そろそろ大掃除の季節ですね。普段の掃除では手が回らない場所まで、きれいに汚れを落としたいところです。なかでも油汚れのひどい換気扇の掃除って、本当に大変ですよね。とはいえ1年に1回の大掃除ですので、しっかりと汚れを落としておきましょう。今回は換気扇がピカピカになる大掃除方法をご紹介します。
換気扇の大掃除って大変
できれば避けたい換気扇の大掃除
出典: umetarin
大掃除の季節ですね。1年に1回家の中をすっきりきれいに片付けて、掃除をするいい機会です。
しかし台所の大掃除って水垢にホコリ、カビ、そして何より油汚れなど強敵がいっぱい。中でも1番のクセ者は換気扇です。できれば手を出したくない場所ですが、そういうわけにもいきませんよね。
換気扇の汚れをそのままにしておくと、レンジフードから油が垂れてきたり台所が油臭くなってしまうこともあります。ここはがんばって落としておきましょう。
大掃除方法をおさらい
換気扇掃除って頑固なベトベト汚れが嫌だから苦手という意見はもちろんですが、意外と多いのが手順を知らないので大変そうという声。
確かに構造がシンプルで、そのままでもお手入れしやすいプロペラファンの換気扇は掃除しやすいのですが、フードで覆われているシロッコファンなどのタイプは分解が必要なので物怖じしてしまいますよね。
でもこのタイプの換気扇も、分解さえすれば思ったより簡単なんですよ♪手順をおさらいしておきましょう!
基本的な大掃除方法
用意するもの
出典: umetarin
○油汚れ用の洗剤(浸けおき用とハンディスプレーの2種)
○ゴム手袋
○スポンジ
○ブラシ
○拭き取り用キッチンペーパー
※油汚れ用洗剤はマジックリンなどを使ってください。
※ブラシは小回りが利くので、使い古しの歯ブラシがおすすめです。
1. 分解して取り外す
出典: www.hs4l.com
まずはビスを外してレンジフードを分解しましょう。危険ですので、このときは必ず電源を切った状態で行ってくださいね!一つずつ丁寧に取り外します。
パーツを取り外したら、本格的に洗う前にできるだけ汚れを拭き取っておきましょう。
2.お湯・洗剤液に浸ける
まずはお湯に浸けます。お湯に浸けると固まっていた油汚れが柔らかくなります。汚れが浮いてきたらブラシで軽く汚れを取っておきます。
一旦お湯を抜いて浸けおき用の洗剤を入れ、再度お湯を張りしばらく浸けておきましょう。
このときガスレンジも掃除すれば効率的です。換気扇と一緒にガスレンジの五徳や受け皿も浸けおきましょう。
3.洗って乾かす
ブラシで換気扇の汚れをきれいに落としましょう。洗剤液を抜いて行ってもいいですが、もちろん洗剤液の中で洗ってもOKです。
浸けおきするだけでほとんどの汚れは落ちますが、それでも落ちない汚れにはハンディタイプの油汚れ用洗剤をスプレーしてくださいね。
後はきれいに流して乾かしておきます。
4.レンジフード本体を掃除
出典: www.kireismile.com
レンジフードの内部は、感電や漏電を避けるために通電部分をビニールなどでカバーしておきましょう。その後油汚れ用洗剤をスプレーしながら汚れを拭き取っていきます。
拭き取りだけでは取れない汚れには、洗剤液に浸したペーパーを湿布します。湿布してしばらくおいておき、その後拭き取ればきれいに取れますよ♪
洗っておいた換気扇・レンジフード本体ともにしっかりと乾いたら、元通りに組み立てて終了です。
詳しい方法は動画で確認
換気扇掃除の裏ワザ!
