カビ取り掃除をしても気付けばまた同じようにカビが発生していることは、多くの人が経験ずみのことでしょう。カビは人が普通に生活している限り、発生しないことはありません。でもあきらめないでください。まずは徹底的にカビ取りをしましょう!そしてカビが発生しにくい状況を作っていきましょう!
まず「カビ」について知ろう!
カビは、人が生活する上で無縁ではいられないものです。ヨーグルトやチーズなど発酵食品を作るいいカビもありますが、その多くが人が困るような存在です。できればカビとは縁遠い毎日を過ごしたいものです。
カビを撃退する方法の前に、ここではまず「カビ」についての基本知識をまとめます。
カビの発生時期と原因
出典: lenscleanservice.com
一般的にカビの種類は数万種類以上とされています。カビの発生場所の条件は、高湿度で快適な温度、空気があって汚れがある所です。つまりカビは基本的には人が過ごすことができる環境ならいつ、どこにでも発生すると言っても過言ではありません。
具体的なカビの発生事例をいくつか挙げてみましょう。
春秋の長雨、梅雨時期のカビ
出典: burgman1102.com
大気自体が高湿度になっていれば、もちろん家の中も湿度が高い状態です。春先から夏になるまで、また真夏が終わり秋に向けては人にとっても快適に過ごすことができる季節であり、カビにとっても絶好の期間です。さまざまな場所にカビが発生する最も注意するべき期間だと言えます。
エアコン内のカビ
出典: k-create.org
このようにエアコンから水滴が滴り落ちる現象が見られたら、エアコン内ではかなり結露状態が進んでいます。エアコンクリーニングを早急にしなければ、エアコンの故障の可能性はもちろん、カビが大量に混じった空気が室内を充満して、人にとても悪い影響を及ぼします。
出典: k-create.org
こんな状態だとわかれば誰でも掃除をしたくなるはずです。
結露によるカビ
出典: refine-s.com
結露によるカビは、家の中での悩ましいことの一つです。ほこりやゴミの溜まりやすい窓周辺に、結露によって水分が豊富になり、暖かい温度で発生し増殖します。早めに手を打っておかなければ窓枠の損傷にもつながります。
カビが身体に及ぼす影響
カビは身体にいい影響を与えることはありません。時には重篤な症状をもたらしたりしますので、たかがカビ、とは思わないようにしましょう。
ぜんそく・肺炎
出典: drnote.jp
カビは目に見えるものも多くありますが、目に見えない状態のものがむしろ身体に影響が大きいと言えるかもしれません。
室内にカビが蔓延している状態に長く居ると、咳が止まらなくなったり熱が出たりすることもあります。カビが気管支を通り咳を、肺にまで至れば肺炎などを引き起こします。
水虫
出典: www.tanpopokodomo-clinic.com
白癬(はくせん)菌というカビによって引き起こされる症状が水虫です。足指や足裏に多く見られますが、手のひらにも症状が出ることがあります。一度水虫になると、長期間水虫と付き合わなければならないことが多いので、できれば避けたいところです。
安心成分でカビ取り!効果のほどは?
