バレンタイン、大切な人へ送る手作りチョコは見た目も味も飛び切り良くしたい!そんなときは、いつものチョコレート作りにテンパリングを取り入れてみましょう!ちょっとしたコツを覚えるだけで、まるでお店で買ったようなプロの味を再現することができます。今年のバレンタインはテンパリングを使って、ワンランク上のチョコレートギフトを渡してみませんか♪
テンパリングはチョコレート菓子の命!

出典: www.fanpop.com
バレンタインといえば、手作りチョコレート!いつもお世話になっている人に、大好きな彼に、とっておきのチョコレートを作ってあげたいですよね♪
チョコレートのお菓子は、「チョコレートを溶かして固めるだけ」と思いがちですが、それはNG。お店で買うような、きれいで口どけの良いチョコレート菓子を作るためには「テンパリング」という作業が必要になってきます。
「テンパリングはプロじゃないとできないのでは……?」と思いがちですが、実は家でも実践することが可能!失敗しないテンパリングのコツを覚えて、みんなとは違うワンランク上のチョコレート作りを楽しんでみませんか?
テンパリングとは?

出典: blog.rococochocolates.com
テンパリングとは、チョコレート菓子を作るときに必要不可欠な「温度調整」を行う工程。テンパリングを行うことによって、溶かしたチョコレートを冷やし固めたときに、美しい見た目・なめらかな口当たりに仕上げることができます。
手作りチョコレートは、テンパリングをするか・しないかで、その仕上がりは全く違うものに。お店のようなチョコレート菓子を作るためには、ぜひ取り入れておきたい大切な工程なのです。
テンパリングで仕上がりが全く変わる!

出典: desserthungry.blogspot.jp
チョコレート菓子を手作りするとき、ただチョコレートを溶かして冷やし固めていませんか?そうして作られたのが上図にある左のチョコレート。表面に白いブツブツが浮かび上がり、あまりおいしくなさそうな見た目になってしまいます。それだけでなく、口どけが悪くなり、ボソボソとした食感になってしまうのもマイナスポイント。
一方で、しっかりテンパリングを行ったのが右側のチョコレートです。左のチョコレートと比べるとその違いは一目瞭然。表面にはチョコレート特有のツヤが出て、口どけもなめらかに仕上がります。テンパリングをするだけで、見た目も味も全く違うものになっていくのです。
テンパリングを家でもやってみよう

出典: www.seriouseats.com
「そうは言ってもテンパリングは難しそう……」と思いがちですが、必要な材料さえ揃えば家でも行うことができます!テンパリングをしたチョコレートをクッキーやケーキにかけたり、フルーツのコーティングに使ったり……さまざまな用途で使うことができます。
今年のバレンタインはテンパリングを使ったチョコレートをギフトとして渡してみませんか?きっと誰もが「おいしい!」と喜んでくれるはずです♪
テンパリング方法(1):電子レンジ編

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今回は、2種類のテンパリング方法をご紹介します。1つ目は電子レンジを使ったテンパリング、2つ目は湯せんを使ったテンパリングです。どちらの方法も簡単にできるので、自分に合った方法でテンパリングを行っていきましょう!
必要な材料

出典: www.huffingtonpost.com
・包丁
・まな板
・調理用の温度計
・ボウル
・ゴムベラ
・電子レンジ
・チョコレート
・カカオパウダー
STEP1:チョコレートを刻む

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チョコレートを均等に溶かすために、刻んでいきます。電子レンジで溶かす場合は、タブレット上になっているチョコレートでも刻んだ方がムラなくきれいに溶けます。
STEP2:電子レンジで加熱

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耐熱ボウルに刻んだチョコレートを入れ、電子レンジ(600W)で1分加熱します。
STEP3:再度、加熱する

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電子レンジから取り出して、ゴムベラで底をすくうように全体を混ぜ合わせます。続けて、電子レンジ(600W)で30〜40秒ほど加熱します。このとき、チョコレートが焦げやすくなっているので様子を見ながら加熱していくのが重要なポイントです。
STEP4:混ぜて温度を下げる

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チョコレートの溶け残りがないように、ゴムベラで混ぜます。始めは40〜50度くらいになっていればOK。(60度以上になるとチョコレートが固まらなくなってしまうので注意です。)

