“平屋でゆったり暮らしたい”と、木造平屋に憧れている人も多いのではないでしょうか。平屋の暮らしといえば、玄関を入ると居間が開放的に広がるオープンな「米軍ハウス」が浮かぶ人もいるかもしれませんね。今回は、なんと古い和室のある木造平屋から、まさに米軍ハウスのような明るい家に変貌を遂げた実例をご紹介します。都会の生活にはないもうひとつの豊かな暮らしを覗いてみましょう。
■今回ご紹介する家は
熊本県玉名市に建つ、白い外観が美しい平屋の一戸建て。周囲に高い建物もなくすっきりとしており、暮らしやすそうな好環境です。
[物件のアウトライン]
工事費:850万円(別途:水回り器具100万円)
面積:83.36㎡
築年数:35年
間取り:2LDK
構造:木造戸建て
施工期間:2ヶ月
家族構成:ご夫婦+子供一人
(奥様のお腹には、現在お子様がもう一人おられます♪)
※今回ご紹介する家は、リノベーション・オブ・ザ・イヤー2014における受賞作品のひとつです。
◼︎リノベーション前は・・・
施工前は、南に和室が面した、典型的な築35年の木造の平屋戸建でした。和室は光がたくさん入る方角に位置しているものの、低い天井や鴨居(かもい)の存在もあり、現代の住宅環境に比べ、歴史を感じる間取りです。
そこで、和室同士を繋げ、一つの空間にすることで開放的なフラットハウスを目指すことに。この二つの空間がどのように広がるのか、そしてどんなアレンジが加わるのか注目です!
◼︎人気の米軍ハウスのようなフラットスタイルに変身!
天井を抜き開放感のある梁出しの天井にすることで、和室の連なった空間がのびのびとしたLDKに。
この家のコンセプトは「カリフォルニアにあるようなフラットハウス」。米軍ハウスの中でも、のんびりとしたカリフォルニアの海岸沿いを満喫できそうな、開放的な平屋生活が実現しました!
LDKの壁は、アクセントとして足場板を使ったヘリンボーン張り。施主様の最大のこだわりでした。光のたっぷり入る壁に、ひとつひとつの表情がある足場板が、暖かく家族を包んでくれそうですね。
■小物や家具が入ると、より暖かい雰囲気に
出典: asterdw.exblog.jp
このLDKに実際の家具を入れた風景です。自分好みの空間に、たくさんの好きな家具や雑貨に囲まれた暮らし。これから生まれてくるお子様と、4人で暮らすあたたかいご家族の団欒の様子が目に浮かびます。
■こだわりの建具をメインに、数々のアクセント小物が並ぶ
今回のコンセプトをイメージしながら、木製の建具のカラーやドアノブなどの小物もこだわって選ばれました。
懐かしい雰囲気を醸し出す金属家具を周囲に配置した、米軍ハウスらしいオープンな雰囲気のカウンター。あたたかい素材の中にクールなアイテムを混ぜながら、アクセント作りにこだわられた様子が伝わってきますね。
出典: asterdw.exblog.jp
こんな小さなスペースにも、好きな小物が可愛らしく佇んでいました。
◼見れば見るほど穏やかな表情の︎ダイニング
元々は和室であったワンフロア。床材には、あたたかみがあり素足にも気持ちがいい杉の無垢材を選びました。天井は、針葉樹合板を仕上げにし、白塗装をしてあえてラフに仕上げています。
さらに、床は、自然系のオイル塗装を使って、施主様と施工会社の担当者が一緒にセルフ塗装をしたそうです。
床に並ぶ、さりげない一つ一つの家具の佇まいに、穏やかで丁寧な暮らしぶりが伺えます。
■モダン和室を引き立たせる工夫も
小さなお子様が気軽にゴロンと寝転がれるスペースの確保として、和室をひとつ残す形にしました。和室の収納扉は、通常下地に使われる針葉樹合板を建付けただけのラフ仕様でカジュアルに。
収納は、本来あった押入れに棚を増やすなどの工夫を加え、より収納力をアップさせました。
■IKEAの洗面台をリメイク!
ミニマルな洗面スペースは、コスト削減のため、IKEAの洗面台を採用。海外仕様のIKEAのサイズ感を家の高さに合わせ、リメイクを施しました。
可動式の収納ラックも、どこか海外風で開放感を感じます。
■間取り図:Before&After
今回の最大のポイントは、和室を開放しワンフロアにしたこと。南向きを最大限に生かして、本来の建物の良さも生かしながら、明るいカリフォルニアハウスが完成しました。
入居後は、休日に旦那様が家をDIYされるのが趣味になったとのエピソードも。エントランスの表札をステンシルで作ったり、隣接する小屋をご自身でペンキ塗装されるなど、リノベーションが完了したあとも、家づくりを楽しまれています。
◼︎設計・施工会社:ASTER
会社名:ASTER
会社URL:http://www.aster-dw.jp
住所:熊本県熊本市中央区九品寺2丁目4-26
TEL. 096-372-6882 FAX.096-274-1012
あたたかい暮らしに寄り添うインテリア家具のページもございます。
▶︎ASTERインテリア部:ウェブショップページ
http://aster-dw.shop-pro.jp/
▶︎facebook ページ
https://www.facebook.com/aster.kumamoto
■今回ご紹介する家は
熊本県玉名市に建つ、白い外観が美しい平屋の一戸建て。周囲に高い建物もなくすっきりとしており、暮らしやすそうな好環境です。
[物件のアウトライン]
工事費:850万円(別途:水回り器具100万円)
面積:83.36㎡
築年数:35年
間取り:2LDK
構造:木造戸建て
施工期間:2ヶ月
家族構成:ご夫婦+子供一人
(奥様のお腹には、現在お子様がもう一人おられます♪)
※今回ご紹介する家は、リノベーション・オブ・ザ・イヤー2014における受賞作品のひとつです。
◼︎リノベーション前は・・・
施工前は、南に和室が面した、典型的な築35年の木造の平屋戸建でした。和室は光がたくさん入る方角に位置しているものの、低い天井や鴨居(かもい)の存在もあり、現代の住宅環境に比べ、歴史を感じる間取りです。
そこで、和室同士を繋げ、一つの空間にすることで開放的なフラットハウスを目指すことに。この二つの空間がどのように広がるのか、そしてどんなアレンジが加わるのか注目です!
