自宅にホームシアターがあれば、いつでも好きな映画が好きな時間に楽しめる。家電量販店でディスプレイされているホームシアターを体感しては、いつかは自宅にも……なんて夢描いている人も……。しかし、何が必要で、どう揃えればいいのか、そんな疑問を抱いている方にホームシアターのご紹介です!
ホームシアターとは
家に映画館を作る
出典: todays-cafe-pre.blog.so-net.ne.jp
ホームシアター(米home theater、英home cinema)とは、文字通り「お家の中の映画館」。
家庭(home)に大画面テレビやマルチチャンネルスピーカーなどを設置してまるで小型の映画館であるかのように映画やライブを楽しめる設備を組むことをいい、その迫力は映画館さながらです。
そして、近年、ホームシアターの普及率は増加傾向にあり、そのスタイルはさまざまです。
例えば、ホームシアター専用ルームでの本格派シアター、リビングルームシアター、お茶の間シアター、屋根裏部屋シアター、最近はガレージシアターや浴室シアターなんていうのもあったりなんかします。
ざっとあげただけでもこれだけのスタイルがあるのですが、そのどれにも共通して求められているのが、お部屋の内装に溶け込んだホームシアタースタイルなのです。
出典: iemusubi.com
これは、AV機器に生活空間を支配されるのではなく、お部屋の設計段階でAV機器の設置場所、スピーカーの配置などを考慮し居住空間の機能を損なわせずホームシアターをデザインするといった点なのです。
ホームシアターのメリットは、
・タバコやお酒がOK
・好きな時に一時停止ができる
・他に人がいないから静かに鑑賞することができる
・一人で見ると特に集中してみることができる
・お気に入りの椅子に座ってみることができる(疲れない)
・テレビ放送を録画して楽しむことも可能
・男女二人で見るとロマンチック!?
ホームシアターのデメリット
・費用がかかる(機器をそろえないといけない)
迫力ある画面
出典: www.nec-display.com
ホームシアターといえば迫力ある大画面ですよね。
しかし、大画面の映像は迫力があるものの、画面が大きくなるほど画素が荒くなってしまうという問題もあります。これを解決するのが、最新技術を使った「4Kテレビ」。
フルハイビジョンの4倍という高画質を追求したテレビなので、大画面になっても美しい映像を楽しむことができます。
部屋の大きさによっての適正サイズは……
出典: www.otokozawa.com
■大型初心者にはオススメ40インチ
40インチときくと「大きい」と感じるかもしれませんが、意外なことに6~8畳あれば置くことができます。
■部屋が8~12畳なら42インチ以上
少し広めの部屋に置くなら42インチ以上の4Kテレビがオススメです。8畳以上なら46~49インチがぴったりです。
■広めのリビングに置くなら50インチ以上
家族が集まる12畳以上のリビングや専用のオーディオルームがあるなら、思い切って50インチ以上の4Kテレビもオススメです。
臨場感のあるサラウンド
出典: www.lifehacker.jp
迫力ある大画面と同時に重要視するのがサラウンドシステムです。
ホームシアターの場合、メインとなるのが映画なので、サラウンドサウンドは、映像の世界に飛び込んだかのような「臨場感」がポイントです。言い換えると、自宅に居ながら「非日常」の体験こそが、本来の楽しみと言えるのです。
高画質
出典: soundfxonline.com
せっかくホームシアターをつくったのだったら、ぜひ高画質でみたいもの。映画館では真っ暗にして映画を楽しみますが、それにはわけがあります。
暗いほうが映像がキレイだからなんです。
これは家庭でのホームシアターにも言えることなんです。
■完全な暗室
お互いの顏や形すらわからない暗室状態が一番よいとされています。映画館と同じ暗さですね。映画をみるときはこの暗さが一番のオススメです。
■視聴位置だけ明るい
映画を見ている最中でも手元や足元がわかるように、視聴位置だけを明るくしているパターンです。直接スクリーンに光が当たるわけではないのでまだ状態としてはよさそうです。
■明るい部屋
普通の部屋くらいの明るい状態でプロジェクターだと、プロジェクター自体の明るさがないため視聴は困難な感じでした。しかし、プロジェクターの種類にもよるので一概にはNGとは言えないようです。但し、感情移入については、やはり暗室で楽しむほうがよろしいようです。