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チョコレートの温度が34度程度になるまで、ゴムベラでゆっくり混ぜます。
STEP5:カカオパウダーを追加

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チョコレート全量1%分のカカオパウダーを加えて、最終的には32度前後になるまで混ぜていったら完成!
注意点
【電子レンジにかけるときの注意点】
・高いワット数での加熱はチョコレートを焦がしてしまうので、600W以上のワット数には設定しないようにしてください。
・1度に全てのチョコレートを溶かすのではなく、何度かに分けて溶かすことできれいに仕上がります。
テンパリングの方法(2):湯せん編
続いては、湯せんを使って行うテンパリングの方法をご紹介します。まずは湯せんでチョコレートを溶かし、その後に温度を上げ下げしながら温度調節していきます。
必要な材料
・包丁
・まな板
・調理用の温度計
・ボウル×3つ
・ゴムベラ
・お湯
・水
・チョコレート
STEP1:湯せんで溶かす

出典: www.cotta.jp
50〜60度のお湯を張ったボウルの上に、チョコレートを入れたボウルをのせ、チョコレートを溶かしていきます。チョコレートは刻んでも良いですし、タブレットの粒状になっているものはそのままの状態で溶かしてもOKです。

出典: www.cotta.jp
温度計を差し入れ、チョコレートが45〜50度くらいになるまで温めていきます。
STEP2:冷やす

出典: www.cotta.jp
今度は、15度程度の水が入ったボウルの上にチョコレートのボウルをのせ、冷やしていきます。空気が入らないように、静かにゆっくりと混ぜていきましょう。チョコレートの温度が27〜28度になったら水から離します。
STEP3:再び温める

出典: www.cotta.jp
再び湯せんにかけ、31〜32度くらいになるまで均一に混ぜていったら完成!
注意点
・チョコレートを直火で溶かすのはNG。高温で一気に溶かすと分離してしまうからです。湯せんでゆっくりと溶かしていきましょう。
・湯せんをするときは、水分がチョコレートに入らないように細心の注意をはらいましょう。チョコレートに水分が入るとブルーム現象の原因になり、きれいに仕上がりません。
・湯せんや冷却をするために、お湯・水を張るボウルは、チョコレートのボウルよりも小さいものを選ぶと作業がしやすいのでおすすめです。
テンパリングを失敗させないために
温度管理が重要

出典: leitesculinaria.com
・18度前後が最もテンパリングに適した温度です。
・手順通りにテンパリングを行ったとしても、室温が低すぎたり高すぎたりすると、失敗の元になるので注意です。
・エアコンの風が直接あたるところ、湿度の高いところはテンパリングには適さないので、違う場所で行うようにしましょう。
種類によって違う溶解温度

出典: www.cotta.jp
実は、チョコレートは種類によって溶解温度が異なってきます。これは、チョコレートに含まれている原料が理由。スイートチョコレートは油脂の主成分がカカオバターで占められているのに対して、ミルクチョコレートやホワイトチョコレートには乳成分が含まれています。
乳成分はカカオバターよりも融点が低いため、溶かす温度が低くなるのです。なので、ミルクチョコレートやホワイトチョコレートを高い温度で溶かすと、砂糖と粉乳が固まり、食感の悪いチョコレートに仕上がってしまいます。
今回ご紹介したテンパリングの温度設定は、スイートチョコレートを軸としたもの。ミルクチョコレートやホワイトチョコレートを使う場合は、以下のテンパリング温度を参考に、調整してみてください。
【各チョコレートのテンパリング温度】
■スイートチョコレート■
(溶解温度)50~55度、(冷却温度)27~29度、(保温温度)31~32度
■ミルクチョコレート■
(溶解温度)45~50度、(冷却温度)26~28度、(保温温度)29~30度
■ホワイトチョコレート■
(溶解温度)40~45度、(冷却温度)26~27度、(保温温度)28~29度
ブルーム現象とは?
チョコレートの大敵、ブルーム現象

出典: photozou.jp
チョコレートのテンパリングをせずにそのまま溶かして固めたり、保存管理が悪い場合にブルーム現象が起こります。
チョコレートの表面に白い斑点のような模様が浮かび上がってきたら、それがブルーム現象。浮かび上がってきた模様がまるで白い花が咲いたように見えることから、「花が咲く(=ブルーム)」と名付けられています。
ブルーム現象が起こったチョコレートは口どけが悪くなり、ザラザラとした食感に。おいしいチョコレートを作るためにも、テンパリングは必須ですね。
ブルーム現象別の対策法
ブルーム現象には2種類あります。それぞれの特徴と対策法を知っておくことで、ブルームが起こらないように気をつけていきましょう!

