たくさんの種類があるラグやカーペットなどの敷物。選択肢がありすぎて、どれを買ったらよいか迷ってしまいますよね。そこで、敷物の選び方とお手本となるインテリアコーデをご紹介します。自分好みの敷物を見つけて、理想のお部屋を実現しましょう。
お部屋をもっとおしゃれに
素敵なインテリアに憧れる
出典: idylloghim.blogspot.nl
素敵なインテリアを見て「自分のお部屋もこんな風にしたいな」と思うことはありませんか?
「小物や雑貨、家具などを揃えてみたけど、なんかちょっと違う…」そんなときは、お部屋の中で多くの面積を占めている部分に注目してみてください。
部屋全体の雰囲気を変えるには、広い面積の部分を変えるのが一番効果的。お部屋の中で面積の広い場所は壁、天井、床です。
理想のお部屋に近付けよう
出典: www.stylemepretty.com
でも壁紙の張り替えや大掛かりなリフォームは大変ですよね。賃貸だと後々面倒なことにもなりかねません。壁や天井など高い部分のデコレーションは地震の際にも心配。
一番簡単で、かなりの効果が期待できるのは「床」です。床の張り替えは必要ありません。畳でも、フローリングでも、どんな種類の床だろうと、ラグやカーペットなどの敷物を敷けば一瞬で模様替えできちゃいます。
ラグやカーペットはこんなにスゴい
+1(プラスワン)でイメチェン可能
出典: jana-bek-0ko8.squarespace.com
お金と手間をかけずに理想のインテリアに近付くには、敷物を変えるのが一番の近道。数種類ストックしておけば、気分によって部屋をイメチェンすることができます。
こちらの画像は一般的なワンルームのお部屋。シンプルなホワイトで統一されたインテリアの中で、床に敷かれたアニマル柄の敷物がおしゃれな存在感を放っています。
ベッドとソファの間に敷くことで空間が分けられ、お部屋に奥行きが出て広く見える効果も。
出典: style-files.com
たった一つの敷物を変えるだけで、お部屋の雰囲気を自由自在に変えることができます。
ナチュラルな雰囲気の家具が並んだこちらのお部屋は、中央に敷かれた敷物でメキシカンなテイストに仕上がっています。
インテリアはそのままにして、この敷物だけをモノトーンの北欧デザインに変えると、部屋全体が一気に北欧風にチェンジするでしょう。
ラグやカーペットは、お部屋のテイストも左右する存在なのです。
お金をかけずに模様替え
出典: decor8blog.com
ソファやダイニングテーブルを変えるとなるとある程度の予算が必要ですし、不要品の処分も考えなくてはなりません。
ラグやカーペットなら、お金をかけずに模様替えができることも嬉しいポイント。畳んだり丸められるので、ストックアイテムの収納場所にも困りません。
季節感も演出できる
出典: www.stylemepretty.com
インテリアは気分だけでなく季節に合わせて変えたいもの。敷物なら、簡単に季節感を演出できます。
メインのラグやカーペットの他に、ミニサイズのマットなどをスペースごとにプラスするだけでも効果的。
こちらの画像では、狭いスペースに置かれたミニテーブルの下にファー素材のラグを敷いて、暖かみと高級感をプラスしています。それだけでなく、テーブルの足で床が傷つかないように保護する役割も。
ラグやカーペットの役割
出典: abeautifulmess.com
ラグやカーペットには本来以下のような目的があります。
◯座り心地を良くする
◯傷や汚れから床を保護する
◯衝撃を吸収する
◯防音(階下への配慮)
◯保温
出典: theeverygirl.com
使う環境によって他にもいろいろな役割が考えられます。
このようにラグやカーペットは、インテリアとしてだけではないさまざまな役割を担っているのです。
どんな種類があるの?
