バターの手作り方法をご紹介。何でも手作りするのは健康に良いですし、楽しいですね。実はバターもご家庭で手軽に作ることが出来るのはご存知ですか。材料はいたってシンプル。機材も特別なものは必要ありません。手作りバターの作り方と、その活用方法についてみていきたいと思います。
生クリームから手作りバター
フレッシュなバター!
出典: www.framedcooks.com
価格高騰、品薄気味のバターですが、お料理のコクを出したり、隠し味に、ムニエルなどにもふんだんに使いたいですね。もちろんシンプルにパンに塗るのも美味しいです。手作りして、そのフレッシュな味を楽しみませんか。
重要なのは生クリームの選び方
出典: www.icoro.com
手作りバターに使う生クリームは、動物性で乳脂肪分40%以上の「生乳」か「クリーム」を選びましょう。植物性の生クリームでもバターが出来た!という記述を見かけますが、動物性の乳脂肪分から作られるのがバターで、植物性で作ったものはマーガリンに近いものです。後述の「いつまでも固まらない時は?」も参考にして下さい。
ペットボトルで手作りバター
材料のご紹介
出典: www.icoro.com
材料
■ペットボトル、500ml
■生クリーム、200ml
■塩、小さじ1/3
■カッターナイフ
■キッチンばさみ
出典: www.icoro.com
生クリームは、乳化剤入りは分離しにくいです。乳脂肪35%以上のものが、作りやすくおすすめです。作る直前まで冷蔵庫でよく冷やします。
出典: kazuch.com
ペットボトルに生クリームと塩を入れ、ふたをしっかりと閉めます。
出典: www.icoro.com
上下に激しく振ります。7分ほどで液体の音がしなくなりますが、さらに振り続けます。
出典: plaza.rakuten.co.jp
再び液体のぽちゃん、ぽちゃんという音がして、水分が出てきたことが分かります。バターミルク(白い液体)が分離したら完成になります。
出典: www.icoro.com
ペットボトルのふたを外し、バターミルクを取りだします。
※バターミルクもあとでご紹介しますが、お料理に使えます。
出典: plaza.rakuten.co.jp
バターを取りだすには、カッターでペットボトルに切り込みを入れ、キッチンばさみで切り開きます。
美味しいバターの完成
出典: www.icoro.com
ちゃんとバターの風味のする、あっさりした口当たりの良いものが出来上がりました。
ミキサーだと楽チン♪
ミキサーで作る方法
出典: magazine.shokuikuclub.jp
ペットボトルを振るのがややしんどいので、ミキサーで作る方法もリンクしておきます。氷水が必要になります。ボタン一つで手軽にでき、バターに変わっていく様子も楽しめます。
回して数秒でできあがる!
出典: magazine.shokuikuclub.jp
ミキサーに生クリームを入れて回すと、わずか数秒でバターの赤ちゃんが出来上がります。分離しかけた状態に氷水を加えて更に混ぜることで、フレッシュな生クリームが出来上がるんですね。おもてなしに用意したいけど時間が無い時や、ペットボトルを気長に振り続けるのは疲れる!という時は、すぐに出来るのでぜひ試してみて下さい。
手作りバターの日持ちは?
3日が限界のようです
出典: www.icoro.com
生クリームとほんの少しの塩だけで作るバターは、添加物を加えていない体に優しい食べ物。繊細なものは日持ちがしないものです。脂肪分は酸化しやすいので、この手作りバターも賞味期限は3日が限界なようです。何日持つかを考えるより、新鮮なうちになるべく早く使い切りましょう。茹でただけのじゃがいもも、このバターを乗せればとても美味しく頂けます。お子様にも安心ですね。
手作りバターは冷凍できるの?
冷凍すると半年くらいもちます
出典: www.e-gohan.com
乳脂肪分が酸化しやすいバターは冷蔵でも劣化が早いので、どうしても使いきれない場合は冷凍保存がオススメです。冷凍すれば約半年はもつそうなので、全てまとめてではなく、大さじ1杯(15gほど)を目安に小分けにしてラップにくるんで、ファスナー付き保存袋などに入れましょう。お料理に合わせて使う時にも計量する手間がいらないので、とても便利です。
いつまでも固まらない時は?
