2歳から3歳にかけて子どもの心も体も遊びを通してどんどん成長していきます。1歳児のときとは遊び方も遊ぶ内容も様変わり。2歳児はどんな遊びができるのでしょうか。知っているようで知らない、わかるようでいまいちわからない2歳児の遊びについて大人も楽しめる遊びを中心に紹介します。
2歳児の特徴は?
2歳前半
2歳というと、「魔の2歳児」「イヤイヤ期」という言葉を思い浮かべる人もいるでしょう。Terrible 2 years oldなんていう英語もあって2歳児の反抗期は世界共通です。でも、反抗ばかりしているわけでもありません。
2歳前半の頃の特徴は、運動能力が著しく発達します。自分でやってみたい、自分でできるという気持ちがイヤイヤ期の裏にはあったりもします。また、言葉もどんどん覚える時期。昨日まで言えなかったことが今日は言える!という発見も多くできる時期です。ただ、スムーズなコミュニケーションはまだうまくできない時期でもあります。
2歳後半
2歳後半になると、ますます運動能力が発達し、ジャンプしたりお兄ちゃんを追いかけて走ったり。2歳になったばかりの頃はまだ足がふらついていた子も、2歳後半になる頃にはしっかりとした足取りになります。
指先もさらに器用になり、指で紙をつまんだり本をめくるのが上手になるのもこの時期の特徴。記憶力も増して「昨日のこと」「今日のこと」などを話せるようになります。
「トイレに行く」という感覚も徐々に身につく時期です。まだまだ失敗の多い時期ですが「トイレに行きたい」と思い、それを大人に伝えられることだけでも大きな成長を感じられます。
2歳の特徴をさっくり見るだけでも、身体的にも精神的にも成長する時期だとわかりますね!
おすすめの室内遊び
雨の日や猛暑の日、病み上がりの日、ママの調子が悪い日など外遊びができない日って意外とありますよね。おうちのおもちゃも飽きてしまって、室内遊びのレパートリーがない…というお悩みを持つ人もいるでしょう。そこで、手軽で楽しく遊べる室内遊びを紹介します。
小麦ねんど
カラフルでかわいい小麦ねんどの魅力はなんといっても安全なこと!小麦粉で作られているので誤って口に入れてしまっても大丈夫。カラフルな小麦ねんどでお子さんの大好きなキャラクターを作ったら、きっと喜んでくれるはず♪
銀鳥産業 こむぎ粘土 こむぎんちょ8色セット
こちらは8色のものですが、12色、20色など多色展開もしています。
¥238 (税込)
お値段も安いので手軽に始められますね。100 円ショップでねんどを切ったり伸ばしたりする道具も購入できますよ。
市販の小麦ねんどを買うこともできますが、小麦粉からねんどを作ることもできるんです。おうちで作れば安心安全。作り方もチェックしてみてくださいね。
牛乳パックの工作
出典: www.lilleba.co.jp
牛乳パックを使った工作は、手作り工作の王道ですね。2歳だとまだハサミが使えず、うまく組み立てることも難しいですが、最後の仕上げやテープで張り合わせる、絵を描くといったことならできます。
船や電車など、乗り物を作るとできあがった作品をままごとで遊ぶこともできます。「自分が作ったんだ」という自信にもつながりますね。
シール貼り
一見、地味な作業ですぐ飽きちゃうんじゃないの?と思われるシール貼りですが、意外と熱中する子も多いんです。
シールは事務用の丸いシールでOKです。あらかじめ画用紙などを動物の型やケーキ型などに切っておけば、子どものワクワク感も倍増。型取られた紙にシールを貼っていくだけなのですが、そのときそのときで全然違う作品に仕上がるので、毎月作ってみると徐々にその成長も感じられるでしょう。指先を使う作業なので指の細かな動きの訓練にもなります。
ブロック遊び
積み木などもおすすめではあるのですが、積み木を崩すときに思い切り床に叩きつけて遊ぶ子もいます。周りに人がいたら危なかったりマンションだと階下への騒音になってないかなど心配にもなりますよね。
ブロックは積み木と同じように、組み立てていろいろなものを作れますが、ブロックを組み合わせれば簡単に崩れることもありません。部屋の端から端までひたすら同じブロックをつなげてご満悦、なんていう子どももいます。子どもの性格が見える遊びでもあります。
お絵かき
模造紙のように大きな紙を用意してあげましょう。紙の上に乗って書いてもいいように床で思い切り絵を描かせてあげるのもおすすめです。
ペンやクレヨン、色鉛筆などいろいろな種類を用意してあげると子どもも気分やイメージによって使い分けてお絵かきを楽しめます。
床には書かないでほしい、というときは新聞紙を床一面に敷いておくとよいですよ!