ラグやカーペットを新しくしたいと思っても、種類が豊富でどれを買ったらよいか迷ってしまうことはありませんか?敷物を選ぶ際に役に立つ“種類の違い”を簡単にご説明します。
毛足(パイル)の長さ
出典: fairtradeajee.com
ラグやカーペットには、毛足(パイル)の長いものと短いものがあります。この2種類は見た目以外にも使い勝手が大きく違います。
まずパイルの短い敷物の特徴としては、沈み込むような感覚が少なくサラッとした使い心地。
パイルが短いことでゴミやホコリが入る隙間がなく、お手入れも比較的簡単と言われます。抜け落ちたパイルの繊維が衣類や身体に付くことが少ないことも特徴です。
出典: www.dothespace.jp
パイルが長いタイプは、保温性と弾力性があり寒い季節にピッタリです。触り心地が良いものが多く、見た目もゴージャスなイメージ。ふわふわしているので、柔らかさや暖かさなども演出できます。
パイルの間にゴミが入りやすいのも特徴なので、こまめに掃除機で吸い取るとGOOD。
素材による違い
出典: www.stylemepretty.com
ラグやカーペットにはさまざまな素材が使われ、それぞれ特徴があります。
綿(コットン)…通気性が良く優しい肌触りが特徴。素肌で触れても刺激が少ないため、敏感肌の方におすすめ。ホコリが付きにくいので、子どもやアレルギーの方でも安心の素材。
獣毛(ウール、アルパカなど)…保温性が高く耐久性も抜群。優しい風合いでインテリアに高級感が出ます。ものによっては肌にチクチクとした刺激を感じる場合も。
出典: decor8blog.com
麻(リネン)…吸水・発散性に優れていて通気性も抜群。サラッとした触り心地で肌に優しい素材です。
化学繊維(アクリル、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエステルなど)…軽くて耐久性・耐摩耗性抜群。値段が安価なこともメリット。加工が容易なのでデザイン性も高いものが多いです。その反面、静電気が起きやすくホコリが付きやすいデメリットも。
冬におすすめのシープスキン
出典: www.lonny.com
羊毛(シープスキン)は、近頃特に人気がある素材。保温性が高く弾力もあり、寒い秋冬に重宝します。ファッション感覚でインテリアに取り入れることができるのも人気の理由。
天然素材なので保管する場合は防虫剤がマスト。フェイクファーだと手入れが簡単ですが、本来の質感を楽しむなら本物がおすすめ。サイズが小さいものなら扱いやすく、値段もお手頃です。
出典: www.designtherapy.it
インテリア性も高く、ラグやカーペットとしてだけでなく椅子の座面や背もたれのクッションとしても活躍します。ソファにかけておくだけでも高級感UP。
さまざまな機能
出典: www.rakuten.ne.jp
最近では、ラグやカーペットに特殊な機能を持たせたものも多く見かけます。人気のある機能としては以下のとおり。
◯クッションのような厚みを持たせて衝撃吸収力に優れたもの
◯丸洗いできて衛生的なもの
◯防音加工が施され、階下に響きにくいもの
◯防ダニ、抗菌、消臭加工がしてあるもの
◯防炎、防水加工で万が一に備えたもの
◯電気カーペットや床暖房対応のもの
選ぶときのポイント
出典: theeverygirl.com
ラグやカーペットを選ぶ際のポイントとしては、求める機能を明確にしておくことが大切。そうすれば自分に合った敷物を見つけることができます。
お店で探す際も、求める敷物の特徴を店員さんに伝えればスムーズ。その際は必ず置く場所のスペースを計り、事前にサイズを確認しておきましょう。
また、滑りやすいものは滑り止めシートをプラスして安全対策をとることも忘れずに。
ラグ・カーペットのコーデ術
季節に合わせたコーディネートを
出典: www.housebeautiful.com
コーディネートの基本は「季節感」。年間通して同じものを使う家具と違って、ラグやカーペットは季節に合わせた質感や素材のものを選びましょう。
暖かい春夏は、見た目にも涼しげな敷物でさわやかさと清涼感を演出すると◎。
出典: www.nordichouse.co.uk
秋冬の寒い季節は、暖かみのある素材で居心地の良い空間作りを意識したいところ。
寒さで家にいる時間も長くなりがちなので、春夏以上に快適さと居心地の良さを追求したお部屋作りをするとGOOD。
ベースカラーとしての敷物
出典: www.bloglovin.com
バランスの良いインテリアには「配色」が肝心。プロが実践するルールとしては、
◯ベース(床、壁など面積の大きな場所):70%
◯アソート(ソファ、テーブルなどの家具):25%
◯アクセント(クッションなどの小物):5%
この3種類を意識するとよいそう。
面積が広いラグやカーペットは、ベースカラーとしての役割を持たせると上手にカラーコーディネートできます。
出典: www.stylemepretty.com
ベースカラーは、お部屋を包み込む基本カラー。淡い色や薄い色を使うと、狭い部屋でも圧迫感なく過ごせると言われています。
