生地を膨らませたり、食材のアクを取ったり、料理をするときによく使用するベーキングソーダ(重曹)。実は掃除や洗濯などに活用できること、ご存知でしたか?今回は、そんなベーキングソーダの活用方法をご紹介!掃除から部屋の消臭、洗濯など、さまざまな使い道を解説していきます。
とても便利なベーキングソーダ!
ベーキングソーダを活用しよう!
出典: antiaging.akicomp.com
食材のアク取りや、生地を膨らませるときによく使うベーキングソーダ(重曹)。料理だけでなくさまざまな方法で活用できることをご存知ですか?
油汚れの掃除や洗濯槽の掃除など、ベーキングソーダはあらゆる場所の掃除に活用可能。口に入れても大丈夫なものなので、小さな子供がいる家庭でも安心して使用することができます。化学製品がたっぷり入った洗剤は子供達のそばに置いておくのは危険ですよね。ベーキングソーダだったら、そんな心配なく掃除をすることが可能です。
今回は、そんなベーキングソーダの魅力をご紹介!掃除から入浴剤まで、今日からできる活用方法を解説していきます。
ベーキングソーダの特徴
ベーキングソーダとは?
出典: www.popsugar.com.au
ベーキングソーダの正式名称は「炭酸水素ナトリウム」。人体に無害な天然の成分で、昔から料理のアク取りやふくらし粉、医薬品の原料として使われてきました。現在でも家庭で常備して料理に使用している方は多いのではないでしょうか。
昔から重宝されてきたベーキングソーダ。近年では、「掃除に使える」「洗濯に使える」といった活用方法が話題!メディアを中心にベーキングソーダへの注目が集まってきています。それでは、ベーキングソーダのどのような点が掃除や洗濯に活用できるのでしょうか?
1、研磨作用
出典: minnakenko.jp
ベーキングソーダの結晶はとても細かく水に溶けにくいので、高い研磨作用を期待することができます。こびりついた汚れをとるのに最適で、強くこすらなくてもきれいに汚れを落とすことができます。
2、弱アルカリ性
出典: amatani.info
ベーキングソーダは弱アルカリ性。ほとんどの汚れは酸性なので、弱アルカリ性のベーキングソーダでこすることによって中和され、水溶性へと変化していきます。なので、キッチン周りの油汚れなどなかなか汚れが落ちにくい箇所でも、ベーキングソーダを使うことによってしっかりきれいにすることが可能に。
食べ物を調理する場所で強力な洗剤を使うのは抵抗がありますけれども、口に入れても大丈夫なベーキングソーダなら安心!研磨作用と相まって、キッチンをピカピカきれいに仕上げてくれます♪
3、発泡
出典: www.growingajeweledrose.com
弱アルカリ性のベーキングソーダは、酸性のものと組み合わせたり、加熱したりすることによって発泡し細かな泡が出てきます。ベーキングソーダがふくらし粉として使われるのは、この性質を利用しているからです。
この発泡作用を活用すれば、汚れを浮かび上がらせて落としやすい状態にすることができます。「研磨・中和・発泡」、この3つの作用によりしつこい汚れもしっかり落とすことが可能になるのです。
4、消臭作用
ベーキングソーダには消臭作用もあります。臭い成分のほとんどは酸性。なので、弱アルカリ性のベーキングソーダと合わせることによって中和され、臭いのもとから取り除くことができるのです。
3種類の使い方
出典: www.popsugar.com
重曹を掃除で使うときは、「粉末のまま」「ぬるま湯に溶かして」「ペースト状にして」の3種類の使い方があります。それぞれに特徴があるので、正しい方法で使うことによりきれいに汚れを落とせるようになります。まずは3種類の使い方を学んでいきましょう!
