「激落ちくん」を筆頭に、さまざまなタイプ、サイズ、価格のものが販売されているメラミンスポンジ。最近では100均でも手軽に買えるようになりましたね。ではメラミンスポンジとはなにか?どんなふうに使うのが正解なのか?正しく使うための正しい知識をご紹介します。
そもそもメラミンスポンジってなに?
出典: www.forest.co.jp
メラミンスポンジとは、あの水だけで汚れが落ちるというスポンジです。誰でも一度は手にしたことがあるのではないでしょうか。
メラミンスポンジ(メラミンフォーム)とは、メラミン樹脂でできたスポンジです。正式にはメラミン-ホルムアルデヒド樹脂といって、メラミンとホルムアルデヒドから作られた樹脂です。
幅広い用途のメラミンスポンジ
出典: www.avanti94.com
メラミンスポンジは、このメラミン樹脂を発泡させたもので、軽量性、吸音性、耐熱性、断熱性、難燃性、耐薬品性に優れ、しかも安定性がよく加工もしやすいと、非常に利便性の高いものです。断熱性や吸音性を活かし、新幹線の断熱材として使われたり、炊飯器やポットに使われたり、車のエンジンルームに使われたりと、汚れを落とすだけではないのです。
メラミン樹脂はものすごく硬い
出典: www.saitohk.com
メラミン樹脂はとても硬い樹脂。発泡加工後のフカフカした状態でも、繊維状の部分にはそれなりの硬度を維持しています。その網の目状のメラミン樹脂が、ヤスリのように汚れを削り取るのです。ですので、メラミン樹脂よりも柔らかいものに使用すると傷をつけてしまいます。
出典: uniquegem.exblog.jp
あるもので引っかいたときの傷の付きにくさを現すモース硬度という堅さの尺度があります。一番硬いダイヤモンドでモース硬度は10とされており、メラミン樹脂は4だそうです。これは鉄の硬さに相当しますので、鉄でこすって傷の付くものには使えないということになります。
出典: ure.pia.co.jp
身近な金属のモース硬度を見てみると、銀は2、金は2.5~3、アルミは2~2.9、プラチナは4.3、鉄は4.5、ステンレスは6です。それ以外の身近なもののモース硬度は、ワックスの塗装面は0.2、ガラスは6、歯のエナメル質は6~7です。つまりメラミンスポンジで磨いても安心なのは、ステンレスやガラスなどということになります。
モース硬度という考え方からすると、メラミンスポンジよりも硬いものであれば大丈夫な気がしますが、どんなものでも強くこすりすぎたり、同じところばかりこすってしまっては傷が付いてしまう恐れがあります。ガラスだって釘で何度もこすれば傷が付いてしまうのと同じように、メラミンスポンジでこすり過ぎると傷をつけてしまうこともありますので要注意です。
また、一見ふつうのガラスに見えても、車のフロントガラスなどは、コーティングされている場合もあります。ガラス自体には傷が付かなくても、コーティングは簡単にはがれてしまいますので、まずは目立たないところで試してみるのが安心でしょう。
使えばわかるメラミンスポンジのパワー
最近はどこでも簡単に手に入るようになったメラミンスポンジですが、正しい使い方はご存知ですか?商品の注意書きにを見ると、さまざまな用途が書いてあります。正しく使って最大限の効果を実感したいものですね。
鍋や食器、シンクの水垢など、さまざまなところでパワーを発揮するメラミンスポンジ。その具体的な例を見ていきましょう。
ガラスや陶器の食器
出典: item.rakuten.co.jp
ガラスや陶器の食器類は、茶渋などの汚れが頑固にこびりついてしまいがち。そんなしつこい汚れは、メラミンスポンジで落とすことができます。ただし、プリントされた模様などが落ちてしまうケースもあるのでご注意ください。
陶器の洗面台やトイレの便器
出典: masyuhu.seesaa.net
陶器はメラミンスポンジでぴかぴかになります。ただしこの場合も、強くこすりすぎてはいけません。
ガスコンロ
出典: www.wakog.com
ガスコンロの素材は、ホーローやふっ素加工されたものなど様々ですので、素材によっては細かい傷が付いてしまう場合があります。その傷にまた油汚れが付くという悪循環にもなりかねませんので、まずは目立たないところで試してから使用することをおすすめします。
水道の蛇口
出典: www.wakog.com
水道の蛇口は、クロムメッキが使用されているケースが多いです。ぴかぴかの蛇口は気持ちのいいものですが、水垢で白く濁ってきたりします。そこでメラミンスポンジでまた元のぴかぴかに戻すことができます。クロムメッキのモース硬度は9なので、安心してメラミンスポンジを使用することができます。
あえて傷をつけるという使い方
出典: www.a-pages.com
プラモデルをよりリアルに作ろうとすると、プラスチックの質感がどうもイマイチな感じになってしまいます。そこで、あえて傷をつけてしまおうという発想で、プラスチックの光沢面をメラミンスポンジで磨いて、マット調に仕上げるというやり方もあります。右側がメラミンスポンジで仕上げたものです。明らかに質感が変わっていますね。