お店で見かけるラグやカーペットにベージュ、グレー、ホワイトなどの商品が多いのはこのため。
メインの敷物をベースカラーにする場合、小さいマットなどはアクセントカラーとして差し色を加えるとバランスが良くなります。
床の色と合わせる
出典: www.bloglovin.com
お部屋の一体感を出すときに有効なのは、画像のように床の色とカーペットの色を合わせるコーディネート。
ワンルームなどの狭い部屋にたくさんの家具を置くと、床が見えにくくなって狭さが強調されがち。床と敷物の色を合わせることで、床面積をより広く見せることができます。
ゾーニング(仕切り)
出典: www.buzzfeed.com
一つにつながった広い空間を仕切る方法としてもラグやカーペットは活躍します。
スペースごとに違う敷物を敷けば、圧迫感なく自然にスペースを区切ることが可能。これをゾーニングと言います。
リビングと寝室がつながったスタジオタイプのお部屋の場合、画像のように2種類の色柄の違う敷物を使ってゾーニングすると、空間にメリハリが出て壁やカーテンなどがなくてもしっかり区切ることができます。
こちらのお部屋は、ソファの前にだけ別の敷物をプラスしてゾーニングしたアイデア。こうすることで生活スペースが分けられ、お部屋が増えたような気分で過ごすことができます。
2枚重ね
出典: www.stylemepretty.com
最近は、デザインの違う2種類のラグやカーペットを重ねて使うのがトレンド。厚みが増してふわふわになるだけでなく、お部屋を華やかに見せる効果も。
出典: www.forthebeautyofit.co.za
年間通して使っている敷物の上に、季節感のあるラグやカーペットを乗せるのもおすすめ。こうすれば交換する手間もなく、手軽に季節感や雰囲気を調整できます。
ウォールデコレーションに
出典: decor8blog.com
素敵な敷物は壁に飾ってウォールデコレーションにするのもおすすめ。柔らかい敷物は落ちても心配ないので、万が一地震がきても安心。
人気ショップのアイテムをチェック!
IKEA(イケア)
STOCKHOLM(平織り)
サイズ:長さ240 cm×幅170 cm、面積4.08 m²
素材:表面ピュアニューウール 100%、縦糸横糸:綿 100%
¥26,990 (税込)
出典: www.mydomaine.com
少しずれたストライプがおしゃれなIKEAのSTOCKHOLMは、国内外問わず大人気のデザイン。これ一つでお部屋の雰囲気がガラッと変わること間違いなし。
LUDDE(羊皮)
サイズ:長さ100cm×幅60cm、面積0.60 m²
素材:羊皮
¥5,999 (税込)
出典: www.mommodesign.com
IKEAのLUDDEは手頃な価格で本格的なシープスキンが手に入ると話題のアイテム。敷物としてだけでなく、椅子の背もたれや座面のクッションとしてもおすすめ。ソファーにかけて高級感をプラスするのも定番の使い方。
また、画像のようにカットして雲のようなモコモコマットにアレンジするのもおすすめです。
出典: www.mommodesign.com
モコモコマットの作り方は、裏面に完成後の形を描いてカットするだけ。毛足の部分を切らずに皮だけにハサミを入れるのが上手にカットするコツ。
ニトリ
スペースラグ(フォンテーヌBE 185X185)
サイズ: 巾185×奥行185cm
素材:ポリプロピレン100%
¥7,610 (税抜)
虫除けで有名なアース製薬の防ダニ加工を施した頼りがいのある一品。菌の増殖を抑制する抗菌加工もしてあるのでお手入れが楽。ホットカーペットや床暖房にも対応。
スペースラグ(カウ 140×225)
サイズ:約 巾140×奥行225
素材:組成・表生地ポリエステル100%(充填物ウレタンフォーム)、裏生地(基布)ポリエステル100%、裏生地(フロッキー)レーヨン・綿
¥4,753 (税込)
おしゃれなカウ柄の敷物。細長いのでソファの前やお部屋の仕切りにも使えそう。雰囲気作りのアクセントとしてもピッタリです。
Francfranc(フランフラン)
ラティエ ラグ M グレー
サイズ:W1900×D1900mm
表地:ポリエステル100%
中材:ウレタンフォーム
裏地:不織布(滑り止め加工)
¥9,720 (税込)
クラシカルなデザインが素敵なFrancfrancのラグ(カーペット)。淡いグレーでどんなお部屋にも合わせやすく、フェミニンな雰囲気もプラスしてくれます。
キャンバス ラグ M ベージュ
サイズ:W2000×D1400mm
パイル:ポリエステル100%
裏地:ポリエステル40%、コットン40%、レーヨン10%
ナイロン10%,その他5%
¥21,600 (税込)
曲線の美しいフォルムに上品なベージュとブラックの組み合わせで女性に大人気のこちら。デザイン性が高く、いかにもFrancfrancらしい素敵なアイテムです。お部屋が女性らしくゴージャスに生まれ変わりそう。
素敵なインテリアに憧れる
出典: idylloghim.blogspot.nl
素敵なインテリアを見て「自分のお部屋もこんな風にしたいな」と思うことはありませんか?
