折り紙で作ったくす玉。きれいで可愛い~!でもどうなってるの?どうやって作るの?難しそう……と思ってしまいますよね。複雑そうに見えますが、実は意外と簡単なんです。伝承のくす玉の詳しい作り方をご紹介しますので、ぜひトライしてみてください!
手始めに簡単なくす玉を作ろう
折り紙で作るくす玉は、ひとつひとつのパーツ(ユニット)を折り紙で折り、その同じパーツ(ユニット)を必要な数だけたくさん作ります。全部そろったら、組み立てたり、針と糸でつないだりして完成させます。
完成したくす玉は複雑で作るのは難しそうですが、ひとつひとつのパーツ(ユニット)は、簡単に作れます。
まずは初級編で楽しもう
一見難しそうに見えるくす玉も、1度折り方を覚えればあとは組み合わせていくだけなので簡単に作ることができます。
初めて作る方でも、動画を見ながら折っていけば簡単に作れます。言葉で説明するのは難しい部分もあるので、動画を見て分かりにくい部分は一時停止して進めていくのがオススメです。
組み合わせる際のことを考えて、使う折り紙の色を変えてもいいかもしれないですね。
カラージョイント
出典: www.origami-club.com
折り紙6枚で作ることができる、くす玉です。さいころのような形になって、面白いですね。
ユニットも難しいおり方がなく折れるので、お子さんと一緒に作れます。柄ものの折り紙を使えば、インテリアとして飾ることもできそうです。
面の部分に○○した話などと書いて、パーティなどを盛り上げるグッズとしても使えそうです。
ユニット折り紙・6枚の立方体
先ほどのカラージョイント同様、6枚の折り紙で作ることができる立方体です。ユニットの折り方は1番最初に紹介したくす玉と同じです。
ユニットの枚数を変えるだけで違った雰囲気のくす玉になりますね。柄のある折り紙で作るのもかわいらしいです。小さい折り紙で作ってガーランドのように繋げるのもいいかもしれないですね。
8面体スケルトン
出典: origamiymatematicas.blogspot.jp
独特な形をしているくす玉です。一体どのように折ったら、こんな形になるのか不思議ですよね。
8面体なので折り紙を8枚使うのかな?と思いがちですが、実は2枚の折り紙で作られています。ユニットの折り方次第で、このような形を作ることができます。
2色の折り紙で作るのも良いですが、同じ色で作っても素敵で良いかもしれないですね。
24面体の折りかたをみてみよう
12枚の折り紙で作る24面体のくす玉を作ることができます。ユニットの折り方は途中まで最初にご紹介したくす玉と同じなので、折りやすいです。
出来たユニットを3個ずつ組み合わせていきます。立体的な三角形になったものを4つ組み合わせれば、24面体の完成です。12枚すべて違う色にしても、3色や4色で作ってもいいですね。
ごばんをくっつけたような24面体ですね。小さな折り紙を使って折るのかなと思いますが、実は12個のユニットで作ることができます。
ユニットの折り方も比較的簡単なので、お子さんも一緒に作れます。こちらの写真のように3色の折り紙で作ると、ごばんもきれいに見えますね。
パステルやビビッドなどいろんな色で試してみたい24面体です。
30枚の組み方に挑戦しよう
5色x6枚の園部式ユニット
5色の折り紙を各6枚ずつ用意して作るくす玉です。5つのユニットを1セットとして組み合わせていくので、5色で作るときれいに仕上がります。
こちらの動画のように淡い色の折り紙を使用しても素敵です。柄のある折り紙や文字の書いてある折り紙でで作ってもいいかもしれないですね。どんな折り紙で作ってもきれいにできるのが、くす玉の良いところですよね。
伝承のくす玉34面体の折り方を知りたい
伝承のくす玉
こちらが伝承のくす玉といわれるくす玉です。どこかで見かけたことがあるのではないでしょうか?伝承のくす玉は34個のパーツ(ユニット)を作り、それを糸と針でつないで、組み立てて作ります。写真のくす玉は両面折り紙で作っています。
では、早速作り方を見てみましょう!