粉末のまま
出典: mom-health.com
粉末のままで使うのは、カーペットやソファなど丸洗いできないものをきれいにしたいとき。ベーキングソーダが研磨剤の役割を果たし、こびりついた汚れを落としてくれます。
ぬるま湯に溶かして
出典: hpfordn.blogspot.jp
ぬるま湯(300ml)にベーキングソーダ(小さじ1.5)を加えるとベーキングソーダ水の出来上がり。キッチン周りの軽い油汚れや、黄ばみとりに活用することができます。
ペースト状にして
出典: destinationksa.com
お風呂や壁面などの汚れを落としたいときは、ペースト状にすると液だれしにくく洗いやすくなります。重曹3に対して水を1入れて混ぜ合わせることによって、ペースト状になります。
また、頑固な油汚れをとるときにもペースト状のベーキングソーダは最適。重曹1に対して水1、粉石鹸1をプラスすると洗浄力がアップします。
活用方法:家の中の掃除
出典: www.thinkstockphotos.com
それでは、実際にベーキングソーダを使った掃除の仕方を見ていきましょう!リビングや台所など、家の中をさっぱりきれいにできるベーキングソーダの活用方法をご紹介します。
台所周りの掃除
出典: www.thinkstockphotos.com
台所周りの軽い汚れを落としたいときは、ベーキングソーダ水をスプレーして、雑巾で拭き取ればOK。コンロなど、ついつい掃除を怠ってしまうような箇所も日常的にベーキングソーダ水で汚れをとっておけば油汚れが溜まりにくくなり、いつでも清潔な状態を保つことができます。
出典: www.thinkstockphotos.com
頑固な油汚れがついてしまったコンロや換気扇にはペースト状にしたベーキングソーダを使用します。ペースト状のベーキングソーダを全体につけ、しばらく置いておくと汚れが浮かび上がり、落ちやすくなります。あとはスポンジでこすればOK!
リビング周り
出典: www.ehow.com
カーペットやソファなどの汚れは、先ほどご紹介したように粉末のままのベーキングソーダを使用します。汚れが付いてしまった箇所にベーキングソーダをふりかけ、汚れをこすり取るように雑巾で乾拭きします。
それでも落ちない場合は、ベーキングソーダ水を少量つけて、ポンポンとたたくようにして汚れを落としていくのもおすすめ。
出典: www.ehow.com
ワインやジュースをカーペットの上にこぼしてしまった!そんな失敗、よくありますよね。そんなときは、すぐにキッチンペーパーをこぼしてしまった液体の上にかぶせ、吸い取ります。(ここでこすってしまうと、汚れがカーペットに染み付いてしまうのでNG!)
液体が吸い取れたらキッチンペーパーを取り、ペースト状にしたベーキングソーダを汚れの上にのせてしばらく置きます。しばらく経ったらベーキングソーダを拭いとりながら汚れを落としていきます。
水回り
出典: www.thinkstockphotos.com
お風呂道具や風呂釜、洗面所などの水回りを掃除する場合はペースト状にしたベーキングソーダを使います。ペースト状のベーキングソーダを汚れが気になる箇所に散布し、しばらく置いてからブラシをつかって汚れを落としていきます。
細かな汚れを落としたいときは、要らなくなった歯ブラシを使うのがおすすめ!狭い箇所にも入れやすく、細かい汚れもきっちり取ることができます。
洗濯槽
出典: www.istockphoto.com
気づかないうちに汚れが溜まっている洗濯槽も、定期的な掃除が必要です。掃除をしておかないと溜まった汚れが衣類についてしまう場合も!ベーキングソーダを使ってしっかりきれいにしていきましょう。
40度くらいのお湯を洗濯槽に溜めた後に、ベーキングソーダを1カップ分入れて洗濯機を幾度か回します。それからしばらく置いておくと汚れが浮き上がってくるので、汚れを取り除き水を抜きます。汚れが浮き上がってこなくなるまで、洗濯機の空回しを続けたら完了です!
活用方法:衣類の洗濯
出典: www.gettyimages.com
ベーキングソーダは、衣類の洗濯にも活用可能!弱アルカリ性のベーキングソーダが衣類についた汚れを落としてくれます。
洗濯機で使う
出典: www.gettyimages.com
洗濯機の洗剤としてベイキングソーダを使う場合は、合成洗剤でない液体石鹸と混ぜていきましょう。
液体石鹸の使用量を半分にし、残りの分をベーキングソーダに置き換えて混ぜ合わせます。これを洗濯機に入れていつも通りに洗濯をすればOK!ベーキングソーダの働きにより、いつもより洗浄力が高くなるとされています。
柔軟剤代わりに
出典: www.gettyimages.com
ベーキングソーダは柔軟剤代わりに使用することもできます。「すすぎ」のときにベーキングソーダ(2/3カップ)を入れると、ふんわりとした仕上がりになります。タオルなど、ふかふかにしたい衣類に使っていきましょう!
