寝室は眠るための部屋ですが、クローゼットの収納や窓の位置、ベッド周りのスペースなども含めて「こんな寝室が良かった!」と思えるようなレイアウトにしたいですよね。ダブルの場合、シングルの場合、家具を置く場合などといった、寝室のおしゃれなレイアウトをまとめてみました。
快適に過ごせる寝室レイアウトに必要なスペースを知る
クローゼットや入り口の開閉
「クローゼットが洋服でいっぱいに」「衣類以外の物まで入っている」「入りきらなくて入口の開閉やクローゼットの開け閉めが大変」
ついつい重ねたり詰め込んだりしてしまう寝室のクローゼットですが、しっかり収納しておかなければ様々な悩みが生まれます。収納にも2種類のタイプがあります。それは、「ハンガーでかける」というクローゼットタイプと、たたんでしまう押し入れタイプです。どちらの収納も兼ね備えたスペースがあると、非常に便利だと感じるでしょう。
寝室でしまうのは衣類だけではありません。バッグをしまわれる方もいますし、アクセサリーや雑貨などをしまっている方も多いでしょう。衣類と、小物。どちらもしっかり収納できるようなクローゼットがほしいですね。
ハンガーをかけるパイプの高さは、使う人の身長を基準に決めます。そして手を伸ばしてギリギリの高さにパイプを設定したら、更にもう1つパイプをつけ、その上下に小物をしまう棚を作ります。これが、理想のクローゼットのカタチです。
出典: www.nissen.co.jp
さらにクローゼットは、引き戸またはスライドして開けるタイプが理想です。この場合あまり物を詰めすぎると物がつっかえて開かないケースも考えられますが、クローゼットの前に何を置いても開け閉めしやすく、出し入れがしやすいというケースを考えるとスライドが理想なのです。ドアタイプだと、物が置いてあったらそこまでしかあきません。
●スムーズにクローゼットを開閉するために
・開き戸:クローゼットと扉の間に、最低90センチ
・引き戸:クローゼットと扉の間に最低50センチ
・チェスト:クローゼットと扉の間に最低70センチ
窓の位置とベットの配置
出典: tabroom.jp
「寝室にしっかり朝日が入ってこない」「ベッドの位置がエアコンの真下」「どこに置けば良いのかわからない」「北枕ってダメなの?良いの?」
睡眠は食べるよりも運動するよりも大切なこと。質の良い睡眠をとるには、寝室の環境を良くすることが大切です。たとえば、明るさや騒音はないか、ベッドの位置、高さ、方角などの風水を気にされる方も多いでしょう。
窓の位置と大きさについてですが、簡単にいえば、窓は複数あった方が良く、そして小さなまどがおすすめです。頭の上、もしくはベッドの横に適度な大きさの窓があると、寝室向きだと言われています。
出典: interior-coordinate.info
一番NGな例は、ベッドの横、頭上に大きな窓があり、カーテンから朝日がもれて差し込んでくるというタイプです。もし大きな窓があると、暗すぎて寝すぎてしまう。明るくて早く目が覚めるという不満が出てきます。知らず知らずのうちに寝不足にならないためにも、適度な多きさの窓を、頭上もしくはベッドの横に、2つ設けましょう。
方角としては「北枕で寝てはいけない」ということはありません。大切なポイントは、玄関の位置と頭の位置です。玄関が北側にあるのなら、眠るときの頭の位置は北が良いと言われています。反対向きに寝ると運気が悪くなるのだとか。ベッドの向きに関しても、注意したいですね。
ベッド周りの必要なスペース
出典: www.l-concept.jp
ベッドから降りてサっと行動することができるように、あまりテーブルなどの家具を配置してはいけません。狭い寝室の場合、ベッドだけ置かれるというケースが多いですが広い寝室の場合してしまいがちなことが、家具を増やすことです。