乳化剤が入っていない生クリームを選ぶ
手作りバターを作る時の注意点が、生クリームの選び方です。パッケージに書かれた名称(種類別名称)に「生乳」や「クリーム(乳製品)」と書かれている物を選びます。「乳等を主要原料とする食品」と書かれているものは、ホイップクリームを作る時などに分離しにくいように乳化剤や安定剤を加えています。このため、わざと分離させる手作りバターは作ることが出来ないのです。確認するようにして下さいね。
生クリームは冷たい方が固まりやすい
出典: news.mynavi.jp
冷蔵庫から出したバターを室温に戻したり、手の上に乗せたりするとジンワリと溶けて、黄色っぽい油脂になりますよね?バターを手作りする時は、この逆だと思って下さい。室温の生クリームでは、乳脂肪分が固形になりにくく分離しにくいので、なかなかバターが出来上がりません。冷蔵庫でよく冷やしてから作り始めることをおすすめします。
失敗しちゃったかな…
ドロドロのままでも冷やすと固まる
出典: cookpad.com
作る時の生クリームの温度が高過ぎたり、出来上がってからしばらく室温に置いていたりすると、シンプルな手作りバターはなかなか固まらなかったり、とろけてきたります。こんな時にすぐに「失敗作だ~」と思わずに、ラップをしてしばらく冷蔵庫で冷やしてみて下さい。溶けかけた乳脂肪分が固まり、いい状態になってくれるはずです。
手作りバターのコスパ
実は買った方がおトク…
出典: www.takanashi-milk.co.jp
手作りすればコストパフォーマンスがいいような気がしますが、バターに至っては、手作りより買った方がお得です…(ちょっとガッカリ)。ですが、保存料や着色料などの添加物が入っていなくて、塩分も控えめにに出来る手作りバターの美味しさは、一度食べたらやみつきになる人が多いようです。また賞味期限が近くなってお値引きされた生クリームでも充分に美味しく作れるので、そちらを試すのもいいかも知れませんね♪
バターナイフも手作りしませんか?
木を削ってヤスリを掛けるだけ
出典: magazine.shokuikuclub.jp
せっかく手作りしたバターを堪能するために、バターナイフも手作りするというのはいかがでしょう?作り方はこちらもシンプルです。適当な大きさの木材をナイフに近い形に削っていきます。大体の形が出来たら、大根やジャガイモの面取りをする要領で、尖ったところをそいでいき、仕上げにサンドペーパーをかけて滑らかにします。最後に水分が染みないように、オリーブオイルなどを塗り込んで出来上がりです♪
アレンジバターを楽しむ
ハーブや蜂蜜を入れて楽しむ
出典: stasty.com
画像は3種類のバターをアレンジして作っていらっしゃいます。ひとつは、塩とハーブのディル、レモンの皮を刻んで混ぜ込んでいます。もうひとつは、はちみつ入り。もう一つは、燻製塩一つまみが入っているそうです。美味しそうですね。
レーズン入りも美味しい
レーズンバターはお好きな方も多いはず。ビスケットにサンドしても美味しいかと思います。他にハーブやにんにくを入れるというアイデアもありますね。
手作りバター料理を楽しむ
クラッカーに
出典: cookpad.com
クラッカーにディップして。このままオヤツになりますね。手作りなのでお子様にも安心です。
ほくほくじゃがいもに
ふかしたじゃがいもに、手作りバターは絶妙に合います。食が進みますよ。
パンに塗って
出典: wednesdaychef.typepad.com
手作りバターは、冷蔵庫に保存すると風味がどんどん失われますので、パンに塗ってどんどん食べちゃいましょう。
パンケーキに
出典: plaza.rakuten.co.jp
バターに入れた塩味がきいて、フレッシュな味わいがそのまま楽しめます。
スコーンに
出典: www.howtocookgourmet.com
作りたてのスコーンに乗せるとバターが溶けていかにもおいしそうです。手作りならではの贅沢ですね。
パスタにも
たらこバタースパゲッティに使うというのはいかがでしょう。あっさりとした手作りバターは風味も良く、パスタの味を引き立ててくれることでしょう。
※画像はイメージです。
バターミルクを使ったレシピ
出典: www.seriouseats.com
バター作りの副産物として得られるバターミルクもお料理で活躍します。ぜひとっておきましょう。
チェダーチーズとバターミルクのビスケット
出典: isuta.jp
まったりしたバターミルクが癖になる味わいだそうです。
パンケーキに混ぜる
出典: dolcevita-sana.blogspot.jp
パンケーキにバターミルクを混ぜることによりふんわり、もっちりとした味が楽しめます。パンケーキに混ぜる水分の代わりにバターミルクを使用します。
フレッシュなバター!
