寒い時期の外出は首を温めると体全体が暖かくなります。コートやジャケットのの襟元にバッグに入れてもかさばりにくいネックウォーマーを編みませんか?初めての方で編み図が読めなくても3時間くらいで簡単に編める棒針編み、かぎ針編み、輪針編みのネックウォーマーを紹介します。
3時間で完成!棒針ネックウォーマー
棒針を使ってネックウォーマーを編んでみましょう。
こんな編み地を編みます。
棒針編みとは?
棒針を使って編んでいくのが棒針編みです。棒針の材質は竹、プラスティック、金属などがあります。サイズは号数とミリで表示されていて号数が大きくなると太くなります。
棒針は2本、4本、5本で組になって売られています。2本組は平編みといって平面状に編みます。4本や5本になると平編みはもちろん輪編みができます。
棒針 最初の目の作り方
材料は並太毛糸50~100グラム、道具は2本棒針、毛糸とじ針、メジャー、はさみなどです。毛糸はラベルのついたものを買いましょう。初心者は並太や極太と呼ばれる太目の糸がおすすめです。棒針はラベルに表示されている号数のもの。複数の号数がある場合は中間のもの。出来上がりサイズは幅15センチ~20センチ、周囲の長さは55センチです。
毛糸を買うと付いているラベルにはその糸にあった針の号数、標準ゲージなどが書かれています。標準ゲージとはその糸を使ってメリヤス編みという編み方で10センチ四方を編むのに何目(横方向)、何段(縦方向)必要かの目安です。標準の数値ですので同じ目数、段数を編んでも人によって違います。その場合は編み方をきつくしたりゆるくしたりして調整するのですが今回は編み図を使わないので調整は行いません。
まず最初に土台になる1段目の作り方(作り目)を動画で説明します。編む長さの3倍の糸を引き出しそこから編み始めます。
作り目の編み方は何種類かありますがここでは指でかける作り方です。棒針編みの作り目は1段目として数えます。幅15センチ~20センチのネックウォーマーを作るためには標準ゲージの1.5~2倍の目数を作ります。作り目をしたら針を1本引き抜きます。次に糸と棒針の持ち方を動画で説明します。
ガーター編み
このネックウォーマーの編み方はメリヤス編みの表編みだけでできるガーター編みといいます。ガーター編みを動画で説明します。
ガーター編みというのは表目と裏目が1段ずつ交互になっている編み地です。メリヤス編みは表編みと裏編みがあり、表編みを編んで次の段は裏を向けて裏編みを編むと裏表のあるメリヤス編みになります。ガーター編みは表編みを編んで次の段も表編みを編むのでどちらの面も同じ編み地になります。
最後はメリヤスはぎで
ガーター編みで55センチ編んだら偶数段で終わります。糸は60センチくらい残して切ります。そして最初の段と最後の段を毛糸針を使ってつなぎ合わせます。つなぎあわせることを「はぐ(接ぐ)」といいます。ここではメリヤスはぎをしますので動画で説明します。
はぎ終えたら残りの糸を適当に編み地にくぐらせて抜けないようにしてから切れば完成です。
はぎ方を変えて
出典: www.etsy.com
途中まではいであとは伏せ止めをしました。画像のはいでいない部分は伏せ止めをしています。身に着けるとき上下逆さにしても素敵です。
下の動画で棒針編みの伏せ止めのやり方を説明します。
伏せ止めした後の糸は毛糸とじ針で目立たないように編み地にくぐらせて切ります。
3時間で完成!かぎ針ネックウォーマー
かぎ針を使ってネックウォーマーを編んでみましょう。
出典: www.etsy.com
こんな編み地にできあがります。
かぎ針編みとは?