出典: www.cotta.jp
【ファットブルーム】
テンパリングの温度調節が適切でなかったり、保存中の温度が28度以上だったときに出てくるブルームです。ココアバターが溶け、白い筋状の模様が浮かび上がってきます。
【対策法】
・チョコレートを作るときの室温を18度前後に設定しておく。
・16度以下の環境で保存する。

出典: www.cotta.jp
【シュガーブルーム】
チョコレートを作っている最中に水分が入ると、チョコレートに含まれている砂糖が水分の中に溶け出していきます。その水分が蒸発した後、溶けていた砂糖が結晶として残ってしまった状態です。
【対策法】
・製菓用チョコレートを冷蔵庫で保存するときは、ラップで厳重に密閉する。
・チョコレートを使用するときは密閉したまま常温に戻し、結露を防ぐ。
・高い温度の環境下での保存は避ける。
・テンパリングのときに水分が入らないように気をつける。
チョコレートの絶品レシピ:コーティング編

出典: ideas.hallmark.com
ここからは、チョコレートの絶品レシピをご紹介!テンパリングしたチョコレートをたっぷり使って見た目もきれいなチョコレート作りに挑戦してみませんか?贈った相手もきっと喜んでくれるはずです!
チョコナッツフレーク

出典: www.orangepage.net
コーンフレークとクルミをチョコレートでコーティングしたレシピ。とても簡単にできますが、テンパリングをしっかり行うことによって、お店の味に仕上がります。クルミとフレークの香ばしさ・食感がやみつきになるおいしさ♪
【必要な材料(2人分)】
・板チョコレート……100g
・コーンフレーク……2カップ
・クルミ……20g
【作り方】
1、テンパリングしたチョコレートとコーンフレーク、クルミを混ぜ合わせる。
2、12個分にスプーンで取り分け、冷蔵庫で1時間ほど冷やし固めたら完成!
コーティングクッキー


ハート型のクッキーにチョコレートをコーティングし、転写シートをはりつけたレシピ。転写シートをつけるだけで、一気に華やかな雰囲気に仕上がります。
【必要な材料(8枚分)】
・ハート型のクッキー……8枚
・クーベルチュールチョコレート……100g
・転写シート……2枚
【作り方】
1、ハートのクッキーに、テンパリングしたチョコレートをつける。
2、ちょうど良い大きさに切った転写シートをチョコレートの上にかぶせる。
3、しっかりチョコレートが固まったら完成!
ショコラオランジュ

出典: ewfinny.exblog.jp
オレンジのほろ苦さ・甘酸っぱさとチョコレートのハーモニーがおいしいショコラオランジュ。鮮やかな色合いも魅力です。
ショコラオランジュはお店で買うとかなり高額。でも、家で作ればリーズナブルな価格で本格的な味を楽しむことがでいます。少々時間はかかりますが、ぜひチャレンジしてみたいレシピです。
【必要な材料(20枚分)】
・オレンジ……2個
・グラニュー糖……400~500g
・ビターチョコレート……2枚
【作り方】
1、スポンジを使い、オレンジの皮を水でよく洗う。
2、竹串や爪楊枝で、オレンジの皮に数カ所穴をあける。
3、オレンジがかぶるくらいの水を鍋に入れ、中火にかけて沸騰するまでゆでる。
4、オレンジを火からあげて、冷水で洗う。
5、3〜4をもう一度行う。
6、オレンジが丸々入る容器に、水(オレンジがかぶるくらい)とオレンジを入れ、2日間寝かせる。(途中で1回水を取り替える。)
7、オレンジを5mm幅にスライスしたら鍋に入れ、グラニュー糖をかぶせて3〜4時間放置する。
8、中火にかけて、ときどき揺すりながら砂糖を溶かし、火から上げて冷ます。(沸騰させないように火加減を気をつける。)
9、火を入れて冷ますの工程を1日1回、5日間続ける。
10、オレンジをケーキクーラーの上にのせ、冷蔵庫にいれて3日間乾燥させる。
11、テンパリングして溶かしたチョコレートをオレンジに重ねづけし、完全に固まったら完成!
チョコレートの絶品レシピ:トリュフ
洋酒が香る大人のトリュフ

