消しゴムはんこ、通称「消しはん」。子どもの頃にハマった!という方もいるかもしれませんね。昔は大きめの消しゴムを探すだけでも苦労したものですが、いまや100均で消しゴムはんこ用の消しゴムが手に入るようになりました。いろんなシーンで活躍するかわいい図案を紹介します。
消しゴムはんこって簡単?
自分でも作ってみたい!簡単?難しい?
出典: minne.com
消しゴムはんこ作家さんがいるくらい、レベルの高いものを作る方もいらっしゃる消しゴムはんこ。ぶきっちょな私でも作れるの?と尻込みしている方もいらっしゃるかもしれませんね。
恐れることなかれ!図案を選べば、簡単で彫りやすく、自分だけの消しゴムはんこが作れちゃうんです。難しいものよりも簡単な図案でアイデア試し、というスタンスで簡単な図案を中心に紹介していきます。
まずは材料と道具を揃えましょう
彫るための道具
出典: keshigomuhankonookyoushitsu.naganoblog.jp
まずは消しゴムはんこを彫るために必要な道具を揃えましょう。刃物はカッター、デザインカッター、彫刻刀の3種類が揃っていると便利。
彫刻刀は小学校などで揃えたものや100均のものでとりあえずOK。角刀と切り出し刀が使いやすいです。デザインナイフは100均でも手に入ります。細かい線を彫り出すのにとっても便利。カッターは消しゴムを適切なサイズに切り出すのに使います。
台となる消しゴム
出典: keshigomuhankonookyoushitsu.naganoblog.jp
台となる消しゴムは、消しゴムはんこ用のものがやっぱり彫りやすいです。とりあえず、やってみるという場合には、家に余っている消しゴムを使ってもOK。
消しゴムはんこ用のものは、片面に色があらかじめつけられていますので、彫ったか彫ってないかが一目瞭然。
また固めのタイプが多いので、何度押しても印面が崩れないという利点もあります。柔らかい消しゴムだと、上からギューっと押し付けた時に、せっかくの印影が潰れてしまうことも。
他にもこんな道具があると便利
出典: keshigomuhankonookyoushitsu.naganoblog.jp
他には、彫り出す時に出てしまう消しゴムカスを集めるねりけし、図案を写す時に使うボールペンや鉛筆、トレーシングペーパー。カッターマットやスタンプ台があるとよりスムーズに消しゴムはんこが作れると思いますよ。
作り方の基本をご紹介します
下絵をトレーシングペーパーを使い、写します
出典: keshihan.com
まずは、作りたい消しゴムはんこの図案を決めましょう。そうしたら、トレーシングペーパーを上にのせ、鉛筆で丁寧に写し取ります。写した面を下にし、消しゴムと接するように乗せたら、上から定規や爪などでこすって転写します。
これで下絵と左右対称の図案が消しゴムにうつりました。
消しゴムを切り出し、輪郭を彫ります
出典: keshihan.com
写し取った図案の周囲を2mmほど残してカッターで消しゴムを切り出します。あれば大きなカッターが楽チン。
次は輪郭を彫りましょう。角刀を使い輪郭を残して彫ります。下絵に沿ってゆっくりと、丁寧に。
輪郭を残して彫り進めます
出典: keshihan.com
次は輪郭以外の部分でインクがつかなくてよい部分を彫りましょう。広い平面の部分(この蝶の場合は羽の中の白い部分)は凸凹があるとインクが付いてしまいがち。凸凹をなくすように彫り進めましょう。
上手にできたか確認してみましょう
出典: keshihan.com
おおよそ彫れたな!と思ったところで、インクをポンポンとつけてみます。上手にできていますか??どうでしょうか。
ちなみにこちらの蝶は、上の羽の部分をグラデーションのように表現するため、オーロラ彫りというテクニックを使っています。千枚通しがあればできるとのこと。腕が上がってきたら、ぜひ試してみてくださいね。
完成!好きなインクをつけて押しましょう
出典: keshihan.com
出来上がったら、片手にはんこを持ち、インクパットをポンポンと優しく叩くようにインクをつけて押してみましょう!布用インクを使えば、布にもスタンプできるので、こどもの名前つけなどにも便利ですね。
消しゴムが柔らかくて押しづらい場合には、木片やコルクの持ち手をつけてみてくださいね。
インクは押したら、きれいな紙に何度も写らなくなるまで押して取り除きましょう。こすってしまうと消しゴムなので印面が傷んでしまいます。
消しゴムはんこの作り方を動画で
さあ動画で詳しくおさらいしてみましょう!
