もうすぐバレンタイン♡本命に友チョコに、手作りのお菓子をプレゼントしたいのにどうしてもうまく作れない…という方はいませんか?普段お菓子を作らないビギナーさんは、基本的にやってはいけないことをやりがちです。失敗例としてメジャーなものを挙げていきますので一度チェックしてみてくださいね。
1.材料をきちんと計らない
お菓子作りビギナーさんがよくやってしまう失敗がコレです。材料をきちんと計らない、勝手に量を変えてしまう…思い当たる方はいませんか?
レシピどおりに正しく作りたいなら計量の誤差を±3%以内に抑えるのが基本ですが、家庭で作る場合は適当でも美味しく作れるレシピもあります。ただし、当然ながら元のレシピ通りの味にはなりません。お菓子作りの世界では小麦粉が5g違うだけでも別のレシピと認識されています。
2.材料を別のもので代用
これもありがちな失敗例です。強力粉がないから薄力粉で、バターがないからマーガリンで……不足している材料を別のもので代用してませんか?
もちろんそれで美味しく作れたならOKですが、材料を代用する時は「レシピとは別のお菓子を作った」と認識することが大切です。材料が違うのに「このレシピは美味しくない」という方は少なくありませんし、それはレシピの作者さんにも申し訳ないです。
3.道具に水分や油分がついている
調理道具を洗った後、油分が残っていたり水滴がついていないかきちんと確認しましょう。特にメレンゲを使うお菓子の場合、水分がちょっとでも残っているとうまく泡立たないことが多いです。ボールに卵白を入れる前は神経質なぐらいチェックするのがおすすめです。
4.粉をよくふるわない
レシピに粉をふるうとあるのに、その工程を飛ばしたりしていませんか?粉をふるう必要のないレシピもありますが、正確性を求めるレシピなら1度だけでなく何度かふるって空気を含ませてあげましょう。粉がだまになったり、粘度が出るのをふせぐことができます。
お菓子作りはちょっとの手間で出来上がりが変わるもの。自分で食べる分には適当でもかまいませんが、人にあげるものを作るなら手間を惜しまずに作りましょう。
5.古い材料を使う
ベーキングパウダーやゼラチンなど、どこかにしまいっぱなしの何年も経っているものを使っていませんか?ベーキングパウダーは膨らみにくくなりますし、ゼラチン類はかたまりにくくなります。バニラオイルやリキュール類も古いものは香りが変わってきます。卵や牛乳なども、特に指定がなければできるだけ新鮮なものを使いたいですね。
6.オーブンを何度も開け閉めする
オーブンを使うレシピのとき、何度も扉を開けたり閉めたりしていませんか?焼き上がりの確認が必要なレシピもありますが、基本的には扉の開け閉めは最小限に!一度扉を開けるとオーブンの中の温度がぐっと下がってしまいます。シュークリームの生地など、一度入れたら扉を開けてはいけないレシピもあります。
7.試作をしない
プレゼント用のお菓子、試作しないでぶっつけ本番で作っていませんか?簡単なレシピはともかく、工程の多いレシピは一度試作をして手順の確認やコツをつかんでおきましょう。お菓子作りに慣れていない人ほど練習して損はありません。
また、材料を買い揃えるときも2回分の用意をしておくようにします。1回分の量だけ用意すると失敗したときに材料を買いに走ることになります。
8.レシピ自体がいまいち
極論になりますが、レシピ通りにきちんと作ってもレシピ自体が美味しくないものもあります。特にネットの投稿型レシピは当たり外れが多いです(なので試作はとても大事!)。
お菓子作りで失敗したくないなら、ネットで定評のあるレシピを探してお気に入りのレシピを見つけてみましょう。写真の小嶋ルミさんの本は私自身8年ぐらい愛読しているおすすめの本です♪
コツ・ポイント
いかがでしたでしょうか?
以前3年ほど製菓教室(カルチャースクールレベルですが)に通っておりましたが、初心者クラスでは材料を適当に計る人がとても多かったことが印象に残っています。お菓子作りはきちんとした正確な材料できちんと手順を踏むことが大切です。手間暇かけて愛情こめて作ったものはやっぱり美味しくできあがりますよ♪
とはいえ、自分で食べるものを作るときはけっこう大雑把ですけどネ。