出典: cookpad.com
テンパリングを行うことによって、お店で買うようなトリュフができあがり!ココアパウダーや粉砂糖など、いろいろなトッピングをしてカラフルに仕上げるのがおすすめです。
【必要な材料(ガナッシュ15個分)】
・チョコレート……100g
・ホワイトチョコレート……10g
・生クリーム……50ml
・洋酒(ラム酒・ブランデー)……小さじ1
【作り方】
1、テンパリングしたチョコレートに、室温に戻した生クリームを加えて混ぜる。
2、洋酒を加えてさらに混ぜ、艶が出たら冷蔵庫に入れて30分冷やす。
3、クッキングシートをしいたバットの上に、15等分した2をスプーンですくってのせる。
4、冷蔵庫で30〜1時間冷やし、粘土くらいの固さになったら取り出す。
5、4をラップで巾着絞りにし、丸く成形する。
6、好みでチョコレートでコーティングしたり、ココアや抹茶のパウダーなどをかけてデコレーションしたら完成!
オレンジ風味のトリュフ

出典: cookpad.com
オレンジの甘酸っぱい香りが口の中に広がるトリュフレシピ。甘いものが苦手な人でも、さっぱりといただくことができそうです♪
【必要な材料(40〜50個分)】
・100%オレンジジュース……200ml
・チョコレート……220g
・はちみつ……15g
・生クリーム……50g
・バター……30g
・グランマルニエ……15g
・オレンジピール……30g
・オレンジの皮……1/5~1/4個分
・コーティングチョコレート……120〜150g
・ココア……適量
【作り方】
1、オレンジジュースを火にかけ、アクをとりながら1/4になるまで煮詰める。
2、チョコレートにはちみつを加えて溶かした後、沸騰させた生クリーム・温かいままのオレンジジュースを加えて混ぜる。
3、柔らかくしたバターを加えて溶かし混ぜ、グランマニエと細かく刻んだオレンジピールを入れてさらに混ぜる。
4、オレンジの皮をすりおろして混ぜ入れる。
5、1cmの丸い口金をつけた絞り袋に入れ、クッキングシートの上に絞り出し、冷蔵庫で冷やし固める。
6、5を丸く成形したら、再び冷蔵庫に入れて冷やし固める。
7、テンパリングしたチョコレートをコーティングし、ココアパウダーをまぶしたら完成!
卵黄入りで味に深みを!

出典: cookpad.com
卵黄を入れることで、コクを引き出したトリュフレシピ。材料3つで簡単に作ることができるのが、嬉しいポイントです。
【必要な材料(30個分)】
・ミルクチョコレート58g×6枚
・生クリーム……100cc
・卵黄……2個
【作り方】
1、テンパリングしたチョコレートに、生クリームと卵黄を加えて混ぜる。
2、冷蔵庫で20〜30分ほど冷やし、手でまとめられる固さになったら取り出して、丸く成形する。
3、再び冷蔵庫で10分冷やし、丸めなおす。
4、お好みでココアパウダーなどをまぶしたら完成!
チョコレートの絶品レシピ:生チョコ編
チーズ&生チョコ

出典: cookpad.com
クリームチーズと生チョコ、2つの層がきれいなキューブ型のチョコレートです。そのまま食べると濃厚な味わい、冷凍庫で凍らせるとなめらかなキューブアイスになります。
【必要な材料】
・板チョコ……1枚(58g)
・生クリーム……大さじ3弱(40ml)
・クリームチーズ……90g
・マシュマロ…20〜30g
【作り方】
1、8〜9cmほどの四角い容器を用意し、クッキングシートをしく。
2、クリームチーズとマシュマロを耐熱容器に入れ、電子レンジで1分加熱してからよく混ぜ合わせる。
3、2を型に流し、冷蔵庫で冷やし固める。
4、チョコレートと生クリームをボウルに入れ、電子レンジで加熱して溶かす。
5、3のクリームチーズの上に4を流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
6、型から外し、キューブ型に切ったら完成!
抹茶生チョコ

