ダニの繁殖条件のは湿気、ホコリ、食べこぼしやフカフカの布団など。生活する上でダニのない環境で過ごしたいものですが、なかなか0にすることは難しいものです。しかし、放置しておけば何百万匹を増え続け、それが私たちの体に悪影響を及ぼします。家庭でできる簡単な駆除、退治法で減らすことを心がけましょう。
アレルギーや喘息の原因にもなるダニをやっつけよう!
アレルギーの9割がダニが原因だという事をご存知ですか。ダニはアレルギーを引き起こすだけでなく、ダニに噛まれ皮膚に跡が残ったり、痒くなるのもダニが原因なのです。ダニは一度に50~100個以上の卵を産み付けているので、放置しておいては益々増えていくばかりです。簡単にできるやり方でダニを退治・駆除しましょう。
コロコロを使う
カーペットはダニの温床宝庫。抜け落ちた髪の毛、食べこぼし、ホコリなど、ダニの栄養源がカーペットの中に入り込んでいます。手軽にできるコロコロなら見つけた時に転がしてキレイにしておきましょう。
部屋の中に洗濯物を干さない
湿度が高いとあっという間にダニの繁殖を増やしてしまいます。部屋の中に洗濯物を干すのはダニにとっては好条件になるので、部屋干しは避けたほうが無難です。やむを得ず室内干しをする場合は、浴室やフローリングなど、湿気を吸収しない場所に干しましょう。
布製のソファ、要注意
布地のソファの素材がウールや混紡になってるのも多いのですが、これはダニの繁殖条件にピッタリなのだそう。中に入り込ませないように掃除のついでに、ソファも掃除機をかけて吸い取りましょう。
ダニは布団にウジャウジャ
布団はダニにとって最も住み心地のいい環境。毎晩私たちはこのダニの死骸やフン、卵などを知らず知らずのうちに、呼吸と共に吸い込んでいるとしたら、とても恐ろしいことですね。天気のいい日は日光に当て、取り込む際に軽く叩いて落としましょう。
ダニは熱に弱い
天気の悪い日や忙しくて布団が干せない時は、布団乾燥機を使いましょう。ダニは熱に弱いので熱風をあてると死んでしまいます。その後は死骸などを排除するために、掃除機で吸い取れば万全です。
窓を開けて換気しよう
ダニは湿度が55%以下になると生きてはいけないそうです。湿度を下げるために、部屋の空気に対流を起こさせましょう。こまめに換気をして部屋の湿度を下げるようににするといいです。
ダニスプレーでシュッシュッ
タタミやカーペットの繁殖を防ぐために、ダニスプレーをシュッシュッと吹きかけて殺してしまうのも手軽にできるやり方の一つです。
コツ・ポイント
こまめに掃除機をかけることはダニを増やさないためのとても大事なことですが、湿度を下げたり、繁殖してしまったダニを取り払うことも大事だということが分かりました。布団などダニが好んで生息しているところは、念入りに駆除、退治をした方が良さそうですね。