選んで、本格的な仕上がりを目指してみてください。
箱入りベビー
ここまで来ると、もはやアート作品の域です。子どもを愛おしく想う気持ちが溢れでていますよね。男の子ならブルーやグリーンをベースに車や動物のミニチュアと合わせても楽しい作品ができそうです。
花やチョウなどのモチーフはミニチュア専門店や手芸店で手に入れることができ、木製の箱は100均のウッドボックスや、フレームを扱うお店で手に入るシャドーボックスを活用するのもひとつの方法です。
自己紹介をする
吹き出しいっぱいに自分を表現
出典: tinyartroom.wordpress.com
もの思いに耽る子どもの頭の中は…好きなものがすき間なくギュウギュウに詰まっている何とも微笑ましいフォトアート。今の彼女のことがひと目で分かりますよね。モノクロの写真と吹き出しのカラフルさの対比も絶妙で、まるでモダンアートのようです。
小学生くらいの子どもなら、構図を決めたり写真を切り抜いたり貼る作業も通してすべて一人で作ることもできそうです。フレームに入れてディスプレイしてあげたいですね。
もう少し小さい子どもには
細かい絵を描いたり、吹き出しの中にキレイにおさめるのが難しそうな年齢の子どもには、キャンバスいっぱいを自由に使わせてあげ、最後に写真を貼ってあげればこんなに立派な作品になります。
普段のお絵かきで気に入ったものがあればそのまま使っても良いですし、このために描くのであれば「好きな食べ物はなに?」「何色が好き?」と誘導してあげると良いかもしれませんね。
子どもの成長の記念に残す他にも、祖父母へのプレゼントなどに贈っても喜ばれそうです。
願いごとをタンポポにのせて
出典: indulgy.com
ヨーロッパでは「タンポポの綿毛を一息で吹き飛ばせると願いが叶う」という言い伝えや、願いごとを唱えながら綿毛を吹く習慣があるそうです。こちらはそんなジンクスを活かしたアイデアです。
毛糸で作ったタンポポと綿毛をフーっと吹き飛ばすイメージの写真を貼り、願いごとを書きます。好きな食べ物や興味のあることを書くのとは違って、願いごとを書くというのはより特別な感じがしますよね。毎年作って変化していく願いごとを残すというのもオススメです。
写真と自画像を半分こ
自画像を描ける年齢で絵を描くのが好きな子どもなら、きっと楽しめるアイデアをご紹介します。まず顔がしっかり見える子どもの写真を準備し半分にカットします。使わない方の半分の写真を見ながら自画像を描き、写真と組み合わせ背景を描いたら完成です。
これは「split face portrait」と呼ばれ、海外では子どものアクティビティにも取り入れられています。自分の顔を客観的に観察して描くことで、いろんな発見がありそうです。
ラミネートやシール加工をする
ケーキのデコレーションに
出典: thealisonshow.com
写真をラミネート加工すると水に濡れても汚れてもサッと拭き取れるので、いろいろな場面で使うことができます。こちらはバースデーパーティーにて、ラミネート加工した主役の女の子の写真をケーキに飾り付けています。
他にもゲストに振る舞うためのカップケーキひとつひとつにも写真を飾ったりと、みんなが笑顔になれるサプライズが仕掛けられていました。ラミネートの方法については下記記事にていくつかの方法が紹介されていますので参考にしてみてください。
>>簡単すてきなラミネート加工のつくり方!アイロン活用術とアイテムまとめ
まとめを見る
ガーランドも写真で
パーティーの代表的なデコレーショングッズといえばガーランドですが、そのガーランドも写真で作るとさらにパーティーを盛り上げてくれそうです。写真を切り抜いてそのまま作ることも可能ですが、しっかり作りたいという方にはラミネート加工をオススメします。
使い終わったあとはインテリアのディスプレイに使うも良し、ガーランドのまま保存してクリスマスパーティーやハロウィンなどイベントごとに活躍させるのもエコですよね。
クリスマスオーナメントとして
出典: www.rustandsunshine.com
クリスマスツリーのオーナメントのひとつとして自分の写真が飾られるなんて、子どもはとても喜んでくれるのではないでしょうか。画像のようにラミネート加工ならスノードームを作ることもできます。
イヤーオーナメントとして毎年作り、ツリーに子どもの成長を残していくというのもステキです。制作過程も親子そろってのアクティビティとして、クリスマスの準備と一緒に楽しみたいですね。
読書がもっと楽しくなる
出典: shabbynest.blogspot.fr
こちらはラミネート加工した写真でブックマークを作ったとてもキュートなアイデアです。試している方も多く人気のフォトアートで、ラミネートさえクリアすれば簡単にできます。
ヒモやモチーフを付けると使いやすさもアップしますが、何も付けずにラミネートしただけの状態でもちゃんとブックマークとして機能します。自分で使うのはもちろん、プレゼントとし贈っても喜ばれそうです。
小人になった子ども
出典: petitdeco.exblog.jp
こちらはZoé de las Casesというパリのクリエイターがデザインした、裏がステッカーになったパネルボードです。こんなふうに写真をシール加工すると、インテリアのポイントとして大活躍します。
まるで子どもが小人になって家のあちこちに出没するような感覚で貼り付け、シュールにユニークに遊んでみませんか?シールの作り方は下記記事で紹介されていますので参考にしてみてください。
>>シールを作る方法をご紹介。必要な道具、材料など知っておきたい知識まとめ
まとめを見る
やっぱり写真は良い!
