長期間の旅行で家を空けることも多い、この季節。
帰ってきたら植物が枯れてた!という切ない事態を避けるための工夫をまとめました。
旅行前に一手間かけて、植物にも元気に帰りを待っていてもらいましょう♪
旅に出る前に・・・
ペットのように預けるわけにもいかない植物たち、旅に出る前にできるだけのことはしておきたいですよね。
こんなふうにカラカラに枯れてしまわないための対策方法を集めました!
家を空ける日数や植物の種類などを考慮しつつ、できそうな方法を探してみてください。
置いてある場所を動かす
まず、簡単な方法は、場所を変えること。
日が当たるところでは直ぐに水が蒸発してしまうので、日蔭になるところへ移します。
家をあける日数が長いようなら、湿度が高い浴室等へ移動してみては。バスタブに水をはっておけば、さらに万全です。
ビニルハウス状態にする
小さめの植物なら、こんなふうにすっぽり覆ってしまって蒸発をふせぐこともできます。
写真は温室状態をつくるためのカバーですが、ビニル袋でも同じ状態をつくれます。
暑いところでこの方法をとると、サウナのようになってしまいます。
不在期間が長い場合は、この方法は避けた方法がよさそうです。
保水材をつかう
日数が少ない時は、市販の保水材を利用するのも手軽です。
商品によって使い方が異なりますが、一例をあげると、水と保水材を混ぜたものを、普段の水やりと同じようにあげるというもの。
これで、水がしみこむスピードを遅らせることができます。
水やり器を使う
ペットボトルなどに取り付けて使う専用のキャップが、100円ショップや園芸店などで売られています。コーンのような形をしたものです。
キャップをしたボトルを土にさして、徐々に水がしみこむようにします。
キャップをさす時に、根っこをいためないように要注意。
ロープや布をつたわせる
この方法に使うのは、バケツやペットボトルなどの水をためておく容器と、水をつたわせる布や紐です。
紐の片方の端を容器に入れ、もう片方の端を鉢の土部分にたらします。
複数の鉢に水をやりたい時に便利。
水やり装置を使う
大がかりな方法としては、自動灌水(かんすい)装置を使うという方法もあります。
タンクから設定しておいた時間になると、自動的に水を汲んで写真のようなホースから、水がまかれます。
ここまでの方法と比べると、お値段はゼロが2つくらい違います。
ちなみに…
私は、植物を室内の日が当たりにくいところに移し、紐をたらす方法で5日間、留守にしました。
使ったのは、ヤカンと綿素材の毛糸です。手頃なものがなく、間に合わせのひヒョロヒョロの紐でしたが、腰丈ほどのオリーブから手のひらサイズのバジルまで、どれも無事でした!
※写真はイメージです。
コツ・ポイント
日差しの量や湿度など、天気によっても室内の環境は大きく変わります。
旅先だけでなく、不在期間の自宅周辺の天気予報も要チェックです。