猛暑日が続いた先月と比べ、最近は涼しい日が多い気がします。気温の変化で体調を崩したりしていませんか?人は、体温が0.5度下がると免疫力が30%以上も低下すると言われています。長引きやすい夏風邪などひかない様に、あたたかい食べものを食べ、健康に配慮した毎日を送りましょう。今回は、そんなこの時期特有の過ごし方をいろいろな視点でまとめてみました。
■体を冷やさないためにしたいこと ①体を温める
この時期は気温差に対応していくことが大切。暑さ、寒さに対する反応が弱くなると、発汗などの体温調節する機能が低下してしまいます。ひいてはそれが体調不良の原因に。体をあたためるアイテムを常備しておきましょう。
②実はNG!「コーヒー」は控える
コーヒーには、体を冷やしてしまう作用があり、実は体温調節にはちょっと不向きな飲み物。きんきんに冷えたアイスコーヒーだけでなく、ホットでもそれは同じ。
毎日に欠かせないコーヒーファンにはちょっと残念ですね。でも、一杯我慢するだけでもだいぶ違うと思います。
代わりに・・・
牛乳は免疫力向上にとても良い飲み物です。栄養価の高いたんぱく質が含まれており、夏風邪や、体力低下を防止するのに一役買いますが、意外に知られていません。
また、睡眠の質を高めてくれる効果もあるそうですよ。寝苦しい夏にもいいですね。
③代謝と循環を高める
そのためには食で体温を調節したり代謝を促すことも大切です。新陳代謝を高める食品を積極的に取り、体内の代謝を高めましょう。そこで、涼しい日に取り入れたいレシピをご紹介しましょう。
■レシピ ①クッパ
クッパは体に優しい韓国料理です。代謝の良い野菜をたっぷり入れて。
[レシピ詳細]
http://www.antennainc.jp/%E3%81%94%E3%81%AF%E3%82%93/%E9%87%8E%E8%8F%9C%E3%81%AE%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%95%E3%82%8A%E3%82%AF%E3%83%83%E3%83%91.html
レシピ②豆と野菜のスープ
ワインのおつまみにもいいですよ。
[レシピ詳細]
http://www.asahibeer.co.jp/enjoy/recipe/search/recipe.psp.html?CODE=0000000066
レシピ③小松菜のわさび和え
小松菜のビタミンAは体力・免疫力維持に効果的。さっぱりわさびで夏のレシピとしてぴったりです。
[レシピ詳細]
http://www.misbit.com/recipe/mid00731.html
レシピ④ジャガイモの卵がけ
卵を使ったエネルギーレシピです。
[レシピ詳細]
http://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/b637c7efa389950094ef29a5e7e8e04f.html
■真夏に向けてやっておきたいこと ①水分を摂る
ちょっと涼しくても、体温調整がうまくいかずに熱中症になるリスクもあります。
これからやってくる猛暑に向けて、毎日水分をしっかりとって。ただし、飲み過ぎは塩分や糖分のバランスを崩したりします。また、汗で発散しないのに水分を取りすぎても良くありません。少しずつ、のどを潤すようにこまめに取りましょう。
②睡眠をしっかりとる
しっかり睡眠をとって、涼しい気候のうちに体力を温存しておきましょう。質のいい睡眠が取れている事が、疲労回復や夏バテの防止につながります。
③冷房対策をする
冷房を使う場所が増えています。お部屋の内外の気温差にバランスを崩す人も増えてきますので、体感温度にいつもよりも敏感になり、自分で体温調節をしていきましょう。
コツ・ポイント
<その他おすすめ食材>
ビタミンA(動物性食品に含まれるレチノールと植物性食品)は体内で免疫向上に役立つカロテンに転換され体力向上につながります。それらが含まれている食材は、レバー、うなぎ、たまご。カロテンは小松菜の他にもニンジン、みかん、かきなどに多く含まれています。