年賀状やお正月のアレコレにまつわる図案
では図案のアイデアをご紹介していきますね。図案は意匠権という著作権の1つですので、基本的には私的な利用に限って利用することができます。頭の隅に置いておいてくださいね。
消しゴムはんこは、年賀状制作の際にトライされる方が多いのだとか。手作りの年賀状はほっこりとした雰囲気が伝わります。お正月にまつわる図案をご紹介します。
松竹梅
出典: tetote-market.jp
松竹梅のモチーフはおめでたい雰囲気がよく出ますね!
竹と梅は2色に分かれてパーツを作ってありますので、いろんなバリエーションで図柄を広げていくことができます。
富士山や椿、鏡餅
出典: blog.goo.ne.jp
富士山に鏡餅、冬の椿や門松もお正月には欠かせませんね。
ちいさなモチーフを組み合わせてレイアウトしてもいいですいし、例えば大きめの鏡餅のはんこを作り、多色刷りに挑戦してみても素敵だと思いますよ。
富士山と千鳥、青海波
出典: tagodesign.blogspot.jp
富士山のおめでたい図案ですよね。千鳥と青海波もあしらって。
一色刷りですが、大きな図案で彫るのは気が抜けずとっても大変そうですね。初心者は1つ1つのパーツに分けてみるのも手かもしれません。
おめでたい絵柄をぽち袋や箸袋に
出典: s.webry.info
お正月に使う紙モノアイテム。シンプルなものを用意して、銘々に消しゴムはんこを押してみたらどうでしょう。とっても素敵なお正月のお支度の完成です。ぽち袋などにも。
多色刷りのつばき
出典: minne.com
こちらの椿は花びら、花芯、葉がそれぞれ分かれて作ってあります。こういうふうに分かれた多色刷りの消しゴムはんこは、組み合わせによってどんどん新しい印影が作れ、画面に動きが出るので、年賀状にはおすすめです。
手書き風の文字も可愛らしいですね。気に入った文字のフォントがあればそれを写してみてもいいですよ。
ひょうたん
出典: yamadastationery.jp
ひょうたんもお正月に使いやすいおめでたいアイテム。
ユーモラスなこの形。消しゴムはんこにしてもとっても愛らしいのです。ひょうたん型の中に「元旦」などと彫り入れるのも定番の図柄です。
無料で使える年賀状用の図案
消しゴムはんこの図案は、気に入ったイラストやキャラクターなどをなぞるだけで作れるので、まずは自分で描いてみることをおすすめします。
無料で使える年賀状にもぴったりの図案素材集はこちらから。シルエットになっているので、消しゴムはんこに展開しやすい図案ですよ。
定番人気の書籍は?
和モダン手づくり年賀状
¥1,620 (税込)
消しゴムはんこの図案なども含めて、和モダンテイストの図案集としてとっても人気がある書籍です。
干支の消しゴムはんこ図案のアイデア集
申年にはかわいいおさるの図案
出典: kikiyapon.exblog.jp
2016年は申年ですね。こんな可愛らしいアイデアあふれる図案で年賀状を作られた方もいらっしゃったようです!おさるさんのとぼけた雰囲気や賢そうな眼差しが表現されていますね。
酉年にはこんな図案はいかが?