煮洗い
出典: soboclip.com
布巾などの布類の汚れを落としたいときは、煮洗いがおすすめ。鍋にたっぷりのお湯を沸騰させた後にベーキングソーダ(大さじ2〜3)を加え、混ぜ合わせます。そこに布巾を入れ、10分ほど煮ていきます。
出典: soboclip.com
ベーキングソーダは加熱することによって発泡するので、ブクブクと泡が立ってきます。この泡と弱アルカリ性の力で汚れを浮かび上がらせていきます。
出典: soboclip.com
10分経ったら火を止めて布巾を取り出します。残ったお湯には落ちた汚れがびっしり!目に見えて汚れが落ちていることが分かります。
あとは布巾の水気を絞り、乾かせば煮洗いの完了。ベーキングソーダは消臭効果もあるので、気になる臭いもしっかり落としてくれます。
スニーカー洗い
出典: www.thinkstockphotos.com
毎日履いているとどうしても汚れてしまうスニーカー。特にホワイトスニーカーは汚れが見えやすいので、定期的に洗っておきたいですよね。
ベーキングソーダでスニーカーを洗う場合は、ベーキングソーダ水を使います。ベーキングソーダ水にスニーカーをしばらく浸けておき、汚れを浮かび上がらせます。それからブラシを使って汚れをこすり落としながら水洗いしていきましょう。汚れがひどい場合は、ペースト状のベーキングソーダを使うのもおすすめ。
活用方法:その他
出典: dailymakeover.com
ベーキングソーダには、掃除以外にも活用可能!自分のライフスタイルに合った活用法を見つけて、どんどん使っていきましょう♪
手作り消臭剤に
出典: livesimply.me
ベーキングソーダには消臭効果もあるので、手作り消臭剤を作ってみるのもおすすめ。お好みのエッセンシャルオイルを加えて、心地よい香りを楽しんでみてはいかがですか?
【必要な材料(120mlの容器1個分)】
・ココナッツオイル……大さじ2
・シアバター……1/4カップ
・ベーキングソーダ……大さじ3
・蜜蝋……大さじ3
・葛粉or小麦粉……大さじ2
・お好みのエッセンシャルオイル……お好みで適量
【作り方】
1、ココナッツオイルとシアバターを湯煎にかける。
2、1が溶け始めたら蜜蝋を加えて混ぜ合わせる。
3、材料が完全に溶けたら、湯煎から外す。
4、ベーキングソーダと葛粉or小麦粉を加え、混ぜ合わせる。
5、エッセンシャルオイルを加え、混ぜ合わせる。
6、お好みの容器に4を流し入れて、冷やし固めたら完成!
歯磨きに
出典: fastwhiteteeth.org
ベーキングソーダの研磨作用を利用すれば、歯磨き粉として使うことができます。ペースト状にしたベーキングソーダを歯ブラシにつけて、いつも通り歯磨きをすればOK!歯磨き粉を買い忘れた、というときに重宝しそうです。
入浴剤として
出典: www.gettyimages.com
ベーキングソーダは入浴剤としても使えます。お湯に入れることでしゅわしゅわと発泡し、さまざまな美容効果を期待することができるのです。
【ベーキングソーダ入浴剤の効果】
・肌を柔らかくする……発泡によって代謝を促し、肌を柔らかくしてくれるので硬くなった角質をほぐすことができます。
・体ニキビの改善……皮膚の皮脂や汚れを中和してきれいにしてくれるので、体にできてしまったニキビの改善が期待できます。
・体の芯からポカポカに……ベーキングソーダの発泡が代謝を促進してくれるので、体の中から温まることができます。冷え性の方には特におすすめ!
【注意点】
・ベーキングソーダ入浴剤を使ったときは、必ずシャワーで洗い流すようにしましょう。
・発泡作用によるお肌の乾燥を防ぐために、入浴後はしっかり保湿を行いましょう。
・ベーキングソーダを入れすぎると肌荒れを起こす可能性があります。(敏感肌の方にはおすすめしません。)
出典: julieblanner.com
今回は、ベーキングソーダに粉ミルクを加えた入浴剤レシピをご紹介!ミルク風呂は保湿効果が期待できるので、ツルツルとした肌へと導いてくれます。ベーキングソーダを加えることで効果をアップ。お好みのエッセンシャルオイルを加えて、心地よい香りを楽しみながらお肌のケアをしましょう♪
【必要な材料】
・粉ミルク……1カップ
・コーンスターチ……1/4カップ
・ベーキングソーダ……1/4カップ
・お好みのエッセンシャルオイル……10滴
【作り方】
1、粉ミルク・コーンスターチ・ベーキングソーダを混ぜ合わせる。
2、エッセンシャルオイルを加えて、混ぜ合わせたら完成!
