なんとなくかゆいと感じることってありませんか?もしかしてその原因がダニにあるとしたら、怖いですよね…。目に見えない脅威は身近に潜んでいます。アレルギーを引き起こす布団のダニ、今日から対策を講じて駆除しましょう。
もしかしたら「ダニ」のせいかも
なんとなく感じる”かゆみ”
出典: www.theguardian.com
布団に横になっていて、なんとなくむずむずとしたかゆみを感じることはないでしょうか?
皮膚のトラブルかな?と思いきや、実はダニが原因ということもあるのです。
出典: realestate.yahoo.co.jp
ダニの種類は非常に多く、私たちの生活に影響を与えるダニはほんの数種類と言われていますが、中には噛むダニも存在します。噛まれないまでも、そのダニの死骸や糞がアレルギーの原因となります。特に小さなお子さんなどはその影響は受けやすく、赤い発疹ができたりします。
大人は大丈夫かといえば、そうでもなく、今までなんともなかったのに蓄積されたアレルギーが許容範囲を超えると一気に出てアレルギー症状や喘息を引き起こしてしまう方もいるようです。
32万匹もいるの!?
出典: diet-de-yasetai.jp
ダニは小さくてなかなか肉眼では見えませんが、環境によってはなんと1畳あたりに数十万から数は百万匹のダニが隠れているといわれています。
そして、ほこり1gの中に1000匹すんでいるといわれます。
ダニにとって快適に過ごせる環境は温度が20~30度、湿度が60~80%です。そしてその快適な環境を満たしているのが、布団やカーペットなのです。
だから退治しよう
出典: www.danikirai.com
ダニの成長はとても早く、1ヵ月ほどで成虫となり卵を産むようになり、急激にその数を増やしていきます。気がつけば、ふとんの中はダニだらけ…。
どんどんダニが増え、またダニの糞や死骸も増えていき、お使いの布団の中はダニやダニの糞、死骸でいっぱいになっているという恐ろしいことが…。目に見えないだけに実感がないのですが、実はそのような布団で毎日過ごしていると思うとゾッとしませんか?
退治方法は?
出典: news.mynavi.jp
ダニを退治したければ、ダニの習性を知ること。つまり相手を知ってから立ち向かうことです。
ダニは、夜行性で、高温多湿が大好きです。その習性を利用して、まずはダニをおびき寄せることが大事です。
昼間の明るいうちにガンガン掃除機をかけても、ダニは奥に潜んでしまいかき出すことができません。
なので、擬似的に夜の状況をつくります。つまり部屋を暗くして、ダニに夜と錯覚させておびき寄せるのです。1時間程度、部屋を暗室にして、ダニが活動を始めたころを見計らって一気に掃除機をかけるという方法です。
間違った通説
出典: flower.yodoyabashift.com
天気がいい日に外にお布団を干して、ふとん叩きでパンパンやっていませんか?埃が取れてキレイになった気がしていますが、実はこれ逆効果って知っていました?
ふとんを叩くことによって、奥に潜んでいたダニのえさとなるダニの死骸や糞が表面に浮きでてきて、それが外に放出されるわけではなく、布団上部にはりついてしまうのです。
なので、ふとんを干す際に叩く行為は全く効果を発さないどころか逆効果なのです。
しかも、お天気がいい夏の日に4時間程度干し、ふとんの表面が50度以上になったとしても、ダニはふとんの奥に逃げ込んでしまうため死滅することはありません。
結論を言えば、残念ながら天日干しではダニは死なないということです。
ダニの死滅する条件
出典: pet.nifty.com
ダニは50度以上の高温と55%以下の湿度で死滅するといわれています。
50度以上の状態が20分以上継続すると、成虫は死滅、60度以上であれば即死滅すると言われます。また、湿度も55%以下となると死滅するといわれます。
お布団を高温で乾燥させる
布団乾燥機
出典: review.rakuten.co.jp