出典: rakuma.rakuten.co.jp
2017年は酉年。こんなシンプルな小鳥の図案も素敵。多色刷りにしなくても、後からサインペンなどで色付けする方法も可愛らしく表現できますね。
手書きで「あけましておめでとうございます」と書き添えれば、酉年の年賀状に。普段使いもしやすいシンプルな小鳥の図案です。
こちらは大作!植物と絡めると素敵
出典: nekonopesca.cocolog-nifty.com
こちらは消しゴムはんこ作家さんの作品。大作ですよね!!濃淡が美しい鳥は、羽の模様まで細かく彫られています。枝は茶色で葉の部分は一枚一枚緑色に。スタンプ台で色をつけるのも職人技ですね。自然なグラデーションがとっても美しいです。
こういった込み入った図案は考えるだけでも大変。気に入った壁紙や挿絵、最近流行っている大人の塗り絵など、使えそうな下絵を探してみると、とっかかりができて取り組みやすいかも。
すきなモチーフと組み合わせて
出典: nekonopesca.cocolog-nifty.com
こちらは鳥の図案を他のモチーフと組み合わせてはがきの面を作っています。
さくらんぼ、いちご、アスパラを持ったペンギンさん。さくらんぼは立体感が出るようにインクのつけ方が工夫されていますね。淡い色合いにペンギンの黒が潔いデザイン。
青い小鳥とりんごは周りに雪の結晶が散らされて。冬のグリーティングカードにピッタリです。
こんなふうに小鳥のモチーフは他の食べ物や自然のモチーフと組み合わせて世界観を作り出すことができますね。
植物と鳥のモチーフ図案
小鳥と植物を組み合わせた図案の2つめをご紹介しますね。こちらはデフォルメされた植物をポンポンと入りを変えて押し、にぎやかな画面に仕上げています。一方で、小鳥は黒一色なので画面を引き締めてくれていますね。
お花を冬の植物に統一してみると、途端にお正月っぽい雰囲気に。南天や裏白、松など、縁起の良いものを集めてみてもいいかもしれませんよ。
北欧っぽいシンプル図案はいくつかあると重宝
シンプルな北欧スタイルは人気が衰えませんね。誰にでも取り入れやすいのがその大きな理由なのかもしれません。シンプルな図形の組み合わせ、植物の図案などが北欧スタイルの代表例。いくつかあると、さまざまなシーンで活躍してくれますよ。
たくさん押せば、包装紙にも
身の回りにあるちいさな草花。シロツメクサや名もない花。まるを沢山繋げたリング、空を飛ぶ小鳥。こういった何気ないモチーフを消しゴムはんこにしてみると、なかなか素敵。
モノトーンや1色刷りでシンプルに押してみましょう。ただのコピー用紙も沢山押せば立派な包み紙に。手の込んだ贈り物になりますね。
ハンカチなどの布ものに押すときは布用スタンプインクを使って。アイロンで定着させたら、使えますよ。オリジナルの贈り物になります。
使い勝手のよいおうち型
四角と三角の簡単な組み合わせでできる「おうち型」。消しゴムはんこ初心者にもトライしやすく、どんな場面でも活躍するシンプルな図案です。輪郭を彫る必要もなく、最初に作りたいサイズ・形にカッターを使ってカットするだけ。屋根の模様や、窓を彫り入れれば出来上がりです。
こちらもおうち型
こちらもおうち型の消しゴムスタンプです。シンプルな形に消しゴムをカットし、ポイントになるように窓やドアを配置。たくさん並べて押すだけで、街の風景が出来上がります。
繰り返しのパターンをつくる
リズミカルな丸の組み合わせで簡単なパターンを作ってみても楽しいですね。こちらもラッピングに使えそうです。
北欧風の消しゴムはんこの人気書籍
北欧風の消しゴムはんこ (レディブティックシリーズno.3842)
¥880 (税込)
クリスマスのアレコレに使える図案は?