かぎ針編みはかぎ針を使って編みます。かぎ針の材質は木、プラスチック、金属があります。棒針のように同時に2本以上の針を使って編むのではなくかぎ針は1本で編みます。先がフックのようになっているので編むときはそこに糸をひっかけます。かぎ針のサイズは号数とミリで表示されていて号数が大きくなると太くなります。
かぎ針 最初の目の作り方
材料は並太の毛糸50~70グラム、道具は5号~7号のかぎ針と毛糸とじ針、メジャー、はさみなどです。かぎ針のサイズは毛糸のラベルを見て決めてください。最初に糸とかぎ針の持ち方を動画で説明します。
次に土台のなるくさり編みの作り目(1段目)を編みます。最初の目を作ります。この目は目数にいれません。最初の目の作り方を動画で説明します。
次の目から作り目の目数を数えます。この編み方をくさり編みといいます。くさり編みを動画で説明します。
このくさり編みが作り目(1段目)になります。長さは頭の周囲マイナス5センチが基本です。このくさり編みを輪につないでから円柱状に編みます。そのやり方を動画で説明します。
動画の輪は小さいですがやり方は同じです。輪をつなぐために最初の目から糸を引き抜いた編み方を引き抜き編みといいます。
長編み
1段目のくさり編みが終わったら2段目から長編みをします。このとき作り目からさらに3目くさり編みを編んで長編みの高さ分を編みます。これを立ち上がりといいます。立ち上がりから最初の長編み(2目め)の編み方を動画で説明します。
動画のように立ち上がりを編んだら終わりから5目めに長編みを編みます。立ち上がりのくさりは1目めに数えます。このやりかたで1周長編みを編んだら最初のくさり編みの立ち上がりの下から3目めのくさりに引き抜き編みでつなぎます。この部分を動画で説明します。
動画は円編みという違う作り方が土台ですが長編みのつなぎ方も同じです。引き抜き編みの後はまたくさり編みを3目編んで立ち上がりを作り2段目を編みます。何周か編んで好みの長さにしたら15センチくらい糸を残して切り、毛糸とじ針で目立たないように編み地にくぐらせてでき上がりです。
方眼編みで
長編みとくさり編みを使って方眼編みであんでみましょう。
方眼編みで編むとこんな感じになります。
長編みと鎖編みを組み合わせると方眼のマス目状の模様編みができます。これを方眼編みといいます。上の画像の編み方です。長編みとくさり編みを交互に編みます。動画で説明します。
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これは長編みだけの段と方眼にした段とで作っています。
4時間で完成!輪針ネックウォーマー
輪針を使ってネックウォーマーを編んでみましょう。
こんな形に編みます。これは2枚重ねています。
輪針とは?
輪針は通常輪編みといって円柱状に編む編み方で使います。平編みという平らなものを編むのにも使う場合があります。棒針2本をコードでつなげて1本にしています。コード部分は自由自在に曲がります。棒針とコードは固定されたものと付け替えできるものとがあります。付け替えできるものは数種類のサイズの針と数種類の長さのコードを組み合わせて使います。針の材質は棒針と同じ、竹、プラスチック、金属があり、コードの材質はナイロンです。一見難しそうですがコード部分が曲がるので扱いやすく初心者に向いています。
輪針 最初の目の作り方
材料は並太の毛糸50~70グラム、道具は40センチの5号~7号の輪針と5号~7号のかぎ針(伏せ止め用)、毛糸とじ針、はさみなどです。針の太さは毛糸のラベルを見て決めてください。
最初の目は棒針と同じ作り方です。輪針の針部分を2本合わせて指でかける作り目を作ります。編む長さの3倍の糸を引き出しそこから編み始めます。動画で説明します。
作り目は指でかける作り目で作り、針を1本引き抜きます。作り目の数は毛糸のラベルに表示されているゲージを見て10センチ編むのに何目必要かを確認しそこから割り出してください。例えばゲージが18目なら周囲の長さを55センチにする場合18目×5.5=99目となります。次に輪にするために作り目の段だけ最後の目と最初の目を入れ替えて交差させます。
そうすることでつなぎ目がわかりにくくなります。段数を数えておきたい場合はこの部分の編み地に目数リングという市販の道具をかけて印をつけます。目数リングは100均にもありますよ。
次に2段目を編みます。2段目以降は最後の目と最初の目は交差させません。2段目からメリヤス編みの表編みをします。注意点として作り目から数段は目がねじれやすいのでねじれたまま編んでしまわないように気を付けてください。
最後はかぎ針で伏せ止め
好みの長さまで編んだらかぎ針で伏せ止めをします。かぎ針でする伏せ止めのやり方を動画で説明します。
5センチくらい残して糸を切り毛糸とじ針で糸を目立たないよう編み地にくぐらせて完成です。この編み方は最初と最後がくるんと裏返ります。この部分を出しても裏に折って隠してもどちらでも使えます。