ちゃんばらごっこ
家の中にいたって体をいっぱい使って遊びたい!そんな元気いっぱいの子どもとは、ちゃんばらごっこをしてみましょう。使う刀は新聞紙を筒状にして先を丸くしたらあっという間に完成です。頑丈に作りたい場合は、サランラップの芯に古着などを巻きつけても◎。
先端がとがったり、思い切りたたいても痛くない柔らかな素材で作るのが、安全にちゃんばらごっこをするための必須事項です。
きょうだいで、親子で思いっきり遊べるのもちゃんばらごっこの魅力です。
おかあさんといっしょを観る
Eテレの「おかあさんといっしょ」には同い年くらいの子どもたちが出ているので子どもにとっても大いに刺激になります。音楽に合わせて歌のお姉さんやおともだちの真似をして一生懸命、踊ったり歌ったり。
「あまりテレビに頼りたくない」というママも多いと思いますが、ご飯を作る間、掃除の間などのスキマ時間にはうまく活用してみるのもありかもしれません。
クッキング
本格的なクッキングはまだできませんが、こねたり混ぜたり成形をしたりといったことは2歳でも徐々にできるようになります。「ありがとう」「上手だね」「助かったわ」など声かけをしながら一緒にクッキーを焼いたりハンバーグをこねたりしていると、子どもも「誰かの役に立っている」と嬉しい気持ちになり自信もつきます。
外遊び
外遊びは春夏秋冬、さまざまな遊びがありますが2歳の子どもはどんなことをして遊ぶのでしょう?
外遊びだと、案外と遊具に頼りきりなんてこともありそうです。また、お友達が使っていて遊具がふさがっていたときに別の遊びを考えておくことも、外遊びを楽しむコツです。
次からは、季節ごとにおすすめしたい外遊びをご紹介します。
花摘み
2歳だとまだ少し早いかなという気もしますし、花壇など花を摘んではいけない場所との区別もまだつかないですが、自然豊かな公園や空き地があれば、雑草のお花を摘むのも春の遊びの楽しみです。
袋などを用意しておけば、色の濃いお花はお家に持って帰って色水を作る材料にもなるので、「摘んでおしまい」ではないのも花摘みの楽しみ方です♪
虫捕り・虫探し
2歳児が見つける虫といえば、アリやダンゴムシなど地を這う虫たちです。ダンゴムシを追いかけたりアリを捕まえようと一生懸命追いかけたり石をひっくり返したり。虫嫌いのママには少々、つらい遊びですが、虫が苦手でなければ「これはアリ」「これはてんとう虫」など教えてあげながら、虫を探すのも楽しいですよ。
初夏にはおたまじゃくしも産卵され、あちこちの池で見られるようになります。
シャボン玉遊び
人気のシャボン玉遊びは、春におすすめ。空に高く舞い上がったシャボン玉を見つめているとついつい、太陽の光を直接見てしまうため、子どもの目の負担を考えると日差しの強くない春がベストシーズンなんです。
とくにおすすめなのが割れないシャボン玉。簡単に作れる上、大きく膨らますことができるので子どもたちも大はしゃぎで遊んでくれますよ!