TVとの違い
ホームシアターとテレビとで、決定的に違うのが画面の大きさによる迫力の違いです。
ホームシアター=大画面、大画面だと迫力が違います。一度大画面を体感したらその違いは明らかにわかります。
ではどのくらい違うのか検証してみましょう。
同じ位置からプロジェクターの映像とテレビの映像を比較した画像です。
■プロジェクター
出典: theateroom.com
ワイド90インチの大画面です。迫ってくる感じがして迫力が違いますね。
■テレビの映像
出典: theateroom.com
臨場感あるプロジェクターの映像と違って、テレビだと兵士がなんだか小さいので動いているだけ……という感じですね。テレビは28インチです。
画像を比較してみるだけでもこのくらいの臨場感の違いはありますね。
ホームシアターに必要なもの
ディスプレイ
出典: news.kakaku.com
映像を映すための装置で、TV、大画面テレビ、プロジェクターなどが該当します。
ホームシアターとは、一般的にはテレビを観る延長線上にあると考えていいでしょう。
ディスプレイの大きさは、37~50型程度でも十分にホームシアターは楽しむことができます。
プレーヤー
出典: www.sony.jp
■DVDプレーヤー
ホームシアターの入門者なら手持ちのDVDプレーヤーを活用し、必要なアンプやスピーカーがセットになった「ホームシアターセット」を追加することから始めましょう。
セットなら、設置や接続、設定や操作も簡単で、価格も比較的安価です。
■ブルーレイプレーヤー
ブルーレイプレーヤーはブルーレイディスクに加え、CDやDVDの再生も可能です。BD/HDDレコーダーもこれらのディスクが再生可能ですが、旧型だと3Dに対応していない、あるいは録画が始まるとブルーレイの3D再生ができないなど、制約が生じるケースがあります。3D映像を楽しみたい方は注意して商品セレクトを行いましょう。
AVアンプ
出典: www.jp.onkyo.com
AVアンプとは、DVDプレーヤーやビデオデッキから出る音を、スピーカーから出すために必要な機器です。
この場合、普通、最低でも前に2台、後ろに2台のスピーカーが必要となります。また、低音を強調したいのであれば、低音用のスピカー(サブウーハー)が1台必要となってきます。
AVアンプには映画の臨場感を出すために、色んな機能がついています。
前方から後ろに音が移動するドルビーサラウンド機能や、5.1chとよばれるドルビーデジタルサランド機能です。前左右に各1台、前中央に1台、後方左右に各1台、そして低音用スピーカーが1台必要です。それぞれのスピーカーから音が出るため、より迫力のある臨場感を味わえます。
DTS方式と呼ぶより良い音声を追求した機能もあります。スピーカーも8台以上使用可能で、5.1よりさらに横左右各1~2台、前左右上部に各1台等設置することで、更なる臨場感を得ることができます。
スピーカー
出典: procompsoft.ru
「ホームシアター」=「サラウンド」=「5.1ch」と思われがちですがそんなことはありません。
TVに内蔵されているスピーカーを止めて、小型のブックシェルフ型スピーカーをTV横に設置するだけでも、音の広がりはずいぶんと良くなります。更に、センタースピーカーを加えて3chに発展し、場所があれば小型のサブウーファーも加えて3.1chにすれば、リアスピーカーを使わなくても「サラウンドの臨場感」を十分に味わうことができます。
また、3.1chにリアスピーカーを加えて「本格的なサラウンドに発展」させる場合は、左右2本のリアスピーカーからはじめ、リアセンターを追加して「6.1ch」にすれば、「サラウンドの臨場感」はほぼ完璧です。
8~10畳程度の部屋であれば十分に楽しむことができます。
また、視聴位置の背後にリアスピーカーを設置するのですが、その場所に置けないといった場合、たとえ視聴位置より前であってもリアスピーカーを追加することで3.1chよりも遥かに大きく音が広がり、音の方向性や移動量も大きく改善されるので、問題なく音を楽しむことができます。
ディスプレイ
スクリーンか液晶ディスプレイか
出典: homecinema.seesaa.net