朝起きてベッドから立ち上がったときに、必ずしも皆が皆、すっきり起きているわけではありません。もし何かごちゃごちゃとレイアウトしていると、足をぶつける、転ぶ、などのことも起こる可能性があります。寝室にどんな家具が必要かも、同時に考えて置かなければいけません。
ダブルベッドの寝室レイアウト
壁際に寄せるレイアウト
出典: ryosuken.ti-da.net
狭い寝室の場合、多くの方が壁際にベッドを寄せて配置されるでしょうが、ダブルベッドは4.5畳以上あると置くことができます。狭い寝室の方でもダブルベッドは置くことができます。ドアの位置によっては開閉時にベッドが邪魔になる可能性があるので、正方形よりも長方形の部屋が向いています。
壁際に寄せる際は、ベッドから布団がズリ落ちないように壁から最低10センチ離します。そして、照明の位置、コンセントの位置などもベッドに近く、邪魔にならない場所にします。ドアの横に収納スペースがあり、左右に窓、そして奥にダブルベッドを置くスペースがあると理想です。
ベッドの頭上を壁に寄り添うような配置がしたいという場合は、ベッドのサイドにミニチェスト、右サイドにチェアを置いたインテリアもステキ。ベッドボードにコードを這わせて照明器具を使うなど、おしゃれなインテリアが楽しめます。
窓際に寄せるレイアウト
出典: www.decor-interior.net
窓が部屋の中心部分にあったとします。そこにダブルベッドを寄せたレイアウトは、だいたいベッドの左右に70センチから100センチ程度の余裕が生まれます。もっと広い寝室の場合は、更にスペースがありますが、ちょうど枕のサイド部分に当たる場所には洋服箪笥や目覚まし時計などを置く机などの家具を配置できますね。
ダブルベッドを置く寝室として最適なレイアウトですが、あまりにも窓が大きな寝室の場合は向いていません。
最近多いのは、寝室と書斎を一緒にされるというケースです。片方は何も置かず、壁側に本棚を置き、ダブルベッドを置くスペースをつくりたいという方にもぴったりな配置です。窓際にベッドを寄せるレイアウトは、家具の配置パターンに自由が生まれます。
窓が部屋の一番奥にあり、そこへダブルベッドを寄せたいという方は、窓にぴったりベッドがくっつかないようにしてください。また、反対側のドア付近には1つサイドテーブルを置いたり、箪笥を置くこともできますね。
部屋の中心に置くレイアウト
ベッドを部屋の中央にレイアウトすると、その周りの空間が自由に使えます。寝室に家具をレイアウトしたいという方におすすめで、観葉植物を置くなどの余裕も持てます。更に、ベッドの両サイドにはチェストやチェア、そしてテーブルなども置くことができます。コーディネートを楽しみたい方はぜひ。
中央にダブルベッドを置く場合は、収納スペースの扉の開閉や、寝室に入るためのドアの位置に注意しましょう。ベッドにギリギリだったり、扉が当たってしまうような配置は好ましくありません。
寝室ではあまり物を運ぶなどのことはないでしょう。ドアがあまりにも近くて、使い勝手が悪いということはありませんが、洋服をしまっているクローゼットがある場合に、衣替えの時など大きな荷物を運ぶ際には、ドアとベッドの位置が気になるところ。できるだけドアとベッドの間は余裕を持ったスペースを確保しておきたいですね。
シングルベッドの寝室レイアウト
シングルベット2つを並べて置くときのレイアウト
出典: francebed.shop-pro.jp
シングルベッドを2つくっつけてレイアウトする場合は、お互いの体の動きが伝わらずにゆっくり眠れるような配置にしたいですね。どちらかのシングルベッドを壁付けにするのであれば、ベッドの左右にスペースを取るようにレイアウトすべきです。