布団乾燥機は手っ取り早くダニを退治するのに効果的です。
しかし、通常通り、布団と並行して布団乾燥機をかけてもダニがよけてしまうため効果がありません。
ふとん乾燥機をつかってダニを撃退するにはちょっとしたコツがあります。
やり方として効果的なのが、布団乾燥機を横にして、敷き布団でつつみその上から掛け布団で覆うようにするとすみずみまで50度以上になり、逃げ場もなくなります。大体1時間以上を目安に行うといいでしょう。
スチームアイロン
出典: 4yuuu.com
高温で死滅することから、スチームアイロンも効果があります。
まず、ダニは薄暗いところで活発に活動する習性があります。それを利用して、部屋を1時間ほど暗くしてダニを布団の表面に出てこさせます。
布団にきつく絞った濡れタオルで当て布をします。これは、ダニを殺すため数秒間同じ場所にアイロンを当てるため布団の生地を焦がさないようにするためです。
5秒程度を目安にスチームアイロンをかけます。アイロンかけというよりもスチームを当てるようなイメージでかけます。スチームの温度はだいたい110度くらいになっています。
ダニが温度の低いほうに逃げていく可能性があるので、ダニのえさとなるフケや髪の毛などが多く付着している布団の頭のほうからかけていくのがオススメです。
掃除機で吸う
死がいやフンを吸い取ろう
出典: suumo.jp
ダニを死滅させたあとはその死骸も除去しないとアレルギーの原因となります。
布団乾燥機やスチームアイロンなどでダニを死滅させたあとはその死骸を掃除機で取り除きましょう。
しかし、普通に掃除機をかけただけではダニの死骸は吸い取ることができません。
出典: kodawari-souji.blog.jp
ダニの死骸は布団の繊維とからまって簡単には取れないのです。なので、掃除機のかけ方も少しコツがいります。
掃除機はゆっくり丁寧にかけることが重要です。1平方メートルに約20秒程度かけて吸い取ります。そのときもダニが特につきやすい頭から下に向かってかけていくことがポイントになります。
専用布団クリーナーも効果的
出典: 4yuuu.com
ダニを効果的に吸い取るには専用の布団クリーナーが威力を発揮します。それ専用に開発しているので使い勝手もいいです。
布団の布を吸い込んでやりにくいという不満も解消でき、普段使っている掃除機を布団にあてるのも抵抗があるという方にもきちんと差別化ができるので不快ではありませんね。
出典: netacore.jp
しかし、布団専用のクリーナーを新たに購入するのもいいのですが、性能にこだわると結構な価格となります。費用を抑えたいかたは、今お使いの掃除機につけて使える布団専用のノズルの購入をするという手もあります。
普通の掃除機のヘッドとは違い、布団の布を巻き込みにくい構造となっており、布団の繊維にからみついたダニや死骸、糞などをたたいてかき出す機能がついているものもあります。
購入の際は、今お使いの掃除機の機種や品番に合うかどうか確認して購入しましょう。
出典: www.odagawa.net
専用ヘッドほどの効果は低くなりますが、代用として、今お使いの掃除機のノズルにストッキングを被せて使用する方法もあるので、一度試してみてはいかがでしょう?
ちなみにコインランドリーなら全部できる!
出典: xn--h9j8c2buk3b4967aqqhc8drq1glzwb.xyz
ダニは50度以上の高温で20分で死滅してしまうという観点から、コインランドリーの活用は有効です。
家庭用の乾燥機で50度、コインランドリーで55度、炎天下のクルマで70度くらいの温度になると言われます。
洗濯も、キルティング加工されている布団ならコインランドリーで洗うことができます。
コインランドリーを利用するのが、実はダニを死滅させるのに最も有効な方法です。しかし、利用にしかたに少しコツがあります。
出典: www.pakutaso.com
まず、最初は洗濯ではなく、乾燥機にかけること!