ひいらぎ
ヒイラギのギザギザ葉っぱと丸い実の組み合わせ。
図案をシンプルな物にすると、組み合わせで図案が無限に広がっていきます。大きめの紙にたくさん押せばクリスマスラッピングに使える包装紙に。厚紙に押せばタグに。クリスマスシーズンのさまざまなシーンで活躍してくれるシンプルな図案です。
シンプルなツリー
あまり凝らずに小さめのツリーのはんこがあると使いやすいですね。丸や線のくり抜いた部分は後からペンで着色しても。
ツリーの飾り
ツリーに吊るす飾り複数のパターンで作ってみても可愛らしい。色を変えて押せばカラフルでにぎやかなクリスマスカードに。
<まだまだある!アイデア集>1つあると便利な文字入りはんこ
りんご×THANK YOU
感謝を伝えるシーンに使いやすい、thank youのはんこ。りんごと組み合わせた筆記体の文字が柔らかくあたたかみのあるイメージ。
TODAY’S SPECIAL風フォントのはんこ
大人気のTODAY’S SPECIAL風フォント。アクセントになるこのフォントで幾つか消しゴムはんこをつくっておくと、プレゼントやカードにポンと押してとってもおしゃれになりますよ。シール用紙に貼ってラベリングに使っても。
フォントを彫るときは、残る部分が少ないので、彫り落とさないように気をつけてくださいね。
ぺたっと押せばたちまちおしゃれに
こちらもTODAY’S SPECIAL風フォント。ゆる〜くおしゃれなイメージのこういった手書きフォントが本当に大人気ですね。SPECIAL THANKS, THANK YOUなどの謝意を伝えるメッセージは、押す機会も多いですね。
他には提出物やプリント、子どもの連絡帳などを「みました」はんこなども重宝する文字はんこです。
程よいサイズにカットした木片にアクリルガッシュをつけて印影を押し、印面をきれいにしてからボンドで貼り付ければますます使い勝手がよくなりますね。
シンプル潔い「Thanks」はんこ
こちらは昔からあるオーソドックスなフォントで作ったthanksのはんこ。シンプルでとっても清々しいイメージのはんこですね。
自分でも作ってみたい!簡単?難しい?
出典: minne.com
消しゴムはんこ作家さんがいるくらい、レベルの高いものを作る方もいらっしゃる消しゴムはんこ。ぶきっちょな私でも作れるの?と尻込みしている方もいらっしゃるかもしれませんね。
恐れることなかれ!図案を選べば、簡単で彫りやすく、自分だけの消しゴムはんこが作れちゃうんです。難しいものよりも簡単な図案でアイデア試し、というスタンスで簡単な図案を中心に紹介していきます。
彫るための道具
出典: keshigomuhankonookyoushitsu.naganoblog.jp
まずは消しゴムはんこを彫るために必要な道具を揃えましょう。刃物はカッター、デザインカッター、彫刻刀の3種類が揃っていると便利。
彫刻刀は小学校などで揃えたものや100均のものでとりあえずOK。角刀と切り出し刀が使いやすいです。デザインナイフは100均でも手に入ります。細かい線を彫り出すのにとっても便利。カッターは消しゴムを適切なサイズに切り出すのに使います。
台となる消しゴム
出典: keshigomuhankonookyoushitsu.naganoblog.jp
台となる消しゴムは、消しゴムはんこ用のものがやっぱり彫りやすいです。とりあえず、やってみるという場合には、家に余っている消しゴムを使ってもOK。