ベーキングソーダを活用しよう!
出典: antiaging.akicomp.com
食材のアク取りや、生地を膨らませるときによく使うベーキングソーダ(重曹)。料理だけでなくさまざまな方法で活用できることをご存知ですか?
油汚れの掃除や洗濯槽の掃除など、ベーキングソーダはあらゆる場所の掃除に活用可能。口に入れても大丈夫なものなので、小さな子供がいる家庭でも安心して使用することができます。化学製品がたっぷり入った洗剤は子供達のそばに置いておくのは危険ですよね。ベーキングソーダだったら、そんな心配なく掃除をすることが可能です。
今回は、そんなベーキングソーダの魅力をご紹介!掃除から入浴剤まで、今日からできる活用方法を解説していきます。
ベーキングソーダとは?
出典: www.popsugar.com.au
ベーキングソーダの正式名称は「炭酸水素ナトリウム」。人体に無害な天然の成分で、昔から料理のアク取りやふくらし粉、医薬品の原料として使われてきました。現在でも家庭で常備して料理に使用している方は多いのではないでしょうか。
昔から重宝されてきたベーキングソーダ。近年では、「掃除に使える」「洗濯に使える」といった活用方法が話題!メディアを中心にベーキングソーダへの注目が集まってきています。それでは、ベーキングソーダのどのような点が掃除や洗濯に活用できるのでしょうか?
出典: minnakenko.jp
ベーキングソーダの結晶はとても細かく水に溶けにくいので、高い研磨作用を期待することができます。こびりついた汚れをとるのに最適で、強くこすらなくてもきれいに汚れを落とすことができます。
2、弱アルカリ性
出典: amatani.info
ベーキングソーダは弱アルカリ性。ほとんどの汚れは酸性なので、弱アルカリ性のベーキングソーダでこすることによって中和され、水溶性へと変化していきます。なので、キッチン周りの油汚れなどなかなか汚れが落ちにくい箇所でも、ベーキングソーダを使うことによってしっかりきれいにすることが可能に。
食べ物を調理する場所で強力な洗剤を使うのは抵抗がありますけれども、口に入れても大丈夫なベーキングソーダなら安心!研磨作用と相まって、キッチンをピカピカきれいに仕上げてくれます♪
3、発泡
出典: www.growingajeweledrose.com
弱アルカリ性のベーキングソーダは、酸性のものと組み合わせたり、加熱したりすることによって発泡し細かな泡が出てきます。ベーキングソーダがふくらし粉として使われるのは、この性質を利用しているからです。
この発泡作用を活用すれば、汚れを浮かび上がらせて落としやすい状態にすることができます。「研磨・中和・発泡」、この3つの作用によりしつこい汚れもしっかり落とすことが可能になるのです。
ベーキングソーダには消臭作用もあります。臭い成分のほとんどは酸性。なので、弱アルカリ性のベーキングソーダと合わせることによって中和され、臭いのもとから取り除くことができるのです。
出典: www.popsugar.com
重曹を掃除で使うときは、「粉末のまま」「ぬるま湯に溶かして」「ペースト状にして」の3種類の使い方があります。それぞれに特徴があるので、正しい方法で使うことによりきれいに汚れを落とせるようになります。まずは3種類の使い方を学んでいきましょう!
粉末のまま
出典: mom-health.com
粉末のままで使うのは、カーペットやソファなど丸洗いできないものをきれいにしたいとき。ベーキングソーダが研磨剤の役割を果たし、こびりついた汚れを落としてくれます。
ぬるま湯に溶かして
出典: hpfordn.blogspot.jp
ぬるま湯(300ml)にベーキングソーダ(小さじ1.5)を加えるとベーキングソーダ水の出来上がり。キッチン周りの軽い油汚れや、黄ばみとりに活用することができます。
ペースト状にして
出典: destinationksa.com
お風呂や壁面などの汚れを落としたいときは、ペースト状にすると液だれしにくく洗いやすくなります。重曹3に対して水を1入れて混ぜ合わせることによって、ペースト状になります。
また、頑固な油汚れをとるときにもペースト状のベーキングソーダは最適。重曹1に対して水1、粉石鹸1をプラスすると洗浄力がアップします。
出典: www.thinkstockphotos.com
それでは、実際にベーキングソーダを使った掃除の仕方を見ていきましょう!リビングや台所など、家の中をさっぱりきれいにできるベーキングソーダの活用方法をご紹介します。
台所周りの掃除
出典: www.thinkstockphotos.com
台所周りの軽い汚れを落としたいときは、ベーキングソーダ水をスプレーして、雑巾で拭き取ればOK。コンロなど、ついつい掃除を怠ってしまうような箇所も日常的にベーキングソーダ水で汚れをとっておけば油汚れが溜まりにくくなり、いつでも清潔な状態を保つことができます。
出典: www.thinkstockphotos.com
頑固な油汚れがついてしまったコンロや換気扇にはペースト状にしたベーキングソーダを使用します。ペースト状のベーキングソーダを全体につけ、しばらく置いておくと汚れが浮かび上がり、落ちやすくなります。あとはスポンジでこすればOK!
