秋になり、旬の果物がおいしい季節になってきましたね。秋の果物のひとつ、イチジクを食べたことはありますか?ジャムやフルーツタルトなどスイーツで使われることがメジャーな印象ですが、実はいろいろな料理に使って楽しむことができるんです。今回は前菜からデザートまで、イチジクで作れるレシピを紹介します。
秋の味覚「イチジク」を知ろう
イチジクの旬は8〜10月
イチジクには、初夏から夏にかけて実がなるものと、秋に実がなるものがあります。一般的なイチジクの収穫期は長く、夏の8月頃から10月頃まで露地物を楽しむことができます。
漢字で書くと「無花果」と書く由来は、実際に花が咲かないわけではなく、実の中に無数の白い花を咲かせるため、外から見えないためだそうです。
食べれるのはイチジクの花の部分
通常、食用にされる部分は実は果実ではなく、イチジクの花にあたる部分なんだそうです。切ったときにつぶつぶして見えるのは、花だったんですね。
カリウムや食物繊維も豊富で、季節感のあるイチジク。いちばん美味しいこの時期に、いろんなレシピを楽しんじゃいましょう。
旬のイチジクレシピ
クリスピープロシュートカップ
見た目にも華やかで、食感も楽しい一口サイズの料理です。ホームパーティにもぴったりですね。
【材料】
生ハムの薄切り12枚、チーズ大さじ4、イチジク12個、バルサミコ酢適量
【材料の準備】
イチジクはみじん切りにします。生ハムは正方形になるよう、半分にカットします。オーブンは400度に予熱しておきましょう。
1. 生ハムを小さいマフィン型に敷き、カリカリになるまで6〜8分間焼いて冷まします。
2. 生ハムコップの底に小さじ1/2のチーズを置き、みじん切りにしたイチジクを上に載せます。バルサミコ酢をスプレーして出来上がりです。
イチジクとルッコラのサラダ
イチジクはサラダにもぴったりです。独特の食感に加え、栄養価が高いので海外では好んで食べられています。好みの野菜と合わせて良い組み合わせを考えてみてもいいかも。
【材料】イチジク8個、ベビールッコラ1束、赤チコリ1個、松の実1/4カップ、オリーブオイル大さじ2、バルサミコ酢大さじ2、粗塩、コショウ適量
1. イチジクは皮をむき、食べやすい大きさに切ります。赤チコリも細長くカットしましょう。
2. 大きなボウルでオリーブオイルとバルサミコ酢を泡立て器で混ぜます。
3. イチジク、ルッコラ、赤チコリを混ぜ、松の実を上から振りかけます。
4. サラダに2をかけ、塩とコショウで味付けして完成です。
イチジクとチェリートマトのポレンタ
北イタリアの伝統食、ポレンタをチーズで味付けしてイチジクとチェリートマトをトッピングしたちょっとおしゃれな料理です。
【材料】バルサミコ酢1/2カップ、はちみつ1/4カップ、水1/4カップ、イチジク8〜10個、ニンニク3個、オリーブオイル大さじ4、豚肉、塩、コショウ、オレガノ小さじ2、バジル大さじ2、チェリートマト500g、パセリ大さじ1、松の実
【ポレンタ】
牛乳1/2カップ、水1/2カップ、ポレンタ粉1カップ、バター大さじ2、ゴルゴンゾーラチーズ30g、塩、コショウ
【ポレンタの作り方】
1. 鍋に水と牛乳を入れ、沸騰させます。
2. 中火に下げ、ポレンタ粉を入れて柔らかくなるまでかき混ぜます。
3. 温かく保ち、食べる直前にゴルゴンゾーラチーズとバターを加えて混ぜます。塩とコショウで味付けして出来上がりです。
※ 調理している間にソースの準備をします。カップにバルサミコ酢とはちみつ、水を入れて混ぜます。イチジクは食べやすい大きさに、ニンニクはみじん切りにします。
【ソースの作り方】
1. 大きなフライパンを強火にかけ、オリーブオイルを引きます。豚肉をフライパンに乗せ、端の部分がカリカリになるまで焼きます。
2. 豚肉が焼けたら、バルサミコ酢とイチジク半量を入れます。全体を混ぜながら、3〜4分煮ます。塩とコショウで味付けし、バジルとオレガノを加えて混ぜます。
3. 豚肉を一旦取り除き、フライパンにオリーブオイルを入れます。イチジクのカット側を下にして1分焼き、2のソースを注いで2分煮て、豚肉をフライパンに戻します。
4. 別のフライパンにオリーブオイルを引き、ニンニクのみじん切りを入れます。15秒経ったらチェリートマトを追加し、塩とコショウで味付けします。トマトを入れてふくれるまで2分程度待ちます。
5. トマトがふくれたらトマトを取り出し、バジル大さじ2とパセリ大さじ1を加えて混ぜます。
6. 先につくったポレンタと一緒にして完成です。
生ハムとイチジクのサンドイッチ