カビ取りには専用カビ取り剤を使うことが一般的で効果的ではありますが、カビを退治する位なのでとても強い薬剤であることも忘れてはなりません。小さな子どもや高齢者などと同居している場合は特に、誰にでも安心な成分でカビ取りができれば理想です。
重曹
出典: clean.nanapi.com
掃除などでお馴染みの定番の重曹は、単独で使うのなら、カビが好む環境をなくす効果を期待します。
弱アルカリ性の重曹は、油汚れや手垢などのべたべた汚れに強く消臭効果もあります。キッチンや壁紙などの汚れをこまめに重曹スプレーで掃除すればカビが発生しにくくなります。
酢・クエン酸
出典: clean.nanapi.com
酢やクエン酸は酸性ですので、石鹸カスや水垢に効果があります。浴室や洗面所の汚れに対応します。カビが発生しやすい場所にクエン酸水または酢水をスプレーしてこまめに掃除しましょう。除菌効果もありますので、カビを発生しにくくします。
重曹+酢・クエン酸でカビ取り
出典: clean.nanapi.com
カビ取りなら重曹とクエン酸・酢併用です。浴室や窓サッシのゴムパッキンなどの隅の黒カビに効果があります。
まずは重曹をカビに多めにふりかけ、その上からクエン酸・酢水のスプレーを噴霧します。弱アルカリ性と酸性が反応して発泡し、カビが浮き上がりますので古歯ブラシでこそげ落としてください。
エタノールと酢
出典: kodawari-souji.blog.jp
掃除した状態でカビ防止したり、カビ取り後に使うと効果的なのがエタノールです。カビは菌ですので、消毒作用があるエタノールが大の苦手です。掃除したらこまめにエタノールで仕上げをしてみてください。カビ防止とカビ除去に効果があります。
出典: yogapple.exblog.jp
酢・クエン酸も除菌効果がありますので、仕上げに使うとカビ防止に効果的ですが、酸性ですので大理石や金属には使えませんので気をつけましょう。
ふだんから画像のような重曹、クエン酸のセットをあらかじめ作っておくと便利で重宝します。
場所・種類別のカビ取り
上記の安心材料を使うのであっても、カビ取り作業は場所や種類によって気をつける点が少しずつ異なります。ここでは場所別のカビ取りについてまとめます。
浴室
出典: shopping.yahoo.co.jp
浴室はカビが発生しやすい場所ナンバーワンでしょう。おのずとカビ取りしなければならない部分も多くなります。
天井のカビ取りは、天井まで届く柄が長いスポンジはとても便利です。
また、ゴムパッキンなどのカビ取りは長く時間を置いた方が効果的ですので、ぜひ時間に余裕がある時に作業をしましょう。
畳
出典: kariagemama.com
畳のカビ取りにはエタノールを使います。市販されているエタノールをスプレー容器に入れ、畳全体にしっかり噴霧します。噴霧後、古歯ブラシなどで目に沿ってカビを浮き上がらせ、掃除機でしっかり吸い取ります。
吸い取ったらさらにエタノールをスプレーし、最後の仕上げは薄いクエン酸水で拭き上げます。
布団
出典: conexions.org
布団のカビは激しく作業すると舞い散って室内にカビ菌が充満しますので換気しながら作業しましょう。小さなカビならやさしくティッシュでつまんで除去し、室外で掃除機を充分掛けておきます。仕上げにエタノールをスプレーしておくと除菌効果でカビ防止になります。
出典: od469.sblo.jp
広範囲に及ぶカビは繊維や綿の中までカビが進出していますので素人作業には荷が重すぎます。布団クリーニング専門店に相談してみましょう。あまりひどければ買い替えざるを得なくなりますので、こうなる前に早めに対処しましょう。
マットレス
出典: www.e-nemunoki.com
布団と同様の作業になりますが、この画像のように黒カビが広がってしまうと素人作業では難しいです。
こうなる前のカビ予防が大事です。例えばフローリングに直接マットを敷いているのなら、マット下にすのこを敷くだけで全然違います。
フローリング
出典: www.ie-kensa.com
フローリングのカビはかなり厄介です。フローリング材専用のカビ取り剤もありますが、フローリングのワックスや下地の種類次第では使えなかったり、カビと一緒に色抜けすることもあります。素人判断よりもカビ取り専門業者、または工務店に相談することをおすすめします。
壁
出典: www.haradasakan.co.jp
