みなさん、畳縁をご存知でしょうか?畳の端の、布地の部分を畳縁と言います。和室に欠かせない畳ですが、畳縁を変えるだけでお部屋の雰囲気をガラッと変えることができます。今回は、和室の印象を左右する畳縁の種類や、色柄の選び方、また畳縁の意外な使い方をご紹介いたします。
畳縁について知っておこう
畳縁ってどんなもの?
和室と聞いて真っ先に思いつくのが、畳ではないでしょうか。
和室に欠かせない畳を彩る「畳縁」というものをご存知でしょうか?
「畳縁」は「たたみべり」と読み、畳の端にくっついている青や緑の布地の部分を指します。
どうして畳縁を踏んじゃいけないの?
小さい頃、畳縁を踏んではいけないと教わった方も多いのではないでしょうか。
一般に、畳縁は踏まないのがマナーとされているようです。
では、どうして畳縁を踏んではいけないのでしょうか。
由来は諸説ありますが、畳縁には身分を示す文様や家紋が刺繍されることがあり、
そんな事情から畳縁を踏まないのが礼儀であるというマナーが広まったという説があります。
モダン畳や半畳畳にもつけられる?
「和モダン」に欠かせないモダン畳や半畳畳。畳縁の無いモダン畳や半畳畳ですが、
もちろん畳縁をつけることができます。畳縁は、傷みやすい畳のフチを保護する役割もあり、
畳縁をつけることで耐久性が増すというメリットもあります。
オシャレな畳縁で、モダン畳や半畳畳を彩ってみてはいかがでしょうか。
畳縁の選び方
畳縁といっても、様々な色や柄があります。機能としてはどれも同じですが、
せっかくなのでお部屋に合ったものをチョイスしたいですね。
畳縁を選ぶ際に最も迷うと思われるのが、色。
一般に、薄めの色を選ぶとお部屋を広く見せる効果が。逆に濃い目の色を選ぶと、
フォーマルな印象を与えると言われているようです。
色別の雰囲気や、選び方、適したお部屋をご紹介いたします。
◇緑
落ち着いた緑色は、畳縁の人気色です。
畳自体の色と良く合い、お部屋の印象を上手にまとめてくれます。
◇青
爽やかな印象を与える青色は、畳縁の人気色のひとつです。
青色には清潔感を感じさせる効果もあるため、清潔感を出したいお部屋にピッタリです。
涼しげな印象から、夏場に売上が増えるという話も。
◇茶
畳の色に赤系の色は合わないのでは?と思いがちですが、
意外なことに茶色は畳の色とよくマッチします。
青や黒ほど主張せず、かといって緑ほど溶けこむこともせず、
ほどよい塩梅の柔らかな印象に仕上がります。
◇黒
黒地の畳縁は、フォーマルな印象を強く与えます。きちんと感を演出したい客間などにおすすめです。また、濃色全般に言えることですが、濃い色の畳縁はお部屋のアクセントにもなるため、部屋全体の印象をキリッとまとめてくれる効果もあります。
淡色だとお部屋の印象がぼやけてしまうのが心配、という方は、濃色を選ぶとGOOD。
オススメの畳縁
畳縁には、様々な柄があります。たくさんありすぎて、目移りしてしまいそうですね。
畳縁の柄を選ぶ際のポイントや、人気の柄をご紹介いたします。
基本のスタンダードタイプ
菱、菊、亀甲、あるいはそれらを組み合わせた柄が最も一般的に用いられる柄です。
生地の色は、青、緑、茶、黒といった「和」の風合いあふれる落ち着いたテイストのものが多く、その上に金の刺繍が施されているものがスタンダードです。
出典: www.ohmiyaberi.co.jp
シックな無地
無地の畳縁ならば、シックで落ち着いた印象を与えることができます。
刺繍のあるタイプに比べ、様々な色が用意されている場合が多く、選択肢が広がります。
また、生地の素材感を活かした畳縁が多いのも特徴です。
落ち着いた印象のある無地ですが、裏を返せば地味な印象になりやすいということ。
そのため、ツヤのある錦糸を使用するなど、工夫をこらしたいところですね。
出典: www.ohmiyaberi.co.jp
近代的な柄物
伝統的な菱型や菊以外にも、小花柄や市松模様といったモダンな畳縁も増えています。
また、畳縁自体の色も、ピンクや鮮やかな原色など、過去の常識では考えられないような色が。中には、アーガイルなどのオシャレなチェック柄の畳縁も。
畳縁の色柄を上手に選び、常識にとらわれない「和モダン」を目指してはいかがでしょうか。
出典: www.ohmiyaberi.co.jp
人気の白馬シリーズ
畳縁のロングセラーして有名な白馬シリーズ。オーソドックスで伝統的な色柄が揃っており、
畳縁の柄に迷った場合にはこれを選べば間違いなし!
UVカット仕様のものもあるので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
意外な使い方
畳縁を使ったバッグ
畳縁を使った、意外なアイテムをご紹介いたします。
まずは、畳縁を使用したバッグ。カラフルでオシャレでいながら、「和」のテイストあふれるデザインになっています。流れるようなデザインが、畳縁の美しさを引き出しています。
畳縁を使用しているとは、言われるまで気付かなさそうですね。
5083-0 Series
W・開口部430×H175×D180mm
¥30,240 (税込)
がま口などの小物
こちらは、畳縁を使用したポーチ。
畳の面影が少し残っている、なんともユニークで個性的なポーチです。
181-1 Series
開口部W330・底部W230×H160・マチ100mm
¥6,480 (税込)
和室と聞いて真っ先に思いつくのが、畳ではないでしょうか。
和室に欠かせない畳を彩る「畳縁」というものをご存知でしょうか?