かのこ編みで
かのこ編みの編み地です。
メリヤス編みの表編みと裏編みを交互に編むとかのこ編みという編み地になります。かのこ編みを動画で説明します。
動画は輪編みではないので一段ごとに編み地を裏側に持ち替えて編みますが輪編みは円に編むので一周編んで次の段は下の段と反対の編み方をします。
輪編みでかのこ編みをする場合は作り目は奇数にしてください。作り目は指でかける作り目、最後はかぎ針で伏せ止めをします。
ボタンを効果的に使いましょう
ネックウォーマーにボタン付けると印象が変わって面白いですよ。飾りボタンだけでもいいですがちゃんとボタンホールを作るとかけ方で違った着こなしができます。
ボタンを付ける位置は○○
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棒針編みのネックウォーマーに縦にボタンを付けてみました。最後にはがないで全部を伏せ止めにしてボタンで止めるデザインです。
ではボタンホールの作り方を動画で説明します。
右上2目一度、巻き増目、左上2目1度という3つの編み方で作ります。動画ではねじり目となっていますが巻き増目です。
それぞれの編み方を動画で説明します。
右上2目一度。これで1目減ります。
巻き増目。これで2目増えます。
左上2目一度。これで1目減ります。これでボタンホールができます。
次に手編みでのボタンのつけ方を動画で説明します。
糸は毛糸でもボタン用の糸でもどちらでもよいです。
こちらはかぎ針編みのネックウォーマーの作り目をつながないで四角く編んだものにボタンをつけました。ボタンの位置で雰囲気が変わります。貝ボタンも編み地に合っています。これは長編みと長編みの間をボタンホールにしています。
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1箇所だけ大きなボタンで留めてみました。
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上を折り曲げてえりのようにしています。
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これは2種類のボタン遣いが効いていてメンズらしいデザインです。
どんなボタンがおすすめ?
ボタンを選ぶ場合は一度編み地に置いてみてください。イメージがわいて選びやすいです。いくつかおすすめを紹介します。
OLD5-42 25mm 1個入 / 水牛調のプラスチックボタン
軽いプラスチック製でこの色なら何にでも合いそうです。
¥19 (税込)
ボタン 本革ツヤ有りバスケットボタン(72000) 45.茶 21mm
本革なので落ち着いて高級感がでます。
¥245 (税込)
ココナッツ ボタン 3種類 60個入り 各20個づつ スマイル ハート フラワー 10mm~13mm アソート 手芸 手作り ホビー ソーイング
軽い自然素材なのでネックウォーマーによく使われます。
¥1,380 (税込)
本水牛ダッフルボタン №500 55mm 黒系
¥410 (税込)
ハンドメイドのくるみボタン。100均のキットと好きな布で作れます。
こちらもハンドメイドのレジンで作ったボタンです。
サイズ別の編み方や作り方のポイント
サイズを変えればメンズでも子ども用でも作り方はあまり変わりません。いくつかポイントをあげてアイデアや編み方を紹介します。
子ども用
まず子どものネックウォーマーの作り方を紹介します。小さい子どもはひとりでは巻きにくいマフラーよりかぶるだけどネックウォーマーの方が向いています。子どものニットは洗濯しやすくちくちくせず肌触りがよいものがよいですが、特にネックウォーマーは直接肌に触れるので子ども向けの糸を選ぶなど毛糸選びに気をつけたいものです。
作り方は大人のサイズを小さく作ればよいので幼児なら周囲40~45センチ、幅7~10センチくらいで編んでいきます。
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これは方眼編みのネックウォーマーを子どもサイズで作り、クマの顔を付けました。目はぬいぐるみ用の目です。耳と鼻は円編みで編み、鼻はぬいぐるみ用の綿を詰めて膨らませ別布でふたをし裏から綿が出ないようにして編み地に縫い付け上に黒い糸で鼻と口を刺繍しています。
耳と鼻の作り方は細編み(こまあみ)の円編みです。最初の円の作り方と細編みを動画で説明します。
大きさは適当なところで決めてください。動画は平たい円ですが耳や鼻にするのには2段目・3段目で増し目を少なくして心もちお椀型にしてください。ネックウォーマーに付けるときは毛糸とじ針で縫いつけます。
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たとえば毛糸のチクチクを嫌がる子どもにはこのようにネル生地やフリースなどで裏地を付けてはどうですか?
