トイレ=ウォシュレット!と思えるほどの生活の必須アイテム「ウォシュレット」。自分で取り付ける方が増えています。ポイントさえ押さえれば、はじめてでも大丈夫ですよ。一人でできちゃう取り付け方とは?具体的にご紹介いたしますね。
ウォシュレットの取り付けは意外と簡単♪
実は自分でできるものなんです
出典: kakaku.com
ウォシュレットの取り付けに特別な技術は必要ですか?いいえ、そんなことはありません。誰にでもできるように作られているんです。ホームセンターやネットショップで販売されている製品には取り付けに必要なアイテムが同梱されていますから、なんの心配もいりません。
お家で用意する工具はドライバーくらいです。あとは雑巾と気力があれば大丈夫♪私も去年取り付けました。じゅうぶん一人でできますよ。
便器のサイズが合っていれば問題なし♪
出典: www.pellmellcreations.com
ご自宅のトイレの便器は日本製のものですか?ココ重要です。
TOTOやINAXなどの日本製の便器であれば、たいていは自分で取り付けられるようになっています。でも残念ですが、おしゃれな海外製の便器には付けることができません。
日本製でも特殊な形の便器であったり便座のサイズが合わないと取り付けられない場合があります。お目当ての製品がお家のトイレに合うかどうかをきちんと調べてから購入してくださいね。
この2カ所だけは先に確認しておきましょう
ウォシュレットは水を使う電気製品です。お家のトイレをもう一度よく見てください。
1.トイレ内のコンセントに「アース端子」はありますか?
アース線の接続は安全のために絶対必要。なければ電気工事店に相談して事前に設置をしてくださいね。
2.止水栓はどこですか?
トイレに流す水を止めたり水量を調節するところです。ここに分岐金具を接続します。場所を確認しておきましょう。
成功のカギは「取扱説明書」まさに虎の巻!
出典: myu.itigo.jp
ウォシュレットの取り付けで失敗しないコツは「取扱説明書」を製品を見ながらしっかりと読むことです。実際の取り付け時間より説明書とにらめっこしている時間のほうが長いくらいが良いんですよ♪
とにかく詳しく書いてあります。説明書がぶ厚いのは、既設のさまざまな便器や止水栓の形状などに対応させているからです。自分が必要な所だけをマーカーで囲んでみてください。作業中もポイントを見つけやすく分かりやすいです。
取り付けの手順はこちら
実際にはどんなことをするの?
出典: blog.livedoor.jp
取り付け作業は次の7つのことが基本です。
1.止水栓を回して水を止める。
2.今まで使っていた便座を取り外す。
3.専用の分岐金具と給水ホースを取り付ける。
4.便器にウォシュレット専用のベースプレートを取り付ける。
5.ベースプレートに本体を取り付ける。
※リモコン付きの製品なら壁にリモコンを付けましょう
6.アース線を端子に接続する。
7.水を出します。水漏れがなければ取り付け完了です!
4分で解る!ウォシュレットの取り付け方
ウォシュレットの取り付けで一番不安なことって、水に関することですよね。
止水栓や給水ホースってどんなもの?ドキドキしているあなたへおススメの動画です。
まずはこちらで作業の流れを見てみましょう。
ゆっくりとした解説で、スパナの使い方なども分かりやすいです。
作業の全体像はつかめましたか?