映画館を想像してみてください。映画館のすべてに共通することは、「スクリーン」で映画を観るという点です。一般的な映画館では、「サウンド・スクリーン」という種類のスクリーンが使われています。
スクリーンには微小な穴があいており、そこを空気が通過できるようになっています。音は空気を伝っていきますから、スクリーンの後ろ側にスピーカーを置いても大丈夫という仕組みなのです。
つまり、スクリーンは「映像の後ろから音が出る」ということです。
これが決定的なスクリーンと液晶ディスプレイの違いで、現在の液晶ディスプレイがどんなに大きいものでも「映像から音がでない」のです。
ディスプレイの大きさと距離
出典: news.mynavi.jp
大画面テレビの場合、画面サイズの2~3倍が最適距離です。
たとえば、50インチのテレビの場合だと、2.5m~3.7m。
スクリーン100インチの場合は、3m~4.5mが理想です。これ以上画面に近いと、長時間の視聴は疲れます。
画面サイズ
出典: myhometheater.homestead.com
ホームシアターの場合、少し小さめの画面を選ぶほうが画質的にはよくなります。それば、人間の視覚によるもので、「小さいほうが色が濃く見える」という特徴があるためで、同じ画質を比較すると、大きいものより小さいほうがキレイにくっきりと見えるのです。
また動きのある場面の場合、大画面になればなるほど動きがぎくしゃくしたり、残像感が生じるようになるのです。それは、素子の応答のスピートの早さが十分でないためです。
部屋にあうプロジェクターとスクリーンの選び方と取り付け方
出典: ippinkan.jp
センタースピーカーを遮らず、スクリーンを床上600mm程度の見やすい位置まで下げるためには、スクリーンの上下長さが1800mm必要になります。
スクリーンの上黒部分が、
・ワイド80型…780mm
・ワイド100型…530mm 必要になります。
上黒にその長さがあれば、画面部分とのトータル(スクリーン全長)が1800mmになります。
出典: ippinkan.jp
スクリーンは、壁面もしくは天井面の梁(はり)のある場所に穴を開けて、スクリーンの金具を取り付け、スクリーンを設置する取り付け方法が一般的です。梁のない場所に金具を取り付けるとスクリーンの重量を支えきれず落下する恐れがあります。
梁は、建築業者さんに確認するのが一番確実ですが、自分で梁の場所を調べる方法としては、「壁を叩く」のではなく、まち針などで壁を突き刺して確かめる方法がオススメです。
梁が見つかったら、梁の垂直、あるいは水平線上にスクリーンを取り付けます。
部屋にあうプロジェクターとスクリーンの選び方と取り付け方がわかったらこんどはスクリーン選びです。
オススメのスクリーンを会社別にご紹介です。
おすすめ液晶ディスプレイ
出典: sakidori.co
日々進化を遂げる液晶テレビ。液晶テレビと言っても、フルハイビジョンや3D、最新の4Kとさまざまに分類されます。
オススメの液晶ディスプレイをご紹介します。
東芝 50V型 フルハイビジョン 液晶テレビ REGZA 50G9
¥107,999 (税込)
シャープ 50V型 フルハイビジョン 液晶テレビ ブラック AQUOS LC-50W20B
¥115,000 (税込)
SONY 55V型 フルハイビジョン 液晶テレビ BRAVIA KDL-55W920A
¥209,610 (税込)
パナソニック 55V型 4K 液晶テレビ 3D対応 フラットデザイン VIERA 4K TH-55CX800
¥234,330 (税込)
プレーヤー
ブルーレイレコーダーとDVDレコーダーの違い
出典: plaza.rakuten.co.jp
DVDとブルーレイの一番の違いは、一枚のディスクに保存できるデータの緻密さです。
同じ大きさの板の中に、ブルーレイなら普通のDVDの5倍以上の情報を保存できます。
この違いは、DVDとブルーレイで使用するレーザー光の波長に由来します。
より波長が短いレーザー光を使っているブルーレイの方が、緻密にデータを読み書きする事ができ、波長の長いレーザー光を使用しているDVDは、ブルーレイディスクの様に緻密にデータが書き込まれているディスクを読み書きすることができません。
チューナーは多い方がいい
出典: www.marctron.com.br