男性へのプレゼントに
誕生日やクリスマス、バレンタインデーなど、男性へのプレゼントにネックウォーマーはいかがですか?バッグに入る大きさは女性に限らず男性にも喜ばれるポイントです。今まで紹介した編み方のサイズを変えれば男性にもピッタリのものが作れます。男性用に作るには幅を2センチほど大きくし、周囲のサイズは女性用と同じく頭の周囲マイナス5センチくらいです。
メンズ用をかぎ針で作るには?
メンズの編み物には棒針編みが多いですが、かぎ針編みでもメンズらしさを出す方法はたくさんあります。ここでは配色でメンズらしさをだしたデザインを紹介します。
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細編みでぐるぐる編んでいます。
編み方はくさり編みで作り目をし、細編みでぐるぐる編んだものです。細編みの立ち上がりのくさり編みは1目です。細編みをもう一度動画で説明します。
ネックウォーマーおすすめ毛糸
どんな毛糸で編もうかと迷ったときの参考にしてください。毛糸の種類別おすすめです。まず最初にネップヤーンです。小さな粒のような糸が土台の糸の表面にポツポツ見える構造の糸です。ポツポツがアクセントになります。
秋冬毛糸 オリムパス メイクメイク ココット 25g 65m col.401 3玉セット
¥1,361 (税込)
次はスラブヤーンです。均一の太さではなく太いところと細いところが周期的にあらわれる糸です。そのため編み地がでこぼこの表情になります。
RichMore リッチモア スターメスラブ◆好評でおなじみのスターメの極太のスラブバージョン、バルキー性を活かしたボリューム素材◆ リッチモアの手編み毛糸【15秋冬】 107
¥894 (税込)
ファンシーヤーンはいろいろな材質、色、太さの糸を組み合わせてよった糸です。
Fling Printed (Fiddleheads)
¥1,213 (税込)
ファーヤーンはファンシーヤーンの一種で編み地が毛皮やぬいぐるみのような手触りになる糸です。ファーヤーンで編むと編み目が見えなくなるので適当に編んでもそれなりに完成します。編み目が見えないということは編みにくいということでもあるので気を付けて編んでください。
秋冬毛糸 ハマナカ ルーポ 2[編み物/手編み]
¥833 (税込)
段染め糸は1本の糸の中に複数の色が周期的に表れる糸です。メリヤス編みをするだけで編み込み模様のような編み地があらわれる楽しい糸です。初心者におすすめです。紹介したメリヤス編みの輪編みのネックウォーマーを編むととても美しい模様に編めますよ。
Opal 毛糸 Hundertwasser 2101
¥1,504 (税込)
ネックウォーマーおすすめ本
もっといろいろな編み方で編みたくなったら本を買ってみてはどうでしょう?最後にネックウォーマーの編み方が載っている本を紹介します。
ポカポカかわいい!手編みのネックウォーマー
ポカポカかわいい!手編みのネックウォーマー
¥398 (税抜)
週末で編めるかぎ針編み!
