【ビフォア、アフター】日本に居ながらバリ島風造園

東京郊外の閑静な住宅街、山道とも言える坂道を上るとそこにはこの近辺では珍しい造園工事の施された一軒のお宅に出逢えます。

その近辺は昔ながらの石組みや植木たち植樹された造園が見られ周囲も武蔵野の良き面影を残した山々の自然植物たちに出逢える場所だからです…

出逢い。

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あるお取引先様より…

同僚の方が先日家を新築されたとの事。
堀切さん、造園工事どう？
もちろん！よろこんで！

そして、軽い気持ちでお客様の新築のお家に打合せにお伺いしました。

そして、お家の中に通され一筋縄ではいかぬことをピンと感じたのです…

そう、その空間はバリ島マニアともいえるご夫妻のこだわり抜かれた内装と家具が施された素敵なお家だったのです。

ご要望…　やっぱり！

ご夫妻との初めての打合せ。

バリ島風にとてもこだわっている、そのお家にあった造園工事を施したいとのご要望。

やっぱり…　ですよねぇ…

建物を建築された工務店さんにも造園工事の提案をお願いされたそうですがピンとこないとの事
でも、わたしも少々そんな樹種で大丈夫なのかなっと思っていたのです。

でも、やっぱりダメですよねぇ…

そして、もう一つご要望。
ビーチリゾートの雰囲気もダメ。　
ハイっ。
その時、数少ない私のアイディアからまた一つプランが消えたのです…

そうですよね、がんばってプランを考えます。
ということで、宿題とさせていただき初回のお打合せから失礼いたしました。

バリ島風造園工事におけるイメージ

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ズバリ！
バリ島風に植物たちを配植すること！

私の数少ないながらの海外経験を目を閉じながらイメージ、イメージ。

ん～、鬱蒼とした樹木帯　ヤシ　大きな地被たち　一年中緑を絶やさない　大振りなお花　時々にカラフルな植物

そんなイメージで造園工事をスタート！

難題を抱えながらの造園工事スタート

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バリ島風の植物たちを選び出すことはある意味簡単でありながら難題でした。

なぜかっ？
そうこの場所は東京近郊でありながら冬の寒さが厳しいからです、ですので寒さ対策を考えながらバリ島という暖かい雰囲気を醸し出すという相反するものを表現しなければならないのです。

しかし、バリ島風の植物でありながらこの気候に耐えうる植物は限られてくるのです。

それはある意味私たちに植物名を絞るヒントとなったのです。

そんな中で完成したバリ風造園

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幸いにもなぜか景石も数多くありましてそれらにもバリ島風造園に一員になってもらうべくお手伝いいただきました

それら選び出された植木たち
そして低木たち　そしてグランドカバーたち

玄関アプローチのコンクリートに目地部分には大振りの那智黒石を配しました。

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ちょっとしたポイントです

水鉢を設置しそのなかには水蓮を浮かべてみました。

日本的造園手法ですが水をイメージできるように割栗石にて枯山水にしてみました。

ご夫妻よりはお褒めの言葉をいただき弊社といたしましては大変にうれしく思っています。

植物たち近況は、中には残念ながら自然淘汰されてしまったものもありますがおおむね元気な姿でいます！
こちらのお宅はまだまだ裏に傾斜地の広い敷地をご所有で今現在もバリ島風造園工事は続行中であります。

メンテナンスも弊社にご依頼いただいています、今後も良好で末長いお付き合いをさせていただきたいです！