チューナーの数が多いほど同時録画可能の数が増えます。一度に何番組も同時録画する方にとっては選ぶうえでは重要ポイントとなりますね。
例えば、チューナー数が2つあれば、2つの番組を同時録画可能、3つあれば3番組同時録画可能です。また、スカパー契約をしていれば、プラス1スカパー番組を同時録画することができます。家族で同時間に見たい番組が重なった場合はとても重宝しますね。
性能が高いものは読み込みが速い
出典: siso-lab.net
ブルーレイディスクの作成枚数が多い人なら、ブルーレイドライブの書き込み速度も重要なポイントです。
ブルーレイドライブの書き込み速度は、2倍速や4倍速など「倍速」の単位で表し、数字が大きくなるほど高速になります。
ブルーレイ1倍速は36Mbpsで、ブルーレイメディアの1層(25GB)をおよそ90分で書き込みができることを示します。つまり、6倍速では、その1/6にあたる15分で書き込みができるということです。
なお、一般的に書き込み速度が高速になるほど、価格も高くなります。
スピーカー
サラウンド方式
出典: bebe1998.blog.so-net.ne.jp
サラウンドとは、左右のスピーカーから音を出すことで臨場感を出すステレオに対し、さらに後方にもスピーカーを配置することで、視聴位置に対し、より立体的な音場を作ることができます。左右の動きだけでなく、後方から迫り来る音など、よりリアルな臨場感を味わうことができます。
ch(チャンネル)について
出典: jp.yamaha.com
■5.1chサラウンド
5.1chサラウンドとは、左右のメインスピーカー2本、フロントスピーカー1本、左右のリアサラウンドスピーカー2本、計5本のスピーカーと、低音の出力に特化したウーファー1本で構成するサラウンドシステムのことです。
この場合、低音のみ出力するウーファーは0.1と計上するため、5.1chと呼ばれます。
5.1chはもっとも一般的なサラウンドの構成です。
■7.1chサラウンド
最近は5.1chに、さらに2本のサラウンドスピーカーを追加した7.1chも、普及し始めています。
■ドルビーサラウンド
ドルビーサラウンドとは、ドルビー社によって開発された音声の規格で、モノラルから7.1chにまで対応しています。ブルーレイソフトなどに採用されている7.1chロスレス方式のドルビートゥルーHDや、DVDソフトの5.1チャンネル音声方式に採用されているドルビーデジタルEX、ドルビープロロジックなど、様々な方式があります。
ワイヤレスなら配線すっきり
出典: www.itmedia.co.jp
ワイヤレスなら、各スピーカーにアンプを内蔵しているため、それぞれに電源コードは必要になるものの(コンセントは4つ必要)、部屋を横断するケーブルを排除してスッキリとしたシステムを構築できます。
AVアンプ
最低でも2本のスピーカーが必要
出典: grand-aigle.blog.so-net.ne.jp
AVアンプを使うためには最低で2本のスピーカーを用意すればよいです。最初から5.1chのスピーカーを用意しなくても大丈夫です。
音量と距離の調整
AVアンプの設置時に各スピーカー(各ch)の「音量」と「距離」を調整する必要がありますが、それほど難しくはありません。
距離は、メジャーで測りその距離から適正位置を割り出せば大丈夫です。
最近は「自動音場調節機能」が搭載されるアンプが増えていますが、手動の設定に比べ格段に音が良くなるというわけではありません。そのため機能よりも「AVアンプそのもの音質の良否」をポイントにして商品を選ぶようにしましょう。
ブルーレイなら7.1ch以上
出典: www.ac2.jp
ブルーレイでは、DVDに比べてさらに2ch多い7.1chでの収録が可能になりました。追加の2chは主に真後ろを受け持ち、視聴者を取り囲むスピーカー間の距離が短くなる事から、5.1chに比べてさらに音の移動感がスムーズになり、立体感や密度感も増します。
しかし、7.1chに対応したソフトでないと体感することはできません。
入力端子の数
出典: www.stereosound.co.jp
ホームシアターの設置にあたっては、たくさんの機器を接続するのであらかじめなんの機器を接続するかを把握しておかなければいけません。
最近のDVDやブルーレイのプレーヤー、レコーダーなどはHDMI端子で接続するモデルがほとんどとなっており、AVアンプ側もHDMI端子数の入力が豊富なものが多くなっています。