最初に乾燥機に20分以上かけます。それによって、生息しているダニは完全に死滅してしまいます。
そして、コインランドリーの洗濯機で洗うことによって、ダニの糞やカスと同時にダニの死骸も洗い流してしまいます。
それは、結局どっちを先にやっても一緒なのでは?と思うかもしれません。
ですが、ダニは体内に酸素をたくわえており水の中でも生息することができるため、先に洗うと、ダニは懸命にカギのある手でしがみつき生きています。なので、この段階で洗い流すことができません。その後、乾燥機にかけてダニが死滅したとしても、ふとんの中にその死骸は残っており、新たなダニの生息地と化してしまうことになります。
出典: charida.seesaa.net
最初に洗濯ではなく、乾燥機で20分以上回す。これだけで、ダニは完全に死滅してしまいます。
そして、コインランドリーの洗濯モードで、ダニの糞やカスと同時にダニの死体を洗濯して流してしまうえば、鼻炎の元やアレルギーがふせげることになります。
ポイント
出典: magazine.campus-web.jp
1.高温乾燥機をかける:ふとん乾燥機でダニを死滅させるため
2.大型洗濯機でふとんを丸洗いする:死滅したダニの死骸や糞をとるため
3.再度、高温乾燥機で布団を乾燥させる:ふっくらしたふとんに仕上げるため
2.の段階でダニは死滅、除去されてますが、ふとんが乾燥されてないままでは使えないので再度乾燥機をかけます。
この行程をすべてやると、どれくらいかかるかというと、
コインランドリーの乾燥機は、地域や店舗によっても異なりますが、
24kgの乾燥機で100円/6分、16kgの乾燥機で100円/8分です。
洗濯機は、22kgの洗濯機¥1000/1回(除菌すすぎコース¥1100/1回)です。
まず、乾燥機に20分かけるなら、24kgを使用するとして、400円、洗濯機が1100円、そして更に乾燥機にかけると400円~となります。大体2000円程度でダニ退治ができるということですね。
除菌・消臭スプレーも併用
出典: www.encho.co.jp
除菌・消臭関係のスプレーは、いろんな種類のものが販売されていますね。その中でも、ダニに効果が高いとされるのは、「ファブリーズ ハウスダストクリア」です。
このスプレーのすごいところは、ダニの糞や死骸などを固める作用があることです。そして、95%の割合で空気中への拡散を予防するので、アレルギー体質の方は併用して使用してみてはいかがでしょうか?
アレルギー体質の方は空気中に舞い上がったハウスダストを吸い込んだことによって症状がでたり、悪化したりしますので注意しないといけません。なので、空気中への拡散を防いでくれるスプレーは予防するにあたってはぜひ揃えておきたいアイテムですね。
使用方法は簡単です。掃除機のあと、あまり布団に近づけすぎないようにして布団の表と裏の全体にシュッ、シュッとかけていけばOKです。
UV布団専用ノズル SD-345
約3000回/分の超高速振動で、布団をたたいて掻き出し吸引します。
UVライト(紫外線ライト)がついているので掃除機で吸込むのと同時に除菌します。
¥5,122 (税込)
made of Organics ダニオフ ファブリックスプレー250ml
アロマの力でダニを寄せ付けないオーガニック ファブリック スプレー
ダニの好まない香りブレンドより、約9割のダニを寄せつけません。また、殺虫成分不使用で安心。天然由来成分100%なので、赤ちゃんやペットなどが口に含んでしまいがちな布団や毛布にも使えます。
¥1,620 (税込)
増やさないためには?
お手入れの頻度は?
出典: www.waltslaughter.com
布団の掃除は頻繁というのは難しいですね。1週間に1度は行いたいものですが、なかなかそうもいかないので、今日はここまでと範囲を決めて定期的におこなうようにしましょう。
湿気をこもらせないように
出典: cos-play.info
ダニは湿度も好みますので、湿気がこもらない環境にする必要があります。窓を開けるなど換気には充分配慮しましょう。
ふとんカバーなどは清潔に保とう
出典: allergy-skin-treat.jp
枕や敷布団の上の方は、ダニが繁殖しやすいので、特に清潔にするように心がけましょう。
布団の上にふとんカバーなどを使うことをオススメします。また、肌に触れる部分はタオルやバスタオルを巻いてもOKです。
布団を頻繁に洗濯するのはむずかしいですが、ふとんカバーやタオル、バスタオルであれば手軽に取替えができますし、洗濯もすぐ乾くので、2~3日に1回程度するようにしましょう。
お布団の素材もキにしてみよう!
出典: asleep.jp
ダニが全くいない布団は残念ながらありません。
しかし、布団の素材によってはダニが繁殖しやすいものとそうでないものがあります。
素材別に見てみましょう。
木綿布団
出典: futon.yoka-yoka.jp
湿気がこもりやすい素材のため、布団の中では最もダニが繁殖しやすい環境になります。
化学繊維
出典: e-nedoko.com
通気性が良く、湿気がこもりにくいため、木綿に比べれば、ダニはつきにくいようです。
羽毛・羊毛布団
出典: item.rakuten.co.jp
熱処理と、殺菌処理が施されており、布団の中からダニは発生しません。また布団の中にダニが入りにくい構造のため、布団の表面にしかダニはつきません。
布団の中では、羽毛・羊毛布団が、ダニがつきにくいという報告です。しかし、お値段も高いものとなります。それにつきにくいというだけで、完全に防ぐわけではないので過信は禁物です。
なんとなく感じる”かゆみ”
出典: www.theguardian.com
布団に横になっていて、なんとなくむずむずとしたかゆみを感じることはないでしょうか?