出典: blog.posterjack.ca
子どもの現在の姿を残すのに、飾ったり送ったりすることができる写真は魅力的なツールです。今や、わざわざカメラを用意しなくてもスマートフォンで気軽に撮影もできるので、何気ない日常を切り取ることも容易になってきました。
動きや音声などを残せるムービーも良いですが、写真は静止画ゆえにその当時の風景や出来事、音や匂いまでもを思い起こさせてくれるなど、他にはない格別な良さがあります。
ポーズだけ決めれば良し
出典: www.pexels.com
写真の作品として代表的なものといえば寝相アート。とっても可愛いのですが子どものポーズから設定を考えるのも難しそうですし、周りの小道具などを準備するのもちょっと大変そうです。
でもフォトアートは撮影段階ではポーズさえ決めれば良し、特に用意するものも無いので撮影しながらバタバタすることもありません。気に入った写真があれば、新たに撮影せずにそのまま使ってもOKです。
写真に手を加える
出典: www.unevieenrouge.com
一番簡単なフォトアートは、写真にペンで絵を描き加えるものです。黒ペンで落書きっぽく描くのと、色ペンでカラフルに仕上げるのとでは印象が大きく変わります。他には写真を切り抜いて貼り付けたり、ラミネートやシールなどの加工を施す方法もあります。
また子どもが今ハマっているものや考えていること、将来の夢などを書き加えるアイデアは、子どもにとっては自身を見つめな直す良いきっかけになりますし、家族にとっては子どもをより深く知る機会にもなり、大切な記念になること間違いなしです。
アートなモチーフをプラス
出典: www.alivelyhope.com
モノクロでプリントアウトした写真に、波や水滴、丸や直線を繰り返すアートなモチーフを描いたアイデアです。黒ペンを中心に、ほんの少しだけ色味を加えているのもセンスを感じさせますよね。
このアイデアを実践する場合、明るいトーンの壁やあまりゴチャゴチャしていない景色を背景にすると後から描くモチーフが生きてきます。できあがったものをフレームに入れて飾ると、より作品らしく楽しむことができます。
寝ている姿をパシャリ
出典: www.wherecoolthingshappen.com
はじめに寝相アートについて少し触れましたが、フォトアートでは寝ている子どもの写真を撮るだけで良いんです。「この格好なんだか面白いな」「これ◯◯してるみたい」と思ったらとにかく撮影してみてください。
その後、写真をプリントして寝姿から連想されるシチュエーションをペンで描いていくと、こんな面白い作品を作ることもできます。赤ちゃんがDJになるというありえないシチュエーションがまた可愛いですよね。絵を描くママやパパのイマジネーションも重要です!