割れないシャボン玉の場合、ストローなどでシャボン玉を膨らませるだけでなく、好きな大きさや形に整えたアルミホイルなどを使って遊ぶのもおすすめ。弧を描くと、三角やハートなど、針金で作った形のシャボン玉ができます。
割れないシャボン玉の作り方
割れないシャボン玉液の作り方を紹介しています。身近な材料でできる上、食品用着色料などを使用して、色をつけるなどアレンジも簡単にできるシャボン玉液。自分で液から作ると、シャボン玉遊びもさらに楽しめそうです。
影遊び
とっても地味ですが影も子どもにとっては不思議なもの。時間によって自分の影が前に見えたり後ろに見えたり長かったり短かったり。夏は影がくっきりと見えるので、木々や建物の影なども見つけたり、買い物行き帰りだけでも遊びながら楽しむことができます。
色水遊び
ペットボトルの中にスーパーボールを入れて食品用の着色料で色をつけた水を入れます。スーパーボールのサイズや色もまちまちの方がきれいに見えます。この写真のようにペットボトルをつなぎ合わせてビニールテープできつく巻きつけて完成です。
ペットボトルを振るたびに水がゆっくりと落下し、スーパーボールも動く様子がなんともきれいですよ。
ほかにも、色水だけをペットボトルに入れて、コップに入れ替えたり器に注いだりといった遊びも子どもたちは大好きです。
水でっぽう
夏、おうちのすぐ近くの公園やプール、海辺で楽しいのがこの水でっぽう。公園で遊ぶときは周りに人がいないのを注意して、濡れても良い服で遊びましょう。汚れても良い服なら、色水を入れて遊ぶのも楽しくておすすめです。
落ち葉拾い
秋が深まると公園や路地に落ち葉がたくさん。落ち葉を拾うのも子どもにとってはとっても楽しい遊びです。珍しい形の葉っぱ、見たことのない色の葉っぱ、木の実に子どもは夢中になるでしょう。お家に持って帰って画用紙に貼ったり、工作に使うのもいいですね。
収穫・芋掘り
2歳になり、食べ物の好き嫌いや食べムラも出てくるお年頃。地域によっては手近なアクティビティではありませんが、芋掘り体験や収穫体験のできる農園に遊びに行くのもありかも。
もし、お家の近くに畑があれば、農家の人に許可をいただいて収穫の様子を見せてもらうだけでも、子どもにとっては大きな体験になるでしょう。
本格的な芋掘りができるようになるまでにはまだ数年かかりますが、2歳のこの時期は「触れる」だけでも大きな財産になります。
雪遊び・そり
雪の降る地域なら、一緒に雪だるまを作ったり雪合戦をしたりとさまざまな遊び方ができますね。大人と一緒ならそりも楽しめます。
雪の降らない地域でも、公園の芝生の斜面を利用してそりができますよ。夏に比べて芝生も短い冬だからこそ、の楽しみですね。
カラフル花氷
出典: www.takagamine-hoikuen.jp
洗面器や使わないお鍋に水を張ってその中に、お花や色水を入れます。一晩外に出しておいて、翌朝凍ってる様子を確かめます。
寒い夜はカチカチに凍ることもあり、子どももびっくり!またお昼にかけて溶けていく様子を観察したり、氷を棒で割ったりと楽しめます。
たこあげ
昔はよく冬休みにたこあげをする親子の姿を見ましたが、たこあげもおすすめの遊びです。お正月遊びの代名詞のようにも言われていますが、その由来は男児誕生を祝うお祝い説、陰陽五行の火の力を強める陰陽五行説など諸説あるようです。
季節を問わず楽しめますが、からりと晴れ、北寄りの風が吹く冬はたこもよく上がります。2歳だとそれほど高いたこでなくても十分に楽しめるので、ある程度走り回れる広さのある公園なら楽しめるのもおすすめのポイントです。
ちなみに、たこあげのたこを自分で作れば楽しさも倍増!レジ袋やゴミ袋などで簡単に作れます。糸を結んだりたことつなげるのは2歳児には難しいですが、たこに絵を描いたりシールを貼ったりして親子で共同制作するのもたこあげ遊びのもう一つの楽しみ方です。
グループで遊ぶときには
おままごと
児童センターだけでなく、地域のママと子どもが集まって自主保育などをしている人たちも時々いますよね。子どもと二人きりだと遊びのレパートリーも尽きてしまいますが、同じような遊びでも集団になると子どもたちの動きも遊び方も変わります。
徐々に集団行動ができるようになってお友だちとの関わりも増えてくる2歳児。おままごとセットをフルで用意できなくても大丈夫。使っていないカラーボックスや椅子、座卓などもおままごとの遊び道具になります。
室内遊びで紹介した小麦ねんど遊びをおままごとに取り入れてみるのも良いでしょう。
ごっこ遊び