皮膚のトラブルかな?と思いきや、実はダニが原因ということもあるのです。
出典: realestate.yahoo.co.jp
ダニの種類は非常に多く、私たちの生活に影響を与えるダニはほんの数種類と言われていますが、中には噛むダニも存在します。噛まれないまでも、そのダニの死骸や糞がアレルギーの原因となります。特に小さなお子さんなどはその影響は受けやすく、赤い発疹ができたりします。
大人は大丈夫かといえば、そうでもなく、今までなんともなかったのに蓄積されたアレルギーが許容範囲を超えると一気に出てアレルギー症状や喘息を引き起こしてしまう方もいるようです。
32万匹もいるの!?
出典: diet-de-yasetai.jp
ダニは小さくてなかなか肉眼では見えませんが、環境によってはなんと1畳あたりに数十万から数は百万匹のダニが隠れているといわれています。
そして、ほこり1gの中に1000匹すんでいるといわれます。
ダニにとって快適に過ごせる環境は温度が20~30度、湿度が60~80%です。そしてその快適な環境を満たしているのが、布団やカーペットなのです。
だから退治しよう
出典: www.danikirai.com
ダニの成長はとても早く、1ヵ月ほどで成虫となり卵を産むようになり、急激にその数を増やしていきます。気がつけば、ふとんの中はダニだらけ…。
どんどんダニが増え、またダニの糞や死骸も増えていき、お使いの布団の中はダニやダニの糞、死骸でいっぱいになっているという恐ろしいことが…。目に見えないだけに実感がないのですが、実はそのような布団で毎日過ごしていると思うとゾッとしませんか?
出典: news.mynavi.jp
ダニを退治したければ、ダニの習性を知ること。つまり相手を知ってから立ち向かうことです。
ダニは、夜行性で、高温多湿が大好きです。その習性を利用して、まずはダニをおびき寄せることが大事です。
昼間の明るいうちにガンガン掃除機をかけても、ダニは奥に潜んでしまいかき出すことができません。
なので、擬似的に夜の状況をつくります。つまり部屋を暗くして、ダニに夜と錯覚させておびき寄せるのです。1時間程度、部屋を暗室にして、ダニが活動を始めたころを見計らって一気に掃除機をかけるという方法です。
間違った通説
出典: flower.yodoyabashift.com
天気がいい日に外にお布団を干して、ふとん叩きでパンパンやっていませんか?埃が取れてキレイになった気がしていますが、実はこれ逆効果って知っていました?
ふとんを叩くことによって、奥に潜んでいたダニのえさとなるダニの死骸や糞が表面に浮きでてきて、それが外に放出されるわけではなく、布団上部にはりついてしまうのです。
なので、ふとんを干す際に叩く行為は全く効果を発さないどころか逆効果なのです。
しかも、お天気がいい夏の日に4時間程度干し、ふとんの表面が50度以上になったとしても、ダニはふとんの奥に逃げ込んでしまうため死滅することはありません。
結論を言えば、残念ながら天日干しではダニは死なないということです。
ダニの死滅する条件
出典: pet.nifty.com
ダニは50度以上の高温と55%以下の湿度で死滅するといわれています。
50度以上の状態が20分以上継続すると、成虫は死滅、60度以上であれば即死滅すると言われます。また、湿度も55%以下となると死滅するといわれます。
布団乾燥機
出典: review.rakuten.co.jp
布団乾燥機は手っ取り早くダニを退治するのに効果的です。
しかし、通常通り、布団と並行して布団乾燥機をかけてもダニがよけてしまうため効果がありません。
ふとん乾燥機をつかってダニを撃退するにはちょっとしたコツがあります。
やり方として効果的なのが、布団乾燥機を横にして、敷き布団でつつみその上から掛け布団で覆うようにするとすみずみまで50度以上になり、逃げ場もなくなります。大体1時間以上を目安に行うといいでしょう。
スチームアイロン
出典: 4yuuu.com
高温で死滅することから、スチームアイロンも効果があります。
まず、ダニは薄暗いところで活発に活動する習性があります。それを利用して、部屋を1時間ほど暗くしてダニを布団の表面に出てこさせます。
布団にきつく絞った濡れタオルで当て布をします。これは、ダニを殺すため数秒間同じ場所にアイロンを当てるため布団の生地を焦がさないようにするためです。
5秒程度を目安にスチームアイロンをかけます。アイロンかけというよりもスチームを当てるようなイメージでかけます。スチームの温度はだいたい110度くらいになっています。
ダニが温度の低いほうに逃げていく可能性があるので、ダニのえさとなるフケや髪の毛などが多く付着している布団の頭のほうからかけていくのがオススメです。
死がいやフンを吸い取ろう
出典: suumo.jp
ダニを死滅させたあとはその死骸も除去しないとアレルギーの原因となります。