リビング周り
出典: www.ehow.com
カーペットやソファなどの汚れは、先ほどご紹介したように粉末のままのベーキングソーダを使用します。汚れが付いてしまった箇所にベーキングソーダをふりかけ、汚れをこすり取るように雑巾で乾拭きします。
それでも落ちない場合は、ベーキングソーダ水を少量つけて、ポンポンとたたくようにして汚れを落としていくのもおすすめ。
出典: www.ehow.com
ワインやジュースをカーペットの上にこぼしてしまった!そんな失敗、よくありますよね。そんなときは、すぐにキッチンペーパーをこぼしてしまった液体の上にかぶせ、吸い取ります。(ここでこすってしまうと、汚れがカーペットに染み付いてしまうのでNG!)
液体が吸い取れたらキッチンペーパーを取り、ペースト状にしたベーキングソーダを汚れの上にのせてしばらく置きます。しばらく経ったらベーキングソーダを拭いとりながら汚れを落としていきます。
水回り
出典: www.thinkstockphotos.com
お風呂道具や風呂釜、洗面所などの水回りを掃除する場合はペースト状にしたベーキングソーダを使います。ペースト状のベーキングソーダを汚れが気になる箇所に散布し、しばらく置いてからブラシをつかって汚れを落としていきます。
細かな汚れを落としたいときは、要らなくなった歯ブラシを使うのがおすすめ!狭い箇所にも入れやすく、細かい汚れもきっちり取ることができます。
洗濯槽
出典: www.istockphoto.com
気づかないうちに汚れが溜まっている洗濯槽も、定期的な掃除が必要です。掃除をしておかないと溜まった汚れが衣類についてしまう場合も!ベーキングソーダを使ってしっかりきれいにしていきましょう。
40度くらいのお湯を洗濯槽に溜めた後に、ベーキングソーダを1カップ分入れて洗濯機を幾度か回します。それからしばらく置いておくと汚れが浮き上がってくるので、汚れを取り除き水を抜きます。汚れが浮き上がってこなくなるまで、洗濯機の空回しを続けたら完了です!
出典: www.gettyimages.com
ベーキングソーダは、衣類の洗濯にも活用可能!弱アルカリ性のベーキングソーダが衣類についた汚れを落としてくれます。
洗濯機で使う
出典: www.gettyimages.com
洗濯機の洗剤としてベイキングソーダを使う場合は、合成洗剤でない液体石鹸と混ぜていきましょう。
液体石鹸の使用量を半分にし、残りの分をベーキングソーダに置き換えて混ぜ合わせます。これを洗濯機に入れていつも通りに洗濯をすればOK!ベーキングソーダの働きにより、いつもより洗浄力が高くなるとされています。
柔軟剤代わりに
出典: www.gettyimages.com
ベーキングソーダは柔軟剤代わりに使用することもできます。「すすぎ」のときにベーキングソーダ(2/3カップ)を入れると、ふんわりとした仕上がりになります。タオルなど、ふかふかにしたい衣類に使っていきましょう!