ベッドを2つ並べてレイアウトする時には、4編のうち3編を部屋から離すことがポイントです。振動も拡散されますし、ダブルベッドよりも振動が気になりません。また、2つ並んだベッドの頭上には窓があると理想です。そしてサイドのどちらかに収納があるレイアウトが、くつろげる寝室となるでしょう。
ベッドの向きや位置は、意外と限られています。しかも、シングルベッドを2つ並べて置く場合は更に限られてしまいます。部屋の奥までスムーズに動けるか?朝起きたときに快適に過ごせるか?騒音や光の加減も考慮しながら、配置に気をつけましょう。
シングルベット3つを離して置くときのレイアウト
出典: yaplog.jp
シングルベッドを2つ置く場合、最低でも6畳のスペースが必要ですが、もし離して置くのなら最低でも8畳は必要。置き方は2つあります。
壁際から50センチほど話してシングルベッドを置き、そこから更に60センチほど離して置きます。すると、窓まで同じように50センチほど余裕が生まれます。これは、正方形または正方形に近い長方形の部屋のレイアウト。
もう1つは、横長の部屋での置き方です。シングルベッドを部屋の形に添うように置き、同じようにもう1つ縦に並べておきます。これなら、壁に沿うように置くとゆとりスペースができますし、クローゼットや収納などのバリエーションも増えます。
ベッドを2セット離して置くサインヒア、オープンスペースを取りたいのか、それとも1つ1つのベッドの広さを優先するのか、しっかり考えて選んでください。壁際に沿うように置けば、シングルベッド2つでも、中心にサイドテーブルを置いた、ビジネスホテルのようなレイアウトは可能です。お互いの眠りを妨げることのないレイアウトだという点が特長です。
寝室に家具をレイアウトする時のアイディア
テレビの配置
出典: www.avac.co.jp
【寝室にふさわしいテレビサイズ】
寝室にテレビを置かれる方は、リビングと合わせて2台目、3台目の方が多いでしょう。メインの1台目よりも小さなテレビが理想ですし、最近のテレビはかなり薄型で、テレビボードなどなくても配置することができます。
42型のテレビだって、狭い寝室でも楽々置くことができるサイズですがそんなに大きなものを置いてしまうと、寝室が何をする部屋なのかわからなくなってしまいます。できるだけ小さなテレビにして、大きなテレビを置くならリビングが理想です。
【テレビボードを置く】
テレビを置く際のボードやテーブルを配置するなら、やはり気を付けたいのは災害時の落下です。テレビはとても重たい家電です。もし眠っている間に何か起こって、頭の上にでも落下してしまったら、と考えると怖いですよね。
テレビボードは壁に沿う形で置き、できるだけベッドから離しましょう。ベッドの周りには、高いものを置かないようにして、災害時に何が起こってもベッドも上にいれば安心だという状態を作りましょう。
出典: soma-samui.com
【風水を気にされる方】
風水を考えると、寝室にテレビを置くのはあまりよくないと言われています。風水など気にしないという方も多いと思いますが、もし寝室にベッドを置かれる場合は、テレビを消した画面に、自分の寝ている姿が映らないように注意してください。意識するだけで運気が上がるかもしれません。
【一番ベストなテレビの配置】
最も適した寝室のレイアウトといえば、窓以外の壁側に枕元があり、収納との距離は約90センチ以上。通路の空間は最低50センチ以上。そのレイアウトを邪魔することなくテレビを置くにはどうすれば良いのか?
出典: blogs.yahoo.co.jp
やはり一番ベストな置き方といえば、ベッドのサイドがある窓際からその奥にテレビボードを置いて、そこにテレビを配置することです。ここで問題が一つ。ベッドからテレビが見えないということです。寝室にテレビを置く際には「どこから見るのか」「どういった姿勢で見たいのか」が大切です。雑魚寝ができるようにクッションを置くのか、それとも収納スペースの前にソファを置くのか?