布団乾燥機やスチームアイロンなどでダニを死滅させたあとはその死骸を掃除機で取り除きましょう。
しかし、普通に掃除機をかけただけではダニの死骸は吸い取ることができません。
出典: kodawari-souji.blog.jp
ダニの死骸は布団の繊維とからまって簡単には取れないのです。なので、掃除機のかけ方も少しコツがいります。
掃除機はゆっくり丁寧にかけることが重要です。1平方メートルに約20秒程度かけて吸い取ります。そのときもダニが特につきやすい頭から下に向かってかけていくことがポイントになります。
専用布団クリーナーも効果的
出典: 4yuuu.com
ダニを効果的に吸い取るには専用の布団クリーナーが威力を発揮します。それ専用に開発しているので使い勝手もいいです。
布団の布を吸い込んでやりにくいという不満も解消でき、普段使っている掃除機を布団にあてるのも抵抗があるという方にもきちんと差別化ができるので不快ではありませんね。
出典: netacore.jp
しかし、布団専用のクリーナーを新たに購入するのもいいのですが、性能にこだわると結構な価格となります。費用を抑えたいかたは、今お使いの掃除機につけて使える布団専用のノズルの購入をするという手もあります。
普通の掃除機のヘッドとは違い、布団の布を巻き込みにくい構造となっており、布団の繊維にからみついたダニや死骸、糞などをたたいてかき出す機能がついているものもあります。
購入の際は、今お使いの掃除機の機種や品番に合うかどうか確認して購入しましょう。
出典: www.odagawa.net
専用ヘッドほどの効果は低くなりますが、代用として、今お使いの掃除機のノズルにストッキングを被せて使用する方法もあるので、一度試してみてはいかがでしょう?
ちなみにコインランドリーなら全部できる!
出典: xn--h9j8c2buk3b4967aqqhc8drq1glzwb.xyz
ダニは50度以上の高温で20分で死滅してしまうという観点から、コインランドリーの活用は有効です。
家庭用の乾燥機で50度、コインランドリーで55度、炎天下のクルマで70度くらいの温度になると言われます。
洗濯も、キルティング加工されている布団ならコインランドリーで洗うことができます。
コインランドリーを利用するのが、実はダニを死滅させるのに最も有効な方法です。しかし、利用にしかたに少しコツがあります。
出典: www.pakutaso.com
まず、最初は洗濯ではなく、乾燥機にかけること!
最初に乾燥機に20分以上かけます。それによって、生息しているダニは完全に死滅してしまいます。
そして、コインランドリーの洗濯機で洗うことによって、ダニの糞やカスと同時にダニの死骸も洗い流してしまいます。
それは、結局どっちを先にやっても一緒なのでは?と思うかもしれません。
ですが、ダニは体内に酸素をたくわえており水の中でも生息することができるため、先に洗うと、ダニは懸命にカギのある手でしがみつき生きています。なので、この段階で洗い流すことができません。その後、乾燥機にかけてダニが死滅したとしても、ふとんの中にその死骸は残っており、新たなダニの生息地と化してしまうことになります。
出典: charida.seesaa.net
最初に洗濯ではなく、乾燥機で20分以上回す。これだけで、ダニは完全に死滅してしまいます。
そして、コインランドリーの洗濯モードで、ダニの糞やカスと同時にダニの死体を洗濯して流してしまうえば、鼻炎の元やアレルギーがふせげることになります。
ポイント
出典: magazine.campus-web.jp
1.高温乾燥機をかける:ふとん乾燥機でダニを死滅させるため
2.大型洗濯機でふとんを丸洗いする:死滅したダニの死骸や糞をとるため
3.再度、高温乾燥機で布団を乾燥させる:ふっくらしたふとんに仕上げるため
2.の段階でダニは死滅、除去されてますが、ふとんが乾燥されてないままでは使えないので再度乾燥機をかけます。
この行程をすべてやると、どれくらいかかるかというと、
コインランドリーの乾燥機は、地域や店舗によっても異なりますが、
24kgの乾燥機で100円/6分、16kgの乾燥機で100円/8分です。
洗濯機は、22kgの洗濯機¥1000/1回(除菌すすぎコース¥1100/1回)です。
まず、乾燥機に20分かけるなら、24kgを使用するとして、400円、洗濯機が1100円、そして更に乾燥機にかけると400円~となります。大体2000円程度でダニ退治ができるということですね。
除菌・消臭スプレーも併用
出典: www.encho.co.jp
除菌・消臭関係のスプレーは、いろんな種類のものが販売されていますね。その中でも、ダニに効果が高いとされるのは、「ファブリーズ ハウスダストクリア」です。
このスプレーのすごいところは、ダニの糞や死骸などを固める作用があることです。そして、95%の割合で空気中への拡散を予防するので、アレルギー体質の方は併用して使用してみてはいかがでしょうか?