伝承くす玉は34個のパーツ(ユニット)を組み合わせて作ります。
まずは折り紙を34枚用意して作ってみましょう。
伝承のくす玉折り方
出典: blog.livedoor.jp
折り紙を横半分、さらに縦半分に折り、正方形にする。
↓
正方形の内側から開いて、三角に折る。(反対も同じように)
↓
三角形の中央にあわせて、折りたたむ。(折りすじがついたら開く)
↓
一方の端を立てて、真ん中で開く。
↓
同じように4カ所すべて折る。
出典: blog.livedoor.jp
ダイヤの形になったら、左右を中央に折りたたむ。
↓
先の部分を点線で折り返す。
↓
同じように4カ所すべて折る。
(ここまでが折りすじをつける工程です。しっかり合わせて丁寧に折ると完成がきれいになります。)
出典: blog.livedoor.jp
しっかり折りすじをつけたら、開いて裏向きにする。
↓
山折り、谷折りを交互に繰り返し、全部たたむ。
↓
元の四角形の角の所を図のように折り、先端を左右から中央にたたむ。
↓
4つの角を順番に同じように折りたたんでいく。
出典: blog.livedoor.jp
全部折れたら、先の尖った部分を点線で折って内側に折り込む。
↓
全部折り込んだら完成!
同じ作業を繰り返して、34個のパーツを作ります。
動画で折り方を確認!
平面の写真ではわかりにくい場合は、動画で折り方を見てみましょう!
全部折れたら組み立てよう!
出典: 折り紙の折り方.com
34個のパーツ(ユニット)がすべて完成したら、組み立てです。
針と糸を準備して、早速スタート!
①まずは、パーツ(ユニット)を4、4、8、8、10に分ける。
このときに、完成した姿を想像しながら、色のバランスを見て配置しましょう。
②針と糸を使って、それぞれをつないで輪にします。
③次に、糸でつないだかたまりを上から4、8、10、8、4と重ねます。
④くす玉の下から糸を十字に入れ、上でしっかり結んで、くす玉を丸くまとめます。安定しない場合は、何度か糸をくす玉の間に通して、しっかりするまで繰り返してください。
これで完成!
パーツを40個作って組み立てるなど、さまざまなパターンがあります。お好みでチャレンジしてみてください。
アレンジ1
出典: ginyu41.blog.so-net.ne.jp
こちらのくす玉は1個のパーツを作るのに、2枚の折り紙を使って作るくす玉です。
伝承のくす玉の作り方と基本は同じですが、三角に折った折り紙と、四角に折った折り紙を重ねて作っていきます。
アレンジ2
出典: gbgifts.wordpress.com
こちらは、柄があるピンク色の折り紙で作ったくす玉です。
真ん中にパールのパーツをボンドでつけています。可愛さ倍増ですね!
36面体の作り方も知りたい!
いよいよ折り紙で36面体に挑戦
ユニットを36個作って組み合わて36面体を作ることができます。36個ユニットを作ることも大変ですが、完成した時の嬉しさは大きいですよ。
作ったユニットを輪にしていく作業や輪からボールにしていく過程などは、見ているだけでも楽しいです。上から下へグラデーションのようになっているくす玉を作っても良いかもしれませんね。
60枚の作り方はちょっと大変!
どんどん複雑60枚にチャレンジ
60枚も折り紙を用意してユニットを折るのはとても根気のいる作業です。でも、家族やお友達を一緒に作ったり、1日に作る個数を決めて作ったりすれば、思っているよりも簡単に作れます。
普通の折り紙で作ると大きなくす玉ができるので、パーティなどの時にあったらインパクトがあります。小さい折り紙でたくさん作ってもいいかもしれないですね。
いよいよ90枚にチャレンジ
迫力のくす玉頑張れ90枚!
ユニットを90枚作れば、こんなに迫力のあるくす玉を作ることができます。今までのくす玉とは少し違った印象のくす玉で、かわいらしいですね。
ユニットの折り方も今までのものとは違うので、動画を見ながらゆっくり作業していきましょう。慣れてきたらみんなで話しながら、ユニットを折るのも楽しくて良いかもしれないですね。
こんなくす玉も!可愛すぎるくす玉と活用アイデア!