テレビを少し傾けたらベッドからでも見ることができそうですが、やはり寝室としてはベッドからテレビが見えないようにすべきです。いつまでもテレビを見てしまい、睡眠不足になっていては意味がありません。枕元からつま先の位置と並行してテレビがドアの方に向いているような配置が一番理想ではないでしょうか。
シェルフの選び方配置例
SHIRAI キアエッセ ジグザグラック ダークブラウン KIA-1460DK
¥4,557 (税込)
【シェルフとは?】
シェルフとは、形が様々な棚のことなのですが、仕切りや飾り棚として、個別にスペースが設けられたサイズも様々な棚です。寝室にぴったりなシェルフといえば、少し高さのあるタイプの物。
シェルフにも、置くタイプと壁にかけるタイプの「ウォールシェルフ」というものがあります。壁に取り付けるタイプは、床周辺のゆとりができますし、寝室にもぴったりです。シェルフを置くと、本棚にもなり小物置きにもなり、とても便利です。
【寝室用シェルフの選び方】
収納家具の中でも、センスと機能性を兼ね備えた家具ですから、場所を問わずに活用できるところがうれしいポイント。選び方は2通りあります。センスを生かした選び方がしたいという方には、棚板を調整でき、固定することができるタイプを選びましょう。
シェルフの中には、機能性がかなり優れたものもあります。スムーズに出し入れができる可動式なども登場しているので、もしデザイン性で選ぶというのなら、固定し、しっかりインテリアとしてなじむものをおすすめします。
出典: r-mugendou.com
【シェルフの配置例】
空いたスペースの中央にシェルフを置き、サイドにシングルベッド、そしてシェルフは付け足しも可能なので、左右に連結しシェルフを増やしていけるような工夫がされている例をご紹介します。
シングルベッドを2つ置くと、家具を置くスペースに限りがでます。そこで、サイドテーブルを1つ置くよりもシェルフを置いた方が収納力抜群ですし、見た目もとてもスッキリして見えます。シェルフとウォールシェルフを合わせて、ベッドの足元に配置している方もいますし、やはりシングルとシングルの間にはシェルフがぴったり合うようです。
壁いっぱいをシェルフにしているという方もたくさんいます。寝室なら高さがあっても、特に気になりませんよね。複数のカラーを取り入れたり、高さに変化をつけるようにインテリア性を高めることができます。様々なシェルフの中から、寝室にぴったりなものを選びましょう。
「クローゼットが洋服でいっぱいに」「衣類以外の物まで入っている」「入りきらなくて入口の開閉やクローゼットの開け閉めが大変」
ついつい重ねたり詰め込んだりしてしまう寝室のクローゼットですが、しっかり収納しておかなければ様々な悩みが生まれます。収納にも2種類のタイプがあります。それは、「ハンガーでかける」というクローゼットタイプと、たたんでしまう押し入れタイプです。どちらの収納も兼ね備えたスペースがあると、非常に便利だと感じるでしょう。
寝室でしまうのは衣類だけではありません。バッグをしまわれる方もいますし、アクセサリーや雑貨などをしまっている方も多いでしょう。衣類と、小物。どちらもしっかり収納できるようなクローゼットがほしいですね。
ハンガーをかけるパイプの高さは、使う人の身長を基準に決めます。そして手を伸ばしてギリギリの高さにパイプを設定したら、更にもう1つパイプをつけ、その上下に小物をしまう棚を作ります。これが、理想のクローゼットのカタチです。
出典: www.nissen.co.jp
さらにクローゼットは、引き戸またはスライドして開けるタイプが理想です。この場合あまり物を詰めすぎると物がつっかえて開かないケースも考えられますが、クローゼットの前に何を置いても開け閉めしやすく、出し入れがしやすいというケースを考えるとスライドが理想なのです。ドアタイプだと、物が置いてあったらそこまでしかあきません。
●スムーズにクローゼットを開閉するために
・開き戸:クローゼットと扉の間に、最低90センチ
・引き戸:クローゼットと扉の間に最低50センチ
・チェスト:クローゼットと扉の間に最低70センチ
出典: tabroom.jp