2歳頃の子どもはバスや電車など乗り物にも興味津々。そんな子どもたちとはごっこ遊びもおすすめです。旗や子どもたちが数人入れる大きさの輪などを用意します。運転手さんを先頭に、輪の中に子どもたちが入ればたちまち「車内」に様変わりします。バスごっこ、電車ごっこ、飛行機ごっこなどが楽しめますよ。
いろいろな真似をしたがるのも2歳頃から。お母さんごっこやお父さんごっこ、買い物ごっこも大好きな遊びです。
2歳前半
2歳というと、「魔の2歳児」「イヤイヤ期」という言葉を思い浮かべる人もいるでしょう。Terrible 2 years oldなんていう英語もあって2歳児の反抗期は世界共通です。でも、反抗ばかりしているわけでもありません。
2歳前半の頃の特徴は、運動能力が著しく発達します。自分でやってみたい、自分でできるという気持ちがイヤイヤ期の裏にはあったりもします。また、言葉もどんどん覚える時期。昨日まで言えなかったことが今日は言える!という発見も多くできる時期です。ただ、スムーズなコミュニケーションはまだうまくできない時期でもあります。
2歳後半
2歳後半になると、ますます運動能力が発達し、ジャンプしたりお兄ちゃんを追いかけて走ったり。2歳になったばかりの頃はまだ足がふらついていた子も、2歳後半になる頃にはしっかりとした足取りになります。
指先もさらに器用になり、指で紙をつまんだり本をめくるのが上手になるのもこの時期の特徴。記憶力も増して「昨日のこと」「今日のこと」などを話せるようになります。
「トイレに行く」という感覚も徐々に身につく時期です。まだまだ失敗の多い時期ですが「トイレに行きたい」と思い、それを大人に伝えられることだけでも大きな成長を感じられます。
2歳の特徴をさっくり見るだけでも、身体的にも精神的にも成長する時期だとわかりますね!
雨の日や猛暑の日、病み上がりの日、ママの調子が悪い日など外遊びができない日って意外とありますよね。おうちのおもちゃも飽きてしまって、室内遊びのレパートリーがない…というお悩みを持つ人もいるでしょう。そこで、手軽で楽しく遊べる室内遊びを紹介します。
小麦ねんど
カラフルでかわいい小麦ねんどの魅力はなんといっても安全なこと!小麦粉で作られているので誤って口に入れてしまっても大丈夫。カラフルな小麦ねんどでお子さんの大好きなキャラクターを作ったら、きっと喜んでくれるはず♪
銀鳥産業 こむぎ粘土 こむぎんちょ8色セット
こちらは8色のものですが、12色、20色など多色展開もしています。
¥238 (税込)
お値段も安いので手軽に始められますね。100 円ショップでねんどを切ったり伸ばしたりする道具も購入できますよ。
市販の小麦ねんどを買うこともできますが、小麦粉からねんどを作ることもできるんです。おうちで作れば安心安全。作り方もチェックしてみてくださいね。
牛乳パックの工作
出典: www.lilleba.co.jp
牛乳パックを使った工作は、手作り工作の王道ですね。2歳だとまだハサミが使えず、うまく組み立てることも難しいですが、最後の仕上げやテープで張り合わせる、絵を描くといったことならできます。
船や電車など、乗り物を作るとできあがった作品をままごとで遊ぶこともできます。「自分が作ったんだ」という自信にもつながりますね。
シール貼り
一見、地味な作業ですぐ飽きちゃうんじゃないの?と思われるシール貼りですが、意外と熱中する子も多いんです。
シールは事務用の丸いシールでOKです。あらかじめ画用紙などを動物の型やケーキ型などに切っておけば、子どものワクワク感も倍増。型取られた紙にシールを貼っていくだけなのですが、そのときそのときで全然違う作品に仕上がるので、毎月作ってみると徐々にその成長も感じられるでしょう。指先を使う作業なので指の細かな動きの訓練にもなります。
ブロック遊び
積み木などもおすすめではあるのですが、積み木を崩すときに思い切り床に叩きつけて遊ぶ子もいます。周りに人がいたら危なかったりマンションだと階下への騒音になってないかなど心配にもなりますよね。
ブロックは積み木と同じように、組み立てていろいろなものを作れますが、ブロックを組み合わせれば簡単に崩れることもありません。部屋の端から端までひたすら同じブロックをつなげてご満悦、なんていう子どももいます。子どもの性格が見える遊びでもあります。
お絵かき
模造紙のように大きな紙を用意してあげましょう。紙の上に乗って書いてもいいように床で思い切り絵を描かせてあげるのもおすすめです。
ペンやクレヨン、色鉛筆などいろいろな種類を用意してあげると子どもも気分やイメージによって使い分けてお絵かきを楽しめます。
床には書かないでほしい、というときは新聞紙を床一面に敷いておくとよいですよ!