それでは、取り付けの手順を詳しくご紹介いたしますね。
1.はじめに水を止めましょう
出典: kakaku.com
最初にトイレへの給水を止めます。止水栓をマイナスドライバーか付属のスパナで右に回して閉めると水が止まるんです。気合い満タンで一気に回してしまいがちなのですが(実は私もそうでした)ちょっと待って。このとき回した回数を数えておくことがポイントです。
回数は忘れずにメモしておきましょう。あとで開栓するときに助かります。開栓時にはメモの数だけ止水栓を左に回します。素早くいつもの水量に戻せますよ。
2.今まで使っていた便座を外しましょう
出典: kakaku.com
普通の便座は裏側の留め具を回せば簡単に外せます。もし今お使いの便座がウォシュレットなら、長いボルトでベースプレートが固定されていますから、ボルトをネジ山の合ったプラスドライバーで気長に気長に回してください。
ベースプレートが外れたら、説明書を参考に古いゴムブッシュも抜き取っておきましょう。
3.分岐金具と給水ホースの取り付け
出典: kakaku.com
止水栓の袋ナットをスパナで右に回して外します。外した場所に付属の分岐金具を取り付けます。今までのものがある場合でも、必ず製品に同梱されている専用のものに取り換えてくださいね。
出典: heinkel2011.blogspot.jp
止水栓が床に直付けされているトイレは床までの距離が短いので、袋ナットを回すときに注意が必要です。手が滑って床を傷つけちゃった!なんてことにならないように、落ち着いてゆっくり回すようにしてください。
付属のスパナでもできますが、モンキーレンチなら袋ナットを固定して挟んで回せるので安心です。水道修理にも使えますから、この機会に1本購入しておくのも良いですね。
袋ナットが固くて回らないときはCRC
KURE [ 呉工業 ] 5-56 (320ml) 多用途・多機能防錆・潤滑剤 [ 品番 ] 1004 [HTRC2.1]
¥337 (税込)
分岐金具の取り付けで手間取ったのが、袋ナットを回す作業でした。何年も回していない袋ナットは動きが固くて結構大変なんです。そんなときはコレ。CRCの出番です。古い袋ナットの隙間にCRCを吹き付けたら動きが軽くなって助かりました。おススメです♪
給水ホースは分岐金具側から取り付けます
出典: kakaku.com
分岐金具に専用の給水ホースを取り付けます。給水ホースは金具側と本体側で形が違います。説明書の図で確認しながら作業をしてください。給水ホースを分岐金具にセットしたら今度は袋ナットを左回しに回して締め付けます。水漏れしては大変です。しっかりと締めてくださいね。
出典: www.re-relive.jp
次に給水ホースを本体のソケットに差し込みます。ソケットの場所は機種によって違いますから注意してくださいね。
この作業はとても大切なところ。あらかじめ広い場所で「取扱説明書」通りの差し込み方を練習しておくと安心ですよ。
このあとクリップかクイックファスナーでホースを締め付けるのですが、差し込みが不完全だと上手くできません。水漏れの原因になりかねないので気を付けましょう。丁寧に作業してくださいね。
4.ベースプレートを取り付けましょう
出典: kakaku.com
便器の取り付け穴にベースプレートのボルトを押し込みます。ここで大切なのはベースプレートの取り付け位置です。
ウォシュレット本体は、このベースプレートにカチッと差し込む仕様になっています。正しく設置できるかどうかはベースプレートの位置次第。説明書の注意事項をもう一度確認してください。蓋が開かないようでは使えませんものね。
出典: washletdiy.seesaa.net
付属の「型紙」が大活躍。
お家の便器が普通サイズか大型サイズかでベースプレートの位置は変わってきます。この型紙は各サイズの標準取り付け位置(ボルトの場所)を簡単に見つけられる優れものなんです。ロータンクまでの隙間や中心線など、取り付けポイントも書いてあるんですよ。これで位置決めの不安がなくなりました♪
ゴムブッシュを取り付け穴に押し込むコツ
出典: minkara.carview.co.jp
製品によっては写真のようなゴムブッシュを予め取り付け穴に押し込んでおく必要があります。押し込むだけでしょ?って軽く考えてはいけません。これがなかなか素直に入ってくれないんですよ。どうするのかというと……。
ゴムブッシュの外側を水で濡らしておけばいいんです。説明書にも書いてはあるのですが、見落としていたら時間がもったいないですよ。このコツ、忘れないでくださいね♪
5.ウォシュレットの本体設置 カチッ!
出典: kakaku.com
さあ、本体をベースプレートに付けましょう♪便座を両手で持って手前の方から奥に向けて滑らせてください。カチッと音が鳴ったら設置は終了です。念のため本体を前にひっぱってみて、きちんと固定されているかを確認します。
ウォシュレットの取り付け作業、完了まであと少しです。頑張って!
