秋、食べ物がおいしい季節ですね。中でも秋の味覚の代表と言えば、やっぱりさんま!脂が乗ったジューシーなさんまを待ちわびていた人も多いのでは?でもさんまをさばくのって大変ですよね。実はつぼぬきという方法を使えば、魚が30秒でさばけちゃうんです。いろんな魚に応用できてとっても便利ですよ♪
さんまがおいしい季節
秋はさんまの季節
出典: justhungry.com
実りの秋。果物に野菜、魚などいろんな食べ物が旬を迎えます。中でも秋の味覚の代表と言えば、やっぱりさんまですよね!
丸々と脂の乗ったさんまは、どんな食べ方で食べても絶品です。定番の塩焼きに、お刺身、煮物、揚げ物。皆さんはどの食べ方がお好きですか?
魚をさばくのが苦手
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でも、丸々一匹で調理する塩焼きの他は、さんまをさばいて下処理をする必要があります。塩焼きでもそのままだとワタが苦手な人もいますよね。そんなときも下処理でワタを取り除かなければなりません。
さらに、程よい大きさで身がしっかりしている魚に比べて、細長くて脂が乗り身が柔らかいさんまは、3枚おろしなどにさばくのがちょっと大変。
もっと簡単に魚をさばける方法はないものでしょうか。
つぼぬきなら30秒で魚がさばける
出典: www.san-ai.ed.jp
実は、つぼぬきという魚のさばき方を使えば、さんまが30秒でさばけちゃうんです。この方法なら、包丁を使うのは1箇所だけ。後は手で簡単にできてワタとエラをきれいに取り除くことができます。
身に包丁を入れないので、仕上がりもきれいです。つぼぬきなら、魚をさばくのが苦手な人でも簡単に挑戦できます。
さんまのつぼぬきのやり方
1.頭に切り込みを入れる
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まずさんまをまな板に立てた状態にして持ちます。そして頭の後ろから胸びれに向かって包丁を入れます。このとき深さは胸びれ辺りまで。中骨をザクっと切ったところで止めましょう。
2.頭を残したまま身を引く
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後はそのまま身を横に引くだけ。このとき包丁で頭を抑える感じで行うとうまくいきます。なお、逆に包丁で身を抑えて頭を手で引いてもOK。やりやすい方で行ってください。
スルっとワタが出てこないときは、肛門付近に軽く切れ込みを入れるときれいに抜けます。
動画で確認しよう
あとはお好きな食べ方で
後は好きな調理方法でさんまを楽しみましょう。ワタを抜いただけでは少し苦味が残ります。気になる方は、お腹を少し開いて軽く水洗いしてくださいね♪
頭付きのつぼぬきのやり方
こちらはわりばしを使って頭付きのままでワタを取れる方法。さんまの他、ハタハタやメバル、小あじなど似た形の魚ならこの方法も有効です。
1.エラを広げ、わりばしを差し込む
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エラの両側に指を入れて広げます。口の中を開けて、わりばしを割らずに差し込みます。このときわりばしの先端でエラをはさみ込むように。
2.わりばしをねじりながら引き抜く
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エラをはさんだまま、わりばしをねじりながら引き抜きます。そうするとわりばしにエラとワタが絡まって出てきます。後は中を流水で洗い流してください。
この方法なら、頭を落とさずにさばくことができるんです。頭を付けたまま料理したいときは、こちらの方法を使ってみてくださいね!
試した人の声
- MIKITIC @BIGFLO_0619_
- 魚さばくの楽しすぎた ほんと魚屋さんになりたい 三枚おろしよりつぼぬきのほうが断然好き
- twitter出典:
- twitter.com
慣れてくると30秒はおろか、10秒を切る早さでさばくことができるようになるそう。とにかく簡単、しかも早いので、やっているうちにクセになってくるかも!?
魚をさばくのに苦手意識がある人は、ぜひ試してほしい方法です。
- つくだ @nimono2mono
- つぼ抜きって技をもっと早く知りたかった!!!
- twitter出典:
- twitter.com
思わず、こんなに簡単に魚をさばけるなんて今までの苦労は何だったんだろう……とため息が出てしまいます。
騙されたと思って試してみる価値アリですよ!