ちゃんばらごっこ
家の中にいたって体をいっぱい使って遊びたい!そんな元気いっぱいの子どもとは、ちゃんばらごっこをしてみましょう。使う刀は新聞紙を筒状にして先を丸くしたらあっという間に完成です。頑丈に作りたい場合は、サランラップの芯に古着などを巻きつけても◎。
先端がとがったり、思い切りたたいても痛くない柔らかな素材で作るのが、安全にちゃんばらごっこをするための必須事項です。
きょうだいで、親子で思いっきり遊べるのもちゃんばらごっこの魅力です。
おかあさんといっしょを観る
Eテレの「おかあさんといっしょ」には同い年くらいの子どもたちが出ているので子どもにとっても大いに刺激になります。音楽に合わせて歌のお姉さんやおともだちの真似をして一生懸命、踊ったり歌ったり。
「あまりテレビに頼りたくない」というママも多いと思いますが、ご飯を作る間、掃除の間などのスキマ時間にはうまく活用してみるのもありかもしれません。
クッキング
本格的なクッキングはまだできませんが、こねたり混ぜたり成形をしたりといったことは2歳でも徐々にできるようになります。「ありがとう」「上手だね」「助かったわ」など声かけをしながら一緒にクッキーを焼いたりハンバーグをこねたりしていると、子どもも「誰かの役に立っている」と嬉しい気持ちになり自信もつきます。
外遊びは春夏秋冬、さまざまな遊びがありますが2歳の子どもはどんなことをして遊ぶのでしょう?
外遊びだと、案外と遊具に頼りきりなんてこともありそうです。また、お友達が使っていて遊具がふさがっていたときに別の遊びを考えておくことも、外遊びを楽しむコツです。
次からは、季節ごとにおすすめしたい外遊びをご紹介します。
花摘み
2歳だとまだ少し早いかなという気もしますし、花壇など花を摘んではいけない場所との区別もまだつかないですが、自然豊かな公園や空き地があれば、雑草のお花を摘むのも春の遊びの楽しみです。
袋などを用意しておけば、色の濃いお花はお家に持って帰って色水を作る材料にもなるので、「摘んでおしまい」ではないのも花摘みの楽しみ方です♪
虫捕り・虫探し
2歳児が見つける虫といえば、アリやダンゴムシなど地を這う虫たちです。ダンゴムシを追いかけたりアリを捕まえようと一生懸命追いかけたり石をひっくり返したり。虫嫌いのママには少々、つらい遊びですが、虫が苦手でなければ「これはアリ」「これはてんとう虫」など教えてあげながら、虫を探すのも楽しいですよ。
初夏にはおたまじゃくしも産卵され、あちこちの池で見られるようになります。
シャボン玉遊び
人気のシャボン玉遊びは、春におすすめ。空に高く舞い上がったシャボン玉を見つめているとついつい、太陽の光を直接見てしまうため、子どもの目の負担を考えると日差しの強くない春がベストシーズンなんです。
とくにおすすめなのが割れないシャボン玉。簡単に作れる上、大きく膨らますことができるので子どもたちも大はしゃぎで遊んでくれますよ!