消しゴムはんこ用のものは、片面に色があらかじめつけられていますので、彫ったか彫ってないかが一目瞭然。
また固めのタイプが多いので、何度押しても印面が崩れないという利点もあります。柔らかい消しゴムだと、上からギューっと押し付けた時に、せっかくの印影が潰れてしまうことも。
他にもこんな道具があると便利
出典: keshigomuhankonookyoushitsu.naganoblog.jp
他には、彫り出す時に出てしまう消しゴムカスを集めるねりけし、図案を写す時に使うボールペンや鉛筆、トレーシングペーパー。カッターマットやスタンプ台があるとよりスムーズに消しゴムはんこが作れると思いますよ。
下絵をトレーシングペーパーを使い、写します
出典: keshihan.com
まずは、作りたい消しゴムはんこの図案を決めましょう。そうしたら、トレーシングペーパーを上にのせ、鉛筆で丁寧に写し取ります。写した面を下にし、消しゴムと接するように乗せたら、上から定規や爪などでこすって転写します。
これで下絵と左右対称の図案が消しゴムにうつりました。
消しゴムを切り出し、輪郭を彫ります
出典: keshihan.com
写し取った図案の周囲を2mmほど残してカッターで消しゴムを切り出します。あれば大きなカッターが楽チン。
次は輪郭を彫りましょう。角刀を使い輪郭を残して彫ります。下絵に沿ってゆっくりと、丁寧に。
輪郭を残して彫り進めます
出典: keshihan.com
次は輪郭以外の部分でインクがつかなくてよい部分を彫りましょう。広い平面の部分(この蝶の場合は羽の中の白い部分)は凸凹があるとインクが付いてしまいがち。凸凹をなくすように彫り進めましょう。
上手にできたか確認してみましょう
出典: keshihan.com
おおよそ彫れたな!と思ったところで、インクをポンポンとつけてみます。上手にできていますか??どうでしょうか。
ちなみにこちらの蝶は、上の羽の部分をグラデーションのように表現するため、オーロラ彫りというテクニックを使っています。千枚通しがあればできるとのこと。腕が上がってきたら、ぜひ試してみてくださいね。
完成!好きなインクをつけて押しましょう
出典: keshihan.com
出来上がったら、片手にはんこを持ち、インクパットをポンポンと優しく叩くようにインクをつけて押してみましょう!布用インクを使えば、布にもスタンプできるので、こどもの名前つけなどにも便利ですね。
消しゴムが柔らかくて押しづらい場合には、木片やコルクの持ち手をつけてみてくださいね。
インクは押したら、きれいな紙に何度も写らなくなるまで押して取り除きましょう。こすってしまうと消しゴムなので印面が傷んでしまいます。
消しゴムはんこの作り方を動画で
さあ動画で詳しくおさらいしてみましょう!
では図案のアイデアをご紹介していきますね。図案は意匠権という著作権の1つですので、基本的には私的な利用に限って利用することができます。頭の隅に置いておいてくださいね。
消しゴムはんこは、年賀状制作の際にトライされる方が多いのだとか。手作りの年賀状はほっこりとした雰囲気が伝わります。お正月にまつわる図案をご紹介します。
松竹梅
出典: tetote-market.jp
松竹梅のモチーフはおめでたい雰囲気がよく出ますね!