接続する機器をざっと数えると、
・ブルーレイ
・PS3
・ケーブルテレビのセットボックス
と接続したい機器は複数ありますよね。
入力端子の数はあればあるほどいいですが、AVアンプ価格にも関わってくることなので大体4~5端子程度あればほとんどの機器を接続できるでしょう。
ネットワーク再生
出典: kakaku.com
面倒なケーブルなしでネットコンテンツを楽しめる無線LAN内蔵のホームシアターシステムです。
ネットワーク接続することで、「YouTube」などが楽しむことができます。
DLNAサーバー機能をもつBDレコーダーやネットワーク対応HDD「ナスネ」に記録した録画番組などの動画コンテンツをネットワーク経由で視聴が可能です。
Wi-Fi内蔵のため、リビングにあるBDレコーダーの録画番組も配線不要でワイヤレス再生できるというのが最大の利点です。
AirPlayへの対応
出典: kakaku.com
AirPlayとは、iPhoneの中の音楽や動画を、同一LAN上にあるAirPlay対応機器に送り込み、音楽や映画を楽しむことができるというものです。ホームシアターシステムにもこの機能が搭載されたモデルもでてきております。
ホームシアターセット
ホームシアターセットとは
出典: iemusubi.com
ホームシアターセットとは、ドルビーデジタルサランド装置のことで、DVDプレーヤーとAVアンプにスピーカーが6方用に3台、後方用に2台、低音用に1台セットになったものを言います。映像はテレビに接続して見ます。
本格的になれば、プロジェクターで大型スクリーンで見たりもします。
5.1ch以上のホームシアターセット
出典: kakaku.com
5.1chは、左右フロントスピーカー+左右リアスピーカー+サブウーファーで構成されています。後ろから来る音はまさに臨場感があり、映画館さながらです。一般的な家庭で楽しむには5.1chあれば十分です。
しかし、サウンドにこだわりがあるという場合は7.1chとなるのですが、完全なホームシアター用の個室が必要となってきます。
バータイプ
出典: kakaku.com
ホームシアターセットをつくりつつも、スッキリした収納スタイルさも求めたいということであれば、バータイプがオススメです。
家がそんなに広くないからあまり大掛かりなものは設置できないけど、ホームシアターを楽しみたいといった場合、5.1chみたいにスピーカーが6個もなく、バー1本と重低音用のスピーカーが1個の計2個で構成されているものが主流のバータイプがオススメです。
出典: kakaku.com
設置する機材の数が少ない分、お部屋まわりがスッキリします。また、機材も減るため費用的にも抑えられます。
見た目もシンプルなバーのためインテリアとしても十分です。
しかし、本格的な5.1chに比べ音が多少物足りない感はするでしょう。また、TVの左右にスペース確保が必要なくなった分、前面にスピーカー設置のためのスペース確保はしなればいけません。
TVボード一体型
出典: news.kakaku.com
バータイプよりももっとコンパクトなものを求めるなら、TVボード一体型がオススメです。
ホームシアターを設置する場所の確保がいらないので狭い部屋でもホームシアターを楽しむことができます。最大のメリットは、既存のTVボードと交換するだけでOKということです。
しかし、一体型であるがため、壊れたときや、テレビを買い換える場合はTVボードと一緒に修理に出すか、まるごと買い換える必要があります。
また、一体型となると、製品の数が絞られてくるので、気に入ったものが見つからないかもしれません。
せっかくのホームシアターがそのデザインが気に入らなければ楽しさ半減です。もちろん一番重視するのは音質なのですが、見た目も楽しめるのがホームシアターの魅力でもあるのです。
おすすめホームシアターセット
パイオニア ワイヤレスホームシアターシステム MCS-434
ホームシアターシステムの最大の難点は、スピーカーが多すぎて、テレビのまわりがコードだらけになることです。そこでワイヤレスのホームシアターシステムが待望されたのですが、価格が10万円を超え、その割には音質が良くありませんでした。
パイオニアの「ワイヤレスホームシアターシステム MC-434」は、ワイヤレスであることを売りにした5.1chスピーカー。