割れないシャボン玉の場合、ストローなどでシャボン玉を膨らませるだけでなく、好きな大きさや形に整えたアルミホイルなどを使って遊ぶのもおすすめ。弧を描くと、三角やハートなど、針金で作った形のシャボン玉ができます。
割れないシャボン玉の作り方
割れないシャボン玉液の作り方を紹介しています。身近な材料でできる上、食品用着色料などを使用して、色をつけるなどアレンジも簡単にできるシャボン玉液。自分で液から作ると、シャボン玉遊びもさらに楽しめそうです。
影遊び
とっても地味ですが影も子どもにとっては不思議なもの。時間によって自分の影が前に見えたり後ろに見えたり長かったり短かったり。夏は影がくっきりと見えるので、木々や建物の影なども見つけたり、買い物行き帰りだけでも遊びながら楽しむことができます。
色水遊び
ペットボトルの中にスーパーボールを入れて食品用の着色料で色をつけた水を入れます。スーパーボールのサイズや色もまちまちの方がきれいに見えます。この写真のようにペットボトルをつなぎ合わせてビニールテープできつく巻きつけて完成です。
ペットボトルを振るたびに水がゆっくりと落下し、スーパーボールも動く様子がなんともきれいですよ。
ほかにも、色水だけをペットボトルに入れて、コップに入れ替えたり器に注いだりといった遊びも子どもたちは大好きです。
水でっぽう
夏、おうちのすぐ近くの公園やプール、海辺で楽しいのがこの水でっぽう。公園で遊ぶときは周りに人がいないのを注意して、濡れても良い服で遊びましょう。汚れても良い服なら、色水を入れて遊ぶのも楽しくておすすめです。
落ち葉拾い
秋が深まると公園や路地に落ち葉がたくさん。落ち葉を拾うのも子どもにとってはとっても楽しい遊びです。珍しい形の葉っぱ、見たことのない色の葉っぱ、木の実に子どもは夢中になるでしょう。お家に持って帰って画用紙に貼ったり、工作に使うのもいいですね。
収穫・芋掘り
2歳になり、食べ物の好き嫌いや食べムラも出てくるお年頃。地域によっては手近なアクティビティではありませんが、芋掘り体験や収穫体験のできる農園に遊びに行くのもありかも。
もし、お家の近くに畑があれば、農家の人に許可をいただいて収穫の様子を見せてもらうだけでも、子どもにとっては大きな体験になるでしょう。
本格的な芋掘りができるようになるまでにはまだ数年かかりますが、2歳のこの時期は「触れる」だけでも大きな財産になります。
雪遊び・そり
雪の降る地域なら、一緒に雪だるまを作ったり雪合戦をしたりとさまざまな遊び方ができますね。大人と一緒ならそりも楽しめます。
雪の降らない地域でも、公園の芝生の斜面を利用してそりができますよ。夏に比べて芝生も短い冬だからこそ、の楽しみですね。
カラフル花氷
出典: www.takagamine-hoikuen.jp
洗面器や使わないお鍋に水を張ってその中に、お花や色水を入れます。一晩外に出しておいて、翌朝凍ってる様子を確かめます。
寒い夜はカチカチに凍ることもあり、子どももびっくり!またお昼にかけて溶けていく様子を観察したり、氷を棒で割ったりと楽しめます。
たこあげ
昔はよく冬休みにたこあげをする親子の姿を見ましたが、たこあげもおすすめの遊びです。お正月遊びの代名詞のようにも言われていますが、その由来は男児誕生を祝うお祝い説、陰陽五行の火の力を強める陰陽五行説など諸説あるようです。
季節を問わず楽しめますが、からりと晴れ、北寄りの風が吹く冬はたこもよく上がります。2歳だとそれほど高いたこでなくても十分に楽しめるので、ある程度走り回れる広さのある公園なら楽しめるのもおすすめのポイントです。
ちなみに、たこあげのたこを自分で作れば楽しさも倍増!レジ袋やゴミ袋などで簡単に作れます。糸を結んだりたことつなげるのは2歳児には難しいですが、たこに絵を描いたりシールを貼ったりして親子で共同制作するのもたこあげ遊びのもう一つの楽しみ方です。
おままごと
児童センターだけでなく、地域のママと子どもが集まって自主保育などをしている人たちも時々いますよね。子どもと二人きりだと遊びのレパートリーも尽きてしまいますが、同じような遊びでも集団になると子どもたちの動きも遊び方も変わります。
徐々に集団行動ができるようになってお友だちとの関わりも増えてくる2歳児。おままごとセットをフルで用意できなくても大丈夫。使っていないカラーボックスや椅子、座卓などもおままごとの遊び道具になります。
室内遊びで紹介した小麦ねんど遊びをおままごとに取り入れてみるのも良いでしょう。
ごっこ遊び
2歳頃の子どもはバスや電車など乗り物にも興味津々。そんな子どもた