ストーリーを感じさせる
出典: www.whatsyourtalenightingale.com
女の子のスカートからヒラヒラと星が舞い散る、おとぎ話のワンシーンになりそうな作品は、とてもシンプルなんですが心を掴むインパクトがありますよね。このように細かいモチーフを描く場合も、やはり背景が無地かなるべくシンプルな方が良いでしょう。
子どもが笑っている写真、何かを真剣にしたり見つめたりしている写真、ちょっとした表情や仕草からインスピレーションを得てイラストを加え、数枚をつなぎ合わせて物語を作るのも楽しそうです。
変身願望を叶える
出典: www.milkmagazine.net
子どもがなりたいものや変身したい動物などがあれば、写真にイラストを加えて叶えてあげることもできます。インディアンや戦隊ヒーロー、天使や鳥など何にでもなれるので想像力をフル回転させてお子さんと楽しんでみてください。
またお化粧をしたり髪の毛の色を変えたりネイルをして、ちょっとオトナになるというアイデアも。ママやパパと一緒に写っている写真を使って、家族ごと変身してしまうのも面白そうです。
フォトショップを使って
出典: elementaryartfun.blogspot.kr
こちらはパソコンの画像加工ソフト、フォトショップを使ってモノクロ写真の空に虹を架けるというアイデア。女の子がイスに登って一生懸命に虹を描いている姿が何ともキュートですよね。
画像加工ソフトを使えばまるで本物の虹のようにも描けますが、あえて手描き風にすることで子どものピュアさが伝わる作品に仕上がります。画像加工ソフトが使えないという方は、最近はスマートフォンの画像加工アプリも充実していますのでぜひ試してみてください。
格言を人文字で
出典: markanddebbiefamily.blogspot.kr
子ども自身がモットーとしている言葉や、ママやパパが子どもに贈りたい格言などはありませんか?もしあれば写真を切り抜いた人文字で表現し、ポスターのようにフレームに入れて飾るとインテリアのポイントにもなります。
アルファベットなら直線で作れますが、ひらがなの場合は曲線が多いのであらかじめどんな形が必要か確認しておきましょう。モノクロの写真を使ったり洋服の色を意識することで、よりアート感を出すこともできます。
ミクストメディアコラージュ
出典: feelingarty.wordpress.com
違う素材や技法を混ぜ合わせてひとつの作品を作ることを「ミクストメディアコラージュ(mixed media collage)」というそうですが、海外ではこの方法で写真を可愛くアレンジしたアイデアも多数見かけました。
子どもの顔は写真、体や洋服はイラスト、そして花は雑誌などから切り抜いてコラージュした賑やかな作品は、子どもの願望や理想を形に表現する良い練習になりそうです。この方法で絵本を作っても楽しいかも。
思い出の景色と一緒に
とてもインパクトのあるコラージュ作品は、幻想的ながら少年も景色も写真のせいか妙にリアルに感じますよね。学校まで毎日通った通学路や部活を頑張ったグラウンドなど、思い入れのある場所と子どもの写真をコラージュすると、見る度にさまざまな思い出が蘇りそうです。
新学期を前に引っ越す予定があれば、今のうちに見慣れた場所や建物、家の中も写真を撮っておいてこういった作品を作るのも良い思い出になりそうです。
アンティーク雑貨のように
出典: storify.com
こちらはメルヘン映画のワンシーンを切り取ったような、海外のアンティークショップにある雑貨のようなロマンチックなアイデアです。写真を主役ではなく作品の一部として取り入れているのが、他とは大きく違いますよね。
それぞれのパーツが小さく細かい作業が多そうなので、手芸やもの作りがすきな方にオススメです。ボタンなど小さなアイテムまでこだわって選んで、本格的な仕上がりを目指してみてください。
箱入りベビー
ここまで来ると、もはやアート作品の域です。子どもを愛おしく想う気持ちが溢れでていますよね。男の子ならブルーやグリーンをベースに車や動物のミニチュアと合わせても楽しい作品ができそうです。
花やチョウなどのモチーフはミニチュア専門店や手芸店で手に入れることができ、木製の箱は100均のウッドボックスや、フレームを扱うお店で手に入るシャドーボックスを活用するのもひとつの方法です。
吹き出しいっぱいに自分を表現
出典: tinyartroom.wordpress.com
もの思いに耽る子どもの頭の中は…好きなものがすき間なくギュウギュウに詰まっている何とも微笑ましいフォトアート。今の彼女のことがひと目で分かりますよね。モノクロの写真と吹き出しのカラフルさの対比も絶妙で、まるでモダンアートのようです。
小学生くらいの子どもなら、構図を決めたり写真を切り抜いたり貼る作業も通してすべて一人で作ることもできそうです。フレームに入れてディスプレイしてあげたいですね。