くす玉には、さまざまな種類や作り方があります。どれも豪華で、作るのは大変に思えますが、ひとつひとつのパーツは簡単にできるものが多いです。さまざまなくす玉と活用アイデアをみてみましょう!
くす玉のウエディングブーケ!
出典: beyondsignatures.com
折り紙で作ったウエディングブーケ!白いウエディングドレスに、カラフルなくす玉ブーケが可愛いですね!
こんなにステキなのに、実は簡単に作れるのです。このブーケのひとつのお花は、5つのパーツからできています。パーツ1個はすごく簡単にできるので、作り方を見てみましょう!
作り方の動画です。
こちらのパーツをたくさん作ると上の写真のくす玉ブーケが作れます。ひとつの花を作るのに、最低5個のパーツを作る必要があります。折り紙をたくさん準備して作ってみましょう!
和紙の折り紙で!
出典: moltopiccolo.wordpress.com
和紙の折り紙で作るとこんな感じになります。さまざまな色や柄が重なって、きれいですね。
花束風に!
こちらもくす玉ではありませんが、大小さまざまなパーツをたくさん作り、ボックスに入れて花束風にしています。ピンク、黒、白に色をしぼっているのがオシャレに見えるポイントかもしれませんね。真ん中にボタンをつけて、キュートに仕上げています。
アレンジバージョン!
出典: kodoniwa.exblog.jp
こちらも同じ作り方ですが、途中で折り返して、色が重ねて見えるようにアレンジしています。
色の使い方によって、「和」の雰囲気が出ていますね!
「和」の雰囲気ただようくす玉
出典: kodoniwa.exblog.jp
こちらのくす玉は、丸く切った折り紙で作ったものです。上の海外のくす玉に少し似ていますね。
リリアンをつけると一気に「和」のイメージになり、ステキですね!
七夕飾りのくす玉
出典: lvkamimono.exblog.jp
七夕飾りのくす玉と言われているくす玉です。七夕の飾りとしてだけではなく、誕生日パーティーのときに、お部屋に飾りつけたりしてもいいですね。
ポップな折り紙で作ると、こんなにキュートに!
作り方の動画
七夕飾りのくす玉の作り方動画です。はさみで切りこみを入れて作るので、はさみを準備しましょう。
クリスマスもくす玉でアレンジ
クリスマスのリースに!
くす玉ではないですが、同じパーツでクリスマスのリースもできます。赤と緑で作れば、一気にクリスマスっぽくなりますね。小さめの折り紙でくす玉を作って、クリスマスツリーのオーナメントにしてもいいですね!
海外のくす玉
出典: www.howaboutorange.blogspot.jp
こちらは海外のサイトで見つけたくす玉。12枚のお花の形の紙から組み立てて作ります。英語のサイトですが、写真つきの詳しい作り方が載っており、PDFファイルの型紙も利用できますので、挑戦してみたいですね。
クリスマスのオーナメントに!
