冬には“ヒーター”が必需品。いろいろなヒーター比較とおすすめを紹介

ヒーターにはファンヒーター・遠赤外線ヒーター・オイルヒーターと大きく分けて3タイプあり、ヒーターの種類によって特徴はさまざまです。ご自宅に合ったヒーターはどのタイプがおすすめかなど、以下でご紹介いたします。

特殊加工したセラミックが発熱して温風が出るタイプ。電気ファンヒーターと呼ばれるものは、主にこのタイプになります。大きさも大小さまざまで持ち運びしやすいものが多く、スイッチを入れたらすぐ温風が出るので、トイレやお風呂の脱衣所または台所などに置くのにも向いています。

・メリット
スイッチONですぐ暖かい
空気が汚れにくい

・デメリット
電気代がかかる
ガス、石油ファンヒーターより暖房能力が低い

Panasonicの商品といえばナノイーですが、もちろんこちらにも内蔵しています。お部屋を暖めてくれる一方、連続約5時間加湿しながらウイルスも抑制してくれるヒーターです。気になる電気代は、1時間約33.8円(温風強での使用の場合)。その他、人センサー、転倒OFFスイッチ、タイマー、切り忘れ防止などの節電＆安全機能も充実です。

灯油を入れて部屋を暖めるヒーター。機能にこだわらなければ、本体価格が比較的お手頃に購入できるものが多いです。定期的にお部屋の換気が必要になりますが、暖房能力が高いのも特徴です。

・メリット
すぐに温まる
部屋の広範囲を暖めることが可能
電気代が安い

・デメリット
灯油を入れる手間がある
定期的に換気をする必要がある

コンパクトなボディですが、木造なら7畳まで、コンクリートなら9畳までのお部屋を暖めることが可能。省エネ運転で灯油が長持ちし、電気代は1時間約2.4円程度。灯油の臭いを低減する機能や、灯油を入れるときに手が汚れない栓タンクなど、嬉しい機能が充実です。

ガスファンヒーターは、ガスを燃焼する際に発生する熱を使って室内を暖めます。設置場所が限られ、設置時の工事も必要なので、設置するには条件が限定されます。しかし、暖房能力については、電気・石油ファンヒーターよりもかなり高いです。

・メリット
部屋がすぐに温まる
空気が乾燥しにくい
音が静か

・デメリット
設置場所が限定される
換気が必要
使用コストが高い

遠赤外線ヒーターにはハロゲンヒーター・カーボンヒーターなどがあり、赤外線で暖めます。赤外線は空気を汚さず体に暖かさを感じることができますが、お部屋全体を暖めるには時間がかかり、向いていません。

・メリット
空気が汚れない
すぐに体に暖かさを感じる
温風が出ない
軽い

・デメリット
部屋全体を暖めるのは時間がかかる
暖かいのは当たっている部分だけ

ランタンをモチーフにしたハロゲンヒーターです。小さいので持ち運びが便利で、足元を暖めたい時にいいですね。電気代も1時間最大約8.1円で、転倒OFFスイッチも搭載しています。2台目のヒーターにいかがですか。

高さが82.5cmと細長いカーボンヒーター。ワット数も450wと900wの2段階に切り替えができます。転倒安全スイッチと3時間オフタイマーも搭載。電気代は1時間約24.3円。体の芯から遠赤外線効果の暖かさを実感できます。

オイルヒーターは、暖めたお部屋を一定の温度でキープすることができるのが特徴です。メーカーにもよりますが、火災や火傷の危険性が低く、安全性が高いので、子供や老人がいる家庭にとても人気があります。部屋を暖めるのには時間がかかりますが、温風が出ないので、埃も立たず空気も汚さないため、アレルギーがある方にもおすすめです。

・メリット
安全性
静か
空気を汚さない
乾燥しにくい

・デメリット
電気代がかかる
石油ファンヒーターより部屋を暖めるのに時間がかかる

オイルヒーターといえば、デロンギが有名でとても人気ですよね。こちらは節電運転のECOモードを搭載。電気代はECOモード使用で8時間使用した場合、1時間約11円。暖めた温度を一定に保ち、静かで乾燥もしにくく空気も汚さないので、寝室にもおすすめです。やさしい暖かさの中で過ごしたい方におすすめです。

別売りで、オイルヒーターの上に取り付けて、タオルやちょっとしたものを干せるこんな便利なオプションもあります。