出典: kakaku.com
操作ボタンが本体の横にないウォシュレットには壁付けのリモコンが付いています。リモコンはネジで壁に付けましょう。
リモコンの場所はペーパーホルダーの近くが便利かもしれませんね。賃貸などで壁に穴をあけられない場合は、オプションですがペーパーホルダーに差し込んで使うリモコン取り付けプレートがあります。お試しくださいね。
6.アース線を端子に接続しましょう
出典: www.piskesoft.com
温水洗浄便座は電気製品です。必ずアース端子にコードを接続してください。トイレのコンセントは写真のようなアース端子付きコンセントが一般的です。(最新の住宅では3つ穴の接地極付きコンセントの場合もあります。)
マイナスドライバーで蓋を上に押し開けてみましょう。ネジを締めて固定するタイプと、コードを差し込むだけのワンタッチタイプがあります。お家のコンセントに合わせてきちんと接続してくださいね。
7.水を出しましょう。水漏れを徹底チェック!
出典: www.mikado-sc.co.jp
最終確認です。止水栓を回して水を出します。
給水ホースの接続箇所からの水漏れがないか、徹底的にチェックしてください。からっぽのタンクに水が溜まるまでは少し時間がかかります。水の音を聞きながら念入りに接続箇所を調べましょう。
万が一、水漏れを発見したらやり直します。
面倒でも、はじめたときと同じように水を抜き、安全な状態で作業するようにしてくださいね。
取り付け完了 動作確認を忘れずに♪
ウォシュレットの取り付け手順は以上です。
実際に取り付けたあとは、忘れずに動作確認を行ってください。
「取扱説明書」通りに、すべての機能について確認しましょう。
自分で取り付けると、ウォシュレットの動きひとつひとつになぜか感動を覚えます。お家のトイレをもっと好きになれる瞬間ですね♪
取り付ける前にチェック!
賃貸住宅に取り付ける場合は注意が必要
出典: www.mitsui-chintai.co.jp
まず1つめ。お住まいの住宅にウォシュレットの取り付けが可能かどうかを最初に調べておくことが重要です。
賃貸住宅にはリフォームなどの制約が多いのです。釘1本も打てない厳しいところもありますよね。とくにコンセントの取り替えや増設が必要な場合は、必ず大家さん(管理会社)の許可を得てからにしてください。
出典: www.mitsui-chintai.co.jp
2つめは、取り外した便座の保管です。
賃貸住宅は原状回復で退去するのが基本です。入居時に付いていた便座は施設の一部だと思ってください。退去前に自分で元通りに付けなおす必要があります。
外した便座は、きれいに掃除をしてから乾いた布などで湿気を除いて保管します。便座の取り付け具も失くさないようにしましょう。ウォシュレットを購入したときの箱に収納し、外側にメモを付けておくと忘れなくて良いですね。
ウォシュレットの廃棄はどうするの?
出典: www.cleanworks.jp
自分で取り替えたウォシュレットは家庭ゴミになります。
不燃物として回収してくれるのか粗大ゴミ扱いになるのかは、お住まいの自治体によって違います。環境課などに問い合わせて決まりを守って処分してくださいね。
参考までに、取り付けを業者の方に依頼した場合は事業系のゴミとなりますから、引き取りをお願いしましょう。
トイレのスペースは大丈夫ですか
出典: roomclip.jp
ウォシュレットは普通の便座よりも大きいですよね。取り付けたあとのトイレ空間を考慮して機種を選ぶことが大切です。ドアの開閉や掃除のしやすさも考えて決めましょう。
だいたいですが、便器の真ん中から壁までを計って30cm以上あれば設置上の問題はありません。あとはお好みです。トイレをより広く使いたい場合は袖のないリモコンタイプをおススメします。
イメージトレーニングをしてみませんか
出典: roomclip.jp
メーカーや販売店は代表的な温水洗浄便座の詳細な取り付け手順をWEBで紹介しています。正確に言うとウォシュレットはTOTO、シャワートイレはINAXの登録商標です。
どちらのサイトも9分と長いですが動作確認方法まで丁寧に説明されています。動画メインですのでイメージトレーニングにぴったり。「取扱説明書」を理解するうえでも役に立ちますから、ぜひ参考にしてくださいね。
実は自分でできるものなんです
出典: kakaku.com
ウォシュレットの取り付けに特別な技術は必要ですか?いいえ、そんなことはありません。誰にでもできるように作られているんです。ホームセンターやネットショップで販売されている製品には取り付けに必要なアイテムが同梱されていますから、なんの心配もいりません。
お家で用意する工具はドライバーくらいです。あとは雑巾と気力があれば大丈夫♪私も去年取り付けました。じゅうぶん一人でできますよ。
便器のサイズが合っていれば問題なし♪
出典: www.pellmellcreations.com
ご自宅のトイレの便器は日本製のものですか?ココ重要です。
TOTOやINAXなどの日本製の便器であれば、たいていは自分で取り付けられるようになっています。でも残念ですが、おしゃれな海外製の便器には付けることができません。
日本製でも特殊な形の便器であったり便座のサイズが合わないと取り付けられない場合があります。お目当ての製品がお家のトイレに合うかどうかをきちんと調べてから購入してくださいね。
この2カ所だけは先に確認しておきましょう
ウォシュレットは水を使う電気製品です。お家のトイレをもう一度よく見てください。
1.トイレ内のコンセントに「アース端子」はありますか?