出典: craftmaniacss.blogspot.jp
小さめのくす玉を作って、クリスマスのオーナメントにしてもいいですね!白いツリーに、カラフルなくす玉が映えますね。
オーナメントをいっぱい作っていっぱい飾ろう
クリスマスツリーに飾るオーナメントに、こんなものはいかがですか?ワイヤーに細長く切った折り紙を通して丸くしていくだけなので、どなたでも簡単に作ることができます。
無地の折り紙よりも柄のある折り紙で作った方が可愛く出来そうです。いろんな柄でたくさん作ってガーランドとして変わるのも良いかもしれないですね。
お花のくす玉も作り方を知りたい
お花も簡単に折れちゃう
出典: origami.nanapi.com
こんなにかわいいお花のくす玉も、折り紙6枚で作ることができます。こちらの画像のようにお花の中心部分にパールビーズなどをつけても、とてもかわいらしくてオススメです。
玄関先などに飾っておいても素敵なインテリアになりますね。小さい折り紙で作ってレジンでコーティングすれば、イヤリングなどとしても活用できます。
あやめのくす玉
出典: www.origami-club.com
折り紙であやめを作ったことのある方なら、このあやめのくす玉は簡単に作れます。あやめをユニットとして24個作って組み合わせていくだけです。
鉛筆などで花びらを巻く作業は、小さなお子さんでも出来ます。いろんな色を使って作るのではなく、単色で作った方が見た目もきれいです。違う色で何個も作ってもいいかもしれないですね。
タンポポのくす玉
出典: www.origami-club.com
黄色の花がきれいなタンポポのくす玉も作ることができます。タンポポの花の部分と葉の部分を合わせてユニットを作るので、他のくす玉よりも少し手間がかかります。
12個のユニットを使って3個ずつ組み合わせていきます。同じ黄色を使うのもいいですが、少しニュアンスの違う黄色の折り紙を使ってもいいかもしれないですね。
繊細な白の花もかわいい
白い花でできたくす玉も、繊細でかわいいですよ。ユニットを30個作って隙間に差し込んでいくだけなので、簡単に作れます。
ユニットの折り方が他のユニットよりも細かくて難しいので、動画をこまめに止めながら折っていくのがおすすめです。使用する折り紙が小さい場合には、ピンセットなど先の細いものを使って袋の部分を広げてもいいかもしれませんね。
コスモスのくす玉
出典: dachang.blog.shinobi.jp
コスモスのくす玉です。色使いが本物のコスモスのようで、とってもキュートです。
桜のくす玉
出典: weheartit.com
桜のくす玉です。ひとつひとつのお花の形がちゃんと桜の花のようになっていて、完成度が高いですね。
出典: item.rakuten.co.jp
上の桜のくす玉とは少し違いますが、手作りキットも販売されています。こちらなら簡単に作れそうですね。
バラのくす玉
出典: hii-ragi.blog.so-net.ne.jp
薄いブルーの紙で作ったバラのくす玉。ゴージャスなバラのイメージがよく出ていますね。ウエディングシーンで使いたくなる可愛さです。
バラの折り方
出典: www.inahuku.net
上の写真のブルーのバラはオリジナルで折り方が紹介されていませんでしたが、こちらのバラは折り方が掲載されていました。参考にしてみてください。
こんな物でもくす玉が作れる
ストローでもくす玉ができちゃう
なんとストローでこんなにかわいいくす玉を作れます。余ってしまいがちなストローがこんな風に変わるのは新鮮ですよね。
縦に切ったストローを三角形になりように折っていき、4個ずつや5個ずつ組み合わせていくだけです。ストローの種類は問わずに作れるのも、嬉しいですね。カラフルなストローがいっぱい入ったものを100円ショップでも購入できるので、気軽に始められます。
ちりめんで鮮やかに作ろう
つまみ細工などで使われるちりめんでも、くす玉を作ることができます。決まった形のものを作らなくても、こんなに素敵なくす玉になります。
こちらの画像のようにお花の方に出作るのもいいですし、丸いものを組み合わせて作るくす玉もかわいいですよ。つまみ細工を始めてみたい方や折り紙のくす玉作りに飽きてしまった方にもオススメです。
釦でこんなに華やかに
何かに使えるかもと思っていながらも、実際にあんまり使うことって少ないですよね。そんなボタンを使って、こんな風にくす玉を作るのもおすすめです。
ボタンを好きなようにボール型の発泡スチロールなどにくっつけていくだけなので、簡単に作ることができます。こちらの画像のように同系色でまとめるのも素敵ですが、いろんな色のボタンで作ってもおしゃれですね。
おしゃれなくす玉アートの世界
淡い色調が素敵
淡い色の紙を使えばこんなに素敵なくす玉を作ることが出来ます。先ほど紹介したようなユニットに近い花や紙をくるくると巻いて作る花で作られています。
中央にボタンをつけたり、かすみ草のような小さい花を一緒につけたりすることで華やかな印象になります。玄関先だけでなく、結婚式などの受付に置いておきたいですね。
パールやクリスタルでゴージャスに
