私たちの生活に欠かせない家具や家電。そこには必ずといって良いほどネジが使われています。
組み立て式の棚などを購入した方なら、付属のネジを使って組み立てたこともあるのではないでしょうか。
家具のネジが紛失した!等の理由で新しくネジを購入する際に重要な「ピッチ」についてご紹介します。
ネジについて
ネジといってもたくさんある


まずはネジの役割を知ろう!


冒頭でも書いた通り、ネジは私たちの生活に欠かせない存在であり、人類の進化と切っても切れない存在でもあります。紀元前からネジの形をしたものは多く存在し、現代社会では宇宙事業や航空事業においてもネジは重要な役割を担ってます。
物と物を固定する代表格


家具や家電の組み立てには欠かせません。家の中にも車にもたくさんのネジが使われていますよね。
木材と木材なら接着剤、金属と金属なら溶接という手段で固定することも可能ですが、特別な道具も必要になり、ご家族の職業柄、道具が揃っていたとしてもみんながみんな器用ではありませんし、万が一失敗した時にやり直す手間を考えるとやはりネジに軍配があがるのではないでしょうか。
そんな便利なネジの基礎的な部分をこれからわかりやすく説明していきたいと思います。
ネジを選ぶ際に知っておきたい「ピッチ」
ギザギザが大事なんですよね


ネジにはギザギザがあり、このギザギザの山と山の間の距離のことをピッチと呼んでます。
ネジが入る穴のサイズとネジの太さが同じであっても、ネジ穴のピッチとネジのピッチが違うと、当然のことながらネジは入っていきません。無理に入れようとしてしまうとネジ穴が壊れてしまったり、ネジそのものもダメになってしまいます。なのでネジを購入する際には、長さや径だけではなくピッチも重要となってきます。
また、ピッチも大きく分けて2種類あり、並目と細目があります(並目でもまた数種類に分かれたりしますがここでは触れません)。
ネジのピッチってどこに書いてあるの?


ネジには大きく分けて二つあります。メートルネジ(ミリネジ)とユニファイネジ(インチネジ)です。
メートルネジのピッチは、販売されている袋やタグにわかりやすく記載されてます
メートルネジは身の回りにいっぱい!


メートルネジの表記は「M10×1.5」といったように、最初にMがついてます。
この1.5という数字がピッチ(ミリ単位)を表してます。生活の周りにあるネジのほとんどはメートルネジだと思います(特殊部品や海外製品は、違う場合も当然あります)のでネジを探しに行く際にはこの寸法が分かればバッチリです。
ユニファイネジの出番は少ない?
参考までにユニファイネジの表記は「1/4-20UNC」などと書かれておりますが、普段の生活ではあまり出番はないかもしれません(機械設備のお仕事をしている方なら馴れ親しい記号かと思います)。
ネジ穴のサイズを測ってネジを選ぼう!
サイズを測るには


どのネジが適正かを知るには、ネジが入る穴を調べないといけません。
穴のサイズ、穴の深さ、ネジのピッチを調べて初めてネジの選定ができます。
ネジ穴のサイズを正確に調べるには、ピッチゲージという道具が必要になってきますが、
ピッチゲージも安い品物ではありませんし、そもそも一般家庭にあるほうが珍しいですよね。
寸法を調べることが目的ですので、定規のようなものは最低限必要になります。できれば薄くて細い10cmくらいの定規(金物ならなお良し)。
100円ショップでも売ってますので、持っていない方はこれを機に用意してみてはいかがでしょうか?
ネジの材質も大事!


どこに使われていたかによってネジの材質も変わってきます。鉄と鉄とを固定している箇所に使うネジにステンレス製のネジを使うと、異質金属間の電位差による腐食が起こってしまいます(要は錆びる)。
また、屋外でステンレスのネジを使っていたのに鉄のネジに変えてしまったら、当然のように錆びますよね。
なのでネジを選ぶ際には、固定する品物の材質は何か、屋内なのか屋外なのか、水は掛かるかどうか等、よ~く考えてから選ばないといけません。
取り付け取り外しの道具も大事!


ネジの頭の部分は、プラスやマイナスドライバーで回すタイプの物と、六角レンチで回すタイプの物があります。特にドライバーで回すタイプの物は、プラス穴やマイナス穴よりはるかに細いドライバーなどで回すと、
ネジ頭がなめてしまいダメになる可能性が大きいです!必ずサイズは合わせて的確に道具を利用してくださいね。
ネジといってもたくさんある


まずはネジの役割を知ろう!