日当たりが悪い部屋の隅などにカビが発生しやすいです。居住環境ですのでできれば塩素系洗剤は使わずに、まずはクエン酸・酢と重曹でカビ取りをすることをおすすめします。最初にクエン酸・酢を含んだ雑巾でカビを拭きった後に重曹スプレーで掃除します。仕上げにエタノールをスプレーしておいてください。
洗濯機
出典: d.hatena.ne.jp
洗濯機のカビは洗剤や石鹸のカスから発生し、知らないうちに洗濯槽の裏側が真っ黒になってしまっています。
洗濯機には必ず酸素系の漂白剤を使いましょう。槽洗浄コースがなければ一般の洗濯コースで大丈夫です。少し多めに漂白剤を投入して洗濯機をまわしてください。
出典: shop.plaza.rakuten.co.jp
このように洗濯槽の裏側に蓄積していた黒カビ系のカスがたくさん除去できます。この画像程度の量以上のカビが取れたら、続けてもう一回、カビ取り洗浄をした方がベターです。
それからはひと月に一度程度は、定期的にカビ取り洗浄することをおすすめします。
ゴムパッキン
出典: souji-shuno.com
ゴムパッキンのカビはかなり根深いです。
まずは重曹などで表面の汚れとカビをブラシなどで落としていきましょう。
よく流した後に乾燥したら、ジェル状のカビ取り剤をしっかり塗り、できればラップで覆って1時間以上置いておきましょう。
出典: review.rakuten.co.jp
ゴムパッキンは柔らかい素材のため、奥の方までカビ菌が根を伸ばしてしまいます。表面上はカビが無くなったように見えても、根が残っているとまたすぐにカビが発生します。
できるだけ奥までカビ取り剤を浸透させて、根からカビ取りをすることが大事です。
カビ取り剤を使うときの注意点
カビ取り剤は強力な薬剤です。ツーンとした臭いは香料で抑えられても、主成分が変わるわけではありません。衣類に付着すると色が抜けるほどの薬剤は、目に入れば最悪だと失明することもあり、飛沫が口鼻に入ると気管支を痛めてしまう危険が充分考えられます。
ここではカビ取り剤を使うときの注意点をまとめます。
身体を防護しましょう!
出典: minamura.jp
手袋はもちろん、ゴーグルやマスクはぜひ着用をおすすめします。長髪の人は髪もまとめておいた方がいいでしょう。衣類に薬剤が付着しないように割ぽう着のような身体を覆うエプロンを着用すると安心です。
換気をしましょう!
出典: www.kurashiru.com
換気をしながら作業をしましょう。作業開始前から窓を開けたり換気扇を回したりしておきます。
目線より上の作業は不可!
出典: www.sanikleen.co.jp
壁や浴室などのカビ取りの際は、つい高いところの作業をしがちです。高いところへスプレー噴霧をすると、保護ゴーグルをしていても思わぬ飛び散りでリスクがあります。また下に大事なものや子どもがいたりするととても危険です。目線より上の作業は必ず脚立などを使って養生をしてから行いましょう。
酸性のものと混ぜると危険です!
出典: ra-kurashi.jp
クエン酸などの酸性の用液や薬剤と一緒に使うと、大きな化学反応がおこり事故になる可能性があります。キッチンやトイレなどでは特に気をつけて作業を進めましょう。
口コミで評判のカビ取り剤
口コミで評判のカビ取り剤をいくつかご紹介いたします。業務用や昔からある定番商品など、使い勝手や用途によって選んでください。いくつか使ってみるのもいいですね。
快適生活カビ取りジェル
出典: www.tkyhome.com
ラジオショッピングの快適生活は食品、家電など様々な商品を販売しています。快適生活の強力なカビ取り剤は、ジェル仕様のカビ取りジェルです。安心の日本製で、カビ取り後の防カビ効果は1年としています。防カビ施工の専門業者が開発した商品です。通販サイトで10本単位で購入できます。
出典: clean-cotton.com
ジェルタイプですので液だれがなく、どこにでも使いやすい商品です。10本単位の購入ですので、友人や親せきなどとの共同購入だと、いいかもしれません。
カビ取りジェル10(8+2)本
1本55ml×10本、取扱説明書、ゴム手袋×10
¥6,500 (税抜)
花王 強力カビハイター
出典: www.amazon.co.jp
花王のカビ取り剤と言えばこれ。強力カビハイターは家庭でよく使われているカビ取り剤の一つです。次亜塩素酸と水酸化ナトリウムが主成分の定番カビ取り剤は、スプレーすると泡状になり、カビにしっかり密着して落としやすくします。
