照明についている紐って、なんとも味気ないと思いませんか? でも実はこの紐、結び方をアレンジするとスタイリッシュさが抜群にアップ。こだわりのインテリアを表現できるようになるのです。アクセサリーやアウトドアでおなじみの結び方で、照明紐を素敵に変身させましょう!
照明の紐はどうしてますか?
照明の紐の結び方アイデア
紐の先についている照明はとても気に入っているのに、ついている紐が長すぎてじゃまだなと思った経験はありませんか?はたまた紐の扱いをどうしていいか迷って、とりあえず束ねただけという方もいることでしょう。
でも邪魔だと思えた紐も、アイデア次第でライトの味をグッとひきたてる良いわき役になるのです。むしろ紐が主役になってしまうことだってあります。
シンプルな八の字結び
結んだ紐の形が8の字に見える、基本中の基本の結び方。ほかの結び方に応用することができます。照明のイメージを損なわないシンプルさが魅力です。
遊び心を閉じ込めたお猿の拳型
ボールのようにも見える結び方は「お猿の拳」という名前。猿がライトをぶら下げているようにも見える、遊び心がたっぷりなアイデア結びです。
ふたつのライトを結び合わせて
ふたつのペンダントライトから伸びる2本の紐を結び合わせました。小型のライトなのに存在感が違います。
鎖状の結び目で部屋全体のアクセントに
あえて壁を伝わせてから天井に掛けて、手元まで下ろすこだわりのアレンジ。スマートでモダンな印象を与えてくれます。紐の柄が1本だけ違うのも、心憎い演出です。
シェード付きの照明も自由自在
紐の処理の仕方、結び方によってシェード付きの照明も全く違ったニュアンスにみせることができます。テクニックが必要な上級者向けの結び方をマスターできると、応用の幅が広がりそうですね。
結び方あれこれ
もやい結び
もやい結びは「結び目の王様」とも称される結び方で、いろいろな用途に使われています。紐の端にループを作るので、照明の大きさに合わせてバランスを整えていきましょう。ループは照明側に作るか天井側に作るかで演出方法も変わってきそうです。
もやい結びの結び方
出典: chaco35
1)紐の端に輪をひとつ作ります。
出典: chaco35
2)ループを作りながら、輪の中に紐の端を通します。ここで作るループのサイズで紐全体の長さが調整されます。
出典: chaco35
3)作ったループの大きさを調整しながら、紐の端をもう一方の端に伸びる紐の本体に巻き付けます。このとき、端は紐の後ろから前へ通すようにします。
出典: chaco35
4)前に回した端をひとつ目の輪に通します。
出典: chaco35
5)端を持ちながら、もう一方の紐を引っ張り、結び目をきつく締めたら、もやい結びの完成です。
ふた結び
ふた結びは紐を芯に巻きつける結び方で、巻き結びがふたつあることからその名が付いています。天井から写したバーにふた結びで照明を取り付けたり、リングやチェーンなどの飾りを紐の途中に結びつけてアクセントにしたりするとリッチなインテリアのできあがり。
ふた結びの結び方
出典: chaco35
1)バーや飾りに紐をかけます。このとき、紐をバーにくるくる回して巻き付けるとより安定します。
出典: chaco35
2)紐の端を紐の本体に巻きつけるように前から後ろに回し、できた輪の中を通します。
出典: chaco35
3)2と同様に、紐の本体に前から後ろを通して巻き付け、ふたつ目の結び目を作ります。
出典: chaco35
4)ネクタイを締めるように上にずらしながら紐を引っ張り、結び目を引き締めたらふた結びの完成です。
ひきとけ結び
出典: chaco35
漢字で書くと「引き解け結び」。その名の通り、ひっぱるとほどけます。手芸をする方にはかぎ針の編み始めやブレスレッドの編み方で馴染みの結び方かもしれません。片手でも簡単に結べることから、名前は知らないけれどやったことがあるということが多いのもこの結び方。
ひきとけ結びの結び方
出典: chaco35
1)はじめに紐で輪を作ります。
出典: chaco35