コンパクトなスピーカーで、手軽に5.1chサラウンドを体感したいならオススメの商品です。
魅力はなんといっても低価格で購入できるということです。
Pioneer ワイヤレスホームシアターシステム MCS-434
商品パッケージの寸法:53.3×45.5×42.9cm
重量:12kg
¥42,169 (税込)
オンキョー BASE-V50
この製品は拡張性の高いホームシアターシステムです。こちらは、2.1chの製品ですが、別にスピーカーを購入することによって5.1chにも対応するものです。
スピーカーにこだわりがある人はオンキョーのスピーカーがオススメです。
5.1chラウンドの視聴は、重低音から高音まで、音がしっかりと分離し、奥行きを感じ、ゴチャゴチャした音であっても、一つ一つがはっきりと聞こえる解像度の高さがあります。
価格面においては、5.1chにスピーカーを揃えると、やや高めになってしまいますが、音質に最高にこだわるのならば、ベストバイの商品です。
ONKYO シネマパッケージ 2.1ch ハイレゾ音源対応 ブラック BASE-V50(B)
・メーカー型番 : BASE-V50(B)
・入力端子:HDMI入力端子×4、デジタル入力端子×3(光×2、同軸×1)、アナログ音声入力×2
・出力端子 : 出力:HDMI出力端子×1、ヘッドホン端子×1、サブウーファー×1
・最大外形寸法(レシーバー部) : 365(幅)×93.5(高さ)×304.5(奥行)mm
・質量(レシーバー部) : 6.9kg
・最大外形寸法(SW部) : 246(幅)×307.5(高さ)×314(奥行)mm
・質量(SW部) : 7.3kg
¥34,995 (税込)
YSP-1400 デジタルサラウンドプロジェクター
5.1chサラウンド環境を実現したいが、スピーカーを置く場所がまったくとれない人には、ヤマハのYSPシリーズがオススメです。
テレビ朝日「アメトーーク!」の家電芸人の回で絶賛され、一躍有名になったサラウンドスピーカーがこれです。
最大の特徴は、一台で5.1chサラウンドを実現してしまうところです。精密に作られたスピーカーから、壁に音が反射し、あたかも後ろから聴こえているような臨場感が味わえるという感じです。
ただし、サラウンドを味わうにはスピーカーが独立したホームシアターシステムのほうが断然よいです。YSPシリーズはあくまでも擬似的にサラウンドを再現しているのだという点は念頭にいれておきましょう。
ヤマハ 5.1ch YSPシリーズ デジタルサウンドプロジェクター Bluetooth対応 ブラック YSP-1400(B)
・8個のビームスピーカーによる、 リアルな5.1chサラウンド再生を実現
・テレビの前に手軽に置ける、 ワンボディスタイル&スリムデザイン
・スマートフォン・タブレットなどから、 音楽コンテンツをワイヤレス再生できるBluetoothに対応
・専用コントロールアプリ 「HOME THEATER CONTROLLER」による、快適な操作性
・「クリアボイス」や「テレビリモコン学習」などの 快適な機能を搭載
・ヤマハ独自のサラウンド技術 YSP多数のスピーカーを精密に時間制御、1台でマルチチャンネル音場を再現
・ヤマハ独自のサラウンド技術 YSPリアル、アンビエント、スウィートスポットの次元が違う
¥41,800 (税込)
ソニー ホームシアターシステム「BDV-BN1B」
「BDV-BN1B」は、ソニーが初めてワイヤレス+高音質の両立を実現した5.1chホームシアターシステムです。
その音質も素晴らしく、包み込まれるような本物のサラウンドを体感できます。バランス重視の人には納得のいく商品です。
Bluetoohの接続も対応しているほか、ネットワーク接続も対応していて、ホームネットワークを経由してパソコンにアクセスしたり、You Tubeの動画鑑賞も可能です。
サラウンド機能も豊富で、「サッカーモード」では、テレビで流れる解説や実況をカットして、スタジアムで観戦するような臨場感を味わうことができます。サッカーファンならぜひ欲しい商品です。
価格は安くはありませんが、2015年のベスト1商品で今後もベストハイが継続するでしょう。
ソニー ホームシアターシステム ブラック BDV-N1B
・待望のワイヤレスリア接続を実現圧倒的高音質のリアル5.1chシステム (BDVN1B)
