パッチワークキルトの作り方をまとめてみました。パッチワークなんて初心者には無理とあきらめていませんか?でも、基本の手順さえ覚えてしまえば、あとは同じ手順を繰り返すだけだから、小さな小物はもちろん大きなタペストリーやベッドカバーまで、だれでも意外と簡単に作れます。この秋、針と糸を手にとってパッチワークキルトに挑戦しませんか。
パッチワークの基礎 工程は4つ
「ダブルウェディングリング」と呼ばれるパッチワークの伝統的なパターン。名前の由来はもちろん「結婚指輪」。
赤ちゃん用のベビーキルトとして、たくさんつないでタペストリーやベッドカバーとして楽しみが広がります。
パッチワークの手順をざっくり説明すると、
1. 布を切る
2. ピースワーク(ピーシング)(布と布を縫い合わせる作業)
3. キルティング(表布と裏打ち布の間に綿を挟んで三層にしたものをステッチ)
4. 最後は周囲をバイアステープでくるんで完成
パッチワークの工程は、簡単に言うと「切る」「縫う」「ステッチ」「くるむ」の4つ。
小物から大きな作品までこの工程は同じです。
パッチワークの基礎 どんな道具が必要?
パッチワークは針と糸とハサミさえあれば基本的にはできますが、手際よく作業を進めるために、どうしてもこれだけはそろえておきたい!という道具を紹介します。
針と糸は工程で使い分ける
パッチワークのメーン作業はピースワークとキルティングです。それぞれに向いている針と糸を使い分けましょう。
ピースワークにはメリケン針の8番または9番、キルティングには短かくて布通りのよい針が向いています。
用途に合わせて針を変えよう
出典: abertillery.biz
1. ピースワーク(ピーシング)用
※布と布をつなぎ合わせ、表布を作るときに使用します。メリケン針の8番か9番ぐらいの太さのものが適しています。
2. キルティング用
※ピースワークで完成した表布と裏打ち布の間に綿を挟んだ三層のものにしっかりとステッチをかけます。短くて細い布通りのよい針を選びましょう。
3. しつけ針
※表布、綿 裏打ち布の三層構造を作るときに三層がずれないようにしつけをかけます。三層をしっかりとすくえるように、長目の太い針が適しています。
4. まち針
※ピースワークのときに使います。先が丸くて短めのものが適しています。
おすすめの糸は?
出典: blogs.yahoo.co.jp
糸はピースワークとキルティングで兼用できるような糸を使えばよいでしょう。
特にキルティング用に特殊加工が施されているものは、ポリエステルとコットン混合なので滑りがよい上にもつれる心配もありませんから、初心者でも安心して使えます。
糸の色は生成りを選びましょう。縫い目が目立たずきれいに仕上がります。
あとは必要に応じて布地に合わせて糸を買い足していけばよいでしょう。
しつけ糸は各ご家庭にあるもので十分です。
パッチワークにおすすめ!コーツ&クラーク社のソーイング糸
デュアルデューティキルト糸 Art260-256 (生成)
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ポリエステル68%、綿32%
メキシコ製
世界中のパッチワーク愛好者に人気のコーツ&クラーク社のソーイング糸
ピースワーク、キルティング兼用です。
¥333 (税込)
必須アイテムのシンプル(指ぬき)
キルティングに欠かせないシンブル。
革製がおすすめ!