「寝室にしっかり朝日が入ってこない」「ベッドの位置がエアコンの真下」「どこに置けば良いのかわからない」「北枕ってダメなの?良いの?」
睡眠は食べるよりも運動するよりも大切なこと。質の良い睡眠をとるには、寝室の環境を良くすることが大切です。たとえば、明るさや騒音はないか、ベッドの位置、高さ、方角などの風水を気にされる方も多いでしょう。
窓の位置と大きさについてですが、簡単にいえば、窓は複数あった方が良く、そして小さなまどがおすすめです。頭の上、もしくはベッドの横に適度な大きさの窓があると、寝室向きだと言われています。
出典: interior-coordinate.info
一番NGな例は、ベッドの横、頭上に大きな窓があり、カーテンから朝日がもれて差し込んでくるというタイプです。もし大きな窓があると、暗すぎて寝すぎてしまう。明るくて早く目が覚めるという不満が出てきます。知らず知らずのうちに寝不足にならないためにも、適度な多きさの窓を、頭上もしくはベッドの横に、2つ設けましょう。
方角としては「北枕で寝てはいけない」ということはありません。大切なポイントは、玄関の位置と頭の位置です。玄関が北側にあるのなら、眠るときの頭の位置は北が良いと言われています。反対向きに寝ると運気が悪くなるのだとか。ベッドの向きに関しても、注意したいですね。
出典: www.l-concept.jp
ベッドから降りてサっと行動することができるように、あまりテーブルなどの家具を配置してはいけません。狭い寝室の場合、ベッドだけ置かれるというケースが多いですが広い寝室の場合してしまいがちなことが、家具を増やすことです。
朝起きてベッドから立ち上がったときに、必ずしも皆が皆、すっきり起きているわけではありません。もし何かごちゃごちゃとレイアウトしていると、足をぶつける、転ぶ、などのことも起こる可能性があります。寝室にどんな家具が必要かも、同時に考えて置かなければいけません。
出典: ryosuken.ti-da.net
狭い寝室の場合、多くの方が壁際にベッドを寄せて配置されるでしょうが、ダブルベッドは4.5畳以上あると置くことができます。狭い寝室の方でもダブルベッドは置くことができます。ドアの位置によっては開閉時にベッドが邪魔になる可能性があるので、正方形よりも長方形の部屋が向いています。
壁際に寄せる際は、ベッドから布団がズリ落ちないように壁から最低10センチ離します。そして、照明の位置、コンセントの位置などもベッドに近く、邪魔にならない場所にします。ドアの横に収納スペースがあり、左右に窓、そして奥にダブルベッドを置くスペースがあると理想です。
ベッドの頭上を壁に寄り添うような配置がしたいという場合は、ベッドのサイドにミニチェスト、右サイドにチェアを置いたインテリアもステキ。ベッドボードにコードを這わせて照明器具を使うなど、おしゃれなインテリアが楽しめます。
出典: www.decor-interior.net
窓が部屋の中心部分にあったとします。そこにダブルベッドを寄せたレイアウトは、だいたいベッドの左右に70センチから100センチ程度の余裕が生まれます。もっと広い寝室の場合は、更にスペースがありますが、ちょうど枕のサイド部分に当たる場所には洋服箪笥や目覚まし時計などを置く机などの家具を配置できますね。
ダブルベッドを置く寝室として最適なレイアウトですが、あまりにも窓が大きな寝室の場合は向いていません。
最近多いのは、寝室と書斎を一緒にされるというケースです。片方は何も置かず、壁側に本棚を置き、ダブルベッドを置くスペースをつくりたいという方にもぴったりな配置です。窓際にベッドを寄せるレイアウトは、家具の配置パターンに自由が生まれます。
窓が部屋の一番奥にあり、そこへダブルベッドを寄せたいという方は、窓にぴったりベッドがくっつかないようにしてください。また、反対側のドア付近には1つサイドテーブルを置いたり、箪笥を置くこともできますね。
ベッドを部屋の中央にレイアウトすると、その周りの空間が自由に使えます。寝室に家具をレイアウトしたいという方におすすめで、観葉植物を置くなどの余裕も持てます。更に、ベッドの両サイドにはチェストやチェア、そしてテーブルなども置くことができます。コーディネートを楽しみたい方はぜひ。