出典: www.forest.co.jp
メラミンスポンジとは、あの水だけで汚れが落ちるというスポンジです。誰でも一度は手にしたことがあるのではないでしょうか。
メラミンスポンジ(メラミンフォーム)とは、メラミン樹脂でできたスポンジです。正式にはメラミン-ホルムアルデヒド樹脂といって、メラミンとホルムアルデヒドから作られた樹脂です。
幅広い用途のメラミンスポンジ
出典: www.avanti94.com
メラミンスポンジは、このメラミン樹脂を発泡させたもので、軽量性、吸音性、耐熱性、断熱性、難燃性、耐薬品性に優れ、しかも安定性がよく加工もしやすいと、非常に利便性の高いものです。断熱性や吸音性を活かし、新幹線の断熱材として使われたり、炊飯器やポットに使われたり、車のエンジンルームに使われたりと、汚れを落とすだけではないのです。
メラミン樹脂はものすごく硬い
出典: www.saitohk.com
メラミン樹脂はとても硬い樹脂。発泡加工後のフカフカした状態でも、繊維状の部分にはそれなりの硬度を維持しています。その網の目状のメラミン樹脂が、ヤスリのように汚れを削り取るのです。ですので、メラミン樹脂よりも柔らかいものに使用すると傷をつけてしまいます。
出典: uniquegem.exblog.jp
あるもので引っかいたときの傷の付きにくさを現すモース硬度という堅さの尺度があります。一番硬いダイヤモンドでモース硬度は10とされており、メラミン樹脂は4だそうです。これは鉄の硬さに相当しますので、鉄でこすって傷の付くものには使えないということになります。
出典: ure.pia.co.jp
身近な金属のモース硬度を見てみると、銀は2、金は2.5~3、アルミは2~2.9、プラチナは4.3、鉄は4.5、ステンレスは6です。それ以外の身近なもののモース硬度は、ワックスの塗装面は0.2、ガラスは6、歯のエナメル質は6~7です。つまりメラミンスポンジで磨いても安心なのは、ステンレスやガラスなどということになります。
モース硬度という考え方からすると、メラミンスポンジよりも硬いものであれば大丈夫な気がしますが、どんなものでも強くこすりすぎたり、同じところばかりこすってしまっては傷が付いてしまう恐れがあります。ガラスだって釘で何度もこすれば傷が付いてしまうのと同じように、メラミンスポンジでこすり過ぎると傷をつけてしまうこともありますので要注意です。
また、一見ふつうのガラスに見えても、車のフロントガラスなどは、コーティングされている場合もあります。ガラス自体には傷が付かなくても、コーティングは簡単にはがれてしまいますので、まずは目立たないところで試してみるのが安心でしょう。
最近はどこでも簡単に手に入るようになったメラミンスポンジですが、正しい使い方はご存知ですか?商品の注意書きにを見ると、さまざまな用途が書いてあります。正しく使って最大限の効果を実感したいものですね。
鍋や食器、シンクの水垢など、さまざまなところでパワーを発揮するメラミンスポンジ。その具体的な例を見ていきましょう。
ガラスや陶器の食器
出典: item.rakuten.co.jp
ガラスや陶器の食器類は、茶渋などの汚れが頑固にこびりついてしまいがち。そんなしつこい汚れは、メラミンスポンジで落とすことができます。ただし、プリントされた模様などが落ちてしまうケースもあるのでご注意ください。
陶器の洗面台やトイレの便器
出典: masyuhu.seesaa.net
陶器はメラミンスポンジでぴかぴかになります。ただしこの場合も、強くこすりすぎてはいけません。
ガスコンロ
出典: www.wakog.com
ガスコンロの素材は、ホーローやふっ素加工されたものなど様々ですので、素材によっては細かい傷が付いてしまう場合があります。その傷にまた油汚れが付くという悪循環にもなりかねませんので、まずは目立たないところで試してから使用することをおすすめします。
水道の蛇口
出典: www.wakog.com
水道の蛇口は、クロムメッキが使用されているケースが多いです。ぴかぴかの蛇口は気持ちのいいものですが、水垢で白く濁ってきたりします。そこでメラミンスポンジでまた元のぴかぴかに戻すことができます。クロムメッキのモース硬度は9なので、安心してメラミンスポンジを使用することができます。
あえて傷をつけるという使い方
出典: www.a-pages.com
プラモデルをよりリアルに作ろうとすると、プラスチックの質感がどうもイマイチな感じになってしまいます。そこで、あえて傷をつけてしまおうという発想で、プラスチックの光沢面をメラミンスポンジで磨いて、マット調に仕上げるというやり方もあります。右側がメラミンスポンジで仕上げたものです。明らかに質感が変わっていますね。
コツ・ポイント
メラミンスポンジのこと、お分かりいただけましたでしょうか?日頃から愛用されている方も知らない情報があったのではないでしょうか?基本的には、メラミンスポンジよりもモース硬度が高いものをこすっても傷が付きませんが、くれぐれも強くこすりすぎることのないように気をつけましょう。便利なものだからこそ、安心、安全に上手に使っていきましょう