お好み焼き用のヘラ・カクテルマドラー
出典: mori-room.com
上に参照している動画でも紹介されていますが、お好み焼き用のヘラとスプーン付きのカクテルマドラーが換気扇掃除に便利なんです。
レンジフード本体のパネル内部の油汚れって、固まってなかなか洗剤が浸透しにくいことがあります。このようなとき、まずは汚れをこそいで取ってしまうのが良策。お好み焼き用のヘラを使うと、この汚れが簡単に取れます。
一方カクテルマドラーは、シロッコファンなどブラシが届きにくい形状のものの汚れを掻き出すのに便利です。
二つとも100円ショップのもので十分使えますよ。
ドライヤーをあてる
浸けおき前の拭き取りがなかなかうまく取れないというときは、ドライヤーを使いましょう。ドライヤーの熱風を油汚れにあてると、油が溶けて柔らかくなりスルっと取れますよ♪
簡単な汚れならドライヤーだけでほとんど落ちてしまいます。
小麦粉
出典: www.bbc.co.uk
ドロドロタイプの油汚れの場合、こちらもなかなか洗剤液だけでは落ちないことがあります。そんなときは小麦粉がおすすめです。小麦粉には油を吸い取る効果があるため、換気扇の油汚れ落としに使えるんです。
やり方は簡単。新聞紙やビニールシートを広げ換気扇をおき、上から小麦粉をまんべんなくふりかけます。茶こしを使うときれいにふりかけられます。
30分ほどで小麦粉が茶色く変色してくるので、そこでさらに追い小麦粉です。1時間ほど放置した後、乾いたタオルなどで拭き取ります。軍手を使うと手にはめたまま拭き取れて楽チンですよ。
重曹・セスキ炭酸ソーダ
出典: reminoheya.exblog.jp
重曹やセスキ炭酸ソーダを使うのも効果的です。重曹を使った掃除方法はすでによく知られていますが、最近注目されているのがセスキ炭酸ソーダです。
重曹は油汚れをはじめ汚れをすっきりと落としてくれますが、セスキ炭酸ソーダは重曹よりアルカリ成分が強くさらに洗浄力が高いのです。特に油汚れに強いんですよ。
どちらもお湯に溶かして使うと効果がアップします。浸けおき時に使うとよいでしょう。
灯油
出典: blog.goo.ne.jp
それでも落ちない固まってしまった頑固な油汚れにはコレ、何と灯油です!石油ファンヒーターやストーブに使う灯油です。
油汚れには油が一番。灯油を使うと驚くほど油汚れが落ちます。実際、自動車整備工場などでは灯油を使って部品を洗浄することもあるので、効果は折り紙付きです。
換気扇を灯油に一晩浸けおいて、柔らかくなった汚れをペーパーで拭き取ります。
灯油を使う場合は、必ず火気のない場所で行い、余った灯油は紙などに吸わせて燃やせるゴミに出しましょう。排水溝に流すと固まって詰まりを引き起こしてしまうので注意です。
ピカピカの換気扇で新年を
ベトベトで掃除が大変な換気扇やレンジフード。ポイントと手順をしっかりと把握していれば、意外とスムーズに作業がはかどります。
換気扇をきれいにすると、キッチン空間が清潔で明るくなりますよ♪今年の汚れは今年のうちにすっきりと落としましょうね!
できれば避けたい換気扇の大掃除
出典: umetarin
大掃除の季節ですね。1年に1回家の中をすっきりきれいに片付けて、掃除をするいい機会です。
しかし台所の大掃除って水垢にホコリ、カビ、そして何より油汚れなど強敵がいっぱい。中でも1番のクセ者は換気扇です。できれば手を出したくない場所ですが、そういうわけにもいきませんよね。
換気扇の汚れをそのままにしておくと、レンジフードから油が垂れてきたり台所が油臭くなってしまうこともあります。ここはがんばって落としておきましょう。
大掃除方法をおさらい
換気扇掃除って頑固なベトベト汚れが嫌だから苦手という意見はもちろんですが、意外と多いのが手順を知らないので大変そうという声。
確かに構造がシンプルで、そのままでもお手入れしやすいプロペラファンの換気扇は掃除しやすいのですが、フードで覆われているシロッコファンなどのタイプは分解が必要なので物怖じしてしまいますよね。
でもこのタイプの換気扇も、分解さえすれば思ったより簡単なんですよ♪手順をおさらいしておきましょう!