出典: cookpad.com
ほろ苦い抹茶の風味がおいしい生チョコレシピです。甘いものが苦手な人へのプレゼントとしても重宝します。
【必要な材料(14cm×20cmのバット1枚分)】
・ホワイトチョコレート……160g
・生クリーム……100cc
・はちみつ……10g
・バター(加塩)……10g
・抹茶……10g
・トッピング用の抹茶……10~20gくらい
【作り方】
1、ボウルに抹茶をふるい入れ、生クリームを少しずつ入れながら混ぜ合わせる。
2、抹茶が溶けたらはちみつを加え、電子レンジ(500W)で1分加熱する。
3、温かいうちにバターと刻んだチョコレートを加え、混ぜる。
4、電子レンジ(500W)で3分加熱する。
5、クッキングシートをしいた型に4を流し入れ、冷蔵庫で24時間冷やし固める。
6、5を適当な大きさに切り分け、抹茶を全体にまぶしたら完成!
コーティング生チョコ

出典: cookpad.com
テンパリングしたチョコレートでコーティングすることで、まるでお店で売っているようなクオリティの生チョコができあがり!チョコレート用のシリコンカップは、100円均一ショップでいろいろな形のものが売られているので、ぜひチェックしてみてください。
【必要な材料(20個分)】
・チョコレート……100g
・生クリーム……50cc
・チョコレート(コーティング用)……100g
・洋酒(オレンジキュラソーがおすすめ)……お好みで適量
・デコペン、アラザンなど……お好みで適量
【作り方】
1、テンパリングしたコーティング用のチョコレートを、好きな形のシリコンカップに薄くのばし、固めておく。
2、温めた生クリームに刻んだチョコレートを入れて溶かし、洋酒を加えて混ぜる。
3、2を1の中に9分目まで流し入れたら軽くトントンして表面を平らにし、余ったチョコレートを縁のところまで流し入れる。
4、冷蔵庫で冷やし固め、型から出したらお好みでデコレーションして完成!
生チョコレアチーズタルト

出典: cookpad.com
濃厚な生チョコと、サクサクなタルト生地がベストマッチ!やみつきになるおいしさです♪
【必要な材料(18cmのタルト型)】
・クリームチーズ……80g
・砂糖……40g
・卵黄……1個
*プレーンビスケット(細かく砕く)……120g
*バター(電子レンジで溶かす)……50g
*牛乳……大さじ2
・ミルクチョコレート……200g
・生クリーム……100cc
・ココアパウダー……少々
【作り方】
1、*を合わせ、しっとりするまで混ぜる。
2、タルト型に1をぎゅっと敷き詰める。
3、電子レンジで加熱して柔らかくしたクリームチーズ・卵黄・砂糖を混ぜる。
4、チョコレートと生クリームを鍋に入れて、弱火で溶かし混ぜる(50度以上にならないように注意!)。
5、4に3を混ぜ合わせる。
6、タルト型に5を流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
7、ココアパウダーを全体にふりかけたら完成!
チョコレートの絶品レシピ:ケーキポップ編
ケーキポップ

出典: cookpad.com
カラフルな色合いがかわいいケーキポップ。ハート型にしたり、丸くしたり、いろいろな形やデコレーションを楽しんでみて♪
【必要な材料(8本分)】
・スポンジケーキ……100g
・クリームチーズ……60g
・ミルクチョコレート……1枚
・ホワイトチョコレート……1枚
・転写シート、チョコペンなどデコレーション用の材料……適量
【作り方】
1、ミルクチョコレートとホワイトチョコレートをテンパリングする。
2、スポンジとクリームチーズを、ボウルに擦り付けるようによく混ぜる。
3、2を20gずつ丸めたり、ハート型にしてから、棒を刺す。
4、3をミルクチョコレートとホワイトチョコレートにそれぞれ4個ずつ浸し、コーティングする。
5、チョコレートが固まったら、チョコペンや転写シートでデコレーションして完成!
アニマルケーキポップ