指をすっぽりと覆って保護してくれるシンブルは、表布と裏打ち布の間に綿を挟んだ三層にステッチを入れるキルティング作業になくてはならい存在です。写真のような革製のほかに金属製のものもありますが、初心者には素材が柔らかく、柔軟に指が動かせる革製のほうがおすすめです。
キルティング用フープ
刺繍枠は大小あると便利です。
作品の大きさに合わせてさまざまなサイズを使い分けて。
フープというのは刺繍用の丸い枠のことです。
表布、綿、裏打ち布の三層にステッチ(キルティングといいます)を入れるときに、布地を挟んでぴーんと張るための道具です。フープを使うと仕上がりがびっくりするほどきれいです。
最初は特に必要ありませんが、作るキルトが大きくなればなるほど、どうしてもそろえておきたいアイテムです。
パッチワークの基礎「ピースワーク」のテクニックをマスターしよう
パッチワークの最初の工程です。初心者はまずピースワークの基本を覚えましょう。
ピーシングともいいます。カットした布(ピース)同士をチクチクとぐし縫いでつなぎ合わせていく作業です。
初心者のためのピースワークの手順
1. ピースを作る
布の裏に作っておいたピースの型紙をのせ、型紙に沿って鉛筆などで印をつけます。角の印は線と線が交差するようにつけます。
目分量で縫い代を8mm程度つけて布をカット。
2. ピース2枚をまち針でとめる
カットしたピース2枚を中表に重ね、印を合わせてまち針でとめます。
とめる場所は、印の両端、中心の3カ所、大き目のピースのときはその間もとめてください。
3. ぐし縫い
ピースの縫いはじめは、ひと針返し縫いをしてください。2mmから3mmの針目でチクチク、布端まで縫っていきましょう。
縫い終わりはほつれを防ぐためにひと針同じところをすくって返し縫いしてから玉どめしておきましょう。
4. 縫い代を切りそろえる
1辺縫うごとに縫い代を切りそろえましょう。
でも、5mm以下にならないように注意してください。
5. 縫い代を片側へ倒す
縫い代は片側の一方に倒します。いちいちアイロンはかけません。指でしごいて倒しましょう。
どちらに倒すかの決まりはありませんが、一般的には色の濃いほうの布地側に倒すのがよいでしょう。
(参考文献:ステップ式初級パッチワーク(株式会社ブティック社))
初心者におすすめ。四角つなぎの「ナインパッチ」に挑戦。
実際にピースワークにチャレンジしてみましょう♪
ナインパッチを作ってみよう
9枚のピースを濃淡交互に配置する「ナインパッチ」は、シンプルだけどかわいいと大人気のパターン。
ピースワークの手順を参考に
出典: tofo.me
1. ピースを用意する
8mmの縫い代をつけたピースを9枚用意します。濃い色のピースは5枚、薄い色のピースは4枚用意するとよいでしょう。
配置は上の写真のように濃淡を交互に3枚ずつつなぎ合わせます。
2. ピースワーク
2枚のピースを中表に合わせます。両端の印同士と中央をまち針でとめて、ピースの端から端までぐし縫いします。縫いはじめと縫い終わりに、ひと針返し縫いを忘れずに。
3. 縫い代を片側一方に倒す
縫い代は濃いほうの布地側に倒すようにしていきましょう。同じようにもう1枚のピースもつないで3枚のブロックを作ります。
同様に3枚のブロックをあと2つ作ります。
縫い代を全て濃い色側に倒すと、縦をつないだときに自動的に縫い代が振り分けられます。
4. 3つのブロックをつないでナインパッチを完成させよう
ブロック同士を中表に合わせ、両端、中央、接ぎ目、その間をまち針でとめます。
布端から布端まで同様にぐし縫いをします。
ここでも縫いはじめと縫い終わりにひと針返し縫いを忘れずに。
縫い代はブロックの上側に倒すようにしましょう。
最後に残っったブロックもつなぎ合わせ、ナインパッチ完成です。
四角つなぎのナインパッチはパッチワークを代表する基本パターンです。
配色や柄を工夫することで、個性が広がる楽しいパターンです。
ナインパッチの魅力
出典: green-knowe.ocnk.net
ナインパッチのおもしろさは、やはりその配色のバリエーションにあります。あなたのセンス次第で印象ががらりと変わる作品に仕上がるでしょう。楽しみながらピースをいろいろ並びかえてみるのもおもしろそう……。
参考文献:ステップ式 初級パッチワーク(株式会社ブティック社)
簡単!初心者でも作れるパッチワークアイテム
パッチワーク初心者の登竜門!ナインパッチで作るかわいいアイテム
ここからは、初心者でも作れるかわいい簡単なアイテムをご紹介していきます♪
ナインパッチの鍋敷き
出典: hana920m.exblog.jp
小物だったら短時間でさっと作れます。
素朴なパッチワークでつくる小物でキッチンをいっぱいにしてみませんか。
思い立ったときにさっと作れるように、時間のあるときにコツコツとブロックを作りためておいてはどうでしょう
パッチワーククッション
大きめのナインパッチで作ったクッションはインテリアにぴったり。
子ども部屋にもおすすめです。
カントリー調のクロスとして
ピースワークでつなげた表布だけで作ったクロスを敷いてカントリー調に。
動画を見ながら作ってみよう!