パールやクリスタルを使えば、豪華なくす玉になります。きらきらしていて見ているだけでうっとりしてしまいますね。白いパールをメインに使えば、画像のようにブーケとして使うこともできます。
もちろん、いろんな色のパールやクリスタルを使用してカラフルなくす玉を作ってもいいかもしれませんね。パールを部分的に飾るのも素敵です。
最後に難しいくす玉にチャレンジしてみよう
丸みのある花がかわいい
出典: origamio.com
繋がっている部分に丸みがあり、とてもかわいらしい印象のくす玉です。こちらの画像のように、同系色の折り紙で作ると素敵ですね。
複雑な折り方をするユニットを30個も作るのは、とても大変で気合の必要な作業です。組み立てたあとに、カールをしていきます。このとき内巻きにしたり、外巻きにしたりして楽しむことが出来ます。
動きのある花びらがきれい
花びらの先がくるんとカールされていて、印象的なくす玉です。2枚の折り紙を組み合わせて1つのユニットになっています。
このくす玉のユニットは普通の折り紙ではなく、長方形の折り紙で作ります。5つのユニットを組み合わせることで1つの花のようになります。カールする向きを変えて作ってみても、良いかもしれませんね。
幾重もの花びらが豪華
こちらの動画のくす玉は、288個もユニットを組み合わせて出来ています。出来たユニットを重ねていくことで、花びらが重なっているように見えます。
重ねていく順番を統一するとまとまりのあるくす玉になります。重ねる順番をばらばらにしたり、グラデーションのようにしてもいいかもしれないですね。288個もユニットを折るのは大変かもしれませんが、こんなにきれいなものが出来るなら頑張れそうです。
折り紙で作るくす玉は、ひとつひとつのパーツ(ユニット)を折り紙で折り、その同じパーツ(ユニット)を必要な数だけたくさん作ります。全部そろったら、組み立てたり、針と糸でつないだりして完成させます。
完成したくす玉は複雑で作るのは難しそうですが、ひとつひとつのパーツ(ユニット)は、簡単に作れます。
まずは初級編で楽しもう
一見難しそうに見えるくす玉も、1度折り方を覚えればあとは組み合わせていくだけなので簡単に作ることができます。
初めて作る方でも、動画を見ながら折っていけば簡単に作れます。言葉で説明するのは難しい部分もあるので、動画を見て分かりにくい部分は一時停止して進めていくのがオススメです。
組み合わせる際のことを考えて、使う折り紙の色を変えてもいいかもしれないですね。
カラージョイント
出典: www.origami-club.com
折り紙6枚で作ることができる、くす玉です。さいころのような形になって、面白いですね。
ユニットも難しいおり方がなく折れるので、お子さんと一緒に作れます。柄ものの折り紙を使えば、インテリアとして飾ることもできそうです。
面の部分に○○した話などと書いて、パーティなどを盛り上げるグッズとしても使えそうです。
ユニット折り紙・6枚の立方体
先ほどのカラージョイント同様、6枚の折り紙で作ることができる立方体です。ユニットの折り方は1番最初に紹介したくす玉と同じです。
ユニットの枚数を変えるだけで違った雰囲気のくす玉になりますね。柄のある折り紙で作るのもかわいらしいです。小さい折り紙で作ってガーランドのように繋げるのもいいかもしれないですね。
8面体スケルトン
出典: origamiymatematicas.blogspot.jp
独特な形をしているくす玉です。一体どのように折ったら、こんな形になるのか不思議ですよね。
8面体なので折り紙を8枚使うのかな?と思いがちですが、実は2枚の折り紙で作られています。ユニットの折り方次第で、このような形を作ることができます。
2色の折り紙で作るのも良いですが、同じ色で作っても素敵で良いかもしれないですね。
12枚の折り紙で作る24面体のくす玉を作ることができます。ユニットの折り方は途中まで最初にご紹介したくす玉と同じなので、折りやすいです。
出来たユニットを3個ずつ組み合わせていきます。立体的な三角形になったものを4つ組み合わせれば、24面体の完成です。12枚すべて違う色にしても、3色や4色で作ってもいいですね。
ごばんをくっつけたような24面体ですね。小さな折り紙を使って折るのかなと思いますが、実は12個のユニットで作ることができます。
ユニットの折り方も比較的簡単なので、お子さんも一緒に作れます。こちらの写真のように3色の折り紙で作ると、ごばんもきれいに見えますね。
パステルやビビッドなどいろんな色で試してみたい24面体です。
5色x6枚の園部式ユニット
5色の折り紙を各6枚ずつ用意して作るくす玉です。5つのユニットを1セットとして組み合わせていくので、5色で作るときれいに仕上がります。
こちらの動画のように淡い色の折り紙を使用しても素敵です。柄のある折り紙や文字の書いてある折り紙でで作ってもいいかもしれないですね。どんな折り紙で作ってもきれいにできるのが、くす玉の良いところですよね。
伝承のくす玉
こちらが伝承のくす玉といわれるくす玉です。どこかで見かけたことがあるのではないでしょうか?伝承のくす玉は34個のパーツ(ユニット)を作り、それを糸と針でつないで、組み立てて作ります。写真のくす玉は両面折り紙で作っています。
では、早速作り方を見てみましょう!