ちょっとおしゃれなサンドイッチを作りたいときにおすすめ。生ハムとイチジクはとっても相性が良いんですよ。
【材料】
ディジョンマスタード小さじ4、スライスしたパン、ベビールッコラ1カップ、生ハム60g、マンチェゴチーズ60g、イチジク8個、イチジクジャム大さじ2
【作り方】
1. スライスしたパンの上にマスタード小さじ1を乗せ、ルッコラを1/4カップ分ずつ乗せます。
2. 生ハムを均等に分けて乗せ、チーズとイチジクのスライスを乗せます。
3. 残りのパンの上にジャムを塗り、ジャム側を下にしてサンドして完成です。
秋のサングリア
手軽に作れて、色鮮やかなサングリア。お好みで季節の果物を入れて楽しんでみてください。
【材料】
ザクロの種子1カップ、りんご1個、プロセッコ1ボトル、ブランデー1カップ、ザクロジュース2カップ、氷
1. りんごを薄くカットします。
2. ザクロジュース、ブランデーを冷やしたプロセッコに加えます。
3. 果物を入れ、氷を入れたら出来上がりです。
イチジクスムージー
朝食や間食として大人気のスムージー。実はイチジクもスムージーにするととっても美味しいんですよ。オレンジジュースを入れるところがコツです。
【材料】
イチジク6個、氷1カップ、ヨーグルト3/4カップ、アーモンドミルク1/2カップ、はちみつ大さじ2、オレンジジュース大さじ1/2
【作り方】
1. イチジクの皮をむき、細かく切ります。
2. ミキサーに材料を入れ、なめらかになるまで混ぜます。
3. グラスに分けて完成です。
塩キャラメルとイチジクのデザート
シンプルにイチジクを楽しめるデザートです。フライパンで作れるのも嬉しいですね。
【材料】
イチジク4個、ホイップクリーム大さじ6、ギリシャヨーグルト大さじ6、白砂糖大さじ4、バター大さじ1、塩適量、赤ワイン大さじ1、ミント
1. お皿の上にクッキングシートを用意しておきます。
2. フライパンを熱し、砂糖を溶かします。カラメルになるよう、フライパンを振るのがコツです。溶けたらすぐにバターと塩を加えて混ぜます。
3. 次にイチジクを入れます。カラメルに包まれたら、クッキングシートの上に置きます。 赤ワインを加え、残りのカラメルソースをよく混ぜます。
4. ホイップクリームとギリシャヨーグルトを混ぜ、イチジクに添えます。カラメルソースをかけ、ミントの葉を乗せて出来上がりです。
イチジクをたくさん買い過ぎたら
冷凍して保存しよう
イチジクは傷みやすいので、買ってすぐに使わないときはカットして冷凍しましょう。いつでも必要なだけ取り出して使えるので便利ですよ。
保存の仕方はかんたんです。口の開いていない方から手で皮を剥いていき、放射線状にスライスしてラップを敷いたタッパーに並べていきます。
最後にラップでくるみ、タッパーの蓋をして冷凍庫で保存すればOKです。
ジャムにすれば毎日楽しめる♪
少ない材料でイチジクを使い切りたい!という方には、ジャムにするのもおすすめです。
イチジク、砂糖、レモン果汁の3つがあればジャムをつくることができますよ。ヨーグルトやトーストに合わせれば、いつもの朝食がちょっぴり贅沢になりますね。
イチジクの旬は8〜10月
イチジクには、初夏から夏にかけて実がなるものと、秋に実がなるものがあります。一般的なイチジクの収穫期は長く、夏の8月頃から10月頃まで露地物を楽しむことができます。
漢字で書くと「無花果」と書く由来は、実際に花が咲かないわけではなく、実の中に無数の白い花を咲かせるため、外から見えないためだそうです。
食べれるのはイチジクの花の部分
通常、食用にされる部分は実は果実ではなく、イチジクの花にあたる部分なんだそうです。切ったときにつぶつぶして見えるのは、花だったんですね。
カリウムや食物繊維も豊富で、季節感のあるイチジク。いちばん美味しいこの時期に、いろんなレシピを楽しんじゃいましょう。
クリスピープロシュートカップ
見た目にも華やかで、食感も楽しい一口サイズの料理です。ホームパーティにもぴったりですね。
【材料】
生ハムの薄切り12枚、チーズ大さじ4、イチジク12個、バルサミコ酢適量
【材料の準備】
イチジクはみじん切りにします。生ハムは正方形になるよう、半分にカットします。オーブンは400度に予熱しておきましょう。
イチジクとルッコラのサラダ
イチジクはサラダにもぴったりです。独特の食感に加え、栄養価が高いので海外では好んで食べられています。好みの野菜と合わせて良い組み合わせを考えてみてもいいかも。
【材料】イチジク8個、ベビールッコラ1束、赤チコリ1個、松の実1/4カップ、オリーブオイル大さじ2、バルサミコ酢大さじ2、粗塩、コショウ適量