用意するもの
出典: umetarin
○油汚れ用の洗剤(浸けおき用とハンディスプレーの2種)
○ゴム手袋
○スポンジ
○ブラシ
○拭き取り用キッチンペーパー
※油汚れ用洗剤はマジックリンなどを使ってください。
※ブラシは小回りが利くので、使い古しの歯ブラシがおすすめです。
1. 分解して取り外す
出典: www.hs4l.com
まずはビスを外してレンジフードを分解しましょう。危険ですので、このときは必ず電源を切った状態で行ってくださいね!一つずつ丁寧に取り外します。
パーツを取り外したら、本格的に洗う前にできるだけ汚れを拭き取っておきましょう。
2.お湯・洗剤液に浸ける
まずはお湯に浸けます。お湯に浸けると固まっていた油汚れが柔らかくなります。汚れが浮いてきたらブラシで軽く汚れを取っておきます。
一旦お湯を抜いて浸けおき用の洗剤を入れ、再度お湯を張りしばらく浸けておきましょう。
このときガスレンジも掃除すれば効率的です。換気扇と一緒にガスレンジの五徳や受け皿も浸けおきましょう。
3.洗って乾かす
ブラシで換気扇の汚れをきれいに落としましょう。洗剤液を抜いて行ってもいいですが、もちろん洗剤液の中で洗ってもOKです。
浸けおきするだけでほとんどの汚れは落ちますが、それでも落ちない汚れにはハンディタイプの油汚れ用洗剤をスプレーしてくださいね。
後はきれいに流して乾かしておきます。
4.レンジフード本体を掃除
出典: www.kireismile.com
レンジフードの内部は、感電や漏電を避けるために通電部分をビニールなどでカバーしておきましょう。その後油汚れ用洗剤をスプレーしながら汚れを拭き取っていきます。
拭き取りだけでは取れない汚れには、洗剤液に浸したペーパーを湿布します。湿布してしばらくおいておき、その後拭き取ればきれいに取れますよ♪
洗っておいた換気扇・レンジフード本体ともにしっかりと乾いたら、元通りに組み立てて終了です。
詳しい方法は動画で確認
お好み焼き用のヘラ・カクテルマドラー
出典: mori-room.com
上に参照している動画でも紹介されていますが、お好み焼き用のヘラとスプーン付きのカクテルマドラーが換気扇掃除に便利なんです。
レンジフード本体のパネル内部の油汚れって、固まってなかなか洗剤が浸透しにくいことがあります。このようなとき、まずは汚れをこそいで取ってしまうのが良策。お好み焼き用のヘラを使うと、この汚れが簡単に取れます。
一方カクテルマドラーは、シロッコファンなどブラシが届きにくい形状のものの汚れを掻き出すのに便利です。
二つとも100円ショップのもので十分使えますよ。
ドライヤーをあてる
浸けおき前の拭き取りがなかなかうまく取れないというときは、ドライヤーを使いましょう。ドライヤーの熱風を油汚れにあてると、油が溶けて柔らかくなりスルっと取れますよ♪
簡単な汚れならドライヤーだけでほとんど落ちてしまいます。
小麦粉
出典: www.bbc.co.uk
ドロドロタイプの油汚れの場合、こちらもなかなか洗剤液だけでは落ちないことがあります。そんなときは小麦粉がおすすめです。小麦粉には油を吸い取る効果があるため、換気扇の油汚れ落としに使えるんです。
やり方は簡単。新聞紙やビニールシートを広げ換気扇をおき、上から小麦粉をまんべんなくふりかけます。茶こしを使うときれいにふりかけられます。
30分ほどで小麦粉が茶色く変色してくるので、そこでさらに追い小麦粉です。1時間ほど放置した後、乾いたタオルなどで拭き取ります。軍手を使うと手にはめたまま拭き取れて楽チンですよ。
重曹・セスキ炭酸ソーダ
出典: reminoheya.exblog.jp
重曹やセスキ炭酸ソーダを使うのも効果的です。重曹を使った掃除方法はすでによく知られていますが、最近注目されているのがセスキ炭酸ソーダです。
重曹は油汚れをはじめ汚れをすっきりと落としてくれますが、セスキ炭酸ソーダは重曹よりアルカリ成分が強くさらに洗浄力が高いのです。特に油汚れに強いんですよ。
どちらもお湯に溶かして使うと効果がアップします。浸けおき時に使うとよいでしょう。
灯油
出典: blog.goo.ne.jp
それでも落ちない固まってしまった頑固な油汚れにはコレ、何と灯油です!石油ファンヒーターやストーブに使う灯油です。
油汚れには油が一番。灯油を使うと驚くほど油汚れが落ちます。実際、自動車整備工場などでは灯油を使って部品を洗浄することもあるので、効果は折り紙付きです。
換気扇を灯油に一晩浸けおいて、柔らかくなった汚れをペーパーで拭き取ります。
灯油を使う場合は、必ず火気のない場所で行い、余った灯油は紙などに吸わせて燃やせるゴミに出しましょう。排水溝に流すと固まって詰まりを引き起こしてしまうので注意です。
ベトベトで掃除が大変な換気扇やレンジフード。ポイントと手順をしっかりと把握していれば、意外とスムーズに作業がはかどります。
換気扇をきれいにすると、キッチン空間が清潔で明るくなりますよ♪今年の汚れは今年のうちにすっきりと落としましょうね!
コツ・ポイント
いかがでしたか?油汚れ用の洗剤の刺激が心配という方は、重曹やセスキ炭酸ソーダなどでナチュラルクリーニングを行いましょう。お湯と組み合わせて使えばかなりの洗浄力があります。ナチュラルクリーニングなら、界面活性剤を含まないので環境にも優しく安心ですね。