・商品パッケージの寸法:58×50.5×45.5cm
・重量:19kg
¥48,700 (税込)
出典: todays-cafe-pre.blog.so-net.ne.jp
ホームシアター(米home theater、英home cinema)とは、文字通り「お家の中の映画館」。
家庭(home)に大画面テレビやマルチチャンネルスピーカーなどを設置してまるで小型の映画館であるかのように映画やライブを楽しめる設備を組むことをいい、その迫力は映画館さながらです。
そして、近年、ホームシアターの普及率は増加傾向にあり、そのスタイルはさまざまです。
例えば、ホームシアター専用ルームでの本格派シアター、リビングルームシアター、お茶の間シアター、屋根裏部屋シアター、最近はガレージシアターや浴室シアターなんていうのもあったりなんかします。
ざっとあげただけでもこれだけのスタイルがあるのですが、そのどれにも共通して求められているのが、お部屋の内装に溶け込んだホームシアタースタイルなのです。
出典: iemusubi.com
これは、AV機器に生活空間を支配されるのではなく、お部屋の設計段階でAV機器の設置場所、スピーカーの配置などを考慮し居住空間の機能を損なわせずホームシアターをデザインするといった点なのです。
ホームシアターのメリットは、
・タバコやお酒がOK
・好きな時に一時停止ができる
・他に人がいないから静かに鑑賞することができる
・一人で見ると特に集中してみることができる
・お気に入りの椅子に座ってみることができる(疲れない)
・テレビ放送を録画して楽しむことも可能
・男女二人で見るとロマンチック!?
ホームシアターのデメリット
・費用がかかる(機器をそろえないといけない)
出典: www.nec-display.com
ホームシアターといえば迫力ある大画面ですよね。
しかし、大画面の映像は迫力があるものの、画面が大きくなるほど画素が荒くなってしまうという問題もあります。これを解決するのが、最新技術を使った「4Kテレビ」。
フルハイビジョンの4倍という高画質を追求したテレビなので、大画面になっても美しい映像を楽しむことができます。
部屋の大きさによっての適正サイズは……
出典: www.otokozawa.com
■大型初心者にはオススメ40インチ
40インチときくと「大きい」と感じるかもしれませんが、意外なことに6~8畳あれば置くことができます。
■部屋が8~12畳なら42インチ以上
少し広めの部屋に置くなら42インチ以上の4Kテレビがオススメです。8畳以上なら46~49インチがぴったりです。
■広めのリビングに置くなら50インチ以上
家族が集まる12畳以上のリビングや専用のオーディオルームがあるなら、思い切って50インチ以上の4Kテレビもオススメです。
出典: www.lifehacker.jp
迫力ある大画面と同時に重要視するのがサラウンドシステムです。
ホームシアターの場合、メインとなるのが映画なので、サラウンドサウンドは、映像の世界に飛び込んだかのような「臨場感」がポイントです。言い換えると、自宅に居ながら「非日常」の体験こそが、本来の楽しみと言えるのです。
出典: soundfxonline.com
せっかくホームシアターをつくったのだったら、ぜひ高画質でみたいもの。映画館では真っ暗にして映画を楽しみますが、それにはわけがあります。
暗いほうが映像がキレイだからなんです。
これは家庭でのホームシアターにも言えることなんです。
■完全な暗室
お互いの顏や形すらわからない暗室状態が一番よいとされています。映画館と同じ暗さですね。映画をみるときはこの暗さが一番のオススメです。
■視聴位置だけ明るい
映画を見ている最中でも手元や足元がわかるように、視聴位置だけを明るくしているパターンです。直接スクリーンに光が当たるわけではないのでまだ状態としてはよさそうです。
■明るい部屋
普通の部屋くらいの明るい状態でプロジェクターだと、プロジェクター自体の明るさがないため視聴は困難な感じでした。しかし、プロジェクターの種類にもよるので一概にはNGとは言えないようです。但し、感情移入については、やはり暗室で楽しむほうがよろしいようです。
ホームシアターとテレビとで、決定的に違うのが画面の大きさによる迫力の違いです。
ホームシアター=大画面、大画面だと迫力が違います。一度大