強力カビハイター ハンディスプレー400ml
商品サイズ (幅X奥行X高さ) : 10×5.8×21.1
¥298 (税込)
カビソフト除去スプレー
出典: review.rakuten.co.jp
こちらは一般的なカビ取り剤と同じく塩素系のカビ取り剤ですが、独自の配合で、乾燥すれば残留塩素は人体に無害の状態に戻る優れモノです。
また、木材や染色していない布製品、畳(いぐさ部分)などのカビ取りにも使えますので、生活環境用に揃えておくと便利かもしれません。
カビソフト除去スプレー(450ml)
内容量:450ml
サイズ:高さ21cm幅10cm
¥1,296 (税込)
カビ取り一発
出典: ienakanote.com
浴室などのパッキンの頑固カビに効果的なジェル状の業務用カビ取り剤です。嫌な匂いが少ないので掃除のストレスが少ないです。
ジェルが長時間とどまる工夫がされていますのでカビの根除去も期待できます。時間がある時にジェルを塗り、少なくとも1時間は置いておくとカビ撃退効果が向上します。
出典: ienakanote.com
液だれしないジェルの固さがこの商品のポイントです。特にゴムパッキンの頑固なカビには、このカビ取りジェルを塗ったら長めに置いておくことをおすすめします。
業務用 カビとり一発 500g
内容量:500g
商品サイズ:幅338mm×奥行55mm×高さ88mm
¥1,944 (税込)
カビは、人が生活する上で無縁ではいられないものです。ヨーグルトやチーズなど発酵食品を作るいいカビもありますが、その多くが人が困るような存在です。できればカビとは縁遠い毎日を過ごしたいものです。
カビを撃退する方法の前に、ここではまず「カビ」についての基本知識をまとめます。
出典: lenscleanservice.com
一般的にカビの種類は数万種類以上とされています。カビの発生場所の条件は、高湿度で快適な温度、空気があって汚れがある所です。つまりカビは基本的には人が過ごすことができる環境ならいつ、どこにでも発生すると言っても過言ではありません。
具体的なカビの発生事例をいくつか挙げてみましょう。
春秋の長雨、梅雨時期のカビ
出典: burgman1102.com
大気自体が高湿度になっていれば、もちろん家の中も湿度が高い状態です。春先から夏になるまで、また真夏が終わり秋に向けては人にとっても快適に過ごすことができる季節であり、カビにとっても絶好の期間です。さまざまな場所にカビが発生する最も注意するべき期間だと言えます。
エアコン内のカビ
出典: k-create.org
このようにエアコンから水滴が滴り落ちる現象が見られたら、エアコン内ではかなり結露状態が進んでいます。エアコンクリーニングを早急にしなければ、エアコンの故障の可能性はもちろん、カビが大量に混じった空気が室内を充満して、人にとても悪い影響を及ぼします。
出典: k-create.org
こんな状態だとわかれば誰でも掃除をしたくなるはずです。
結露によるカビ
出典: refine-s.com
結露によるカビは、家の中での悩ましいことの一つです。ほこりやゴミの溜まりやすい窓周辺に、結露によって水分が豊富になり、暖かい温度で発生し増殖します。早めに手を打っておかなければ窓枠の損傷にもつながります。
カビは身体にいい影響を与えることはありません。時には重篤な症状をもたらしたりしますので、たかがカビ、とは思わないようにしましょう。
ぜんそく・肺炎
出典: drnote.jp
カビは目に見えるものも多くありますが、目に見えない状態のものがむしろ身体に影響が大きいと言えるかもしれません。
室内にカビが蔓延している状態に長く居ると、咳が止まらなくなったり熱が出たりすることもあります。カビが気管支を通り咳を、肺にまで至れば肺炎などを引き起こします。
水虫
出典: www.tanpopokodomo-clinic.com
白癬(はくせん)菌というカビによって引き起こされる症状が水虫です。足指や足裏に多く見られますが、手のひらにも症状が出ることがあります。一度水虫になると、長期間水虫と付き合わなければならないことが多いので、できれば避けたいところです。
カビ取りには専用カビ取り剤を使うことが一般的で効果的ではありますが、カビを退治する位なのでとても強い薬剤であることも忘れてはなりません。小さな子どもや高齢者などと同居している場合は特に、誰にでも安心な成分でカビ取りができれば理想です。