アース線の接続は安全のために絶対必要。なければ電気工事店に相談して事前に設置をしてくださいね。
2.止水栓はどこですか?
トイレに流す水を止めたり水量を調節するところです。ここに分岐金具を接続します。場所を確認しておきましょう。
成功のカギは「取扱説明書」まさに虎の巻!
出典: myu.itigo.jp
ウォシュレットの取り付けで失敗しないコツは「取扱説明書」を製品を見ながらしっかりと読むことです。実際の取り付け時間より説明書とにらめっこしている時間のほうが長いくらいが良いんですよ♪
とにかく詳しく書いてあります。説明書がぶ厚いのは、既設のさまざまな便器や止水栓の形状などに対応させているからです。自分が必要な所だけをマーカーで囲んでみてください。作業中もポイントを見つけやすく分かりやすいです。
実際にはどんなことをするの?
出典: blog.livedoor.jp
取り付け作業は次の7つのことが基本です。
1.止水栓を回して水を止める。
2.今まで使っていた便座を取り外す。
3.専用の分岐金具と給水ホースを取り付ける。
4.便器にウォシュレット専用のベースプレートを取り付ける。
5.ベースプレートに本体を取り付ける。
※リモコン付きの製品なら壁にリモコンを付けましょう
6.アース線を端子に接続する。
7.水を出します。水漏れがなければ取り付け完了です!
4分で解る!ウォシュレットの取り付け方
ウォシュレットの取り付けで一番不安なことって、水に関することですよね。
止水栓や給水ホースってどんなもの?ドキドキしているあなたへおススメの動画です。
まずはこちらで作業の流れを見てみましょう。
ゆっくりとした解説で、スパナの使い方なども分かりやすいです。
作業の全体像はつかめましたか?