伝承くす玉は34個のパーツ(ユニット)を組み合わせて作ります。
まずは折り紙を34枚用意して作ってみましょう。
伝承のくす玉折り方
出典: blog.livedoor.jp
折り紙を横半分、さらに縦半分に折り、正方形にする。
↓
正方形の内側から開いて、三角に折る。(反対も同じように)
↓
三角形の中央にあわせて、折りたたむ。(折りすじがついたら開く)
↓
一方の端を立てて、真ん中で開く。
↓
同じように4カ所すべて折る。
出典: blog.livedoor.jp
ダイヤの形になったら、左右を中央に折りたたむ。
↓
先の部分を点線で折り返す。
↓
同じように4カ所すべて折る。
(ここまでが折りすじをつける工程です。しっかり合わせて丁寧に折ると完成がきれいになります。)
出典: blog.livedoor.jp
しっかり折りすじをつけたら、開いて裏向きにする。
↓
山折り、谷折りを交互に繰り返し、全部たたむ。
↓
元の四角形の角の所を図のように折り、先端を左右から中央にたたむ。
↓
4つの角を順番に同じように折りたたんでいく。
出典: blog.livedoor.jp
全部折れたら、先の尖った部分を点線で折って内側に折り込む。
↓
全部折り込んだら完成!
同じ作業を繰り返して、34個のパーツを作ります。
平面の写真ではわかりにくい場合は、動画で折り方を見てみましょう!
全部折れたら組み立てよう!
出典: 折り紙の折り方.com
34個のパーツ(ユニット)がすべて完成したら、組み立てです。
針と糸を準備して、早速スタート!
①まずは、パーツ(ユニット)を4、4、8、8、10に分ける。
このときに、完成した姿を想像しながら、色のバランスを見て配置しましょう。
②針と糸を使って、それぞれをつないで輪にします。
③次に、糸でつないだかたまりを上から4、8、10、8、4と重ねます。
④くす玉の下から糸を十字に入れ、上でしっかり結んで、くす玉を丸くまとめます。安定しない場合は、何度か糸をくす玉の間に通して、しっかりするまで繰り返してください。
これで完成!
パーツを40個作って組み立てるなど、さまざまなパターンがあります。お好みでチャレンジしてみてください。
アレンジ1
出典: ginyu41.blog.so-net.ne.jp
こちらのくす玉は1個のパーツを作るのに、2枚の折り紙を使って作るくす玉です。
伝承のくす玉の作り方と基本は同じですが、三角に折った折り紙と、四角に折った折り紙を重ねて作っていきます。
アレンジ2
出典: gbgifts.wordpress.com
こちらは、柄があるピンク色の折り紙で作ったくす玉です。
真ん中にパールのパーツをボンドでつけています。可愛さ倍増ですね!