中央にダブルベッドを置く場合は、収納スペースの扉の開閉や、寝室に入るためのドアの位置に注意しましょう。ベッドにギリギリだったり、扉が当たってしまうような配置は好ましくありません。
寝室ではあまり物を運ぶなどのことはないでしょう。ドアがあまりにも近くて、使い勝手が悪いということはありませんが、洋服をしまっているクローゼットがある場合に、衣替えの時など大きな荷物を運ぶ際には、ドアとベッドの位置が気になるところ。できるだけドアとベッドの間は余裕を持ったスペースを確保しておきたいですね。
出典: francebed.shop-pro.jp
シングルベッドを2つくっつけてレイアウトする場合は、お互いの体の動きが伝わらずにゆっくり眠れるような配置にしたいですね。どちらかのシングルベッドを壁付けにするのであれば、ベッドの左右にスペースを取るようにレイアウトすべきです。
ベッドを2つ並べてレイアウトする時には、4編のうち3編を部屋から離すことがポイントです。振動も拡散されますし、ダブルベッドよりも振動が気になりません。また、2つ並んだベッドの頭上には窓があると理想です。そしてサイドのどちらかに収納があるレイアウトが、くつろげる寝室となるでしょう。
ベッドの向きや位置は、意外と限られています。しかも、シングルベッドを2つ並べて置く場合は更に限られてしまいます。部屋の奥までスムーズに動けるか?朝起きたときに快適に過ごせるか?騒音や光の加減も考慮しながら、配置に気をつけましょう。
出典: yaplog.jp
シングルベッドを2つ置く場合、最低でも6畳のスペースが必要ですが、もし離して置くのなら最低でも8畳は必要。置き方は2つあります。
壁際から50センチほど話してシングルベッドを置き、そこから更に60センチほど離して置きます。すると、窓まで同じように50センチほど余裕が生まれます。これは、正方形または正方形に近い長方形の部屋のレイアウト。
もう1つは、横長の部屋での置き方です。シングルベッドを部屋の形に添うように置き、同じようにもう1つ縦に並べておきます。これなら、壁に沿うように置くとゆとりスペースができますし、クローゼットや収納などのバリエーションも増えます。
ベッドを2セット離して置くサインヒア、オープンスペースを取りたいのか、それとも1つ1つのベッドの広さを優先するのか、しっかり考えて選んでください。壁際に沿うように置けば、シングルベッド2つでも、中心にサイドテーブルを置いた、ビジネスホテルのようなレイアウトは可能です。お互いの眠りを妨げることのないレイアウトだという点が特長です。
出典: www.avac.co.jp
【寝室にふさわしいテレビサイズ】
寝室にテレビを置かれる方は、リビングと合わせて2台目、3台目の方が多いでしょう。メインの1台目よりも小さなテレビが理想ですし、最近のテレビはかなり薄型で、テレビボードなどなくても配置することができます。
42型のテレビだって、狭い寝室でも楽々置くことができるサイズですがそんなに大きなものを置いてしまうと、寝室が何をする部屋なのかわからなくなってしまいます。できるだけ小さなテレビにして、大きなテレビを置くならリビングが理想です。
【テレビボードを置く】
テレビを置く際のボードやテーブルを配置するなら、やはり気を付けたいのは災害時の落下です。テレビはとても重たい家電です。もし眠っている間に何か起こって、頭の上にでも落下してしまったら、と考えると怖いですよね。
テレビボードは壁に沿う形で置き、できるだけベッドから離しましょう。ベッドの周りには、高いものを置かないようにして、災害時に何が起こってもベッドも上にいれば安心だという状態を作りましょう。
出典: soma-samui.com
【風水を気にされる方】
風水を考えると、寝室にテレビを置くのはあまりよくないと言われています。風水など気にしないという方も多いと思いますが、もし寝室にベッドを置かれる場合は、テレビを消した画面に、自分の寝ている姿が映らないように注意してください。意識するだけで運気が上がるかもしれません。
【一番ベストなテレビの配置】
最も適した寝室のレイアウトといえば、窓以外の壁側に枕元があり、収納との距離は約90センチ以上。通路の空間は最低50センチ以上。そのレイアウトを邪魔することなくテレビを置くにはどうすれば良いのか?