出典: www.framedcooks.com
価格高騰、品薄気味のバターですが、お料理のコクを出したり、隠し味に、ムニエルなどにもふんだんに使いたいですね。もちろんシンプルにパンに塗るのも美味しいです。手作りして、そのフレッシュな味を楽しみませんか。
出典: www.icoro.com
手作りバターに使う生クリームは、動物性で乳脂肪分40%以上の「生乳」か「クリーム」を選びましょう。植物性の生クリームでもバターが出来た!という記述を見かけますが、動物性の乳脂肪分から作られるのがバターで、植物性で作ったものはマーガリンに近いものです。後述の「いつまでも固まらない時は?」も参考にして下さい。
材料のご紹介
出典: www.icoro.com
材料
■ペットボトル、500ml
■生クリーム、200ml
■塩、小さじ1/3
■カッターナイフ
■キッチンばさみ
出典: www.icoro.com
生クリームは、乳化剤入りは分離しにくいです。乳脂肪35%以上のものが、作りやすくおすすめです。作る直前まで冷蔵庫でよく冷やします。
出典: kazuch.com
ペットボトルに生クリームと塩を入れ、ふたをしっかりと閉めます。
出典: www.icoro.com
上下に激しく振ります。7分ほどで液体の音がしなくなりますが、さらに振り続けます。
出典: plaza.rakuten.co.jp
再び液体のぽちゃん、ぽちゃんという音がして、水分が出てきたことが分かります。バターミルク(白い液体)が分離したら完成になります。
出典: www.icoro.com
ペットボトルのふたを外し、バターミルクを取りだします。
※バターミルクもあとでご紹介しますが、お料理に使えます。
出典: plaza.rakuten.co.jp
バターを取りだすには、カッターでペットボトルに切り込みを入れ、キッチンばさみで切り開きます。
美味しいバターの完成
出典: www.icoro.com
ちゃんとバターの風味のする、あっさりした口当たりの良いものが出来上がりました。
ミキサーで作る方法
出典: magazine.shokuikuclub.jp
ペットボトルを振るのがややしんどいので、ミキサーで作る方法もリンクしておきます。氷水が必要になります。ボタン一つで手軽にでき、バターに変わっていく様子も楽しめます。
出典: magazine.shokuikuclub.jp
ミキサーに生クリームを入れて回すと、わずか数秒でバターの赤ちゃんが出来上がります。分離しかけた状態に氷水を加えて更に混ぜることで、フレッシュな生クリームが出来上がるんですね。おもてなしに用意したいけど時間が無い時や、ペットボトルを気長に振り続けるのは疲れる!という時は、すぐに出来るのでぜひ試してみて下さい。
出典: www.icoro.com
生クリームとほんの少しの塩だけで作るバターは、添加物を加えていない体に優しい食べ物。繊細なものは日持ちがしないものです。脂肪分は酸化しやすいので、この手作りバターも賞味期限は3日が限界なようです。何日持つかを考えるより、新鮮なうちになるべく早く使い切りましょう。茹でただけのじゃがいもも、このバターを乗せればとても美味しく頂けます。お子様にも安心ですね。
出典: www.e-gohan.com
乳脂肪分が酸化しやすいバターは冷蔵でも劣化が早いので、どうしても使いきれない場合は冷凍保存がオススメです。冷凍すれば約半年はもつそうなので、全てまとめてではなく、大さじ1杯(15gほど)を目安に小分けにしてラップにくるんで、ファスナー付き保存袋などに入れましょう。お料理に合わせて使う時にも計量する手間がいらないので、とても便利です。
手作りバターを作る時の注意点が、生クリームの選び方です。パッケージに書かれた名称(種類別名称)に「生乳」や「クリーム(乳製品)」と書かれている物を選びます。「乳等を主要原料とする食品」と書かれているものは、ホイップクリームを作る時などに分離しにくいように乳化剤や安定剤を加えています。このため、わざと分離させる手作りバターは作ることが出来ないのです。確認するようにして下さいね。
出典: news.mynavi.jp