パッチワークの基本1
まずは、型紙を作ります。製図用紙にデザインを描き,その上からパターンシートで模写します。共通する部分だけを切ります。次に布を切ります。必要な幅に切っていき、型紙を合わせ印と線を引いていきます。ペンはチャコペンが最適です。
切った布をピースと呼びます。ピースをレイアウトし待ち針で止め、ピースを縫い合わせます。縫い終わったら、縫い代を切りそろえ、濃い色の方に折り倒します。これで、1ブロックの完成です。
パッチワークの基本2
パッチワーク基本1で作成したブロックでトップを仕上げます。4枚のブロックを作成し
最初に中央ピースのラティスをつなぎ、2枚のブロックをラティスでつないでいきます。全てつなぎ終わったらボーダーをつなぎます。ボーダーとは外側の額縁のことです。ボーダーがつなぎ終わったら、ラティスの縫い代はブロック側、ボーダー側の縫い代は外側に倒します。
次は、トップよりも3~5cm大きめの裏布とキルト綿を待針でとめ、しつけをかけていきます。
そして、キルティングのラインを描き、ラインから少し離れた所を縫っていきます。
これでキルティングの完了です。そして、トップに合わせて余分な部分を切ります。カット時はロータリーカッタかストリップ定規を使うのが最適です。
パッチワークの基本3
最後はパッチワークの基本1,2で仕上げたトップの縁の始末(パイピング)をします。
まずは、バイアステープの作成です。テープメーカーでバイアステープを作り、キルティングした生地の端を待針で止め、折り線の上を縫っていきます。裏返してバイアステープの折り線を合わせ、待針で止め端をまつります。角は端から7mmの所にしるしをつけ縫っていきます。表裏同様にし、最後はバイアステープの端を重ね、折り線のところで折り、まつります。これで、完成です。パターンの応用で素敵なタペストリーが出来ました。
ドレスデンプレートの作り方
基本を学んだら、次はかんたんパッチワーク(ドレスデンプレート)の作り方です。まずは型紙を作り、型紙から縫い代1cm込みの寸法で切っていきます。切った布を始めと終わりは縫い返し、半分に折って上から1cmの所を縫っていき、表に返します。その作業を繰り返し計8枚製作します。そして、型紙と布の山型トップを合わせ下部の角の印を付けて、2枚を中表にし、ずれないように印から印まで縫っていきます。縫い代は下に倒します。はみ出た端は縫い終わった後に切りそろえ、その作業を計8回繰り返し、花型のトップが仕上ります。次は中央部分を作ります。直径8cm布周りをぐし縫いし、直径6cmの厚紙を入れて糸をしぼり、花形トップ中央にまつりつけます。これで完成です。
ベビーキルトの作り方
簡単ベビーキルトパッチワークも紹介します。まずは、洗濯しても差し支えないお好みの生地を同じサイズで四角にカットします。小さく切ったキルト綿を用意し、裏地もパッチワーク生地と同じ大きさ、枚数を用意します。
パッチワーク生地、キルト生地、裏地3枚を合わせます。パッチワーク生地と裏地は表面を外にして、キルト綿を間にはさむ形にします。合わせた3枚を一緒に縫います。四角の中心としたバッテンでミシンかけをします。1ブロックの完成です。
2枚のブロックを中表に合わせ、端から6mmの所を縫います。裏面はキルト綿は中に隠れて出ていない方がいいです。各列ごとに同じ作業を行います。次は、2列を中表に合わせ、ライン端から6mm程度のところを縫い、全ての列に行います。全て縫ったキルト外周端から6mm程度のところで折りこみ縫っていきます。最後にキルト裏面のそのままの布端を2cm間隔で切り込みを入てます。仕上にキルトを洗濯し、乾かすと、完成です。
いつか作ってみたい。大きなパッチワークキルト
アメリカの伝統的なパッチワークキルトのパターン
出典: tofo.me
パッチワークキルトのパターンはそれこそ星の数ほどあります。伝統的なパターンからちょっとモダンなものまで、いろいろ探せばきっとあなただけのお気に入りが見つかるはず。
サンプラーキルトのソファカバー
いろいろなパッチワークパターンを集めて作ったキルトをサンプラーキルトといいます。自分の好きなパターンを作りためておいて、お気に入りのキルトを作ってみてはいかがですか。
ソファーカバーやベッドカバーに、使い方もいろいろです。
クラシックアップリケのタペストリー
白地に赤いお花と緑の葉。クラシックアップリケの基本の配色が白地にはえてきれいです。
白地にはたっぷりのキルティングで刺繍が施された本格的なキルト。
ダブルウェディングリングのベッドカバー
ダブルウェディングリングで作ったベッドカバーは永遠の憧れ。