それでは、取り付けの手順を詳しくご紹介いたしますね。
1.はじめに水を止めましょう
出典: kakaku.com
最初にトイレへの給水を止めます。止水栓をマイナスドライバーか付属のスパナで右に回して閉めると水が止まるんです。気合い満タンで一気に回してしまいがちなのですが(実は私もそうでした)ちょっと待って。このとき回した回数を数えておくことがポイントです。
回数は忘れずにメモしておきましょう。あとで開栓するときに助かります。開栓時にはメモの数だけ止水栓を左に回します。素早くいつもの水量に戻せますよ。
2.今まで使っていた便座を外しましょう
出典: kakaku.com
普通の便座は裏側の留め具を回せば簡単に外せます。もし今お使いの便座がウォシュレットなら、長いボルトでベースプレートが固定されていますから、ボルトをネジ山の合ったプラスドライバーで気長に気長に回してください。
ベースプレートが外れたら、説明書を参考に古いゴムブッシュも抜き取っておきましょう。
3.分岐金具と給水ホースの取り付け
出典: kakaku.com
止水栓の袋ナットをスパナで右に回して外します。外した場所に付属の分岐金具を取り付けます。今までのものがある場合でも、必ず製品に同梱されている専用のものに取り換えてくださいね。
出典: heinkel2011.blogspot.jp
止水栓が床に直付けされているトイレは床までの距離が短いので、袋ナットを回すときに注意が必要です。手が滑って床を傷つけちゃった!なんてことにならないように、落ち着いてゆっくり回すようにしてください。
付属のスパナでもできますが、モンキーレンチなら袋ナットを固定して挟んで回せるので安心です。水道修理にも使えますから、この機会に1本購入しておくのも良いですね。
KURE [ 呉工業 ] 5-56 (320ml) 多用途・多機能防錆・潤滑剤 [ 品番 ] 1004 [HTRC2.1]
¥337 (税込)
分岐金具の取り付けで手間取ったのが、袋ナットを回す作業でした。何年も回していない袋ナットは動きが固くて結構大変なんです。そんなときはコレ。CRCの出番です。古い袋ナットの隙間にCRCを吹き付けたら動きが軽くなって助かりました。おススメです♪
給水ホースは分岐金具側から取り付けます
出典: kakaku.com
分岐金具に専用の給水ホースを取り付けます。給水ホースは金具側と本体側で形が違います。説明書の図で確認しながら作業をしてください。給水ホースを分岐金具にセットしたら今度は袋ナットを左回しに回して締め付けます。水漏れしては大変です。しっかりと締めてくださいね。
出典: www.re-relive.jp
次に給水ホースを本体のソケットに差し込みます。ソケットの場所は機種によって違いますから注意してくださいね。
この作業はとても大切なところ。あらかじめ広い場所で「取扱説明書」通りの差し込み方を練習しておくと安心ですよ。
このあとクリップかクイックファスナーでホースを締め付けるのですが、差し込みが不完全だと上手くできません。水漏れの原因になりかねないので気を付けましょう。丁寧に作業してくださいね。
4.ベースプレートを取り付けましょう
出典: kakaku.com
便器の取り付け穴にベースプレートのボルトを押し込みます。ここで大切なのはベースプレートの取り付け位置です。
ウォシュレット本体は、このベースプレートにカチッと差し込む仕様になっています。正しく設置できるかどうかはベースプレートの位置次第。説明書の注意事項をもう一度確認してください。蓋が開かないようでは使えませんものね。
出典: washletdiy.seesaa.net
付属の「型紙」が大活躍。
お家の便器が普通サイズか大型サイズかでベースプレートの位置は変わってきます。この型紙は各サイズの標準取り付け位置(ボルトの場所)を簡単に見つけられる優れものなんです。ロータンクまでの隙間や中心線など、取り付けポイントも書いてあるんですよ。これで位置決めの不安がなくなりました♪
ゴムブッシュを取り付け穴に押し込むコツ
出典: minkara.carview.co.jp
製品によっては写真のようなゴムブッシュを予め取り付け穴に押し込んでおく必要があります。押し込むだけでしょ?って軽く考えてはいけません。これがなかなか素直に入ってくれないんですよ。どうするのかというと……。
ゴムブッシュの外側を水で濡らしておけばいいんです。説明書にも書いてはあるのですが、見落としていたら時間がもったいないですよ。このコツ、忘れないでくださいね♪
5.ウォシュレットの本体設置 カチッ!
出典: kakaku.com
さあ、本体をベースプレートに付けましょう♪便座を両手で持って手前の方から奥に向けて滑らせてください。カチッと音が鳴ったら設置は終了です。念のため本体を前にひっぱってみて、きちんと固定されているかを確認します。
ウォシュレットの取り付け作業、完了まであと少しです。頑張って!