重曹
出典: clean.nanapi.com
掃除などでお馴染みの定番の重曹は、単独で使うのなら、カビが好む環境をなくす効果を期待します。
弱アルカリ性の重曹は、油汚れや手垢などのべたべた汚れに強く消臭効果もあります。キッチンや壁紙などの汚れをこまめに重曹スプレーで掃除すればカビが発生しにくくなります。
酢・クエン酸
出典: clean.nanapi.com
酢やクエン酸は酸性ですので、石鹸カスや水垢に効果があります。浴室や洗面所の汚れに対応します。カビが発生しやすい場所にクエン酸水または酢水をスプレーしてこまめに掃除しましょう。除菌効果もありますので、カビを発生しにくくします。
重曹+酢・クエン酸でカビ取り
出典: clean.nanapi.com
カビ取りなら重曹とクエン酸・酢併用です。浴室や窓サッシのゴムパッキンなどの隅の黒カビに効果があります。
まずは重曹をカビに多めにふりかけ、その上からクエン酸・酢水のスプレーを噴霧します。弱アルカリ性と酸性が反応して発泡し、カビが浮き上がりますので古歯ブラシでこそげ落としてください。
エタノールと酢
出典: kodawari-souji.blog.jp
掃除した状態でカビ防止したり、カビ取り後に使うと効果的なのがエタノールです。カビは菌ですので、消毒作用があるエタノールが大の苦手です。掃除したらこまめにエタノールで仕上げをしてみてください。カビ防止とカビ除去に効果があります。
出典: yogapple.exblog.jp
酢・クエン酸も除菌効果がありますので、仕上げに使うとカビ防止に効果的ですが、酸性ですので大理石や金属には使えませんので気をつけましょう。
ふだんから画像のような重曹、クエン酸のセットをあらかじめ作っておくと便利で重宝します。
上記の安心材料を使うのであっても、カビ取り作業は場所や種類によって気をつける点が少しずつ異なります。ここでは場所別のカビ取りについてまとめます。
浴室
出典: shopping.yahoo.co.jp
浴室はカビが発生しやすい場所ナンバーワンでしょう。おのずとカビ取りしなければならない部分も多くなります。
天井のカビ取りは、天井まで届く柄が長いスポンジはとても便利です。
また、ゴムパッキンなどのカビ取りは長く時間を置いた方が効果的ですので、ぜひ時間に余裕がある時に作業をしましょう。
畳
出典: kariagemama.com
畳のカビ取りにはエタノールを使います。市販されているエタノールをスプレー容器に入れ、畳全体にしっかり噴霧します。噴霧後、古歯ブラシなどで目に沿ってカビを浮き上がらせ、掃除機でしっかり吸い取ります。
吸い取ったらさらにエタノールをスプレーし、最後の仕上げは薄いクエン酸水で拭き上げます。
布団
出典: conexions.org
布団のカビは激しく作業すると舞い散って室内にカビ菌が充満しますので換気しながら作業しましょう。小さなカビならやさしくティッシュでつまんで除去し、室外で掃除機を充分掛けておきます。仕上げにエタノールをスプレーしておくと除菌効果でカビ防止になります。
出典: od469.sblo.jp
広範囲に及ぶカビは繊維や綿の中までカビが進出していますので素人作業には荷が重すぎます。布団クリーニング専門店に相談してみましょう。あまりひどければ買い替えざるを得なくなりますので、こうなる前に早めに対処しましょう。
マットレス
出典: www.e-nemunoki.com
布団と同様の作業になりますが、この画像のように黒カビが広がってしまうと素人作業では難しいです。
こうなる前のカビ予防が大事です。例えばフローリングに直接マットを敷いているのなら、マット下にすのこを敷くだけで全然違います。
フローリング
出典: www.ie-kensa.com
フローリングのカビはかなり厄介です。フローリング材専用のカビ取り剤もありますが、フローリングのワックスや下地の種類次第では使えなかったり、カビと一緒に色抜けすることもあります。素人判断よりもカビ取り専門業者、または工務店に相談することをおすすめします。
壁
出典: www.haradasakan.co.jp
日当たりが悪い部屋の隅などにカビが発生しやすいです。居住環境ですのでできれば塩素系洗剤は使わずに、まずはクエン酸・酢と重曹でカビ取りをすることをおすすめします。最初にクエン酸・酢を含んだ雑巾でカビを拭きった後に重曹スプレーで掃除します。仕上げにエタノールをスプレーしておいてください。