出典: select.mamastar.jp
かわいらしいアニマル型が魅力のケーキポップ。小さいお子さんへのプレゼントにもぴったり!
【必要な材料(10本分)】
・スポンジケーキ(市販)……120g
・クリームチーズ……40g
・バター……20g
・グラニュー糖……25g
・コーティングチョコレート (レモン・苺・抹茶を使用)……80g
・ロリポップ棒……10本
【作り方】
1、スポンジケーキを手ですり潰す。(フードプロセッサーで攪拌したら楽。)
2、1にクリームチーズ・柔らかくしたバター・グラニュー糖を加えてゴムベラで混ぜる。
3、2を10等分したら丸く成形し、冷蔵庫で1時間冷やす。
4、チョコレートをテンパリングする。
5、ロリポップ棒に3を刺し、チョコレートにくぐらせる。
6、ヒヨコ・ウサギ・カエルになるようにトッピングしたら完成!(リンク先を詳細下さい。)
チョコレートの絶品レシピ:チョコバー編
マーブルチョコバー

出典: cookpad.com
マーブル模様がきれいなチョコバーレシピ。一度にたくさん作ることができるので、義理チョコや友チョコにもおすすめ!
【必要な材料(14本分)】
・ミルクorブラックの板チョコレート……500g
・ホワイトの板チョコレート……20g
・お好みのナッツやシリアル……50~60g
【作り方】
1、バットにクッキングシートを敷き、バター(分量外)を塗っておく。
2、ナッツやシリアルを細かく刻む。
3、ミルクorブラックのチョコレートとホワイトチョコレートを、それぞれテンパリングする。
4、ミルクorブラックのチョコレートを半量ずつに分け、一方にナッツ&シリアルを混ぜる。
5、ナッツ&シリアルを混ぜた方を先にバットに流し入れ、その上に残りのチョコレートを流す。
6、スプーンを使い、白い筋をつくるようにホワイトチョコレートを上から垂らしていく。
7、竹串を差し入れて上下に動かし、マーブル模様を作る。
8、3〜4時間、常温において固まったら完成!
ザクザク食感のチョコバー

出典: cookpad.com
フルーツグラノーラとビスケットを入れることによって、ザクザク食感に仕上げたチョコバーです。材料3つで作ることができるお手軽さが魅力!
【必要な材料(2cm×8cmが12個分)】
・チョコレート……200g
・フルーツグラノーラ……70g
・ビスケット……50g
【作り方】
1、ビスケットは粗めに砕き、グラノーラも固まっているところがあったら砕いておく。
2、チョコレートをテンパリングする。
3、ビスケットとグラノーラをチョコレートに混ぜ入れる。
4、クッキングシートをしいたバットに3を流し入れ、冷蔵庫で30〜40分冷やし固める。
5、お好みの大きさにカットし、再び冷蔵庫に入れて固めたら完成!
マシュマロチョコナッツバー

出典: cookpad.com
マシュマロとナッツを入れて、いろいろな食感が楽しめるように仕上げたチョコバーレシピです。
【必要な材料(15cm×15cmの型1台分)】
・ロッテガーナミルクチョコレート……2枚
・ロッテガーナブラックチョコレート……2枚
・アーモンドスライス……100g
・マシュマロ……70g
・チョコシリアル……50g
【作り方】
1、アーモンドスライスは160度のオーブンで10分ローストし、マシュマロは半分に切る。
2、テンパリングしたチョコレートに1とチョコシリアルを混ぜ合わせる。
3、薄くバターを塗った型に2を流し入れ、平らに表面を整えたら冷蔵庫で冷やし固める。
4、冷蔵庫から取り出し、お好みの形に切ったら完成!

出典: www.fanpop.com
バレンタインといえば、手作りチョコレート!いつもお世話になっている人に、大好きな彼に、とっておきのチョコレートを作ってあげたいですよね♪
チョコレートのお菓子は、「チョコレートを溶かして固めるだけ」と思いがちですが、それはNG。お店で買うような、きれいで口どけの良いチョコレート菓子を作るためには「テンパリング」という作業が必要になってきます。
テンパリングとは?