「結婚指輪」と訳されるこのパターンは、1つのパターンが切れ目なく続いてキルトを構成するオールオーバーパターンと呼ばれています。
「ダブルウェディングリング」と呼ばれるパッチワークの伝統的なパターン。名前の由来はもちろん「結婚指輪」。
赤ちゃん用のベビーキルトとして、たくさんつないでタペストリーやベッドカバーとして楽しみが広がります。
パッチワークの手順をざっくり説明すると、
1. 布を切る
2. ピースワーク(ピーシング)(布と布を縫い合わせる作業)
3. キルティング(表布と裏打ち布の間に綿を挟んで三層にしたものをステッチ)
4. 最後は周囲をバイアステープでくるんで完成
パッチワークの工程は、簡単に言うと「切る」「縫う」「ステッチ」「くるむ」の4つ。
小物から大きな作品までこの工程は同じです。
パッチワークは針と糸とハサミさえあれば基本的にはできますが、手際よく作業を進めるために、どうしてもこれだけはそろえておきたい!という道具を紹介します。
パッチワークのメーン作業はピースワークとキルティングです。それぞれに向いている針と糸を使い分けましょう。
ピースワークにはメリケン針の8番または9番、キルティングには短かくて布通りのよい針が向いています。
出典: abertillery.biz
1. ピースワーク(ピーシング)用
※布と布をつなぎ合わせ、表布を作るときに使用します。メリケン針の8番か9番ぐらいの太さのものが適しています。
2. キルティング用
※ピースワークで完成した表布と裏打ち布の間に綿を挟んだ三層のものにしっかりとステッチをかけます。短くて細い布通りのよい針を選びましょう。
3. しつけ針
※表布、綿 裏打ち布の三層構造を作るときに三層がずれないようにしつけをかけます。三層をしっかりとすくえるように、長目の太い針が適しています。
4. まち針
※ピースワークのときに使います。先が丸くて短めのものが適しています。
出典: blogs.yahoo.co.jp
糸はピースワークとキルティングで兼用できるような糸を使えばよいでしょう。
特にキルティング用に特殊加工が施されているものは、ポリエステルとコットン混合なので滑りがよい上にもつれる心配もありませんから、初心者でも安心して使えます。
糸の色は生成りを選びましょう。縫い目が目立たずきれいに仕上がります。
あとは必要に応じて布地に合わせて糸を買い足していけばよいでしょう。
しつけ糸は各ご家庭にあるもので十分です。
デュアルデューティキルト糸 Art260-256 (生成)
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ポリエステル68%、綿32%
メキシコ製
世界中のパッチワーク愛好者に人気のコーツ&クラーク社のソーイング糸
ピースワーク、キルティング兼用です。
¥333 (税込)
キルティングに欠かせないシンブル。
革製がおすすめ!
指をすっぽりと覆って保護してくれるシンブルは、表布と裏打ち布の間に綿を挟んだ三層にステッチを入れるキルティング作業になくてはならい存在です。写真のような革製のほかに金属製のものもありますが、初心者には素材が柔らかく、柔軟に指が動かせる革製のほうがおすすめです。
刺繍枠は大小あると便利です。
作品の大きさに合わせてさまざまなサイズを使い分けて。
フープというのは刺繍用の丸い枠のことです。
表布、綿、裏打ち布の三層にステッチ(キルティングといいます)を入れるときに、布地を挟んでぴーんと張るための道具です。フープを使うと仕上がりがびっくりするほどきれいです。
最初は特に必要ありませんが、作るキルトが大きくなればなるほど、どうしてもそろえておきたいアイテムです。
パッチワークの最初の工程です。初心者はまずピースワークの基本を覚えましょう。
ピーシングともいいます。カットした布(ピース)同士をチクチクとぐし縫いでつなぎ合わせていく作業です。
1. ピースを作る
布の裏に作っておいたピースの型紙をのせ、型紙に沿って鉛筆などで印をつけます。角の印は線と線が交差するようにつけます。
目分量で縫い代を8mm程度つけて布をカット。
2. ピース2枚をまち針でとめる
カットしたピース2枚を中表に重ね、印を合わせてまち針でとめます。
とめる場所は、印の両端、中心の3カ所、大き目のピースのときはその間もとめてください。
3. ぐし縫い
ピースの縫いはじめは、ひと針返し縫いをしてください。2mmから3mmの針目でチクチク、布端まで縫っていきましょう。
縫い終わりはほつれを防ぐためにひと針同じところをすくって返し縫いしてから玉どめしておきましょう。
4. 縫い代を切りそろえる
1辺縫うごとに縫い代を切りそろえましょう。
でも、5mm以下にならないように注意してください。