竹と梅は2色に分かれてパーツを作ってありますので、いろんなバリエーションで図柄を広げていくことができます。
富士山や椿、鏡餅
出典: blog.goo.ne.jp
富士山に鏡餅、冬の椿や門松もお正月には欠かせませんね。
ちいさなモチーフを組み合わせてレイアウトしてもいいですいし、例えば大きめの鏡餅のはんこを作り、多色刷りに挑戦してみても素敵だと思いますよ。
出典: tagodesign.blogspot.jp
富士山のおめでたい図案ですよね。千鳥と青海波もあしらって。
一色刷りですが、大きな図案で彫るのは気が抜けずとっても大変そうですね。初心者は1つ1つのパーツに分けてみるのも手かもしれません。
おめでたい絵柄をぽち袋や箸袋に
出典: s.webry.info
お正月に使う紙モノアイテム。シンプルなものを用意して、銘々に消しゴムはんこを押してみたらどうでしょう。とっても素敵なお正月のお支度の完成です。ぽち袋などにも。
出典: minne.com
こちらの椿は花びら、花芯、葉がそれぞれ分かれて作ってあります。こういうふうに分かれた多色刷りの消しゴムはんこは、組み合わせによってどんどん新しい印影が作れ、画面に動きが出るので、年賀状にはおすすめです。
手書き風の文字も可愛らしいですね。気に入った文字のフォントがあればそれを写してみてもいいですよ。
出典: yamadastationery.jp
ひょうたんもお正月に使いやすいおめでたいアイテム。
ユーモラスなこの形。消しゴムはんこにしてもとっても愛らしいのです。ひょうたん型の中に「元旦」などと彫り入れるのも定番の図柄です。
消しゴムはんこの図案は、気に入ったイラストやキャラクターなどをなぞるだけで作れるので、まずは自分で描いてみることをおすすめします。
無料で使える年賀状にもぴったりの図案素材集はこちらから。シルエットになっているので、消しゴムはんこに展開しやすい図案ですよ。
和モダン手づくり年賀状
¥1,620 (税込)
消しゴムはんこの図案なども含めて、和モダンテイストの図案集としてとっても人気がある書籍です。
出典: kikiyapon.exblog.jp
2016年は申年ですね。こんな可愛らしいアイデアあふれる図案で年賀状を作られた方もいらっしゃったようです!おさるさんのとぼけた雰囲気や賢そうな眼差しが表現されていますね。
出典: rakuma.rakuten.co.jp
2017年は酉年。こんなシンプルな小鳥の図案も素敵。多色刷りにしなくても、後からサインペンなどで色付けする方法も可愛らしく表現できますね。
手書きで「あけましておめでとうございます」と書き添えれば、酉年の年賀状に。普段使いもしやすいシンプルな小鳥の図案です。
こちらは大作!植物と絡めると素敵
出典: nekonopesca.cocolog-nifty.com
こちらは消しゴムはんこ作家さんの作品。大作ですよね!!濃淡が美しい鳥は、羽の模様まで細かく彫られています。枝は茶色で葉の部分は一枚一枚緑色に。スタンプ台で色をつけるのも職人技ですね。自然なグラデーションがとっても美しいです。
こういった込み入った図案は考えるだけでも大変。気に入った壁紙や挿絵、最近流行っている大人の塗り絵など、使えそうな下絵を探してみると、とっかかりができて取り組みやすいかも。
すきなモチーフと組み合わせて
出典: nekonopesca.cocolog-nifty.com
こちらは鳥の図案を他のモチーフと組み合わせてはがきの面を作っています。
さくらんぼ、いちご、アスパラを持ったペンギンさん。さくらんぼは立体感が出るようにインクのつけ方が工夫されていますね。淡い色合いにペンギンの黒が潔いデザイン。
青い小鳥とりんごは周りに雪の結晶が散らされて。冬のグリーティングカードにピッタリです。
こんなふうに小鳥のモチーフは他の食べ物や自然のモチーフと組み合わせて世界観を作り出すことができますね。
植物と鳥のモチーフ図案
小鳥と植物を組み合わせた図案の2つめをご紹介しますね。こちらはデフォルメされた植物をポンポンと入りを変えて押し、にぎやかな画面に仕上げています。一方で、小鳥は黒一色なので画面を引き締めてくれていますね。