冷蔵庫から出したバターを室温に戻したり、手の上に乗せたりするとジンワリと溶けて、黄色っぽい油脂になりますよね?バターを手作りする時は、この逆だと思って下さい。室温の生クリームでは、乳脂肪分が固形になりにくく分離しにくいので、なかなかバターが出来上がりません。冷蔵庫でよく冷やしてから作り始めることをおすすめします。
出典: cookpad.com
作る時の生クリームの温度が高過ぎたり、出来上がってからしばらく室温に置いていたりすると、シンプルな手作りバターはなかなか固まらなかったり、とろけてきたります。こんな時にすぐに「失敗作だ~」と思わずに、ラップをしてしばらく冷蔵庫で冷やしてみて下さい。溶けかけた乳脂肪分が固まり、いい状態になってくれるはずです。
出典: www.takanashi-milk.co.jp
手作りすればコストパフォーマンスがいいような気がしますが、バターに至っては、手作りより買った方がお得です…(ちょっとガッカリ)。ですが、保存料や着色料などの添加物が入っていなくて、塩分も控えめにに出来る手作りバターの美味しさは、一度食べたらやみつきになる人が多いようです。また賞味期限が近くなってお値引きされた生クリームでも充分に美味しく作れるので、そちらを試すのもいいかも知れませんね♪
出典: magazine.shokuikuclub.jp
せっかく手作りしたバターを堪能するために、バターナイフも手作りするというのはいかがでしょう?作り方はこちらもシンプルです。適当な大きさの木材をナイフに近い形に削っていきます。大体の形が出来たら、大根やジャガイモの面取りをする要領で、尖ったところをそいでいき、仕上げにサンドペーパーをかけて滑らかにします。最後に水分が染みないように、オリーブオイルなどを塗り込んで出来上がりです♪
ハーブや蜂蜜を入れて楽しむ
出典: stasty.com
画像は3種類のバターをアレンジして作っていらっしゃいます。ひとつは、塩とハーブのディル、レモンの皮を刻んで混ぜ込んでいます。もうひとつは、はちみつ入り。もう一つは、燻製塩一つまみが入っているそうです。美味しそうですね。
レーズン入りも美味しい
レーズンバターはお好きな方も多いはず。ビスケットにサンドしても美味しいかと思います。他にハーブやにんにくを入れるというアイデアもありますね。
クラッカーに
出典: cookpad.com
クラッカーにディップして。このままオヤツになりますね。手作りなのでお子様にも安心です。
ほくほくじゃがいもに
ふかしたじゃがいもに、手作りバターは絶妙に合います。食が進みますよ。
パンに塗って
出典: wednesdaychef.typepad.com
手作りバターは、冷蔵庫に保存すると風味がどんどん失われますので、パンに塗ってどんどん食べちゃいましょう。
パンケーキに
出典: plaza.rakuten.co.jp
バターに入れた塩味がきいて、フレッシュな味わいがそのまま楽しめます。
スコーンに
出典: www.howtocookgourmet.com
作りたてのスコーンに乗せるとバターが溶けていかにもおいしそうです。手作りならではの贅沢ですね。
パスタにも
たらこバタースパゲッティに使うというのはいかがでしょう。あっさりとした手作りバターは風味も良く、パスタの味を引き立ててくれることでしょう。
※画像はイメージです。
出典: www.seriouseats.com
バター作りの副産物として得られるバターミルクもお料理で活躍します。ぜひとっておきましょう。
チェダーチーズとバターミルクのビスケット
出典: isuta.jp
まったりしたバターミルクが癖になる味わいだそうです。
パンケーキに混ぜる
出典: dolcevita-sana.blogspot.jp
パンケーキにバターミルクを混ぜることによりふんわり、もっちりとした味が楽しめます。パンケーキに混ぜる水分の代わりにバターミルクを使用します。
コツ・ポイント
いかがでしたか。ペットボトルを振るのは大変ですが、ちゃんと生クリームを選べば時間は10分程度です。お子様の食育に学校でバター作りを体験させているところもあると聞きますので、ご家庭でも楽しみながら作ってみてはいかがでしょうか。