5. 縫い代を片側へ倒す
縫い代は片側の一方に倒します。いちいちアイロンはかけません。指でしごいて倒しましょう。
どちらに倒すかの決まりはありませんが、一般的には色の濃いほうの布地側に倒すのがよいでしょう。
(参考文献:ステップ式初級パッチワーク(株式会社ブティック社))
実際にピースワークにチャレンジしてみましょう♪
9枚のピースを濃淡交互に配置する「ナインパッチ」は、シンプルだけどかわいいと大人気のパターン。
出典: tofo.me
1. ピースを用意する
8mmの縫い代をつけたピースを9枚用意します。濃い色のピースは5枚、薄い色のピースは4枚用意するとよいでしょう。
配置は上の写真のように濃淡を交互に3枚ずつつなぎ合わせます。
2. ピースワーク
2枚のピースを中表に合わせます。両端の印同士と中央をまち針でとめて、ピースの端から端までぐし縫いします。縫いはじめと縫い終わりに、ひと針返し縫いを忘れずに。
3. 縫い代を片側一方に倒す
縫い代は濃いほうの布地側に倒すようにしていきましょう。同じようにもう1枚のピースもつないで3枚のブロックを作ります。
同様に3枚のブロックをあと2つ作ります。
縫い代を全て濃い色側に倒すと、縦をつないだときに自動的に縫い代が振り分けられます。
4. 3つのブロックをつないでナインパッチを完成させよう
ブロック同士を中表に合わせ、両端、中央、接ぎ目、その間をまち針でとめます。
布端から布端まで同様にぐし縫いをします。
ここでも縫いはじめと縫い終わりにひと針返し縫いを忘れずに。
縫い代はブロックの上側に倒すようにしましょう。
最後に残っったブロックもつなぎ合わせ、ナインパッチ完成です。
四角つなぎのナインパッチはパッチワークを代表する基本パターンです。
配色や柄を工夫することで、個性が広がる楽しいパターンです。
出典: green-knowe.ocnk.net
ナインパッチのおもしろさは、やはりその配色のバリエーションにあります。あなたのセンス次第で印象ががらりと変わる作品に仕上がるでしょう。楽しみながらピースをいろいろ並びかえてみるのもおもしろそう……。
参考文献:ステップ式 初級パッチワーク(株式会社ブティック社)
ここからは、初心者でも作れるかわいい簡単なアイテムをご紹介していきます♪
出典: hana920m.exblog.jp
小物だったら短時間でさっと作れます。
素朴なパッチワークでつくる小物でキッチンをいっぱいにしてみませんか。
思い立ったときにさっと作れるように、時間のあるときにコツコツとブロックを作りためておいてはどうでしょう
パッチワーククッション
大きめのナインパッチで作ったクッションはインテリアにぴったり。
子ども部屋にもおすすめです。
カントリー調のクロスとして
ピースワークでつなげた表布だけで作ったクロスを敷いてカントリー調に。
まずは、型紙を作ります。製図用紙にデザインを描き,その上からパターンシートで模写します。共通する部分だけを切ります。次に布を切ります。必要な幅に切っていき、型紙を合わせ印と線を引いていきます。ペンはチャコペンが最適です。
切った布をピースと呼びます。ピースをレイアウトし待ち針で止め、ピースを縫い合わせます。縫い終わったら、縫い代を切りそろえ、濃い色の方に折り倒します。これで、1ブロックの完成です。
パッチワーク基本1で作成したブロックでトップを仕上げます。4枚のブロックを作成し
最初に中央ピースのラティスをつなぎ、2枚のブロックをラティスでつないでいきます。全てつなぎ終わったらボーダーをつなぎます。ボーダーとは外側の額縁のことです。ボーダーがつなぎ終わったら、ラティスの縫い代はブロック側、ボーダー側の縫い代は外側に倒します。
次は、トップよりも3~5cm大きめの裏布とキルト綿を待針でとめ、しつけをかけていきます。
そして、キルティングのラインを描き、ラインから少し離れた所を縫っていきます。
これでキルティングの完了です。そして、トップに合わせて余分な部分を切ります。カット時はロータリーカッタかストリップ定規を使うのが最適です。
最後はパッチワークの基本1,2で仕上げたトップの縁の始末(パイピング)をします。
まずは、バイアステープの作成です。テープメーカーでバイアステープを作り、キルティングした生地の端を待針で止め、折り線の上を縫っていきます。裏返してバイアステープの折り線を合わせ、待針で止め端をまつります。角は端から7mmの所にしるしをつけ縫っていきます。表裏同様にし、最後はバイアステープの端を重ね、折り線のところで折り、まつります。これで、完成です。パターンの応用で素敵なタペストリーが出来ました。
基本を学んだら、次はかんたんパッチ