出典: blogs.yahoo.co.jp
やはり一番ベストな置き方といえば、ベッドのサイドがある窓際からその奥にテレビボードを置いて、そこにテレビを配置することです。ここで問題が一つ。ベッドからテレビが見えないということです。寝室にテレビを置く際には「どこから見るのか」「どういった姿勢で見たいのか」が大切です。雑魚寝ができるようにクッションを置くのか、それとも収納スペースの前にソファを置くのか?
テレビを少し傾けたらベッドからでも見ることができそうですが、やはり寝室としてはベッドからテレビが見えないようにすべきです。いつまでもテレビを見てしまい、睡眠不足になっていては意味がありません。枕元からつま先の位置と並行してテレビがドアの方に向いているような配置が一番理想ではないでしょうか。
SHIRAI キアエッセ ジグザグラック ダークブラウン KIA-1460DK
¥4,557 (税込)
【シェルフとは?】
シェルフとは、形が様々な棚のことなのですが、仕切りや飾り棚として、個別にスペースが設けられたサイズも様々な棚です。寝室にぴったりなシェルフといえば、少し高さのあるタイプの物。
シェルフにも、置くタイプと壁にかけるタイプの「ウォールシェルフ」というものがあります。壁に取り付けるタイプは、床周辺のゆとりができますし、寝室にもぴったりです。シェルフを置くと、本棚にもなり小物置きにもなり、とても便利です。
【寝室用シェルフの選び方】
収納家具の中でも、センスと機能性を兼ね備えた家具ですから、場所を問わずに活用できるところがうれしいポイント。選び方は2通りあります。センスを生かした選び方がしたいという方には、棚板を調整でき、固定することができるタイプを選びましょう。
シェルフの中には、機能性がかなり優れたものもあります。スムーズに出し入れができる可動式なども登場しているので、もしデザイン性で選ぶというのなら、固定し、しっかりインテリアとしてなじむものをおすすめします。
出典: r-mugendou.com
【シェルフの配置例】
空いたスペースの中央にシェルフを置き、サイドにシングルベッド、そしてシェルフは付け足しも可能なので、左右に連結しシェルフを増やしていけるような工夫がされている例をご紹介します。
シングルベッドを2つ置くと、家具を置くスペースに限りがでます。そこで、サイドテーブルを1つ置くよりもシェルフを置いた方が収納力抜群ですし、見た目もとてもスッキリして見えます。シェルフとウォールシェルフを合わせて、ベッドの足元に配置している方もいますし、やはりシングルとシングルの間にはシェルフがぴったり合うようです。
壁いっぱいをシェルフにしているという方もたくさんいます。寝室なら高さがあっても、特に気になりませんよね。複数のカラーを取り入れたり、高さに変化をつけるようにインテリア性を高めることができます。様々なシェルフの中から、寝室にぴったりなものを選びましょう。
コツ・ポイント
寝室は、誰しもが一番気をゆるめ、リラックスする場所です。家族が集まるリビングとは違い、自分一人、もしくは大切な人と一緒にゆっくり眠ることができるように。質の良い睡眠がとれる場所を考えながら、好みに合わせたレイアウトを楽しんでくださいね。