整理しているつもりでも、お部屋がなんだかスッキリ片付いていないように見える原因は、もしかしたらお部屋に収納方法が合っていないとか、生活感が丸見えになっているからかもしれません。収納の方法を、お子さんの成長やお部屋に合わせてみることで、そのヒントがつかめるかもしれません。
子どもは散らかすのが大好き!
でも、それはとっても健康的なこと。たくさんの物に興味を持ち、触れることは、成長にはかかせない行動です。でも、そこで頭を悩ますのはママのほう。子どものオモチャや日用品が散らかったら、「いつも整理はしているのだけど、なんだか雑然としてしまう・・・」ということ、ありませんか?ではさっそく、実践したいポイントをご紹介しましょう。
改善策①シーンを考える
[Point1]定位置を決める
まずは、使う物をベッドやチェアなどの家具と同様に考えてみましょう。これらの家具は、使う位置がそもそも決まっています。収納場所も一緒です。押入れやクローゼットではなく、片付ける場所を固定し、いつも同じ場所に見える様にしておきます。
でも「ちゃんと片付けているのに・・・」という人のために、もっと具体的な方法を挙げていきましょう。
[Point2]使う頻度を考え、クリアケースを使う
オモチャや細々とした文房具などの日用品に使えるアイディアです。使うものによって、クリアケースに分けていく方法。しっかり仕舞うことがまだ難しいお子さんには、頻度の高いものは見える所にさげたり置いたりしてもOKとし、それ以外のものはクリアケースの中にイン。頻度の高いものと混じらないので、探しやすさもありますし、見た目もスッキリ。
[Point3]大きさを揃え、色でグループ分け
収納アイテムを多用している意識の高いママも多いはず。でも、ものを仕分けしやすい様に、カゴのデザインや大きさがバラバラだったりしませんか?それでは、一気に生活感を感じる空間になっていまいます。大きさを揃えて、仕分けなら「色」で行いましょう。色別にしておけば、ものの場所もよりお子さんに分かりやすくなりますよ。
改善策②収納アイテムは子供の成長に合わせて替える
[Point2]カラーボックスを使う
おもちゃや絵本は、年齢とともにすぐ変わってしまうので、将来的に他の用途に使えるカラーボックスを活用しましょう。縦横どちらでも使える便利さと、並べると大きさが揃って煩雑さが解消されるので、美しく見せるポイントになります。
改善策③子供の遊び心をくすぐる
[Point1]ラベルを作る
収納ケースにラベルを手書きで付けたり、自分で作らせたりしてみます。自分で書いた経験があると、少なからずお子さんは記憶に残り、その場に目が行きます。字が読めないお子様なら、イラストでも◎。
[Point2]好きな色で分ける
改善策①でも触れましたが、大きさを揃えた収納ケースを、お子様のお好きな色にしてみましょう。そして、お気に入りのおもちゃ、衣類、小物はそこに入れてあげる。「好きのセット」を作ります。すると、ものを入れる習慣もつき、どこになにがあるのか雑然とした雰囲気が解消されるかもしれませんよ。
[Point3]飾るコーナーを設けよう
ものが多い中にも、作品やお子様のお気に入りのものがきちんと「飾られている」感じがあると、お部屋がぐっとあか抜けます。それにお子様の大好きな空間にすることも出来るので一石二鳥。生活感のある場所は、主にフロアに多いので、壁にアクセントをもってくると、視線も上がっていいですよね。
コツ・ポイント
「ちゃんと片付けているのに・・・」とお悩みのママ、いかがでしたか?収納場所にもたくさんの工夫が出来ることがお分かりいただけたかと思います。お子様の成長はとっても早いもの。物が変わっても対応できる収納づくりが理想的ですね♪