◼︎人気の米軍ハウスのようなフラットスタイルに変身!
天井を抜き開放感のある梁出しの天井にすることで、和室の連なった空間がのびのびとしたLDKに。
この家のコンセプトは「カリフォルニアにあるようなフラットハウス」。米軍ハウスの中でも、のんびりとしたカリフォルニアの海岸沿いを満喫できそうな、開放的な平屋生活が実現しました!
LDKの壁は、アクセントとして足場板を使ったヘリンボーン張り。施主様の最大のこだわりでした。光のたっぷり入る壁に、ひとつひとつの表情がある足場板が、暖かく家族を包んでくれそうですね。
■小物や家具が入ると、より暖かい雰囲気に
出典: asterdw.exblog.jp
このLDKに実際の家具を入れた風景です。自分好みの空間に、たくさんの好きな家具や雑貨に囲まれた暮らし。これから生まれてくるお子様と、4人で暮らすあたたかいご家族の団欒の様子が目に浮かびます。
■こだわりの建具をメインに、数々のアクセント小物が並ぶ
今回のコンセプトをイメージしながら、木製の建具のカラーやドアノブなどの小物もこだわって選ばれました。
懐かしい雰囲気を醸し出す金属家具を周囲に配置した、米軍ハウスらしいオープンな雰囲気のカウンター。あたたかい素材の中にクールなアイテムを混ぜながら、アクセント作りにこだわられた様子が伝わってきますね。
出典: asterdw.exblog.jp
こんな小さなスペースにも、好きな小物が可愛らしく佇んでいました。
◼見れば見るほど穏やかな表情の︎ダイニング
元々は和室であったワンフロア。床材には、あたたかみがあり素足にも気持ちがいい杉の無垢材を選びました。天井は、針葉樹合板を仕上げにし、白塗装をしてあえてラフに仕上げています。
さらに、床は、自然系のオイル塗装を使って、施主様と施工会社の担当者が一緒にセルフ塗装をしたそうです。
床に並ぶ、さりげない一つ一つの家具の佇まいに、穏やかで丁寧な暮らしぶりが伺えます。
■モダン和室を引き立たせる工夫も
小さなお子様が気軽にゴロンと寝転がれるスペースの確保として、和室をひとつ残す形にしました。和室の収納扉は、通常下地に使われる針葉樹合板を建付けただけのラフ仕様でカジュアルに。
収納は、本来あった押入れに棚を増やすなどの工夫を加え、より収納力をアップさせました。
■IKEAの洗面台をリメイク!
ミニマルな洗面スペースは、コスト削減のため、IKEAの洗面台を採用。海外仕様のIKEAのサイズ感を家の高さに合わせ、リメイクを施しました。
可動式の収納ラックも、どこか海外風で開放感を感じます。
■間取り図:Before&After
今回の最大のポイントは、和室を開放しワンフロアにしたこと。南向きを最大限に生かして、本来の建物の良さも生かしながら、明るいカリフォルニアハウスが完成しました。
入居後は、休日に旦那様が家をDIYされるのが趣味になったとのエピソードも。エントランスの表札をステンシルで作ったり、隣接する小屋をご自身でペンキ塗装されるなど、リノベーションが完了したあとも、家づくりを楽しまれています。
◼︎設計・施工会社:ASTER
会社名:ASTER
会社URL:http://www.aster-dw.jp
住所:熊本県熊本市中央区九品寺2丁目4-26
TEL. 096-372-6882 FAX.096-274-1012
あたたかい暮らしに寄り添うインテリア家具のページもございます。
▶︎ASTERインテリア部:ウェブショップページ
http://aster-dw.shop-pro.jp/
▶︎facebook ページ
https://www.facebook.com/aster.kumamoto
コツ・ポイント
施工を進めるにあたり、LINEを使って施工担当者と細かな打合せを行ったというご夫婦。現場の様子を写真で送るとすぐに理解できるので、分かりやすく、楽しくやりとりを進めることができたそうです。リノベーションは、家づくりを楽しむ時間。施工のエピソードから、そんな家づくりの楽しさと、ご家族の明るく幸せな暮らしが伝わってきました。