「小物や雑貨、家具などを揃えてみたけど、なんかちょっと違う…」そんなときは、お部屋の中で多くの面積を占めている部分に注目してみてください。
部屋全体の雰囲気を変えるには、広い面積の部分を変えるのが一番効果的。お部屋の中で面積の広い場所は壁、天井、床です。
理想のお部屋に近付けよう
出典: www.stylemepretty.com
でも壁紙の張り替えや大掛かりなリフォームは大変ですよね。賃貸だと後々面倒なことにもなりかねません。壁や天井など高い部分のデコレーションは地震の際にも心配。
一番簡単で、かなりの効果が期待できるのは「床」です。床の張り替えは必要ありません。畳でも、フローリングでも、どんな種類の床だろうと、ラグやカーペットなどの敷物を敷けば一瞬で模様替えできちゃいます。
+1(プラスワン)でイメチェン可能
出典: jana-bek-0ko8.squarespace.com
お金と手間をかけずに理想のインテリアに近付くには、敷物を変えるのが一番の近道。数種類ストックしておけば、気分によって部屋をイメチェンすることができます。
こちらの画像は一般的なワンルームのお部屋。シンプルなホワイトで統一されたインテリアの中で、床に敷かれたアニマル柄の敷物がおしゃれな存在感を放っています。
ベッドとソファの間に敷くことで空間が分けられ、お部屋に奥行きが出て広く見える効果も。
出典: style-files.com
たった一つの敷物を変えるだけで、お部屋の雰囲気を自由自在に変えることができます。
ナチュラルな雰囲気の家具が並んだこちらのお部屋は、中央に敷かれた敷物でメキシカンなテイストに仕上がっています。
インテリアはそのままにして、この敷物だけをモノトーンの北欧デザインに変えると、部屋全体が一気に北欧風にチェンジするでしょう。
ラグやカーペットは、お部屋のテイストも左右する存在なのです。
お金をかけずに模様替え
出典: decor8blog.com
ソファやダイニングテーブルを変えるとなるとある程度の予算が必要ですし、不要品の処分も考えなくてはなりません。
ラグやカーペットなら、お金をかけずに模様替えができることも嬉しいポイント。畳んだり丸められるので、ストックアイテムの収納場所にも困りません。
季節感も演出できる
出典: www.stylemepretty.com
インテリアは気分だけでなく季節に合わせて変えたいもの。敷物なら、簡単に季節感を演出できます。
メインのラグやカーペットの他に、ミニサイズのマットなどをスペースごとにプラスするだけでも効果的。
こちらの画像では、狭いスペースに置かれたミニテーブルの下にファー素材のラグを敷いて、暖かみと高級感をプラスしています。それだけでなく、テーブルの足で床が傷つかないように保護する役割も。
ラグやカーペットの役割
出典: abeautifulmess.com
ラグやカーペットには本来以下のような目的があります。
◯座り心地を良くする
◯傷や汚れから床を保護する
◯衝撃を吸収する
◯防音(階下への配慮)
◯保温
出典: theeverygirl.com
使う環境によって他にもいろいろな役割が考えられます。
このようにラグやカーペットは、インテリアとしてだけではないさまざまな役割を担っているのです。
ラグやカーペットを新しくしたいと思っても、種類が豊富でどれを買ったらよいか迷ってしまうことはありませんか?敷物を選ぶ際に役に立つ“種類の違い”を簡単にご説明します。
毛足(パイル)の長さ
出典: fairtradeajee.com
ラグやカーペットには、毛足(パイル)の長いものと短いものがあります。この2種類は見た目以外にも使い勝手が大きく違います。
まずパイルの短い敷物の特徴としては、沈み込むような感覚が少なくサラッとした使い心地。
パイルが短いことでゴミやホコリが入る隙間がなく、お手入れも比較的簡単と言われます。抜け落ちたパイルの繊維が衣類や身体に付くことが少ないことも特徴です。