アレルギー体質の方は空気中に舞い上がったハウスダストを吸い込んだことによって症状がでたり、悪化したりしますので注意しないといけません。なので、空気中への拡散を防いでくれるスプレーは予防するにあたってはぜひ揃えておきたいアイテムですね。
使用方法は簡単です。掃除機のあと、あまり布団に近づけすぎないようにして布団の表と裏の全体にシュッ、シュッとかけていけばOKです。
UV布団専用ノズル SD-345
約3000回/分の超高速振動で、布団をたたいて掻き出し吸引します。
UVライト(紫外線ライト)がついているので掃除機で吸込むのと同時に除菌します。
¥5,122 (税込)
made of Organics ダニオフ ファブリックスプレー250ml
アロマの力でダニを寄せ付けないオーガニック ファブリック スプレー
ダニの好まない香りブレンドより、約9割のダニを寄せつけません。また、殺虫成分不使用で安心。天然由来成分100%なので、赤ちゃんやペットなどが口に含んでしまいがちな布団や毛布にも使えます。
¥1,620 (税込)
お手入れの頻度は?
出典: www.waltslaughter.com
布団の掃除は頻繁というのは難しいですね。1週間に1度は行いたいものですが、なかなかそうもいかないので、今日はここまでと範囲を決めて定期的におこなうようにしましょう。
湿気をこもらせないように
出典: cos-play.info
ダニは湿度も好みますので、湿気がこもらない環境にする必要があります。窓を開けるなど換気には充分配慮しましょう。
ふとんカバーなどは清潔に保とう
出典: allergy-skin-treat.jp
枕や敷布団の上の方は、ダニが繁殖しやすいので、特に清潔にするように心がけましょう。
布団の上にふとんカバーなどを使うことをオススメします。また、肌に触れる部分はタオルやバスタオルを巻いてもOKです。
布団を頻繁に洗濯するのはむずかしいですが、ふとんカバーやタオル、バスタオルであれば手軽に取替えができますし、洗濯もすぐ乾くので、2~3日に1回程度するようにしましょう。
お布団の素材もキにしてみよう!
出典: asleep.jp
ダニが全くいない布団は残念ながらありません。
しかし、布団の素材によってはダニが繁殖しやすいものとそうでないものがあります。
素材別に見てみましょう。
木綿布団
出典: futon.yoka-yoka.jp
湿気がこもりやすい素材のため、布団の中では最もダニが繁殖しやすい環境になります。
化学繊維
出典: e-nedoko.com
通気性が良く、湿気がこもりにくいため、木綿に比べれば、ダニはつきにくいようです。
羽毛・羊毛布団
出典: item.rakuten.co.jp
熱処理と、殺菌処理が施されており、布団の中からダニは発生しません。また布団の中にダニが入りにくい構造のため、布団の表面にしかダニはつきません。
布団の中では、羽毛・羊毛布団が、ダニがつきにくいという報告です。しかし、お値段も高いものとなります。それにつきにくいというだけで、完全に防ぐわけではないので過信は禁物です。
コツ・ポイント
ダニと共存していると思うとぞっとしますね。週に1回はシーツや枕カバーの洗濯はしたいものですね。それと、一番ダニが好むのが人間の髪の毛やフケが付着している枕なんだそうです。枕であれば、手軽に洗濯もできるし、乾燥機にかけることができるし、掃除機での吸引も苦になりませんよね。最低、枕とシーツの洗濯はマメにしたほうがよいようですね。