出典: kakaku.com
操作ボタンが本体の横にないウォシュレットには壁付けのリモコンが付いています。リモコンはネジで壁に付けましょう。
リモコンの場所はペーパーホルダーの近くが便利かもしれませんね。賃貸などで壁に穴をあけられない場合は、オプションですがペーパーホルダーに差し込んで使うリモコン取り付けプレートがあります。お試しくださいね。
6.アース線を端子に接続しましょう
出典: www.piskesoft.com
温水洗浄便座は電気製品です。必ずアース端子にコードを接続してください。トイレのコンセントは写真のようなアース端子付きコンセントが一般的です。(最新の住宅では3つ穴の接地極付きコンセントの場合もあります。)
マイナスドライバーで蓋を上に押し開けてみましょう。ネジを締めて固定するタイプと、コードを差し込むだけのワンタッチタイプがあります。お家のコンセントに合わせてきちんと接続してくださいね。
7.水を出しましょう。水漏れを徹底チェック!
出典: www.mikado-sc.co.jp
最終確認です。止水栓を回して水を出します。
給水ホースの接続箇所からの水漏れがないか、徹底的にチェックしてください。からっぽのタンクに水が溜まるまでは少し時間がかかります。水の音を聞きながら念入りに接続箇所を調べましょう。
万が一、水漏れを発見したらやり直します。
面倒でも、はじめたときと同じように水を抜き、安全な状態で作業するようにしてくださいね。
取り付け完了 動作確認を忘れずに♪
ウォシュレットの取り付け手順は以上です。
実際に取り付けたあとは、忘れずに動作確認を行ってください。
「取扱説明書」通りに、すべての機能について確認しましょう。
自分で取り付けると、ウォシュレットの動きひとつひとつになぜか感動を覚えます。お家のトイレをもっと好きになれる瞬間ですね♪
賃貸住宅に取り付ける場合は注意が必要
出典: www.mitsui-chintai.co.jp
まず1つめ。お住まいの住宅にウォシュレットの取り付けが可能かどうかを最初に調べておくことが重要です。
賃貸住宅にはリフォームなどの制約が多いのです。釘1本も打てない厳しいところもありますよね。とくにコンセントの取り替えや増設が必要な場合は、必ず大家さん(管理会社)の許可を得てからにしてください。
出典: www.mitsui-chintai.co.jp
2つめは、取り外した便座の保管です。
賃貸住宅は原状回復で退去するのが基本です。入居時に付いていた便座は施設の一部だと思ってください。退去前に自分で元通りに付けなおす必要があります。
外した便座は、きれいに掃除をしてから乾いた布などで湿気を除いて保管します。便座の取り付け具も失くさないようにしましょう。ウォシュレットを購入したときの箱に収納し、外側にメモを付けておくと忘れなくて良いですね。
ウォシュレットの廃棄はどうするの?
出典: www.cleanworks.jp
自分で取り替えたウォシュレットは家庭ゴミになります。
不燃物として回収してくれるのか粗大ゴミ扱いになるのかは、お住まいの自治体によって違います。環境課などに問い合わせて決まりを守って処分してくださいね。
参考までに、取り付けを業者の方に依頼した場合は事業系のゴミとなりますから、引き取りをお願いしましょう。
トイレのスペースは大丈夫ですか
出典: roomclip.jp
ウォシュレットは普通の便座よりも大きいですよね。取り付けたあとのトイレ空間を考慮して機種を選ぶことが大切です。ドアの開閉や掃除のしやすさも考えて決めましょう。
だいたいですが、便器の真ん中から壁までを計って30cm以上あれば設置上の問題はありません。あとはお好みです。トイレをより広く使いたい場合は袖のないリモコンタイプをおススメします。
イメージトレーニングをしてみませんか
出典: roomclip.jp
メーカーや販売店は代表的な温水洗浄便座の詳細な取り付け手順をWEBで紹介しています。正確に言うとウォシュレットはTOTO、シャワートイレはINAXの登録商標です。
どちらのサイトも9分と長いですが動作確認方法まで丁寧に説明されています。動画メインですのでイメージトレーニングにぴったり。「取扱説明書」を理解するうえでも役に立ちますから、ぜひ参考にしてくださいね。
コツ・ポイント
いかがでしたか。日本のウォシュレットは高性能で取り扱いも楽ですから世界中の注目をあびています。そのウォシュレットを自分で取り付けられるって、ちょっとかっこいいかも。狭いトイレでの作業は女性のほうが向いているかもしれませんよ。どうぞ自信を持って取り付けをしてください。あなたのお役に立てたら嬉しいです。