出典: www.dothespace.jp
パイルが長いタイプは、保温性と弾力性があり寒い季節にピッタリです。触り心地が良いものが多く、見た目もゴージャスなイメージ。ふわふわしているので、柔らかさや暖かさなども演出できます。
パイルの間にゴミが入りやすいのも特徴なので、こまめに掃除機で吸い取るとGOOD。
素材による違い
出典: www.stylemepretty.com
ラグやカーペットにはさまざまな素材が使われ、それぞれ特徴があります。
綿(コットン)…通気性が良く優しい肌触りが特徴。素肌で触れても刺激が少ないため、敏感肌の方におすすめ。ホコリが付きにくいので、子どもやアレルギーの方でも安心の素材。
獣毛(ウール、アルパカなど)…保温性が高く耐久性も抜群。優しい風合いでインテリアに高級感が出ます。ものによっては肌にチクチクとした刺激を感じる場合も。
出典: decor8blog.com
麻(リネン)…吸水・発散性に優れていて通気性も抜群。サラッとした触り心地で肌に優しい素材です。
化学繊維(アクリル、ナイロン、ポリプロピレン、ポリエステルなど)…軽くて耐久性・耐摩耗性抜群。値段が安価なこともメリット。加工が容易なのでデザイン性も高いものが多いです。その反面、静電気が起きやすくホコリが付きやすいデメリットも。
冬におすすめのシープスキン
出典: www.lonny.com
羊毛(シープスキン)は、近頃特に人気がある素材。保温性が高く弾力もあり、寒い秋冬に重宝します。ファッション感覚でインテリアに取り入れることができるのも人気の理由。
天然素材なので保管する場合は防虫剤がマスト。フェイクファーだと手入れが簡単ですが、本来の質感を楽しむなら本物がおすすめ。サイズが小さいものなら扱いやすく、値段もお手頃です。
出典: www.designtherapy.it
インテリア性も高く、ラグやカーペットとしてだけでなく椅子の座面や背もたれのクッションとしても活躍します。ソファにかけておくだけでも高級感UP。
さまざまな機能
出典: www.rakuten.ne.jp
最近では、ラグやカーペットに特殊な機能を持たせたものも多く見かけます。人気のある機能としては以下のとおり。
◯クッションのような厚みを持たせて衝撃吸収力に優れたもの
◯丸洗いできて衛生的なもの
◯防音加工が施され、階下に響きにくいもの
◯防ダニ、抗菌、消臭加工がしてあるもの
◯防炎、防水加工で万が一に備えたもの
◯電気カーペットや床暖房対応のもの
選ぶときのポイント
出典: theeverygirl.com
ラグやカーペットを選ぶ際のポイントとしては、求める機能を明確にしておくことが大切。そうすれば自分に合った敷物を見つけることができます。
お店で探す際も、求める敷物の特徴を店員さんに伝えればスムーズ。その際は必ず置く場所のスペースを計り、事前にサイズを確認しておきましょう。
また、滑りやすいものは滑り止めシートをプラスして安全対策をとることも忘れずに。
季節に合わせたコーディネートを
出典: www.housebeautiful.com
コーディネートの基本は「季節感」。年間通して同じものを使う家具と違って、ラグやカーペットは季節に合わせた質感や素材のものを選びましょう。
暖かい春夏は、見た目にも涼しげな敷物でさわやかさと清涼感を演出すると◎。
出典: www.nordichouse.co.uk
秋冬の寒い季節は、暖かみのある素材で居心地の良い空間作りを意識したいところ。
寒さで家にいる時間も長くなりがちなので、春夏以上に快適さと居心地の良さを追求したお部屋作りをするとGOOD。
ベースカラーとしての敷物
出典: www.bloglovin.com
バランスの良いインテリアには「配色」が肝心。プロが実践するルールとしては、