2)片方の端を輪の中に通し、結び目をひとつ作ります。
出典: chaco35
3)結び目の中に、片方の紐の端を通してループを作ります。
出典: chaco35
4)2で作った結び目を締めるように紐を引っ張り、結び目を引き締めます。端をひっぱるとほどけてしまうので注意してください。
照明の紐が切れたのを補足する結び方
ほんむすび
ほんむすびは「本結び」と書き、2本の紐を結び合わせるときの基本の結び方になります。細めの紐、短い紐でも結ぶことができるので、アクセサリー作りにも使われる結び方です。紐が切れたときだけではなく、おしゃれ度をアップしたいときにも重宝しそうですね。
本結びの結び方
出典: chaco35
1)2本の紐を交差させます。
出典: chaco35
2)緑の紐をシマの紐の下からくぐらせ巻き付けます。
出典: chaco35
3)緑の紐を上にして、2本の紐をもう一度交差させます。このとき、最初の交差とは逆の紐が上にきます。
出典: chaco35
4)緑の紐の端をシマの紐の後ろから前に通して、輪の中をくぐらせます。紐の通し方を間違えると、ゆがんだループになってしまいます。ループをくぐらせるときは、同じ紐はループの上なら上、下なら下と統一するようにすると、うまくまとまります。
出典: chaco35
5)両方の紐を引っ張って結び目を締めたら完成です。
エイトノット
結び方は初心者向けなのに、なにかのシンボルマークのような美しさが漂うのが、このエイトノットという結び方。実際、企業のサインに使われている模様です。糸で紡がれた紐ではなく、皮の紐を使うとナチュラルテイストにもハードテイストにも合いそうですね。
エイトノットの結び方
出典: chaco35
1)輪を作ります。
出典: chaco35
2)輪を上から下に1回ひねります。
出典: chaco35
3)輪の中に端を通します。紐の端は引っ張りすぎないようにして形を整え、ふたつのループで8の字を描くようにします。
出典: chaco35
4)最初に8の字を模った1本目の紐に、2本目の紐を添わせて通します。
出典: chaco35
5)紐を両側から引っ張り、形を整えながら締めればエイトノットの完成です。
トリプルサージャンスノット
出典: chaco35
トリプルサージャンスノットは、その名の通り3回巻き付けて強度を増す結び方です。巻きつけるだけの簡単な仕組みなのに、ほどけない結び目。葉っぱのような見た目なので、いくつか連ねてもかわいいデザインになりそうです。
トリプルサージャンスノットの結び方
出典: chaco35
1)紐の端同士を3回巻き付け、山を3つ作ります。
出典: chaco35
2)端と端を合わせ、結び目をひとつ作ります。結び合わせるときは、本結びと同じように、輪から端を出すときの向きに注意します。
左右それぞれ、上から2本、下から2本出ているようにしましょう。
出典: chaco35
3)紐の端と端を引っ張って結び目を締めたら完成です。
シンプルな八の字結び
結んだ紐の形が8の字に見える、基本中の基本の結び方。ほかの結び方に応用することができます。照明のイメージを損なわないシンプルさが魅力です。
遊び心を閉じ込めたお猿の拳型
ボールのようにも見える結び方は「お猿の拳」という名前。猿がライトをぶら下げているようにも見える、遊び心がたっぷりなアイデア結びです。
ふたつのライトを結び合わせて
ふたつのペンダントライトから伸びる2本の紐を結び合わせました。小型のライトなのに存在感が違います。
鎖状の結び目で部屋全体のアクセントに
あえて壁を伝わせてから天井に掛けて、手元まで下ろすこだわりのアレンジ。スマートでモダンな印象を与えてくれます。紐の柄が1本だけ違うのも、心憎い演出です。
シェード付きの照明も自由自在
紐の処理の仕方、結び方によってシェード付きの照明も全く違ったニュアンスにみせることができます。テクニックが必要な上級者向けの結び方をマスターできると、応用の幅が広がりそうですね。