洗濯機
出典: d.hatena.ne.jp
洗濯機のカビは洗剤や石鹸のカスから発生し、知らないうちに洗濯槽の裏側が真っ黒になってしまっています。
洗濯機には必ず酸素系の漂白剤を使いましょう。槽洗浄コースがなければ一般の洗濯コースで大丈夫です。少し多めに漂白剤を投入して洗濯機をまわしてください。
出典: shop.plaza.rakuten.co.jp
このように洗濯槽の裏側に蓄積していた黒カビ系のカスがたくさん除去できます。この画像程度の量以上のカビが取れたら、続けてもう一回、カビ取り洗浄をした方がベターです。
それからはひと月に一度程度は、定期的にカビ取り洗浄することをおすすめします。
ゴムパッキン
出典: souji-shuno.com
ゴムパッキンのカビはかなり根深いです。
まずは重曹などで表面の汚れとカビをブラシなどで落としていきましょう。
よく流した後に乾燥したら、ジェル状のカビ取り剤をしっかり塗り、できればラップで覆って1時間以上置いておきましょう。
出典: review.rakuten.co.jp
ゴムパッキンは柔らかい素材のため、奥の方までカビ菌が根を伸ばしてしまいます。表面上はカビが無くなったように見えても、根が残っているとまたすぐにカビが発生します。
できるだけ奥までカビ取り剤を浸透させて、根からカビ取りをすることが大事です。
カビ取り剤は強力な薬剤です。ツーンとした臭いは香料で抑えられても、主成分が変わるわけではありません。衣類に付着すると色が抜けるほどの薬剤は、目に入れば最悪だと失明することもあり、飛沫が口鼻に入ると気管支を痛めてしまう危険が充分考えられます。
ここではカビ取り剤を使うときの注意点をまとめます。
身体を防護しましょう!
出典: minamura.jp
手袋はもちろん、ゴーグルやマスクはぜひ着用をおすすめします。長髪の人は髪もまとめておいた方がいいでしょう。衣類に薬剤が付着しないように割ぽう着のような身体を覆うエプロンを着用すると安心です。
換気をしましょう!
出典: www.kurashiru.com
換気をしながら作業をしましょう。作業開始前から窓を開けたり換気扇を回したりしておきます。
目線より上の作業は不可!
出典: www.sanikleen.co.jp
壁や浴室などのカビ取りの際は、つい高いところの作業をしがちです。高いところへスプレー噴霧をすると、保護ゴーグルをしていても思わぬ飛び散りでリスクがあります。また下に大事なものや子どもがいたりするととても危険です。目線より上の作業は必ず脚立などを使って養生をしてから行いましょう。
酸性のものと混ぜると危険です!
出典: ra-kurashi.jp
クエン酸などの酸性の用液や薬剤と一緒に使うと、大きな化学反応がおこり事故になる可能性があります。キッチンやトイレなどでは特に気をつけて作業を進めましょう。
口コミで評判のカビ取り剤をいくつかご紹介いたします。業務用や昔からある定番商品など、使い勝手や用途によって選んでください。いくつか使ってみるのもいいですね。
快適生活カビ取りジェル
出典: www.tkyhome.com
ラジオショッピングの快適生活は食品、家電など様々な商品を販売しています。快適生活の強力なカビ取り剤は、ジェル仕様のカビ取りジェルです。安心の日本製で、カビ取り後の防カビ効果は1年としています。防カビ施工の専門業者が開発した商品です。通販サイトで10本単位で購入できます。
出典: clean-cotton.com
ジェルタイプですので液だれがなく、どこにでも使いやすい商品です。10本単位の購入ですので、友人や親せきなどとの共同購入だと、いいかもしれません。
カビ取りジェル10(8+2)本
1本55ml×10本、取扱説明書、ゴム手袋×10
¥6,500 (税抜)
花王 強力カビハイター
出典: www.amazon.co.jp
花王のカビ取り剤と言えばこれ。強力カビハイターは家庭でよく使われているカビ取り剤の一つです。次亜塩素酸と水酸化ナトリウムが主成分の定番カビ取り剤は、スプレーすると泡状になり、カビにしっかり密着して落としやすくします。
強力カビハイター ハンディスプレー400ml
商品サイズ (幅X奥行X高さ) : 10×5.8×21.1
¥298 (税込)
カビソフト除去スプレー
出典: review.raku