もう少し小さい子どもには
細かい絵を描いたり、吹き出しの中にキレイにおさめるのが難しそうな年齢の子どもには、キャンバスいっぱいを自由に使わせてあげ、最後に写真を貼ってあげればこんなに立派な作品になります。
普段のお絵かきで気に入ったものがあればそのまま使っても良いですし、このために描くのであれば「好きな食べ物はなに?」「何色が好き?」と誘導してあげると良いかもしれませんね。
子どもの成長の記念に残す他にも、祖父母へのプレゼントなどに贈っても喜ばれそうです。
願いごとをタンポポにのせて
出典: indulgy.com
ヨーロッパでは「タンポポの綿毛を一息で吹き飛ばせると願いが叶う」という言い伝えや、願いごとを唱えながら綿毛を吹く習慣があるそうです。こちらはそんなジンクスを活かしたアイデアです。
毛糸で作ったタンポポと綿毛をフーっと吹き飛ばすイメージの写真を貼り、願いごとを書きます。好きな食べ物や興味のあることを書くのとは違って、願いごとを書くというのはより特別な感じがしますよね。毎年作って変化していく願いごとを残すというのもオススメです。
写真と自画像を半分こ
自画像を描ける年齢で絵を描くのが好きな子どもなら、きっと楽しめるアイデアをご紹介します。まず顔がしっかり見える子どもの写真を準備し半分にカットします。使わない方の半分の写真を見ながら自画像を描き、写真と組み合わせ背景を描いたら完成です。
これは「split face portrait」と呼ばれ、海外では子どものアクティビティにも取り入れられています。自分の顔を客観的に観察して描くことで、いろんな発見がありそうです。
ケーキのデコレーションに
出典: thealisonshow.com
写真をラミネート加工すると水に濡れても汚れてもサッと拭き取れるので、いろいろな場面で使うことができます。こちらはバースデーパーティーにて、ラミネート加工した主役の女の子の写真をケーキに飾り付けています。
他にもゲストに振る舞うためのカップケーキひとつひとつにも写真を飾ったりと、みんなが笑顔になれるサプライズが仕掛けられていました。ラミネートの方法については下記記事にていくつかの方法が紹介されていますので参考にしてみてください。
>>簡単すてきなラミネート加工のつくり方!アイロン活用術とアイテムまとめ
まとめを見る
ガーランドも写真で
パーティーの代表的なデコレーショングッズといえばガーランドですが、そのガーランドも写真で作るとさらにパーティーを盛り上げてくれそうです。写真を切り抜いてそのまま作ることも可能ですが、しっかり作りたいという方にはラミネート加工をオススメします。
使い終わったあとはインテリアのディスプレイに使うも良し、ガーランドのまま保存してクリスマスパーティーやハロウィンなどイベントごとに活躍させるのもエコですよね。
クリスマスオーナメントとして
出典: www.rustandsunshine.com
クリスマスツリーのオーナメントのひとつとして自分の写真が飾られるなんて、子どもはとても喜んでくれるのではないでしょうか。画像のようにラミネート加工ならスノードームを作ることもできます。
イヤーオーナメントとして毎年作り、ツリーに子どもの成長を残していくというのもステキです。制作過程も親子そろってのアクティビティとして、クリスマスの準備と一緒に楽しみたいですね。
読書がもっと楽しくなる
出典: shabbynest.blogspot.fr
こちらはラミネート加工した写真でブックマークを作ったとてもキュートなアイデアです。試している方も多く人気のフォトアートで、ラミネートさえクリアすれば簡単にできます。
ヒモやモチーフを付けると使いやすさもアップしますが、何も付けずにラミネートしただけの状態でもちゃんとブックマークとして機能します。自分で使うのはもちろん、プレゼントとし贈っても喜ばれそうです。
小人になった子ども
出典: petitdeco.exblog.jp
こちらはZoé de las Casesというパリのクリエイターがデザインした、裏がステッカーになったパネルボードです。こんなふうに写真をシール加工すると、インテリアのポイントとして大活躍します。
まるで子どもが小人になって家のあちこちに出没するような感覚で貼り付け、シュールにユニークに遊んでみませんか?シールの作り方は下記記事で紹介されていますので参考にしてみてください。
>>シールを作る方法をご紹介。必要な道具、材料など知っておきたい知識まとめ
まとめを見る
コツ・ポイント
一緒に暮らして毎日見ていても、子どもたちってあっという間に大きくなっていきますよね。スマートフォンの普及で気軽に写真を撮れるようになりましたが、データだけがどんどん溜まっていくという方も多いのではないでしょうか。フォトアートは出来上がった作品はもちろん、作るプロセスもきっと良い思い出になると思いますので、ぜひ親子で一緒に楽しんでみてくだい。