もやい結びは「結び目の王様」とも称される結び方で、いろいろな用途に使われています。紐の端にループを作るので、照明の大きさに合わせてバランスを整えていきましょう。ループは照明側に作るか天井側に作るかで演出方法も変わってきそうです。
もやい結びの結び方
出典: chaco35
1)紐の端に輪をひとつ作ります。
出典: chaco35
2)ループを作りながら、輪の中に紐の端を通します。ここで作るループのサイズで紐全体の長さが調整されます。
出典: chaco35
3)作ったループの大きさを調整しながら、紐の端をもう一方の端に伸びる紐の本体に巻き付けます。このとき、端は紐の後ろから前へ通すようにします。
出典: chaco35
4)前に回した端をひとつ目の輪に通します。
出典: chaco35
5)端を持ちながら、もう一方の紐を引っ張り、結び目をきつく締めたら、もやい結びの完成です。
ふた結びの結び方
出典: chaco35
1)バーや飾りに紐をかけます。このとき、紐をバーにくるくる回して巻き付けるとより安定します。
出典: chaco35
2)紐の端を紐の本体に巻きつけるように前から後ろに回し、できた輪の中を通します。
出典: chaco35
3)2と同様に、紐の本体に前から後ろを通して巻き付け、ふたつ目の結び目を作ります。
出典: chaco35
4)ネクタイを締めるように上にずらしながら紐を引っ張り、結び目を引き締めたらふた結びの完成です。
出典: chaco35
ひきとけ結びの結び方
出典: chaco35
1)はじめに紐で輪を作ります。
出典: chaco35
2)片方の端を輪の中に通し、結び目をひとつ作ります。
出典: chaco35
3)結び目の中に、片方の紐の端を通してループを作ります。
出典: chaco35
4)2で作った結び目を締めるように紐を引っ張り、結び目を引き締めます。端をひっぱるとほどけてしまうので注意してください。
本結びの結び方
出典: chaco35
1)2本の紐を交差させます。
出典: chaco35
2)緑の紐をシマの紐の下からくぐらせ巻き付けます。
出典: chaco35
3)緑の紐を上にして、2本の紐をもう一度交差させます。このとき、最初の交差とは逆の紐が上にきます。
出典: chaco35
4)緑の紐の端をシマの紐の後ろから前に通して、輪の中をくぐらせます。紐の通し方を間違えると、ゆがんだループになってしまいます。ループをくぐらせるときは、同じ紐はループの上なら上、下なら下と統一するようにすると、うまくまとまります。
出典: chaco35
5)両方の紐を引っ張って結び目を締めたら完成です。
エイトノットの結び方
出典: chaco35
1)輪を作ります。
出典: chaco35
2)輪を上から下に1回ひねります。
出典: chaco35
3)輪の中に端を通します。紐の端は引っ張りすぎないようにして形を整え、ふたつのループで8の字を描くようにします。
出典: chaco35
4)最初に8の字を模った1本目の紐に、2本目の紐を添わせて通します。
出典: chaco35
5)紐を両側から引っ張り、形を整えながら締めればエイトノットの完成です。
出典: chaco35
トリプルサージャンスノットの結び方
出典: chaco35
1)紐の端同士を3回巻き付け、山を3つ作ります。
出典: chaco35
2)端と端を合わせ、結び目をひとつ作ります。結び合わせるときは、本結びと同じように、輪から端を出すときの向きに注意します。
左右それぞれ、上から2本、下から2本出ているようにしましょう。
出典: chaco35
3)紐の端と端を引っ張って結び目を締めたら完成です。
コツ・ポイント
紐ひとつでこんなにさまざまなニュアンスが出せることに驚きませんか?紐にはまだまだ多彩な結び方があります。奥の深い紐の世界。追求してみると、ひとつの照明でいろいろなアイデアが楽しめそうです。ただし、2本の紐を結び合わせるときは太さや材質が違う紐はほどけやすくなることがあるのでお気を付けください。