イチジクとチェリートマトのポレンタ
北イタリアの伝統食、ポレンタをチーズで味付けしてイチジクとチェリートマトをトッピングしたちょっとおしゃれな料理です。
【材料】バルサミコ酢1/2カップ、はちみつ1/4カップ、水1/4カップ、イチジク8〜10個、ニンニク3個、オリーブオイル大さじ4、豚肉、塩、コショウ、オレガノ小さじ2、バジル大さじ2、チェリートマト500g、パセリ大さじ1、松の実
【ポレンタ】
牛乳1/2カップ、水1/2カップ、ポレンタ粉1カップ、バター大さじ2、ゴルゴンゾーラチーズ30g、塩、コショウ
【ポレンタの作り方】
1. 鍋に水と牛乳を入れ、沸騰させます。
2. 中火に下げ、ポレンタ粉を入れて柔らかくなるまでかき混ぜます。
3. 温かく保ち、食べる直前にゴルゴンゾーラチーズとバターを加えて混ぜます。塩とコショウで味付けして出来上がりです。
※ 調理している間にソースの準備をします。カップにバルサミコ酢とはちみつ、水を入れて混ぜます。イチジクは食べやすい大きさに、ニンニクはみじん切りにします。
【ソースの作り方】
1. 大きなフライパンを強火にかけ、オリーブオイルを引きます。豚肉をフライパンに乗せ、端の部分がカリカリになるまで焼きます。
2. 豚肉が焼けたら、バルサミコ酢とイチジク半量を入れます。全体を混ぜながら、3〜4分煮ます。塩とコショウで味付けし、バジルとオレガノを加えて混ぜます。
3. 豚肉を一旦取り除き、フライパンにオリーブオイルを入れます。イチジクのカット側を下にして1分焼き、2のソースを注いで2分煮て、豚肉をフライパンに戻します。
4. 別のフライパンにオリーブオイルを引き、ニンニクのみじん切りを入れます。15秒経ったらチェリートマトを追加し、塩とコショウで味付けします。トマトを入れてふくれるまで2分程度待ちます。
5. トマトがふくれたらトマトを取り出し、バジル大さじ2とパセリ大さじ1を加えて混ぜます。
6. 先につくったポレンタと一緒にして完成です。
生ハムとイチジクのサンドイッチ
ちょっとおしゃれなサンドイッチを作りたいときにおすすめ。生ハムとイチジクはとっても相性が良いんですよ。
【材料】
ディジョンマスタード小さじ4、スライスしたパン、ベビールッコラ1カップ、生ハム60g、マンチェゴチーズ60g、イチジク8個、イチジクジャム大さじ2
秋のサングリア
手軽に作れて、色鮮やかなサングリア。お好みで季節の果物を入れて楽しんでみてください。
【材料】
ザクロの種子1カップ、りんご1個、プロセッコ1ボトル、ブランデー1カップ、ザクロジュース2カップ、氷
1. りんごを薄くカットします。
2. ザクロジュース、ブランデーを冷やしたプロセッコに加えます。
3. 果物を入れ、氷を入れたら出来上がりです。
イチジクスムージー
朝食や間食として大人気のスムージー。実はイチジクもスムージーにするととっても美味しいんですよ。オレンジジュースを入れるところがコツです。
【材料】
イチジク6個、氷1カップ、ヨーグルト3/4カップ、アーモンドミルク1/2カップ、はちみつ大さじ2、オレンジジュース大さじ1/2
【作り方】
1. イチジクの皮をむき、細かく切ります。
2. ミキサーに材料を入れ、なめらかになるまで混ぜます。
3. グラスに分けて完成です。
塩キャラメルとイチジクのデザート
シンプルにイチジクを楽しめるデザートです。フライパンで作れるのも嬉しいですね。
【材料】
イチジク4個、ホイップクリーム大さじ6、ギリシャヨーグルト大さじ6、白砂糖大さじ4、バター大さじ1、塩適量、赤ワイン大さじ1、ミント
冷凍して保存しよう
イチジクは傷みやすいので、買ってすぐに使わないときはカットして冷凍しましょう。いつでも必要なだけ取り出して使えるので便利ですよ。
保存の仕方はかんたんです。口の開いていない方から手で皮を剥いていき、放射線状にスライスしてラップを敷いたタッパーに並べていきます。
最後にラップでくるみ、タッパーの蓋をして冷凍庫で保存すればOKです。
ジャムにすれば毎日楽しめる♪
少ない材料でイチジクを使い切りたい!という方には、ジャムにするのもおすすめです。
イチジク、砂糖、レモン果汁の3つがあればジャムをつくることができますよ。ヨーグルトやトーストに合わせれば、いつもの朝食がちょっぴり贅沢になりますね。
コツ・ポイント
いかがでしたか。この時期しか味わえない旬のイチジク、お好きな方法で味わってみてくださいね。きっと秋の食卓がにぎやかになりますよ。