片付けがうまくいかない人の多くは、物が減らない特徴があるようです。例えば、クローゼットの大半を占める衣類。衣類が適した量で、整理された状態で入っているクローゼットは誰が見ても美しいもの。ただ、衣類はそう簡単に減らせるものでもありません。では、一体どうしたら?意識部分から整理&収納をうながすための、意外な「心理」をつく裏ワザがありました。
■とりあえず着てみる
片付けが苦手な人の衣類をごった返してみると、実は多くのものが着用していない衣類だったりします。これは、意外にオシャレさんに多いよう。捨てられないのも、好きだからかもしれませんが、処分に迷った時は一回着てみましょう。
■衣類にも「3秒ルール」がある
そして、鏡の前で3秒チェックしてみます。それでも判断できない場合には、外に着ていってみましょう。それを「“今”着れるか」が判断材料。
■人に見てもらう
それでも判断に迷った時は、お友達などに見てもらいジャッジしてもらいましょう。客観的に考えたいときには人の力を借りることも手。人の目は、自分よりも厳しいものです。
■臭いに敏感になる
衣類についたタバコや汗の臭いなどは、心地よいと思う人は少ないでしょう。実は、収納場所がこうした臭いを感じると、その場から離れたい心理が働き、収納場所から遠ざかってしまいがちに。そうした臭いに、普段から敏感になっておきましょう。そうすることで、衣類が清潔で美しく保てる空間になっていきます。
■音楽を流す
衣類を整理している間に、好きな音楽を流してテンションを高めるのも一つのコツ。意識が衣類以外のところにも向くと、あっというまに終わっている、なんてことも少なくありません。
■洗うべき物はすぐバスケットへ
クローゼット内に、洗濯をこれからする予定のものを置きっぱなしにしないこと。意外に知らず知らずに混在している着用済の衣類。もう一回くらい着ようかな、とつい置いてしまう癖がある人は、まず洗濯後と着用済を分けて置いておくといいでしょう。
■アイロンは洗濯後すぐに
ハンカチなどの小物やシャツなどの衣類にアイロンをかけなければならないけれど、後回しにしてしまった事ありませんか?そうしているうちに、アイロンかけるべき衣類が溜まっていく・・・そんな循環にならないためにも、洗濯後の時間が重要。すぐにアイロンをかけてしまえば、後々時間がかかる負担を感じる事はまずありません。
■洋服を買う前に、持っている衣類をチェック!
洋服が減らない人は、洋服が好きなオシャレさんだからかも。新しいワードローブを買い足したいときには、やみくもな衝動買いは危険!ショップにお買い物に行こうかなと思ったら、まず合わせる服があるか、長く着れるか、など勘案してみて。
■「重ねすぎない」ことも一つのポイント
美しく収納ケースが重なっているクローゼット。このクローゼットも、とても整理されているのですが、あまり多くの収納アイテムが目に入ると、片付け嫌いの人の片付けようという心理は実は遠のきます。また、下の物を取る動作が面倒に感じやすいスタイルなんです。
そんなときは・・・
棚そのものを動かす必要の無い、こういう引き出しタイプの棚を使いましょう。スライドさせれば物を出し入れできるメリットがあるため、片付けしやすい環境になるのです。
コツ・ポイント
筆者も毎日ひとつずつ試してみましたが、やってみると思っていた以上に収納にだんだん興味が向いていくのを感じました。収納は完璧にしなければならないものでもありませんが、意識が収納にあると、意外にキレイ好きになっていく自分に気づくかもしれませんよ。