冒頭でも書いた通り、ネジは私たちの生活に欠かせない存在であり、人類の進化と切っても切れない存在でもあります。紀元前からネジの形をしたものは多く存在し、現代社会では宇宙事業や航空事業においてもネジは重要な役割を担ってます。
物と物を固定する代表格


家具や家電の組み立てには欠かせません。家の中にも車にもたくさんのネジが使われていますよね。
木材と木材なら接着剤、金属と金属なら溶接という手段で固定することも可能ですが、特別な道具も必要になり、ご家族の職業柄、道具が揃っていたとしてもみんながみんな器用ではありませんし、万が一失敗した時にやり直す手間を考えるとやはりネジに軍配があがるのではないでしょうか。
そんな便利なネジの基礎的な部分をこれからわかりやすく説明していきたいと思います。
ギザギザが大事なんですよね


ネジにはギザギザがあり、このギザギザの山と山の間の距離のことをピッチと呼んでます。
ネジが入る穴のサイズとネジの太さが同じであっても、ネジ穴のピッチとネジのピッチが違うと、当然のことながらネジは入っていきません。無理に入れようとしてしまうとネジ穴が壊れてしまったり、ネジそのものもダメになってしまいます。なのでネジを購入する際には、長さや径だけではなくピッチも重要となってきます。
また、ピッチも大きく分けて2種類あり、並目と細目があります(並目でもまた数種類に分かれたりしますがここでは触れません)。
ネジのピッチってどこに書いてあるの?


ネジには大きく分けて二つあります。メートルネジ(ミリネジ)とユニファイネジ(インチネジ)です。
メートルネジのピッチは、販売されている袋やタグにわかりやすく記載されてます
メートルネジは身の回りにいっぱい!


メートルネジの表記は「M10×1.5」といったように、最初にMがついてます。
この1.5という数字がピッチ(ミリ単位)を表してます。生活の周りにあるネジのほとんどはメートルネジだと思います(特殊部品や海外製品は、違う場合も当然あります)のでネジを探しに行く際にはこの寸法が分かればバッチリです。
参考までにユニファイネジの表記は「1/4-20UNC」などと書かれておりますが、普段の生活ではあまり出番はないかもしれません(機械設備のお仕事をしている方なら馴れ親しい記号かと思います)。
サイズを測るには


どのネジが適正かを知るには、ネジが入る穴を調べないといけません。
穴のサイズ、穴の深さ、ネジのピッチを調べて初めてネジの選定ができます。
ネジ穴のサイズを正確に調べるには、ピッチゲージという道具が必要になってきますが、
ピッチゲージも安い品物ではありませんし、そもそも一般家庭にあるほうが珍しいですよね。
寸法を調べることが目的ですので、定規のようなものは最低限必要になります。できれば薄くて細い10cmくらいの定規(金物ならなお良し)。
100円ショップでも売ってますので、持っていない方はこれを機に用意してみてはいかがでしょうか?
ネジの材質も大事!


どこに使われていたかによってネジの材質も変わってきます。鉄と鉄とを固定している箇所に使うネジにステンレス製のネジを使うと、異質金属間の電位差による腐食が起こってしまいます(要は錆びる)。
また、屋外でステンレスのネジを使っていたのに鉄のネジに変えてしまったら、当然のように錆びますよね。
なのでネジを選ぶ際には、固定する品物の材質は何か、屋内なのか屋外なのか、水は掛かるかどうか等、よ~く考えてから選ばないといけません。
取り付け取り外しの道具も大事!


ネジの頭の部分は、プラスやマイナスドライバーで回すタイプの物と、六角レンチで回すタイプの物があります。特にドライバーで回すタイプの物は、プラス穴やマイナス穴よりはるかに細いドライバーなどで回すと、
ネジ頭がなめてしまいダメになる可能性が大きいです!必ずサイズは合わせて的確に道具を利用してくださいね。
コツ・ポイント
いかがでしたか?ネジのピッチなんて普段聞き馴れない単語ですが、知っておかないと何かと不便なのも事実です。この記事を読んで頂くことで、今までさっぱりわからなかった部分が少しは理解していただけましたでしょうか。
筆者も昔パソコンを自作している時にネジを一つ失くしてしまい、全てばらした状態で一晩過ごして、朝一番に慌ててホームセンターに買いに行ったものの、ネジのサイズ(ピッチ)がわからなくて店員さんと二人で困った記憶があります。
でもあなたならもう大丈夫!事前に準備してスムーズなネジ選びができるはずです。
最後に、この記事を読んでみて頑張ってみたけどネジの選定がうまくいかない場合は、家電メーカーや家具メーカーに直接問い合わせてみるのも一つの方法です。時間はかかるかもしれませんが確実な返事が来るはずです。
それではよいネジライフを。