煮洗い
出典: soboclip.com
布巾などの布類の汚れを落としたいときは、煮洗いがおすすめ。鍋にたっぷりのお湯を沸騰させた後にベーキングソーダ(大さじ2〜3)を加え、混ぜ合わせます。そこに布巾を入れ、10分ほど煮ていきます。
出典: soboclip.com
ベーキングソーダは加熱することによって発泡するので、ブクブクと泡が立ってきます。この泡と弱アルカリ性の力で汚れを浮かび上がらせていきます。
出典: soboclip.com
10分経ったら火を止めて布巾を取り出します。残ったお湯には落ちた汚れがびっしり!目に見えて汚れが落ちていることが分かります。
あとは布巾の水気を絞り、乾かせば煮洗いの完了。ベーキングソーダは消臭効果もあるので、気になる臭いもしっかり落としてくれます。
スニーカー洗い
出典: www.thinkstockphotos.com
毎日履いているとどうしても汚れてしまうスニーカー。特にホワイトスニーカーは汚れが見えやすいので、定期的に洗っておきたいですよね。
ベーキングソーダでスニーカーを洗う場合は、ベーキングソーダ水を使います。ベーキングソーダ水にスニーカーをしばらく浸けておき、汚れを浮かび上がらせます。それからブラシを使って汚れをこすり落としながら水洗いしていきましょう。汚れがひどい場合は、ペースト状のベーキングソーダを使うのもおすすめ。
出典: dailymakeover.com
ベーキングソーダには、掃除以外にも活用可能!自分のライフスタイルに合った活用法を見つけて、どんどん使っていきましょう♪
手作り消臭剤に
出典: livesimply.me
ベーキングソーダには消臭効果もあるので、手作り消臭剤を作ってみるのもおすすめ。お好みのエッセンシャルオイルを加えて、心地よい香りを楽しんでみてはいかがですか?
【必要な材料(120mlの容器1個分)】
・ココナッツオイル……大さじ2
・シアバター……1/4カップ
・ベーキングソーダ……大さじ3
・蜜蝋……大さじ3
・葛粉or小麦粉……大さじ2
・お好みのエッセンシャルオイル……お好みで適量
【作り方】
1、ココナッツオイルとシアバターを湯煎にかける。
2、1が溶け始めたら蜜蝋を加えて混ぜ合わせる。
3、材料が完全に溶けたら、湯煎から外す。
4、ベーキングソーダと葛粉or小麦粉を加え、混ぜ合わせる。
5、エッセンシャルオイルを加え、混ぜ合わせる。
6、お好みの容器に4を流し入れて、冷やし固めたら完成!
歯磨きに
出典: fastwhiteteeth.org
ベーキングソーダの研磨作用を利用すれば、歯磨き粉として使うことができます。ペースト状にしたベーキングソーダを歯ブラシにつけて、いつも通り歯磨きをすればOK!歯磨き粉を買い忘れた、というときに重宝しそうです。
入浴剤として
出典: www.gettyimages.com
ベーキングソーダは入浴剤としても使えます。お湯に入れることでしゅわしゅわと発泡し、さまざまな美容効果を期待することができるのです。
【ベーキングソーダ入浴剤の効果】
・肌を柔らかくする……発泡によって代謝を促し、肌を柔らかくしてくれるので硬くなった角質をほぐすことができます。
・体ニキビの改善……皮膚の皮脂や汚れを中和してきれいにしてくれるので、体にできてしまったニキビの改善が期待できます。
・体の芯からポカポカに……ベーキングソーダの発泡が代謝を促進してくれるので、体の中から温まることができます。冷え性の方には特におすすめ!
【注意点】
・ベーキングソーダ入浴剤を使ったときは、必ずシャワーで洗い流すようにしましょう。
・発泡作用によるお肌の乾燥を防ぐために、入浴後はしっかり保湿を行いましょう。
・ベーキングソーダを入れすぎると肌荒れを起こす可能性があります。(敏感肌の方にはおすすめしません。)
出典: julieblanner.com
今回は、ベーキングソーダに粉ミルクを加えた入浴剤レシピをご紹介!ミルク風呂は保湿効果が期待できるので、ツルツルとした肌へと導いてくれます。ベーキングソーダを加えることで効果をアップ。お好みのエッセンシャルオイルを加えて、心地よい香りを楽しみながらお肌のケアをしましょう♪
【必要な材料】
・粉ミルク……1カップ
・コーンスターチ……1/4カップ
・ベーキングソーダ……1/4カップ
・お好みのエッセンシャルオイル……10滴
【作り方】
1、粉ミルク・コーンスターチ・ベーキングソーダを混ぜ合わせる。
2、エッセンシャルオイルを加えて、混ぜ合わせたら完成!
コツ・ポイント
ベーキングソーダを料理用に買ったのは良いものの、余ってしまうこともしばしばありますよね。そんなときは、今回ご紹介した方法で活用してみてはいかがですか?日常的な掃除や入浴剤、消臭剤までさまざまな手段で活用することができます!ベーキングソーダを使って、快適な生活を楽しんでいきましょう♪