家族のつながりを大事にしたい、子どもが帰ってきたときに分かるようにリビングに階段を作りたいなど、リビング階段を採用するお家が増えています。そこで気になるのが、冬場の暖房の効きではないでしょうか。ここでは、リビング階段にドアを付けるメリットをご紹介します。
リビング階段のドアは引き戸が多い
リビング階段のドアの設置例を見ると、引き戸を採用しているお家が多いようです。使用しないときに引き戸を開けた状態にしておけるというメリットのためでしょう。しかし、お家の設計や広さの関係から引き戸を設置できない場合はドアを付けたり、ロールカーテンを設置します。ドアだと開けっぱなしにしたときに扉にぶつからないような設計にしたり工夫が必要です。
2階の階段部分にドアを付けてもOK
もし1階の階段口にドアを設置することが難しいなら、2階に作るという方法もあります。こちらも壁があれば引き戸で良いですが、難しいならドアでも構いません。ドアが180度開いて不要な時は扉と壁が一体になれば安全面でも問題はありません。風でドアが急に閉まるとビックリするので、ドアの下に磁石等を付けて壁から離れないようにすると良いでしょう。
階段の踊り場に付けるという手も
階段口にドアを設置できない場合は、踊り場にドアを付けるという手段もあります。この場合、ドアが設置できるような広い踊り場が必要になってきます。階段の中間でドアを作ってしっかりと仕切ることができるので、「2階にドアを作ると温かい空気が上まで逃げてしまいそうで抵抗がある」と考える人にはおすすめの方法だといえます。
リビングと階段の間に廊下を設ける
リビングの中に階段を設けるのではなく、リビングを通って廊下に出てから階段を上るという設計をすると、リビングと階段の間にドアを設置しやすくなります。1階の階段にドアを設置できないなら、安全面を考えるとこの方法はおすすめだと言えるでしょう。2階に上がる際には必ずリビングを通るので、家族とのつながりを感じながら暖房効果も期待できます。