◯ベース(床、壁など面積の大きな場所):70%
◯アソート(ソファ、テーブルなどの家具):25%
◯アクセント(クッションなどの小物):5%
この3種類を意識するとよいそう。
面積が広いラグやカーペットは、ベースカラーとしての役割を持たせると上手にカラーコーディネートできます。
出典: www.stylemepretty.com
ベースカラーは、お部屋を包み込む基本カラー。淡い色や薄い色を使うと、狭い部屋でも圧迫感なく過ごせると言われています。
お店で見かけるラグやカーペットにベージュ、グレー、ホワイトなどの商品が多いのはこのため。
メインの敷物をベースカラーにする場合、小さいマットなどはアクセントカラーとして差し色を加えるとバランスが良くなります。
床の色と合わせる
出典: www.bloglovin.com
お部屋の一体感を出すときに有効なのは、画像のように床の色とカーペットの色を合わせるコーディネート。
ワンルームなどの狭い部屋にたくさんの家具を置くと、床が見えにくくなって狭さが強調されがち。床と敷物の色を合わせることで、床面積をより広く見せることができます。
ゾーニング(仕切り)
出典: www.buzzfeed.com
一つにつながった広い空間を仕切る方法としてもラグやカーペットは活躍します。
スペースごとに違う敷物を敷けば、圧迫感なく自然にスペースを区切ることが可能。これをゾーニングと言います。
リビングと寝室がつながったスタジオタイプのお部屋の場合、画像のように2種類の色柄の違う敷物を使ってゾーニングすると、空間にメリハリが出て壁やカーテンなどがなくてもしっかり区切ることができます。
こちらのお部屋は、ソファの前にだけ別の敷物をプラスしてゾーニングしたアイデア。こうすることで生活スペースが分けられ、お部屋が増えたような気分で過ごすことができます。
2枚重ね
出典: www.stylemepretty.com
最近は、デザインの違う2種類のラグやカーペットを重ねて使うのがトレンド。厚みが増してふわふわになるだけでなく、お部屋を華やかに見せる効果も。
出典: www.forthebeautyofit.co.za
年間通して使っている敷物の上に、季節感のあるラグやカーペットを乗せるのもおすすめ。こうすれば交換する手間もなく、手軽に季節感や雰囲気を調整できます。
ウォールデコレーションに
出典: decor8blog.com
素敵な敷物は壁に飾ってウォールデコレーションにするのもおすすめ。柔らかい敷物は落ちても心配ないので、万が一地震がきても安心。
STOCKHOLM(平織り)
サイズ:長さ240 cm×幅170 cm、面積4.08 m²
素材:表面ピュアニューウール 100%、縦糸横糸:綿 100%
¥26,990 (税込)
出典: www.mydomaine.com
少しずれたストライプがおしゃれなIKEAのSTOCKHOLMは、国内外問わず大人気のデザイン。これ一つでお部屋の雰囲気がガラッと変わること間違いなし。
LUDDE(羊皮)
サイズ:長さ100cm×幅60cm、面積0.60 m²
素材:羊皮
¥5,999 (税込)
出典: www.mommodesign.com
IKEAのLUDDEは手頃な価格で本格的なシープスキンが手に入ると話題のアイテム。敷物としてだけでなく、椅子の背もたれや座面のクッションとしてもおすすめ。ソファーにかけて高級感をプラスするのも定番の使い方。
また、画像のようにカットして雲のようなモコモコマットにアレンジするのもおすすめです。
出典: www.mommodesign.com
モコモコマットの作り方は、裏面に完成後の形を描いてカットするだけ。毛足の部分を切らずに皮だけにハサミを入れるのが上手にカットするコツ。
スペースラグ(フォンテーヌBE 185X185)
サイズ: 巾185×奥行185cm
素材:ポリプロピレン100%
¥