お花を冬の植物に統一してみると、途端にお正月っぽい雰囲気に。南天や裏白、松など、縁起の良いものを集めてみてもいいかもしれませんよ。
シンプルな北欧スタイルは人気が衰えませんね。誰にでも取り入れやすいのがその大きな理由なのかもしれません。シンプルな図形の組み合わせ、植物の図案などが北欧スタイルの代表例。いくつかあると、さまざまなシーンで活躍してくれますよ。
たくさん押せば、包装紙にも
身の回りにあるちいさな草花。シロツメクサや名もない花。まるを沢山繋げたリング、空を飛ぶ小鳥。こういった何気ないモチーフを消しゴムはんこにしてみると、なかなか素敵。
モノトーンや1色刷りでシンプルに押してみましょう。ただのコピー用紙も沢山押せば立派な包み紙に。手の込んだ贈り物になりますね。
ハンカチなどの布ものに押すときは布用スタンプインクを使って。アイロンで定着させたら、使えますよ。オリジナルの贈り物になります。
使い勝手のよいおうち型
四角と三角の簡単な組み合わせでできる「おうち型」。消しゴムはんこ初心者にもトライしやすく、どんな場面でも活躍するシンプルな図案です。輪郭を彫る必要もなく、最初に作りたいサイズ・形にカッターを使ってカットするだけ。屋根の模様や、窓を彫り入れれば出来上がりです。
こちらもおうち型
こちらもおうち型の消しゴムスタンプです。シンプルな形に消しゴムをカットし、ポイントになるように窓やドアを配置。たくさん並べて押すだけで、街の風景が出来上がります。
繰り返しのパターンをつくる
リズミカルな丸の組み合わせで簡単なパターンを作ってみても楽しいですね。こちらもラッピングに使えそうです。
北欧風の消しゴムはんこ (レディブティックシリーズno.3842)
¥880 (税込)
ひいらぎ
ヒイラギのギザギザ葉っぱと丸い実の組み合わせ。
図案をシンプルな物にすると、組み合わせで図案が無限に広がっていきます。大きめの紙にたくさん押せばクリスマスラッピングに使える包装紙に。厚紙に押せばタグに。クリスマスシーズンのさまざまなシーンで活躍してくれるシンプルな図案です。
シンプルなツリー
あまり凝らずに小さめのツリーのはんこがあると使いやすいですね。丸や線のくり抜いた部分は後からペンで着色しても。
ツリーの飾り
ツリーに吊るす飾り複数のパターンで作ってみても可愛らしい。色を変えて押せばカラフルでにぎやかなクリスマスカードに。
りんご×THANK YOU
感謝を伝えるシーンに使いやすい、thank youのはんこ。りんごと組み合わせた筆記体の文字が柔らかくあたたかみのあるイメージ。
TODAY’S SPECIAL風フォントのはんこ
大人気のTODAY’S SPECIAL風フォント。アクセントになるこのフォントで幾つか消しゴムはんこをつくっておくと、プレゼントやカードにポンと押してとってもおしゃれになりますよ。シール用紙に貼ってラベリングに使っても。
フォントを彫るときは、残る部分が少ないので、彫り落とさないように気をつけてくださいね。
ぺたっと押せばたちまちおしゃれに
こちらもTODAY’S SPECIAL風フォント。ゆる〜くおしゃれなイメージのこういった手書きフォントが本当に大人気ですね。SPECIAL THANKS, THANK YOUなどの謝意を伝えるメッセージは、押す機会も多いですね。
他には提出物やプリント、子どもの連絡帳などを「みました」はんこなども重宝する文字はんこです。
程よいサイズにカットした木片にアクリルガッシュをつけて印影を押し、印面をきれいにしてからボンドで貼り付ければますます使い勝手がよくなりますね。
シンプル潔い「Thanks」はんこ
こちらは昔からあるオーソドックスなフォントで作ったthanksのはんこ。シンプルでとっても清々しいイメージのはんこですね。
コツ・ポイント
いろんな図案をご紹介しました!消しゴムはんこは手軽に取り組めるクラフトとして人気がありますね。難しい図案でなくても、簡単な図案の組み合わせ次第でとってもおしゃれなものが作れるので、ぜひ工夫してみてください。まずは最低限の道具を揃えて、消しゴムはんこ作りをはじめてみませんか?