出典: blog.rococochocolates.com
テンパリングとは、チョコレート菓子を作るときに必要不可欠な「温度調整」を行う工程。テンパリングを行うことによって、溶かしたチョコレートを冷やし固めたときに、美しい見た目・なめらかな口当たりに仕上げることができます。
手作りチョコレートは、テンパリングをするか・しないかで、その仕上がりは全く違うものに。お店のようなチョコレート菓子を作るためには、ぜひ取り入れておきたい大切な工程なのです。
テンパリングで仕上がりが全く変わる!

出典: desserthungry.blogspot.jp
チョコレート菓子を手作りするとき、ただチョコレートを溶かして冷やし固めていませんか?そうして作られたのが上図にある左のチョコレート。表面に白いブツブツが浮かび上がり、あまりおいしくなさそうな見た目になってしまいます。それだけでなく、口どけが悪くなり、ボソボソとした食感になってしまうのもマイナスポイント。
テンパリングを家でもやってみよう

出典: www.seriouseats.com
「そうは言ってもテンパリングは難しそう……」と思いがちですが、必要な材料さえ揃えば家でも行うことができます!テンパリングをしたチョコレートをクッキーやケーキにかけたり、フルーツのコーティングに使ったり……さまざまな用途で使うことができます。
今年のバレンタインはテンパリングを使ったチョコレートをギフトとして渡してみませんか?きっと誰もが「おいしい!」と喜んでくれるはずです♪

出典: www.brainscape.com
今回は、2種類のテンパリング方法をご紹介します。1つ目は電子レンジを使ったテンパリング、2つ目は湯せんを使ったテンパリングです。どちらの方法も簡単にできるので、自分に合った方法でテンパリングを行っていきましょう!
必要な材料

出典: www.huffingtonpost.com
・包丁
・まな板
・調理用の温度計
・ボウル
・ゴムベラ
・電子レンジ
・チョコレート
・カカオパウダー
STEP1:チョコレートを刻む

出典: www.cotta.jp
チョコレートを均等に溶かすために、刻んでいきます。電子レンジで溶かす場合は、タブレット上になっているチョコレートでも刻んだ方がムラなくきれいに溶けます。
STEP2:電子レンジで加熱

出典: www.cotta.jp
耐熱ボウルに刻んだチョコレートを入れ、電子レンジ(600W)で1分加熱します。
STEP3:再度、加熱する

出典: www.cotta.jp
電子レンジから取り出して、ゴムベラで底をすくうように全体を混ぜ合わせます。続けて、電子レンジ(600W)で30〜40秒ほど加熱します。このとき、チョコレートが焦げやすくなっているので様子を見ながら加熱していくのが重要なポイントです。
STEP4:混ぜて温度を下げる

出典: www.cotta.jp
チョコレートの溶け残りがないように、ゴムベラで混ぜます。始めは40〜50度くらいになっていればOK。(60度以上になるとチョコレートが固まらなくなってしまうので注意です。)

出典: www.cotta.jp
チョコレートの温度が34度程度になるまで、ゴムベラでゆっくり混ぜます。
STEP5:カカオパウダーを追加

出典: www.cotta.jp
チョコレート全量1%分のカカオパウダーを加えて、最終的には32度前後になるまで混ぜていったら完成!
STEP1:湯せんで溶かす

出典: www.cotta.jp
50〜60度のお湯を張ったボウルの上に、チョコレートを入れたボウルをのせ、チョコレートを溶かしていきます。チョコレートは刻んでも良いですし、タブレットの粒状になっているものはそのままの状態で溶かしてもOKです。

出典: www.cotta.jp
温度計を差し入れ、チョコレートが45〜50度くらいになるまで温めていきます。
STEP2:冷やす

出典: www.cotta.jp
今度は、15度程度の水が入ったボウルの上にチョコレートのボウルをのせ、冷やしていきます。空気が入らないように、静かにゆっくりと混ぜていきましょう。チョコレートの温度が27〜28度になったら水から離します。
STEP3:再び温める

出典: www.cotta.jp
再び湯せんにかけ、31〜32度くらいになるまで均一に混ぜていったら完成!