「畳縁」は「たたみべり」と読み、畳の端にくっついている青や緑の布地の部分を指します。
小さい頃、畳縁を踏んではいけないと教わった方も多いのではないでしょうか。
一般に、畳縁は踏まないのがマナーとされているようです。
では、どうして畳縁を踏んではいけないのでしょうか。
由来は諸説ありますが、畳縁には身分を示す文様や家紋が刺繍されることがあり、
そんな事情から畳縁を踏まないのが礼儀であるというマナーが広まったという説があります。
「和モダン」に欠かせないモダン畳や半畳畳。畳縁の無いモダン畳や半畳畳ですが、
もちろん畳縁をつけることができます。畳縁は、傷みやすい畳のフチを保護する役割もあり、
畳縁をつけることで耐久性が増すというメリットもあります。
オシャレな畳縁で、モダン畳や半畳畳を彩ってみてはいかがでしょうか。
畳縁といっても、様々な色や柄があります。機能としてはどれも同じですが、
せっかくなのでお部屋に合ったものをチョイスしたいですね。
畳縁を選ぶ際に最も迷うと思われるのが、色。
一般に、薄めの色を選ぶとお部屋を広く見せる効果が。逆に濃い目の色を選ぶと、
フォーマルな印象を与えると言われているようです。
色別の雰囲気や、選び方、適したお部屋をご紹介いたします。
◇緑
落ち着いた緑色は、畳縁の人気色です。
畳自体の色と良く合い、お部屋の印象を上手にまとめてくれます。
◇青
爽やかな印象を与える青色は、畳縁の人気色のひとつです。
青色には清潔感を感じさせる効果もあるため、清潔感を出したいお部屋にピッタリです。
涼しげな印象から、夏場に売上が増えるという話も。
◇茶
畳の色に赤系の色は合わないのでは?と思いがちですが、
意外なことに茶色は畳の色とよくマッチします。
青や黒ほど主張せず、かといって緑ほど溶けこむこともせず、
ほどよい塩梅の柔らかな印象に仕上がります。
◇黒
黒地の畳縁は、フォーマルな印象を強く与えます。きちんと感を演出したい客間などにおすすめです。また、濃色全般に言えることですが、濃い色の畳縁はお部屋のアクセントにもなるため、部屋全体の印象をキリッとまとめてくれる効果もあります。
淡色だとお部屋の印象がぼやけてしまうのが心配、という方は、濃色を選ぶとGOOD。
畳縁には、様々な柄があります。たくさんありすぎて、目移りしてしまいそうですね。
畳縁の柄を選ぶ際のポイントや、人気の柄をご紹介いたします。
菱、菊、亀甲、あるいはそれらを組み合わせた柄が最も一般的に用いられる柄です。
生地の色は、青、緑、茶、黒といった「和」の風合いあふれる落ち着いたテイストのものが多く、その上に金の刺繍が施されているものがスタンダードです。
出典: www.ohmiyaberi.co.jp
無地の畳縁ならば、シックで落ち着いた印象を与えることができます。
刺繍のあるタイプに比べ、様々な色が用意されている場合が多く、選択肢が広がります。
また、生地の素材感を活かした畳縁が多いのも特徴です。
落ち着いた印象のある無地ですが、裏を返せば地味な印象になりやすいということ。
そのため、ツヤのある錦糸を使用するなど、工夫をこらしたいところですね。
出典: www.ohmiyaberi.co.jp
伝統的な菱型や菊以外にも、小花柄や市松模様といったモダンな畳縁も増えています。
また、畳縁自体の色も、ピンクや鮮やかな原色など、過去の常識では考えられないような色が。中には、アーガイルなどのオシャレなチェック柄の畳縁も。
畳縁の色柄を上手に選び、常識にとらわれない「和モダン」を目指してはいかがでしょうか。
出典: www.ohmiyaberi.co.jp
畳縁のロングセラーして有名な白馬シリーズ。オーソドックスで伝統的な色柄が揃っており、
畳縁の柄に迷った場合にはこれを選べば間違いなし!
UVカット仕様のものもあるので、一度検討してみてはいかがでしょうか。
畳縁を使った、意外なアイテムをご紹介いたします。
まずは、畳縁を使用したバッグ。カラフルでオシャレでいながら、「和」のテイストあふれるデザインになっています。流れるようなデザインが、畳縁の美しさを引き出しています。
畳縁を使用しているとは、言われるまで気付かなさそうですね。
5083-0 Series
W・開口部430×H175×D180mm
¥30,240 (税込)
こちらは、畳縁を使用したポーチ。
畳の面影が少し残っている、なんともユニークで個性的なポーチです。
181-1 Series
開口部W330・底部W230×H160・マチ100mm
¥6,480 (税込)
コツ・ポイント
いかがでしたか?今回は、和室に欠かせない畳縁についてご紹介いたしました。和室というと、少し古風でレトロな印象を抱きがちですが、最近では、古風な柄からモダンな柄まで、様々な畳縁が揃っています。畳縁を変えることで、簡単に印象を変えることができます。みなさんも、これを機に「和モダン」を目指してみてはいかがでしょうか。