週末で編めるかぎ針編み! 1日でカンタン巻きもの マフラー,スカーフ,ネックウォーマー,付け衿 (朝日オリジナル)
¥996 (税抜)
スウェーデンから届いたニット2
スウェーデンから届いたニット 2―マフラー ネックウォーマー 三角ショール
¥1,512 (税込)
棒針を使ってネックウォーマーを編んでみましょう。
こんな編み地を編みます。
棒針を使って編んでいくのが棒針編みです。棒針の材質は竹、プラスティック、金属などがあります。サイズは号数とミリで表示されていて号数が大きくなると太くなります。
棒針は2本、4本、5本で組になって売られています。2本組は平編みといって平面状に編みます。4本や5本になると平編みはもちろん輪編みができます。
材料は並太毛糸50~100グラム、道具は2本棒針、毛糸とじ針、メジャー、はさみなどです。毛糸はラベルのついたものを買いましょう。初心者は並太や極太と呼ばれる太目の糸がおすすめです。棒針はラベルに表示されている号数のもの。複数の号数がある場合は中間のもの。出来上がりサイズは幅15センチ~20センチ、周囲の長さは55センチです。
毛糸を買うと付いているラベルにはその糸にあった針の号数、標準ゲージなどが書かれています。標準ゲージとはその糸を使ってメリヤス編みという編み方で10センチ四方を編むのに何目(横方向)、何段(縦方向)必要かの目安です。標準の数値ですので同じ目数、段数を編んでも人によって違います。その場合は編み方をきつくしたりゆるくしたりして調整するのですが今回は編み図を使わないので調整は行いません。
まず最初に土台になる1段目の作り方(作り目)を動画で説明します。編む長さの3倍の糸を引き出しそこから編み始めます。
作り目の編み方は何種類かありますがここでは指でかける作り方です。棒針編みの作り目は1段目として数えます。幅15センチ~20センチのネックウォーマーを作るためには標準ゲージの1.5~2倍の目数を作ります。作り目をしたら針を1本引き抜きます。次に糸と棒針の持ち方を動画で説明します。
このネックウォーマーの編み方はメリヤス編みの表編みだけでできるガーター編みといいます。ガーター編みを動画で説明します。
ガーター編みというのは表目と裏目が1段ずつ交互になっている編み地です。メリヤス編みは表編みと裏編みがあり、表編みを編んで次の段は裏を向けて裏編みを編むと裏表のあるメリヤス編みになります。ガーター編みは表編みを編んで次の段も表編みを編むのでどちらの面も同じ編み地になります。
ガーター編みで55センチ編んだら偶数段で終わります。糸は60センチくらい残して切ります。そして最初の段と最後の段を毛糸針を使ってつなぎ合わせます。つなぎあわせることを「はぐ(接ぐ)」といいます。ここではメリヤスはぎをしますので動画で説明します。
はぎ終えたら残りの糸を適当に編み地にくぐらせて抜けないようにしてから切れば完成です。
出典: www.etsy.com
途中まではいであとは伏せ止めをしました。画像のはいでいない部分は伏せ止めをしています。身に着けるとき上下逆さにしても素敵です。
下の動画で棒針編みの伏せ止めのやり方を説明します。
伏せ止めした後の糸は毛糸とじ針で目立たないように編み地にくぐらせて切ります。
かぎ針を使ってネックウォーマーを編んでみましょう。
出典: www.etsy.com
こんな編み地にできあがります。
かぎ針編みはかぎ針を使って編みます。かぎ針の材質は木、プラスチック、金属があります。棒針のように同時に2本以上の針を使って編むのではなくかぎ針は1本で編みます。先がフックのようになっているので編むときはそこに糸をひっかけます。かぎ針のサイズは号数とミリで表示されていて号数が大きくなると太くなります。
材料は並太の毛糸50~70グラム、道具は5号~7号のかぎ針と毛糸とじ針、メジャー、はさみなどです。かぎ針のサイズは毛糸のラベルを見て決めてください。最初に糸とかぎ針の持ち方を動画で説明します。
次に土台のなるくさり編みの作り目(1段目)を編みます。最初の目を作ります。この目は目数にいれません。最初の目の作り方を動画で説明します。
次の目から作り目の目数を数えます。この編み方をくさり編みといいます。くさり編みを動画で説明します。
このくさり編みが作り目(1段目)になります。長さは頭の周囲マイナス5センチが基本です。このくさり編みを輪につないでから円柱状に編みます。そのやり方を動画で説明します。
動画の輪は小さいですがやり方は同じです。輪をつなぐために最初の目から糸を引き抜いた編み方を引き抜き編みといいます。
1段目のくさり編みが終わったら2段目から長編みをします。このとき作り目からさらに3目くさり編みを編んで長編みの高さ分を編みます。これを立ち上がりといいます。立ち上がりから最初の長編み(2目め)の編み方を動画で説明します。