- ぬ。 @nunodaiidou
- 疲れたなー。とりあえず全部つぼ抜きして冷蔵庫にシュート。 http://t.co/iGPabWKSzf
- twitter出典:
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スーパーで下処理済みの魚を買ってきた場合は、そのまま冷凍できますよね。でも丸ごと一匹の魚って、冷凍保存する前にワタを取る必要があります。
冷凍保存前の処理はなるべく簡単に済ませたいもの。とりあえずつぼぬき処理だけしておけば、そのまま冷凍庫でOKです。
つぼぬきを使っておいしく料理
薬味たっぷり さんまの柚子胡椒ポン酢がけ
いつものさんまの塩焼きに薬味をたっぷり載せて、柚子胡椒風味のポン酢をかけていただきます。さんまは焼く前に身に切れ込みを入れておきましょう。この一手間で味わいがグッと上がります。
普通の塩焼きに飽きたときにおすすめの食べ方です。
さんまの梅煮
出典: cookpad.com
さんまの定番煮付けと言ったらやっぱり梅煮ですよね。梅のおかげで骨までホロホロになり、日持ちもします。常備菜に作っておきたいおかずです。
甘さの強い梅干しで作るときは、砂糖の量を加減してくださいね♪さんまの梅煮はこっくりとしてお弁当にもぴったりです。
にんにく入りさんまの味噌煮
煮魚にはしょうがを加えるのが一般的ですが、こちらのレシピはにんにく入りです。にんにくの風味で食欲アップ。ご飯がすすむ一皿になります。
また、にんにくの効果で血行が良くなり、肩こりや冷え性も予防してくれます。寒くなるこれからの季節に良いですね!
さんまのアヒージョ
素材をオイルで煮ていただくスペイン料理のアヒージョ。最近のスペインバルブームですっかりおなじみとなりました。旬のさんまをこのアヒージョでいただきましょう。
こちらはアヒージョの素を使っています。手に入らない場合は、鍋にスライスしたにんにくを1~2かけほどと唐辛子1本、塩をひとつまみ加えてオリーブオイルを注ぎます。材料を入れて15分~20分ほど煮たらできあがり。
さんまのピリ辛焼きびたし
焼いたさんまを、だしの効いた漬け汁で焼きびたしにした一品です。ピリ辛に仕上げているので、お酒にのおつまみにもぴったりです。
きのこもたっぷりと添えれば、さらに秋を贅沢に感じられますね♪
さんまご飯
さんまの風味が食欲をそそるさんまご飯です。グリルやフライパンであらかじめ塩焼きにしたさんまを、お米に載せて炊くだけです。土鍋やル・クルーゼなどの鋳物鍋で作るととってもおいしい!
しょうがをたっぷりと使っているので、さんまの臭みも気になりません。
つぼぬきで気軽に魚を食べよう
魚はつぼぬきでさばくのが断然早くてきれいに仕上がります。これなら今まで魚料理を躊躇していた人も難なく挑戦できますよね。ぜひお試しください!
秋はさんまの季節
出典: justhungry.com
魚をさばくのが苦手
出典: kimidorinoki.hatenablog.com
つぼぬきなら30秒で魚がさばける
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1.頭に切り込みを入れる
出典: www.daichi-m.co.jp
2.頭を残したまま身を引く
出典: www.daichi-m.co.jp
動画で確認しよう
あとはお好きな食べ方で
1.エラを広げ、わりばしを差し込む
出典: www.misbit.com
2.わりばしをねじりながら引き抜く
出典: www.misbit.com
薬味たっぷり さんまの柚子胡椒ポン酢がけ
さんまの梅煮
出典: cookpad.com
にんにく入りさんまの味噌煮
さんまのアヒージョ
さんまのピリ辛焼きびたし
さんまご飯
コツ・ポイント
いかがでしたか?スーパーなどでは比較的高めの魚や、大きい魚は調理に応じてもらえますが、特価の魚や豆アジなどの小さいものは下処理不可のことが多いですよね。つぼぬきは、3枚におろすのがむずかしい、こういった小さい魚の調理を簡単でスピーディーにできます。手早くできるので、たくさん量の入ったお徳用パックの魚をパパっとさばけますよ♪