いよいよ折り紙で36面体に挑戦
ユニットを36個作って組み合わて36面体を作ることができます。36個ユニットを作ることも大変ですが、完成した時の嬉しさは大きいですよ。
作ったユニットを輪にしていく作業や輪からボールにしていく過程などは、見ているだけでも楽しいです。上から下へグラデーションのようになっているくす玉を作っても良いかもしれませんね。
どんどん複雑60枚にチャレンジ
60枚も折り紙を用意してユニットを折るのはとても根気のいる作業です。でも、家族やお友達を一緒に作ったり、1日に作る個数を決めて作ったりすれば、思っているよりも簡単に作れます。
普通の折り紙で作ると大きなくす玉ができるので、パーティなどの時にあったらインパクトがあります。小さい折り紙でたくさん作ってもいいかもしれないですね。
迫力のくす玉頑張れ90枚!
ユニットを90枚作れば、こんなに迫力のあるくす玉を作ることができます。今までのくす玉とは少し違った印象のくす玉で、かわいらしいですね。
ユニットの折り方も今までのものとは違うので、動画を見ながらゆっくり作業していきましょう。慣れてきたらみんなで話しながら、ユニットを折るのも楽しくて良いかもしれないですね。
くす玉には、さまざまな種類や作り方があります。どれも豪華で、作るのは大変に思えますが、ひとつひとつのパーツは簡単にできるものが多いです。さまざまなくす玉と活用アイデアをみてみましょう!
くす玉のウエディングブーケ!
出典: beyondsignatures.com
折り紙で作ったウエディングブーケ!白いウエディングドレスに、カラフルなくす玉ブーケが可愛いですね!
こんなにステキなのに、実は簡単に作れるのです。このブーケのひとつのお花は、5つのパーツからできています。パーツ1個はすごく簡単にできるので、作り方を見てみましょう!
作り方の動画です。
こちらのパーツをたくさん作ると上の写真のくす玉ブーケが作れます。ひとつの花を作るのに、最低5個のパーツを作る必要があります。折り紙をたくさん準備して作ってみましょう!
和紙の折り紙で!
出典: moltopiccolo.wordpress.com
和紙の折り紙で作るとこんな感じになります。さまざまな色や柄が重なって、きれいですね。
花束風に!
こちらもくす玉ではありませんが、大小さまざまなパーツをたくさん作り、ボックスに入れて花束風にしています。ピンク、黒、白に色をしぼっているのがオシャレに見えるポイントかもしれませんね。真ん中にボタンをつけて、キュートに仕上げています。
アレンジバージョン!
出典: kodoniwa.exblog.jp
こちらも同じ作り方ですが、途中で折り返して、色が重ねて見えるようにアレンジしています。
色の使い方によって、「和」の雰囲気が出ていますね!
「和」の雰囲気ただようくす玉
出典: kodoniwa.exblog.jp
こちらのくす玉は、丸く切った折り紙で作ったものです。上の海外のくす玉に少し似ていますね。
リリアンをつけると一気に「和」のイメージになり、ステキですね!
七夕飾りのくす玉
出典: lvkamimono.exblog.jp
七夕飾りのくす玉と言われているくす玉です。七夕の飾りとしてだけではなく、誕生日パーティーのときに、お部屋に飾りつけたりしてもいいですね。
ポップな折り紙で作ると、こんなにキュートに!
作り方の動画
七夕飾りのくす玉の作り方動画です。はさみで切りこみを入れて作るので、はさみを準備しましょう。
クリスマスのリースに!
くす玉ではないですが、同じパーツでクリスマスのリースもできます。赤と緑で作れば、一気にクリスマスっぽくなりますね。小さめの折り紙でくす玉を作って、クリスマスツリーのオーナメントにしてもいいですね!
海外のくす玉
出典: www.howaboutorange.blogspot.jp
こちらは海外のサイトで見つけたくす玉。12枚のお花の形の紙から組み立てて作ります。英語のサイトですが、写真つきの詳しい作り方が載っており、PDFファイルの型紙も利用できますので、挑戦してみたいですね。
クリスマスのオーナメントに!
出典: craftmaniacss.blogspot.jp
小さめのくす玉を作って、クリスマスのオーナメントにしてもいいですね!白いツリーに、カラフルなくす玉が映えますね。